福井県の釣りポイント完全ガイド2026|敦賀・越前・若狭湾で「今釣りができる場所」と立入禁止区域・魚種シーズン

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福井県の海釣りは、断崖の続く越前海岸とリアス式の若狭湾という「2つの顔」を持ち、アオリイカ・マダイ・グレ・青物・ヤリイカと年間を通して狙える魚が多い日本海屈指のフィールドです。ただし2026年時点で最も大切なのは、有名スポットの多くが立入禁止になっているという事実です。福井県の公式情報(2024年12月28日更新)では越前漁港一帯・茱崎漁港・鷹巣漁港が立入禁止と明示され、三国突堤や音海大波止も港湾施設として立入禁止になっています。そこでこの記事では「今、合法かつ安全に釣りができる場所」だけを選び、敦賀新港や若狭湾内の漁港を中心に、魚種のシーズンと合わせて整理します。浜松からは北陸自動車道で片道おおむね3時間半前後、日本海遠征の目的地としても十分に射程内です。

Contents

福井の海の特徴|リアス式の若狭湾と断崖の越前海岸、2つの顔

「福井 釣り スポット」で調べると膨大な情報が出てきますが、まず地形を頭に入れると全体像がつかめます。福井の海岸線は大きく2つに分かれます。

越前海岸(三国〜越前町〜南越前)は、断崖と地磯が続く外洋に面したエリアです。水深が深く潮通しがよいため、青物やグレ、良型のアオリイカが期待できる一方、波を受けやすく足場が険しい場所が多いのが特徴です。公開されている地形データでも、越前岬周辺は磯場と藻場が発達し、フカセ釣りやショアジギングの実績エリアとして知られています。

若狭湾(敦賀〜美浜〜小浜〜高浜)は、入り組んだリアス式海岸で、湾内が波静かなのが最大の魅力です。小さな漁港や砂浜が点在し、ファミリーでも比較的安全にサビキやエギングを楽しめます。アオリイカの魚影が濃いことでも有名で、エギングの好フィールドが数多くあります。

つまり「大物狙いで多少のリスクを取るなら越前海岸の地磯」「安全と数釣りを重視するなら若狭湾の湾内」という住み分けになります。初めての福井遠征なら、まずは足場の整った若狭湾側から入るのが無難です。

敦賀エリアの釣り場|敦賀湾のキス・アジ・アオリイカ(安全な護岸を選ぶ)

「敦賀 釣り ポイント」で真っ先に候補になるのが敦賀湾です。敦賀は北陸自動車道の敦賀ICから近く、アクセスの良さと魚種の豊富さで人気があります。ただし敦賀港・敦賀新港でも一部は立入禁止区域があるため、釣りが認められた護岸を選ぶことが大前提です。

敦賀新港(まるやま海遊パーク)|柵つきで家族連れも安心

敦賀で最も安心して竿を出せるのが、敦賀新港内の「まるやま海遊パーク」です。釣具店イシグロの釣り場ガイドなどによると、柵が設けられた護岸で足場が安定しており、駐車場・トイレ・自販機が整っています。釣れる魚はアジ・イワシ・サバ・サヨリ・クロダイ・キジハタ・メバルなど多彩で、サビキ釣りの入門にも向きます。堤防のヘチ(際)を狙えばアオリイカも期待できます。なお公開されている施設案内では「魚釣り護岸以外での釣りは禁止」とされているため、指定エリア内で楽しみましょう。北陸自動車道の敦賀ICから国道8号を北へ進み、敦賀フェリーターミナル方面(カーナビは「鞠山海遊パーク」で検索)が目印です。この一帯はリフレッシュ工事を経て釣り利用が可能な状態と案内されていますが、改修等で状況が変わることがあるため、訪問前の現地確認をおすすめします。

気比の松原|キスの投げ釣りサーフ

敦賀湾の奥にある気比の松原は、砂浜と河口を活かしたサーフ&河口釣りのポイントです。釣果情報では、春から初夏、そして秋にかけてキス(シロギス)の投げ釣りが人気で、あわせてハゼやセイゴ(シーバスの若魚)も釣れます。ファミリーでの砂浜釣りにも向いた開放的なロケーションです。

