浜名湖南西部、遠州灘と浜名湖が交わる今切口のすぐそば——新居弁天海釣公園は、静岡県西部で最も人気の高い釣り場の一つです。T字型の堤防が5本も並ぶこの釣り場は、初心者ファミリーから本格的なルアーアングラーまで、あらゆる層の釣り人を受け入れる「浜名湖の釣り玄関口」とも言える存在です。
このページでは、新居弁天海釣公園の全堤防のポイント解説から季節別ターゲット、設備情報、アクセス方法まで、2026年の最新情報(設備・料金・売店は2026年7月時点で確認済み)を交えて徹底解説します。
まず結論から。新居弁天海釣公園は「入場無料・駐車場400円・24時間釣り可・売店とトイレ完備」という公営釣り場水準の設備に、今切口直結の抜群の潮通しが加わった、浜名湖で釣果と快適さのバランスが最も良い釣り場です。初めての方が知りたい要点を早見表にまとめました。
| 知りたいこと | 結論(2026年7月時点) |
|---|---|
| 夏のおすすめターゲット | サビキのアジ・チョイ投げのシロギス・テトラ際のタコ・夜は回遊次第でタチウオ |
| 初心者向けの堤防 | ④番(内側・外側どちらの釣りもこなせる万能型) |
| 実績最強の堤防 | ⑤番(今切口至近・潮通し抜群・週末は夜明け前から埋まる) |
| 駐車場 | 約400台・400円/24時間ごと(入庫30分以内の出庫は無料・現金のみ) |
| 売店・レンタル | 今切ショップが2025年に海湖館1階へ移転リニューアル。レンタル釣具あり |
| 混雑対策 | 週末は夜明け前到着が基本。満員なら弁天島・舞阪方面へプランB |
新居弁天海釣公園の基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | 新居弁天海釣公園(湖西市管轄) |
| 所在地 | 静岡県湖西市新居町(今切口すぐ西側) |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場料金 | 400円/24時間ごと(入庫30分以内の出庫は無料・現金のみ・回数券あり) |
| トイレ | 完備(駐車場横) |
| 売店 | 「今切ショップ」(2025年に隣接する海湖館1階へ移転。エサ・釣具・レンタル竿・軽食) |
| ペット | 同伴可 |
| 釣り時間 | 年中24時間可(但し台風・強風時は閉鎖) |
T字堤防5本を徹底解説:どこで何が釣れる?
新居弁天海釣公園の最大の特徴は、沖に向かって伸びるT字型堤防が5本(①〜⑤番)並んでいることです。各堤防の特性を理解することが釣果への近道です。
①番堤防(最も西側・弁天島側)
公園西端に位置する堤防で、弁天島の繁華街から最も近いため、観光客やファミリー釣り人が多い堤防です。
狙える魚:シーバス(スズキ)・クロダイ・メバル・カサゴ
おすすめ釣法:①番はT字の内側(浜名湖側)にシーバスやクロダイが着いている実績があります。ルアーマンにとっての穴場的な存在。特に夕マヅメ以降にフローティングミノーをスローに巻くと反応が出やすいです。
水深はおよそ4.3〜5.8mで、底は砂地混じり。内側に立ち並ぶコンクリートポール(杭)の際は根魚の付き場になっており、際打ちで拾い釣りができます。ただし足元には捨て石が入っているため、底物狙いでは根掛かりに注意してください。砂地が絡むぶん、夏はチョイ投げのシロギスも視野に入る堤防です。
②番堤防(第2堤防)
狙える魚:クロダイ・アジ・サヨリ・イワシ
おすすめ釣法:春〜夏のサビキ釣りでアジ・サバが回遊してくることが多い堤防です。遠州灘からの回遊魚を迎え撃つポジション。夕方から夜にかけてのアジングも実績があります。
水深はおよそ5.1〜5.8m。①番側は砂地、③番側は岩混じりと底質が切り替わる境目にあたり、潮通しの良さから回遊魚狙いのサビキでは公園内でも屈指の人気を誇ります。コマセを切らさず打ち続けて群れを足止めするのが数を伸ばすコツです。
