浜名湖南西部、遠州灘と浜名湖が交わる今切口のすぐそば——新居弁天海釣公園は、静岡県西部で最も人気の高い釣り場の一つです。T字型の堤防が5本も並ぶこの釣り場は、初心者ファミリーから本格的なルアーアングラーまで、あらゆる層の釣り人を受け入れる「浜名湖の釣り玄関口」とも言える存在です。
このページでは、新居弁天海釣公園の全堤防のポイント解説から季節別ターゲット、設備情報、アクセス方法まで、2026年春の最新情報を交えて徹底解説します。
新居弁天海釣公園の基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | 新居弁天海釣公園(湖西市管轄) |
| 所在地 | 静岡県湖西市新居町(今切口すぐ西側) |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場料金 | 400円/日(30分未満無料) |
| トイレ | 完備(駐車場横) |
| 売店 | 「今切ショップ」あり(釣り具・飲食品販売) |
| ペット | 同伴可 |
| 釣り時間 | 年中24時間可(但し台風・強風時は閉鎖) |
T字堤防5本を徹底解説:どこで何が釣れる?
新居弁天海釣公園の最大の特徴は、沖に向かって伸びるT字型堤防が5本(①〜⑤番)並んでいることです。各堤防の特性を理解することが釣果への近道です。
①番堤防(最も西側・弁天島側)
公園西端に位置する堤防で、弁天島の繁華街から最も近いため、観光客やファミリー釣り人が多い堤防です。
狙える魚:シーバス(スズキ)・クロダイ・メバル・カサゴ
おすすめ釣法:①番はT字の内側(浜名湖側)にシーバスやクロダイが着いている実績があります。ルアーマンにとっての穴場的な存在。特に夕マヅメ以降にフローティングミノーをスローに巻くと反応が出やすいです。
②番堤防(第2堤防)
狙える魚:クロダイ・アジ・サヨリ・イワシ
おすすめ釣法:春〜夏のサビキ釣りでアジ・サバが回遊してくることが多い堤防です。遠州灘からの回遊魚を迎え撃つポジション。夕方から夜にかけてのアジングも実績があります。
③番堤防(カタクチイワシの回遊ルート)
狙える魚:クロダイ・グレ・カサゴ・メバル・コウイカ・タコ
おすすめ釣法:T字内側の杭・テトラ際がクロダイ・グレのポイントになっています。根周りを好むカサゴ・メバルも多い。6月からのタコシーズンにはエギやタコ専用テンヤで狙うアングラーが増えます。
④番堤防(バランスの良い万能堤防)
狙える魚:クロダイ・シーバス・アジ・タコ・コウイカ
おすすめ釣法:外側(遠州灘側)ではルアー釣り、内側ではウキ釣り・サビキと、どちらの釣り方でも釣果が出やすいバランスの良い堤防です。初めて新居に来た方にとって最も扱いやすいポジション。
⑤番堤防(最も人気のある東端堤防・最強ポイント)
5番堤防は新居弁天海釣公園で最も人気が高く、最も釣果実績のある堤防です。今切口(遠州灘との接続部)に最も近い位置にあり、潮通しが抜群です。
狙える魚:シーバス・クロダイ・ヒラメ・アジ・ブリ・カンパチ(回遊時)
おすすめ釣法:ルアーによるシーバス・ヒラメ狙いが最もポピュラーです。今切口の強い潮流を利用して、ヘビーシンキングミノーやバイブレーションを潮に乗せて流す釣りが有効。大型シーバスの実績も豊富で、季節によっては青物(ブリ・カンパチの若魚)も回遊します。
| 堤防 | 主要ターゲット | おすすめシーズン | 難易度 |
|---|---|---|---|
| ①番 | シーバス・クロダイ(内側) | 春・秋 | ★★☆ |
| ②番 | アジ・サビキ全般 | 夏・秋 | ★☆☆ |
| ③番 | 根魚・クロダイ・タコ | 夏〜秋 | ★★☆ |
| ④番 | 万能(初心者向け) | 通年 | ★☆☆ |
| ⑤番 | シーバス・ヒラメ・青物 | 秋(青物)・春(ヒラメ) | ★★★ |
春(3〜5月)の新居弁天海釣公園:何が釣れる?