敦賀半島の小漁港|アジング・エギングの穴場

敦賀半島の先端方向には白木漁港など小規模な漁港が点在し、地元アングラーの報告ではアジングやエギングの実績があります。ただし漁港内は漁業関係者の作業場です。駐車位置・係留ロープ・漁具に十分配慮し、立入や駐車が制限されている区画には入らないようにしてください。

若狭湾西部エリア|小浜・高浜の湾内五目とエギング

敦賀からさらに西へ進むと、小浜・高浜といった若狭湾西部エリアに入ります。ここはリアス式の穏やかな湾が連続し、アオリイカの魚影が特に濃いことで知られます。エギング目的の遠征なら第一候補になるエリアです。

小浜エリア|阿納・矢代・田烏などの漁港

小浜周辺には小浜新港のほか、阿納・矢代・田烏・釣姫といった漁港があります。地元の釣具店情報では、これらはトイレ・駐車場が整い、足場も比較的良好とされています。特に阿納や矢代はアオリイカ狙いのエギングで人気です。エギングの基本的なシャクリやフォールの組み立ては、エギング(アオリイカ)完全攻略で体系的に解説していますので、遠征前の予習に役立ちます。

ただし小浜港でも「以前は入れた防波堤が施錠されて立入禁止になっていた」という報告が出ています。港ごとに開放状況が変わるため、鍵やロープ、立入禁止の掲示があれば必ず従ってください。

高浜エリア|アオリイカが早く回る小漁港

高浜町周辺は、アオリイカが他エリアより早く回り始める小さな漁港があることで人気です。若狭高浜観光協会の案内でも釣りスポットが紹介されていますが、老朽化により桟橋や一部が立入禁止になっている箇所があるとされています。開放されている足場で、周囲の遊泳客や海水浴シーズンにも配慮して楽しみましょう。

若狭湾西部は湾内の五目釣り(アジ・サバ・カマス・グレ・クロダイなど)とエギングを両立できるのが強みです。ファミリーはサビキ、単独釣行はエギングやアジングと、目的に応じて釣り座を選べます。

越前海岸の地磯・サーフ|グレ・クロダイ・青物・ヤリイカ

「越前海岸 釣り」といえば、地磯からの本格的な釣りがイメージされます。外洋に面して潮通しがよく、グレ(メジナ)・クロダイ(チヌ)・青物・アオリイカ・ヤリイカと狙える魚種の幅が広いのが魅力です。ただしこのエリアは立入禁止区域が多く、選別が最重要になります(詳細は後述の規制まとめを参照)。

フカセ釣りでグレ・クロダイ

越前海岸の地磯は、ウキフカセ釣りでグレやクロダイを狙える実績エリアです。釣果情報では、グレは水温の下がる秋から冬に良型が出やすく、クロダイは春の乗っ込みと秋の荒喰い期がチャンスとされています。コマセ(撒き餌)の配合や撒き方は釣果を大きく左右する要素で、ウキフカセ釣りのコマセ配合・撒き方ガイドや、春の大型を狙うクロダイ(チヌ)フカセ釣り攻略が参考になります。磯は足場が険しいため、スパイクブーツとライフジャケットは必携です。

ショアジギングで青物

越前岬周辺や左右漁港、鮎川漁港などの地磯からは、ショアジギングでハマチ・イナダ・ヒラマサといった青物の釣果報告があります。釣果DBによれば、青物は概ね春から初冬にかけて回遊し、荒れた海が落ち着いたタイミングで釣果が伸びやすい傾向です。ただし青物ポイントの多くは波を受けやすい先端部や沖磯で、無理は禁物です。

冬のヤリイカ

福井の越前・敦賀エリアは、冬にヤリイカがエギングで狙えることでも知られます。釣果情報では、年末年始ごろから釣れ始め、長ければ3月頃まで続くとされています。ヤリイカの生態や仕掛けの基礎はヤリイカ完全図鑑で押さえておくと、日本海の冬イカ遠征でも応用が利きます。夜の常夜灯周りや漁港内の明暗が主な狙い目です。

三国・坂井エリア|九頭竜川河口のシーバスとサーフ

福井県北部の三国・坂井エリアは、九頭竜川という大河川が日本海に注ぐ、県内屈指のシーバスフィールドです。川と海が交わる汽水域は餌となるベイトが豊富で、大型シーバスの実績が高いことで知られます。