③番堤防(カタクチイワシの回遊ルート)
狙える魚:クロダイ・グレ・カサゴ・メバル・コウイカ・タコ
おすすめ釣法:T字内側の杭・テトラ際がクロダイ・グレのポイントになっています。根周りを好むカサゴ・メバルも多い。6月からのタコシーズンにはエギやタコ専用テンヤで狙うアングラーが増えます。
水深はおよそ5.1〜6.4mと5本の中で最も深く、底は岩や海藻の多い地形です。根魚の魚影が濃いことに加え、秋にはカワハギが狙えるのもこの堤防ならではの楽しみです。
④番堤防(バランスの良い万能堤防)
狙える魚:クロダイ・シーバス・アジ・タコ・コウイカ
おすすめ釣法:外側(遠州灘側)ではルアー釣り、内側ではウキ釣り・サビキと、どちらの釣り方でも釣果が出やすいバランスの良い堤防です。初めて新居に来た方にとって最も扱いやすいポジション。
水深はおよそ4.2〜5.6mで、岩と海藻の多い底質。クロダイからメバルまで狙える魚種の幅が広く、家族での五目釣りにも向いています。迷ったらまず④番、が新居の合言葉です。
⑤番堤防(最も人気のある東端堤防・最強ポイント)
5番堤防は新居弁天海釣公園で最も人気が高く、最も釣果実績のある堤防です。今切口(遠州灘との接続部)に最も近い位置にあり、潮通しが抜群です。
狙える魚:シーバス・クロダイ・ヒラメ・アジ・ブリ・カンパチ(回遊時)
おすすめ釣法:ルアーによるシーバス・ヒラメ狙いが最もポピュラーです。今切口の強い潮流を利用して、ヘビーシンキングミノーやバイブレーションを潮に乗せて流す釣りが有効。大型シーバスの実績も豊富で、季節によっては青物(ブリ・カンパチの若魚)も回遊します。
水深はおよそ4.5〜5.5m。5本の中で最も潮の流れが速く、軽い仕掛けはあっという間に流されます。オモリやメタルジグは重めのものまで用意しておくと、潮が飛ぶ時間帯でも釣りが成立しやすくなります。人気ゆえに週末の先端部は場所の確保が最難関です。
| 堤防 | 主要ターゲット | おすすめシーズン | 難易度 |
|---|---|---|---|
| ①番 | シーバス・クロダイ(内側) | 春・秋 | ★★☆ |
| ②番 | アジ・サビキ全般 | 夏・秋 | ★☆☆ |
| ③番 | 根魚・クロダイ・タコ | 夏〜秋 | ★★☆ |
| ④番 | 万能(初心者向け) | 通年 | ★☆☆ |
| ⑤番 | シーバス・ヒラメ・青物 | 秋(青物)・春(ヒラメ) | ★★★ |
春(3〜5月)の新居弁天海釣公園:何が釣れる?
乗っ込みクロダイ(3〜5月)
春の新居といえば乗っ込みクロダイです。特に4〜5番堤防の内側テトラ際が好ポイント。フカセ釣りで45cm以上の大型が釣れることも珍しくありません。白濁りのコマセを使ったフカセ釣りが定番スタイルです。
シーバスのバチ抜けパターン(3〜4月)
春の今切口は「バチ抜け」が発生します。大潮の干潮前後に多毛類(バチ)が海中に漂い出し、シーバスが表層で狂ったようにバチを食べるシーンが見られます。フローティングのシンキングペンシルやI字系ルアーで表層をゆっくり引くと入れ食いになることも。5番堤防外側が最高の観察・釣りポイントです。
アジ・サビキ(5月〜)
5月になると遠州灘からアジが回遊し始めます。新居弁天海釣公園は魚影が非常に濃く、ファミリーサビキでも入れ食いになることがあります。尺アジ(30cm超)も5〜7月が狙い目で、夜のアジングで40cm超の大型アジが釣れる実績もあります。
サヨリ(3〜5月)
細長い体が特徴のサヨリは春に数多く回遊します。ウキサビキやサヨリ専用の飛ばしウキ仕掛けで数釣りが楽しめます。カラッと揚げた天ぷらや刺身が絶品です。
夜釣りの魅力:新居は夜もアツい
新居弁天海釣公園は夜釣りでも高い実績を誇ります。昼間より大型魚が接岸しやすく、初心者でも予想外の大物に出会えることがあります。
夜の主要ターゲット:
