浜松市北区三ヶ日町と猪鼻湖(猪鼻湖)は、浜名湖北部の内湖エリア。温暖な気候とみかんの産地として有名ですが、釣り人にとっては「穴場中の穴場」。バスフィッシング・ヘラブナ・コイ釣りが楽しめる静かなフィールドです。
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猪鼻湖(いのはなこ)の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市北区三ヶ日町 |
| 面積 | 約5.68km² |
| 水深 | 最大3m程度(全体的に浅い) |
| 水質 | 淡水に近い(浜名湖より塩分が低い) |
| 主な釣りターゲット | バスフィッシング・ヘラブナ・コイ・ギル |
| アクセス | 浜松市街から車で約45〜50分(国道362号) |
猪鼻湖でのバスフィッシング
なぜ猪鼻湖にバスが多いか
猪鼻湖は水深が浅く葦(ヨシ)・蓮(ハス)が多い。バスの産卵場(スポーニングエリア)として好条件が揃い、スポーニング前後(春)に大型バスが狙えます。
主なバスポイント
- 猪鼻湖北岸の葦際:スポーニングベッドが多い。春(3〜5月)が特に◎
- 西岸のハス群生地:夏はハスの葉下にバスが潜む。フロッグが有効
- 湖南部の流れ込み:秋〜冬の流れ込みにバスが集まる
- 桟橋周り:木製桟橋の下にバスがシェードを好んで潜む
バスタックルの基本
- ロッド:スピニング6.5フィート・L〜ML(ライトリグ向け)
- リール:2500〜3000番スピニング
- ライン:PE0.8〜1号+フロロ8〜12lbリーダー
- ルアー:ノーシンカーワーム・テキサスリグ・ラバージグ
猪鼻湖バスの季節ガイド
| 季節 | バスの状況 | 有効ルアー |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | スポーニング。シャロー(浅場)に大型 | ノーシンカー・スピナーベイト |
| 夏(6〜8月) | 葦・ハスの下でサマーパターン | フロッグ・ラバージグ |
| 秋(9〜11月) | 荒食い。流れ込み・インレット狙い | バイブレーション・シャッドワーム |
| 冬(12〜2月) | 底に沈む。スローなアプローチが必要 | ダウンショット・ネコリグ |
ヘラブナ釣り(猪鼻湖の伝統釣法)
猪鼻湖では古くからヘラブナ(ゲンゴロウブナ)が放流されており、地元の釣り愛好家に親しまれています。
ヘラブナタックル
- 竿:ヘラ竿8〜13尺(2.4〜4m)の硬調竿
- 仕掛け:固定ウキ仕掛け・チョウチン仕掛け
- エサ:バラケエサ(集魚用)+食わせエサ(グルテン系)
- ポイント:岸から5〜10mの水深1〜2mが基本
コイ釣り(大型の醍醐味)
猪鼻湖には大型コイが生息しており、70cm超えの個体も釣れています。
- タックル:コイ専用竿 or 大物竿・大型スピニングリール
- エサ:ボイルコーン・練りエサ・ミミズ
- 仕掛け:ぶっこみ仕掛け(天秤+20〜30号錘)
- ポイント:湖の流れ込み付近・障害物の近く
三ヶ日・猪鼻湖周辺のその他釣りポイント
都田川(浜松市北部の清流)
- ターゲット:アユ・ヤマメ・アマゴ・ウグイ
- 最盛期:アユは6〜9月(遊漁券必要)
- アクセス:都田川は引佐町から天竜川支流まで広い区間
三ヶ日の農業用溜め池
- みかん畑周辺の農業用池にコイ・フナが生息
- 土地所有者の許可が必要。無断での釣りは厳禁
アクセス・周辺観光情報
| 施設 | 詳細 |
|---|---|
| 三ヶ日みかん直売所 | 釣り帰りにみかん・みかんジュース購入が定番 |
| 猪鼻湖神社 | 湖畔の静かな神社。釣り前の参拝も◎ |
| 駐車場 | 猪鼻湖周辺の農道脇。広い駐車場はないため注意 |
| トイレ | 近くに少ない。三ヶ日IC付近のコンビニを利用 |
マナー・ルール
- バスは持ち帰り禁止:静岡県のブラックバス・ブルーギルは生態系保護のため持ち帰り・移動禁止
- 釣り場のゴミ:農村地帯のため、地元の方が特に気にされる。完全持ち帰り
- 農地・私有地:周辺はほぼ農地。立入は厳禁
- 遊漁券:都田川でのアユ釣りは遊漁券(現地購入)が必要
三ヶ日・猪鼻湖は「みかんの香りの中で、のんびり釣りを楽しむ」贅沢なフィールドです。浜名湖の喧噪とは別の静かな時間が流れるこの場所で、大型コイやバスとの「静かな格闘」を楽しんでみてください。


