釣りの結び方(ノット)完全入門2026|FGノット・ユニノット・クリンチノット・パロマーノットを「写真で覚える」初心者ガイド

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釣りの「結び方(ノット)」はすべての釣りの基本中の基本。どれほど高級な道具を使っても、ラインの結びが緩いと大型魚を取り込む前にほどけてしまいます。この記事では遠州灘・浜名湖の釣りで実際に使う5つのノットを、ステップごとに解説します。

なぜノットが重要なのか

「魚は結び目から逃げる」という釣り師の格言があります。強いノットは100%の強度を維持しますが、弱いノットは強度が50〜70%まで落ちます。1kgの魚でも「弱い結び目」では取り込めないことがあります。

ノットの種類と用途

ノット名用途難易度
クリンチノット針・ルアーをラインに結ぶ最も基本的なノット★☆☆☆☆
ユニノット汎用性が高い。針・スイベル・リールへの結びに★★☆☆☆
パロマーノットルアーへの直結・強度が最高クラス★★☆☆☆
FGノットPEラインとリーダーの接続(最強クラス)★★★★☆
電車結び(ダブルユニノット)ラインとリーダーを簡単に繋ぐ初心者向け★★☆☆☆

ノット1:クリンチノット(最初に覚える基本)

釣り針やルアーのアイにラインを通して結ぶ、最もシンプルなノット。初めての釣りの日でもすぐに覚えられます。

手順(針への結び)

  1. 針のアイ(輪)にラインを10〜15cm通す
  2. 本線と折り返したラインを一緒に持ち、4〜6回ねじる(らせん状に巻く)
  3. ねじりの根元の輪に、折り返したラインを通す
  4. 本線を引いて締める(締める前に水で湿らせる)
  5. 余分なラインをハサミで切る(2〜3mm残す)

使いどき

  • サビキ釣りの仕掛けを竿先に結ぶとき
  • 投げ釣りの天秤にラインを繋ぐとき
  • エサ釣りの針に直接ラインを結ぶとき

ノット2:ユニノット(汎用性の高い標準ノット)

クリンチノットより少し複雑ですが、より強く・きれいに結べる万能ノット。慣れれば30秒以内で結べます。

手順

  1. ラインをアイに通し、本線と平行に10〜15cm折り返す
  2. 折り返したラインで本線+折り返し部分を輪にして包む
  3. その輪の中にラインの先端を3〜5回通す
  4. 先端を引いて小さい輪を締める
  5. 本線と先端の両方を引いてアイに向かって締める

ノット3:パロマーノット(ルアーへの最強直結)

ルアーのスプリットリング・アイに結ぶときの最強ノット。強度はラインの強度の約90〜95%を維持します。

手順

  1. ラインを二重にして輪を作り、ルアーのアイに通す(二重のまま)
  2. 二重ラインを端から引き出し、ゆるい輪(結び目)を作る
  3. ルアー全体をその輪に通す
  4. 結び目の両端を引いて締める

ノット4:電車結び(PEとリーダーの簡単接続)

PEラインとリーダーを繋ぐ最も簡単なノット。FGノットより強度は劣りますが、暗闇でも素早く結べる実用的なノットです。

手順

  1. PEラインとリーダーを平行に逆向きに並べる(各20cm)
  2. PEライン側:ユニノットで5〜6回巻き付けて締める
  3. リーダー側:ユニノットで3〜4回巻き付けて締める
  4. 両方の本線を引いて、2つのノットを密着させる

ノット5:FGノット(PE+リーダーの最強接続)

現代のシーバス・エギング・ショアジギングで最も使われる接続ノット。摩擦で固定する仕組みで、強度95〜100%を実現します。習得に練習が必要ですが、マスターすれば釣りのレベルが上がります。

手順(基本版)

  1. リーダーを50〜60cm取り、指に2〜3回巻きつけて固定
  2. PEラインをリーダーに対して斜め(45度)にあて、巻き付けを開始
  3. PEラインを半ヒッチ(互い違い)で20〜30回巻き付ける
  4. 最後にハーフヒッチで3〜5回ロック
  5. 余分を切り、ライターで軽く炙ってコブを作る(解けにくくなる)

FGノットを覚えるコツ

  • 最初は家で練習。暗い釣り場で急に結ぼうとしない
  • FGノット専用ツール(テンションキーパー等)を使うと楽になる
  • PEラインは常に張ってリーダーに対して垂直に巻き付けることが大事

ノットを締めるときの共通ルール

  • 必ず水またはツバで湿らせてから締める(摩擦熱によるラインの劣化を防ぐ)
  • ゆっくり締める(急に引っ張ると結び目がズレる)
  • 最後に軽く引っ張ってテスト(緩みがないか確認)
  • 余分は2〜3mm残してカット(短すぎると解けやすい)

釣り場別の推奨ノット

釣り方ライン→針/ルアーPE→リーダー
サビキ釣り(ナイロン糸)クリンチノット or ユニノット不要(直結)
投げ釣り(ナイロン)ユニノット or クリンチノット不要
シーバス(PEライン)パロマーノットFGノット or 電車結び
エギング(PEライン)ユニノット or パロマーノットFGノット
アジング(PEライン)ユニノット電車結び or FGノット

結び方の習得は「繰り返しの練習」が全て。家でテレビを見ながら10〜20回練習するだけで、釣り場でも素早く正確に結べるようになります。まずはクリンチノットから始め、徐々にFGノットへとステップアップしていきましょう。

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