- シーバス(ランカー狙い):夜間はルアーへの反応が日中より格段に良くなる
- アジ(尺アジ):夜のジグヘッドリグで大型アジを狙う「夜アジング」が人気
- クロダイ(夜チニング):夜間は警戒心が下がり、ルアーへの反応も良くなる
- アナゴ:夜のちょい投げにアナゴが釣れることがある
さらに夏から秋にかけては、今切口周辺にタチウオが回遊してくる年があります。浜名湖周辺では例年7〜9月に釣果報告が増える傾向があり、回遊さえ入れば公園の堤防からもワインドやメタルジグ、電気ウキのエサ釣りで狙える魚です。夜釣りの引き出しとして覚えておいて損はありません。
夜釣りには必ずヘッドライトと安全のためのライフジャケットを着用してください。堤防先端は柵が低い箇所があり、暗い中での転落事故を防ぐために十分注意が必要です。
安全についての注意事項
新居弁天海釣公園で釣りを楽しむ際の注意点です。
- ライフジャケット:堤防の柵が低い場所があるため着用を強く推奨
- 危険生物:ヒョウモンダコ(猛毒)・アイゴ(背びれ棘に毒)・ゴンジイ(オコゼ)・ハオコゼに注意
- 強風・波浪時:台風・強風時は閉鎖されることがあります。事前に湖西市の公式情報を確認
- マナー:ゴミは必ず持ち帰る。駐車場のルールを守る。コマセは堤防上に捨てない
アクセス方法
車でのアクセス
東名高速「浜松西IC」から県道65号線を南下。国道1号線を経由し「浜名バイパス」に乗って豊橋方面へ。「新居弁天IC」を降りてすぐ右手に有料駐車場があります。浜松駅からは車で約30〜35分。
電車でのアクセス
JR東海道線「新居町駅」から徒歩約15分。または弁天島駅からも徒歩で来られますが、釣り道具を持っての移動はやや大変です。
周辺施設情報
新居弁天海釣公園周辺には釣りをさらに楽しむための施設が揃っています。
- 今切ショップ:公園の売店。2025年に隣接する海湖館1階へ移転リニューアルし、エサ・仕掛け・レンタル釣具・軽食まで揃う
- イシグロ浜松高林店:最寄りの大型釣具店。最新釣果情報も入手できる
- 弁天島海浜公園:隣接する無料公園。駐車場無料でトイレも完備。ファミリー釣りのサブポイント
- 弁天島温泉「ホテル」各施設:釣りの後に温泉で疲れを癒せる
まとめ:新居弁天海釣公園は浜名湖釣りの総合基地
新居弁天海釣公園は、浜名湖エリアで最も設備が整い、魚種の多様性も豊富な総合釣り場です。5本のT字堤防がそれぞれ異なる特性を持ち、初心者からベテランまで楽しめる「釣りテーマパーク」といっても過言ではありません。
春のシーズンは特に乗っ込みクロダイ・シーバスのバチ抜け・アジ開幕と、次から次へとイベントが続きます。ぜひ2026年の春、新居弁天海釣公園に足を運んでみてください。
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今切口の潮通しを読む|潮回り・時間帯と時合の関係

新居弁天海釣公園が「浜名湖最強の釣り場」と呼ばれる最大の理由は、すぐ東に位置する今切口の潮通しにあります。今切口は浜名湖と遠州灘をつなぐ唯一の水道で、幅はおよそ200mと狭く、ここに浜名湖全体の海水が出入りします。そのため大潮時には流速が最大で3ノットを超える激流になるとされ、この潮流が外海からシーバスや青物、ベイトフィッシュを引き込む役割を果たしています。釣果を伸ばすうえで、この潮の動きを読むことは欠かせません。
海釣り全般で最も魚の活性が上がりやすいのは「マヅメ時」と呼ばれる時間帯です。朝マヅメは夜明けから日の出前後の1〜2時間、夕マヅメは日没前後の時間帯を指します。朝の光でプランクトンが浮上し、それを追う小魚、さらに小魚を狙う中型・大型魚へと食物連鎖が動き出すため、マヅメ時は海中全体が捕食の時間になるとされます。これに潮の動きが重なると、さらに時合が濃くなります。