九頭竜川河口|大型シーバスの実績エリア

釣果DB(アングラーズ)では、2026年4月に九頭竜川下流で80cmクラスのシーバスやサクラマスの釣果が報告されています。狙い目は春から夏(おおむね4月〜7月)とされ、川と海の合流点でベイトを追う個体を狙います。ルアーゲームの基本的な組み立ては春シーバス攻略が参考になり、遠州灘・浜名湖で培った河口攻略の考え方はそのまま応用できます。

三国突堤は「立入禁止」|代わりの選択肢を

ここで最も注意すべき点があります。ネット上では三国突堤(九頭竜川河口の長大な防波堤)が人気釣り場として紹介されてきましたが、福井港湾事務所によると、三国突堤は港湾施設であり釣りをする場所ではないため立入禁止で、パトロールも行われています。実際に死亡事故が繰り返し発生しており、報道では2023年10月に釣り人2名が亡くなる事故、2026年3月にも5名が海に転落し1名が死亡した事故が起きています。三国突堤には立ち入らないでください。九頭竜川のシーバスを狙う場合は、河川の下流域の合法的にアクセスできる岸や、周辺で釣りが認められたエリアを選び、必ず現地の掲示に従ってください。

サーフのキス・ヒラメ

坂井エリアの砂浜(サーフ)では、投げ釣りでシロギスやイシモチ、ルアーでヒラメを狙えます。春・秋はキス、水温が上がる初夏以降はヒラメの実績が上がる傾向です。開放的な砂浜は足場のリスクが磯より低く、ファミリーの投げ釣りにも向きます。

魚種別シーズンカレンダー|アオリイカ・マダイ・グレ・青物・ヤリイカ

福井の海は季節ごとに主役が入れ替わります。以下は、釣果情報・釣具店の季節案内・地形データをもとに整理した「狙える魚と時期」の目安です。実際の釣れ具合は年ごとの水温や海況で前後するため、あくまで計画の下敷きとしてご利用ください。

魚種春(3-5月)夏(6-8月)秋(9-11月)冬(12-2月)主な釣り方・エリア
アオリイカ◎(親イカ)◎(新子)エギング・ヤエン/若狭湾・越前
ヤリイカ××エギング/越前・敦賀の漁港
グレ(メジナ)ウキフカセ/越前地磯
クロダイ(チヌ)◎(乗っ込み)◎(荒喰い)フカセ・ダンゴ/湾内・磯
マダイ○(乗っ込み)カゴ・投げ/地磯・湾内
青物(ハマチ等)ショアジギング/越前地磯
アジサビキ・アジング/各漁港
キス×投げ/敦賀・坂井のサーフ
シーバスルアー/九頭竜川河口

◎=ベストシーズン、○=狙える、△=条件次第、×=ほぼ対象外。マダイのカゴ釣りやショアジギングで使うタックル選びは、磯カゴ釣り用遠投リール比較ガイドが参考になります。

大きな流れとしては、春はアオリイカの親イカとクロダイの乗っ込み、夏はアジ・キス・シーバス、秋はアオリイカ新子と青物・グレの好機、冬はヤリイカとグレという構図です。狙いを1つに絞らず、その季節の主役に合わせて釣り場を選ぶのが福井遠征を外さないコツです。

【重要】2026年最新の立入禁止・釣り禁止情報まとめ|安全・規制・マナー

福井の海釣りで最も価値のある情報は「どこが釣れるか」ではなく「どこが釣ってはいけないか」です。近年、事故防止と漁業活動保護のため立入禁止区域が急速に増えており、有名ポイントほど禁止になっている傾向があります。以下は2026年7月時点で公開されている公式情報にもとづく整理です。

福井県公式が明示する立入禁止区域

福井県のホームページ(越前漁港事務所、2024年12月28日更新の案内)では、以下が立入禁止として示されています。

  • 越前漁港一帯(梅浦漁港〜厨防波堤):梅浦・宿・新保・城ヶ谷・小樟・大樟・道口・厨などの区域を含む一帯
  • 茱崎漁港(福井市蒲生町)
  • 鷹巣漁港(福井市)