乗っ込みクロダイ(3〜5月)
春の新居といえば乗っ込みクロダイです。特に4〜5番堤防の内側テトラ際が好ポイント。フカセ釣りで45cm以上の大型が釣れることも珍しくありません。白濁りのコマセを使ったフカセ釣りが定番スタイルです。
シーバスのバチ抜けパターン(3〜4月)
春の今切口は「バチ抜け」が発生します。大潮の干潮前後に多毛類(バチ)が海中に漂い出し、シーバスが表層で狂ったようにバチを食べるシーンが見られます。フローティングのシンキングペンシルやI字系ルアーで表層をゆっくり引くと入れ食いになることも。5番堤防外側が最高の観察・釣りポイントです。
アジ・サビキ(5月〜)
5月になると遠州灘からアジが回遊し始めます。新居弁天海釣公園は魚影が非常に濃く、ファミリーサビキでも入れ食いになることがあります。尺アジ(30cm超)も5〜7月が狙い目で、夜のアジングで40cm超の大型アジが釣れる実績もあります。
サヨリ(3〜5月)
細長い体が特徴のサヨリは春に数多く回遊します。ウキサビキやサヨリ専用の飛ばしウキ仕掛けで数釣りが楽しめます。カラッと揚げた天ぷらや刺身が絶品です。
夜釣りの魅力:新居は夜もアツい
新居弁天海釣公園は夜釣りでも高い実績を誇ります。昼間より大型魚が接岸しやすく、初心者でも予想外の大物に出会えることがあります。
夜の主要ターゲット:
- シーバス(ランカー狙い):夜間はルアーへの反応が日中より格段に良くなる
- アジ(尺アジ):夜のジグヘッドリグで大型アジを狙う「夜アジング」が人気
- クロダイ(夜チニング):夜間は警戒心が下がり、ルアーへの反応も良くなる
- アナゴ:夜のちょい投げにアナゴが釣れることがある
夜釣りには必ずヘッドライトと安全のためのライフジャケットを着用してください。堤防先端は柵が低い箇所があり、暗い中での転落事故を防ぐために十分注意が必要です。
安全についての注意事項
新居弁天海釣公園で釣りを楽しむ際の注意点です。
- ライフジャケット:堤防の柵が低い場所があるため着用を強く推奨
- 危険生物:ヒョウモンダコ(猛毒)・アイゴ(背びれ棘に毒)・ゴンジイ(オコゼ)・ハオコゼに注意
- 強風・波浪時:台風・強風時は閉鎖されることがあります。事前に湖西市の公式情報を確認
- マナー:ゴミは必ず持ち帰る。駐車場のルールを守る。コマセは堤防上に捨てない
アクセス方法
車でのアクセス
東名高速「浜松西IC」から県道65号線を南下。国道1号線を経由し「浜名バイパス」に乗って豊橋方面へ。「新居弁天IC」を降りてすぐ右手に有料駐車場があります。浜松駅からは車で約30〜35分。
電車でのアクセス
JR東海道線「新居町駅」から徒歩約15分。または弁天島駅からも徒歩で来られますが、釣り道具を持っての移動はやや大変です。
周辺施設情報
新居弁天海釣公園周辺には釣りをさらに楽しむための施設が揃っています。
- 今切ショップ:公園内の売店。エサ・ルアー・仕掛けが揃っている
- イシグロ浜名湖店:最寄りの大型釣具店。最新釣果情報も入手できる
- 弁天島海浜公園:隣接する無料公園。駐車場無料でトイレも完備。ファミリー釣りのサブポイント
- 弁天島温泉「ホテル」各施設:釣りの後に温泉で疲れを癒せる
まとめ:新居弁天海釣公園は浜名湖釣りの総合基地
新居弁天海釣公園は、浜名湖エリアで最も設備が整い、魚種の多様性も豊富な総合釣り場です。5本のT字堤防がそれぞれ異なる特性を持ち、初心者からベテランまで楽しめる「釣りテーマパーク」といっても過言ではありません。
春のシーズンは特に乗っ込みクロダイ・シーバスのバチ抜け・アジ開幕と、次から次へとイベントが続きます。ぜひ2026年の春、新居弁天海釣公園に足を運んでみてください。