潮の動きについては、昔から「上げ七分、下げ三分」が好機とされてきました。上げ潮が七分目まで進む頃と、下げ潮が三分目あたりまで動く頃に魚がよく口を使う傾向があるという経験則です。潮が大きく動く大潮・中潮まわりは、止まっている小潮よりも一般にチャンスが多いとされます。逆に潮止まりの前後は食いが落ちやすい時間帯です。釣行前には潮見表でその日の満潮・干潮時刻を確認し、マヅメと潮が動く時間が重なるタイミングを狙うのがセオリーです。
| 時間・潮のタイミング | 活性の目安 | 狙い方のヒント |
|---|---|---|
| 朝マヅメ(夜明け前後) | 高くなりやすい | ルアー・サビキとも好機。明るくなる前から準備 |
| 夕マヅメ(日没前後) | 高くなりやすい | シーバス・青物のフィーディングを狙う |
| 上げ七分・下げ三分 | 上がりやすい | 潮が動く時間にキャストを集中させる |
| 潮止まり前後 | 下がりやすい | 休憩・移動・仕掛け作りの時間に充てる |
| 大潮・中潮 | 変化が大きい | 激流時はオモリ・ジグを重めに調整する |
なお、潮が速い大潮時はサビキや軽い仕掛けが流されやすく、初心者にはやや釣りづらくなります。潮の緩む小潮・長潮まわりはファミリー向き、潮を活かしたルアー釣りなら大潮まわり、というように、目的に合わせて潮回りを選ぶと釣りが組み立てやすくなります。今切口そのもののテトラ帯を本格的に攻めたい方は、今切口(舞阪堤・新居堤)の釣りポイント完全ガイドもあわせてご覧ください。
夏・秋・冬の季節別カレンダー|春以外もこう狙う

本記事の前半では春(乗っ込みクロダイ・バチ抜けシーバス)の釣りを中心に解説しましたが、新居弁天海釣公園は一年を通して何かしらのターゲットが狙える懐の深い釣り場です。ここでは夏・秋・冬の季節パターンを整理します。あくまで一般的な目安であり、その年の水温やベイトの状況で前後する点はご了承ください。
夏(6〜8月):サビキの数釣りとタコ・キス
夏は遠州灘から回遊するアジ・サバ・イワシをサビキで狙う、最もファミリー向きのシーズンです。魚影が濃く、群れが入れば数釣りが楽しめるとされます。あわせて6月頃からはマダコのシーズンに入り、テトラ際をエギやタコ専用テンヤで探る釣りが盛んになります。砂地が絡むエリアではチョイ投げでシロギスも狙え、子ども連れでも飽きにくいのが夏の魅力です。サビキの基本はサビキ釣り完全ガイド|浜名湖・舞阪港でアジ・サバ・イワシを数釣りする方法で詳しく解説しています。
秋(9〜11月):好機の連続シーズン
秋は一年で最も多彩なターゲットが揃う好機です。水温が高い間は青物(カンパチやソウダガツオなどの若魚)が回遊することがあり、今切口に近い⑤番堤防外側がショアジギングの好ポイントになります。アオリイカも秋は新子が増え、エギングでの数釣りが楽しめる時期です。アオリイカは春の大型シーズン(4〜5月頃)と秋の数釣りシーズン(9〜11月頃)に分かれ、秋は藻場にこだわらずシモリやテトラ周りの障害物を探るのがセオリーとされます。さらにクロダイの荒喰い期も重なり、ルアー・フカセの両方で実績が上がりやすい時期です。
冬(12〜2月):ランカーシーバスと根魚
冬は釣り物が絞られますが、産卵を控えた大型シーバス(ランカー)が今切口まわりに集まる時期で、潮通しの良い⑤番堤防はナイトゲームの一級ポイントになります。日中はカサゴ・メバルといった根魚がテトラの穴で狙え、寒い時期でも穴釣りやライトゲームで手堅く楽しめます。冬の今切口シーバスの戦略は晩秋〜冬(11〜1月)浜名湖・今切口シーバス攻略2026で詳しく掘り下げています。
| 季節 | 主なターゲット | おすすめの釣り方 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 乗っ込みクロダイ・シーバス・アジ・サヨリ・アオリイカ大型 | フカセ・バチ抜けルアー・サビキ・エギング |