県の案内によれば、これらは高波などによる危険性が高く、防波堤先端部や岩場で転落事故が発生しているためです。事故が起きると漁村全体の捜索活動が必要になり、地域生活や漁業活動に支障が生じることも理由として挙げられています。「おこのぎ漁港」など個別の漁港も釣り禁止と案内されています。

港湾施設として立入禁止の場所

  • 三国突堤(九頭竜川河口の防波堤):港湾施設であり釣り場ではないため立入禁止。パトロールあり。2023年10月(釣り人2名死亡)・2026年3月(5名転落・1名死亡)に事故が発生しています。
  • 音海大波止(高浜町音海):事故防止のため2024年3月に立入禁止となっています。

養殖施設周辺・漁港作業区画

若狭湾には養殖施設が点在し、その周辺は釣り不可のエリアがあります。また各漁港の係留区画・スロープ・漁具置き場は漁業者の作業スペースであり、駐車や立入が制限されている場合があります。ロープや漁具、カゴには絶対に仕掛けを絡めないよう配慮してください。

釣りができる場所の例(2026年7月時点の公開情報)

公開情報にもとづくと、柵つきで安全性が高い敦賀新港(まるやま海遊パーク)、若狭湾西部の開放されている小漁港(阿納・矢代・田烏など)、坂井・敦賀のサーフなどが、比較的釣りを楽しみやすい場所です。ただしこれらも将来的に規制が変わる可能性があります。

安全とマナーの基本

  • ライフジャケットは必ず着用する。日本海の外洋磯は波が高く、晴天でもうねりが入ります。
  • 高波警報・強風時は釣行を中止する。過去の事故は波の高さ3m・風速10m前後で発生しています。
  • ゴミ・釣り針・ルアーは必ず持ち帰る。放置は次の立入禁止を招きます。
  • 駐車は指定された場所に。漁港内の無断駐車は釣り禁止化の大きな原因です。

最重要のヘッジ:立入禁止・釣り禁止の判断は、現地の表示(看板・ロープ・施錠)と、自治体・漁協が出す最新の公式情報が常に最優先です。本記事は2026年7月時点の公開情報にもとづく整理であり、規制は頻繁に更新されます。ネット上の古い「釣りスポット紹介」を鵜呑みにせず、出発前に必ず一次情報を確認してください。

アクセス・釣具店・遠征の宿

福井の海釣りエリアへは、北陸自動車道が大動脈です。名古屋・浜松方面からは米原ジャンクション経由、関西方面からは湖西・敦賀方面からのアクセスが基本になります(いずれも2026年7月時点の一般的な経路情報)。

浜松・東海方面から

浜松からは東名・新東名で名古屋方面へ抜け、名神・北陸道を経由して敦賀ICへ。地図上の距離では片道おおむね3時間半前後が目安です(渋滞や休憩を除く)。敦賀を起点に、若狭湾西部(小浜・高浜)へは西へ、越前海岸・三国方面へは北陸道をさらに北上します。

主なIC・起点

  • 敦賀IC:敦賀新港・気比の松原・敦賀半島の玄関口。
  • 小浜IC・小浜西IC:若狭湾西部(小浜・高浜)方面。
  • 丸岡IC・福井北IC:三国・坂井・九頭竜川河口方面。

釣具店・エサの調達

福井県内には釣具チェーン(イシグロ、上州屋など)や地元の釣具店(フィッシングショップなかむらなど)があり、生き餌・冷凍エサ・最新の釣り場状況を入手できます。特に立入状況は日々変わるため、遠征当日に地元釣具店で最新情報を確認するのが、無駄足を避ける最良の方法です。福井新聞や日刊県民福井の釣り特集も、地元の釣況を知る手がかりになります。

宿泊・遠征のコツ

若狭・敦賀・越前はカニや魚介の観光地でもあり、民宿・旅館が充実しています。朝マヅメ・夕マヅメを両方ねらうなら前泊がおすすめです。長距離ドライブになるため、無理な弾丸釣行は避け、体力に余裕を持った計画を立ててください。魚を持ち帰る場合は、クーラーと氷を十分に用意し、鮮度管理を徹底しましょう。

福井は「今釣れる場所」を正しく選べば、日本海の豊かな魚種を安全に楽しめる遠征先です。規制情報を最優先し、マナーを守って、次の世代も釣りができる海を残していきましょう。

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