| 夏(6〜8月) | アジ・サバ・イワシ・タコ・シロギス | サビキ・タコエギ・チョイ投げ |
| 秋(9〜11月) | 青物・アオリイカ新子・クロダイ・シーバス | ショアジギング・エギング・フカセ・ルアー |
| 冬(12〜2月) | ランカーシーバス・カサゴ・メバル | ナイトルアー・穴釣り・ライトゲーム |
対象魚別の釣り方とタックルの基本

新居弁天海釣公園は釣れる魚種が多いぶん、ターゲットに合わせたタックル選びが釣果を左右します。ここでは代表的なターゲットごとに、一般的なタックルと釣り方の考え方を整理します。具体的な機種選びや実釣テクニックは各専門記事にゆずり、ここでは現場での組み立て方を中心に解説します。
シーバス(ルアー)
今切口は潮が速いため、軽いルアーでは流されて沈まないことがあります。ミノーやバイブレーション、シンキングペンシルを潮の速さに合わせて使い分けるのが基本です。潮が緩い時間は表層系、激流時はやや重めのルアーを潮に乗せて流すイメージで操作すると、レンジを外しにくくなります。マヅメと潮の動きが重なる時間帯を集中して狙いましょう。
クロダイ・キビレ(フカセ・チニング)
クロダイはテトラ際や杭まわりに着く習性があり、コマセを効かせて寄せるフカセ釣りが定番です。近年はルアーで手軽に狙うチニングも人気で、ボトムをずる引きするワームや小型ラバージグが有効とされます。フカセの集魚剤の配合やタナ取りについてはウキフカセ釣りのコマセ配合・水比・撒き方実践完全ガイドが参考になります。
アオリイカ(エギング)
エギングは餌木(エギ)と呼ばれるルアーをシャクって誘う釣りです。春の大型狙いは3.5号前後のエギ、秋の新子狙いは2.5号前後のエギが使いやすいとされます。秋はシモリやテトラなどの障害物まわりを丁寧に探るのがコツです。タックルやエギ選びの詳細はエギングタックル選び方完全ガイド2026にまとめています。
アジ・サバ・イワシ(サビキ)/アジング
サビキ釣りは仕掛けと撒き餌があれば始められ、ファミリーに最適です。回遊が入れば数釣りも狙えます。日が落ちてからは、ジグヘッドにワームを付けて尺アジを狙うアジングも実績があります。細いラインを扱うライトゲームの基本はライトゲーム完全攻略ガイド|浜名湖・遠州灘のアジング・メバリング・ロックフィッシュで解説しています。
初心者・ファミリーの持ち物チェックと現地での注意

新居弁天海釣公園は売店「今切ショップ」で釣具のレンタルや仕掛け・エサの購入ができるため、手ぶらに近い状態でも釣りを始めやすい釣り場です。とはいえ、安全と快適さのために最低限そろえておきたい持ち物があります。特に小さなお子さま連れの場合は、ライフジャケットの着用を最優先に考えてください。
| 持ち物 | 理由・ポイント |
|---|---|
| ライフジャケット | 柵が低い箇所があるため必須。子ども用サイズも忘れずに |
| 帽子・日焼け止め・飲料 | 夏場は熱中症対策が最重要。こまめな水分補給を |
| ヘッドライト | 夜釣り・マヅメ時の手元を照らす。両手が空くタイプが安全 |
| クーラーボックス・氷 | 釣った魚の鮮度管理に。サビキの数釣りでは必須 |
| フィッシュグリップ・プライヤー | 毒のある魚に素手で触れないために。針外しにも便利 |
| ゴミ袋 | ゴミは必ず持ち帰る。仕掛けの切れ端も回収する |
現地での注意として、毒を持つ生き物への対処は知っておきたいところです。特にヒョウモンダコはフグ毒と同じテトロドトキシンを持ち、咬まれると重症化する危険があるため、青い輪模様のあるタコは絶対に素手で触らないでください。万一咬まれた場合は流水で毒を絞り出し、安静にして速やかに医療機関を受診します。アイゴやハオコゼ、ゴンズイなど背びれや胸びれの棘に毒を持つ魚も多いので、釣れた魚はフィッシュグリップでつかみ、不用意に触らないことが大切です。夏休みの家族釣行のコツは子供・ファミリーで楽しむ夏休み釣り入門完全ガイド2026にまとめています。
夏(6〜8月)の徹底攻略|アジ・シロギス・タチウオ・タコ
本記事は春の釣りを起点に構成していますが、新居弁天海釣公園が一年で最もにぎわうのは夏休みシーズンです。実際、2026年7月時点の釣果情報でも、アジ・キス(シロギス)・タコ・カサゴといった夏の定番魚種が継続して報告されており、魚種の層の厚さは春に劣りません。ここでは夏のターゲットをもう一段掘り下げます。
朝夕のサビキでアジ|夏の主役は回遊待ちが基本
夏のアジは朝マヅメ・夕マヅメの回遊待ちが基本です。群れが差してくるのは潮が動く時間帯に集中しやすく、炎天下の日中は足が止まりがちです。回遊魚狙いなら潮通しの良い②番堤防が第一候補で、コマセを切らさず打ち続けて群れを足止めするのがセオリー。豆アジ主体の日でも、日没後にジグヘッドとワームのアジングへ切り替えると、ひと回り大きいサイズが口を使うことがあります。真夏は魚が傷みやすいので、氷をしっかり効かせたクーラーボックスを必ず用意してください。
チョイ投げのシロギス|砂地絡みの①番・②番が狙い目
底質に砂地が絡む①番・②番側は、夏のチョイ投げでシロギスが狙えるエリアです。オモリ5〜8号程度の軽い仕掛けにイシゴカイを付け、ゆっくり引いてくるだけのシンプルな釣りなので、子どもの初めての投げ釣りにも向いています。岩や海藻が増える③番より東側は根掛かりが多くなるため、キス狙いなら西寄りの堤防を選ぶのが無難です。釣れたキスは天ぷらにすれば夏の食卓の主役になります。
夜のタチウオ|回遊が入れば公園からも射程圏内
浜名湖周辺のタチウオは例年7〜9月に釣果報告が増える傾向があり、外海と接続する今切口まわりは回遊の通り道になります。回遊さえ入れば、公園の堤防からもワインドやメタルジグ、電気ウキのエサ釣りで狙えるチャンスがあります。時合は日没後と夜明け前が中心。歯が非常に鋭い魚なので、ワイヤーリーダーか太めのリーダーを組み、取り込んだらフィッシュグリップで扱ってください。今切口全体のポイントの見方と安全対策は浜名湖今切口の釣り完全ガイド|最強ポイントの攻略法と安全対策で詳しく解説しています。
日中はタコと根魚で拾う
回遊待ちの合間に手堅いのが、テトラ際のマダコと穴のカサゴです。タコエギやタコテンヤを堤防際に落として小突くだけとシンプルで、6月以降は③番周辺の実績が豊富。日陰になるテトラの穴は真夏でもカサゴの反応が得やすく、「回遊が来ない時間の保険」として組み込んでおくと一日の釣果が安定します。
| 時間帯 | 夏のおすすめプラン |
|---|---|
| 夜明け〜朝マヅメ | サビキでアジ・イワシの回遊を迎え撃つ |
| 日中 | チョイ投げのシロギス、テトラ際のタコ・カサゴ |
| 夕マヅメ | サビキの第二便+⑤番外側のルアー(シーバス・青物) |
| 夜 | タチウオ(回遊時)・夜アジング・ぶっこみ釣り |
混雑対策|駐車場・場所取り・時間帯の実践ガイド
新居弁天海釣公園は浜名湖エリアで一番人気とされる釣り場で、春・秋の週末はもちろん、夏は隣接する海水浴場の利用客も重なって周辺全体が混み合います。快適に釣るためには「時間」と「場所」の作戦が欠かせません。
場所取りの実情としては、実績と人気を兼ね備えた③〜⑤番堤防、とりわけ今切口に最も近い⑤番から埋まっていきます。週末に⑤番の先端部を確保したいなら、夜明け前の到着が事実上の必須条件です。逆に、ファミリーのサビキやチョイ投げが目的なら、比較的空きやすい①番・②番側でも釣果は十分に期待できます。混雑を根本から避けたい方は、平日釣行か、潮の緩い小潮まわりの日程を選ぶのも有効です。
駐車場は約400台分と広く、料金は400円(24時間ごと)。入庫から30分以内に出庫すれば無料です。支払いは現金のみで高額紙幣が使えないため、小銭を用意しておきましょう。頻繁に通うなら、海湖館で販売されている回数券(11枚綴り4,000円・使用期限なし)が便利です。それでも満車・満員という日は、車で数分の弁天島・舞阪方面へ移動する選択肢があります。周辺釣り場の使い分けは浜名湖南部(弁天島・舞阪・新居)完全釣りガイドにまとめているので、混雑時のプランBとして活用してください。
家族連れの楽しみ方|レンタル釣具で手ぶら釣行もできる
新居弁天海釣公園がファミリーに支持される最大の理由は、「道具がなくても始められる」ことです。売店の今切ショップは2025年に隣接する今切体験の里・海湖館の1階へ移転リニューアルし、エサ・仕掛け・レンタル釣具・軽食までひととおり揃います。レンタル竿を借りてサビキ仕掛けとアミエビを買えば、文字どおり手ぶらで釣りが始められます。エサは自動販売機でも24時間購入できるため、早朝や夜の釣行でも困りません。
設備面では、園内にトイレが2箇所あり、水道・手洗い場も完備。魚を触った手やコマセで汚れた足元をすぐ洗えるのは、子ども連れには大きな安心材料です。釣り座は、狙える魚種の幅が広い④番堤防か、駐車場からの移動が少ない西寄りの堤防がおすすめ。子どもには必ずライフジャケットを着用させ、堤防の先端部や柵の低い場所には近づけないようにしてください。
子どもが釣りに飽きてしまっても、海湖館での休憩や、隣接する弁天島海浜公園への移動など、逃げ場が多いのもこのエリアの強みです。夏場は日陰が少ないため、帽子・飲料・日焼け止めの熱中症対策3点セットを忘れずに。半日で切り上げる前提の計画にしておくと、家族全員が笑顔で帰れます。
よくある質問(FAQ)

新居弁天海釣公園は予約が必要ですか
入場の予約は不要で、入場料も無料です。駐車場はおおむね1日400円の有料となっており(短時間は無料とされます)、空いていれば自由に利用できます。週末やシーズンの好機は混雑しやすいため、人気の⑤番堤防を狙うなら早朝の到着がおすすめです。
初心者でも釣れますか。どの堤防がおすすめですか
はい、初心者でも釣りやすい釣り場です。サビキ釣りなら回遊が入ればアジ・サバ・イワシを数釣りできる可能性があり、ファミリーに向いています。堤防は外側でルアー、内側でウキ・サビキと両方こなせる④番堤防が扱いやすいとされます。売店で仕掛けやエサを補充できる点も初心者には安心材料です。
夜釣りはできますか
基本的に夜釣りも可能で、夜は大型のシーバスやアジが狙いやすくなるとされます。ただし堤防先端は柵が低い箇所があり、暗い中での転落は重大事故につながります。ヘッドライトとライフジャケットを必ず着用し、足元に十分注意してください。
荒天時でも釣りができますか
台風や強風・高波の際は安全のため閉鎖されることがあります。今切口は潮が速く、悪天候時は危険が増します。釣行前には湖西市など公的に公開されている情報や天気・波予報を確認し、無理をしない判断を心がけてください。
どんな潮回り・時間に行くのが良いですか
魚の活性が上がりやすいのは朝マヅメ・夕マヅメで、これに潮が動く時間(上げ七分・下げ三分の目安)が重なると時合が濃くなります。潮の緩む小潮まわりはファミリーのサビキ向き、潮を活かすルアー釣りは大潮・中潮まわりが狙い目です。釣行前に潮見表で満潮・干潮の時刻を確認しておきましょう。
夏はどんな魚が釣れますか
サビキのアジ・イワシ、チョイ投げのシロギス、テトラ際のマダコが夏の主役です。2026年7月時点の釣果情報でもアジ・キス・タコ・カサゴが継続して報告されています。夜は回遊が入ればタチウオが狙える年もあり、⑤番外側ではシーバスや青物のチャンスもあります。
売店やレンタル釣具は今もありますか
あります。売店の今切ショップは2025年に隣接する海湖館1階へ移転リニューアルし、エサ・仕掛け・釣具・レンタル竿・軽食を扱っています。エサの自動販売機は24時間利用できます。営業時間は変わることがあるため、レンタルを確実に利用したい場合は事前確認をおすすめします。



