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電動リール完全ガイド|船釣りで必須の電動リールの選び方・使い方・おすすめ機種
電動リールは「深場の船釣りを劇的に楽にしてくれる」道具です。御前崎沖の水深80〜150mでのカツオ・マダイ・ヤリイカ釣りでは、電動リールなしの手巻きは体力的に非常に過酷。電動リールがあれば老若男女問わず深場釣りを楽しめます。本記事では電動リールの選び方・使い方・メンテナンスを完全解説します。
電動リールの基本構造と特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| モーター | 巻き取りを電動で行う。ボタン操作で自動巻き取り可能 |
| 電源 | 船のバッテリー(12V)または専用バッテリーから電力供給 |
| カウンター | 水深(ライン放出量)をデジタル表示。タナ取りが正確 |
| ラインキャパシティ | PE3〜5号を300〜500m巻ける大型スプール |
| 手動巻き | ハンドルも付いており、手動でも使用可能 |
| 重量 | 700g〜1.5kg(手巻きより重い) |
電動リールの選び方
- 使用ターゲット・水深で選ぶ:カツオ・サバなど水深30〜50mのコマセ釣りには小型(500番前後)。マダイ・ヤリイカの60〜150mには中型(1000〜2000番)。深海のキンメ・アコウ(300m以上)には大型(3000〜4000番)
- 主要ブランド:SHIMANO(シマノ)の「フォースマスター」「プレミオ」シリーズ、DAIWA(ダイワ)の「シーボーグ」「ハイパータナコン」シリーズが定番。どちらも信頼性が高い
- 巻き取り速度:スペック表の「最大巻き取り量(cm/ハンドル1回転)」ではなく「最大巻き取り速度(m/分)」で比較。深場・大型魚には速い方が有利
- 価格帯の目安:エントリー(2〜5万円)・中級(5〜10万円)・ハイエンド(10〜20万円)。船釣りを年10回以上するなら中級以上を推奨
電動リールの使い方(基本操作)
- 電源接続:船のバッテリーボックスに専用コードをつなぐ。接続時は「+」「−」を確認してショートを防ぐ
- 仕掛けを投入:サミング(スプールを親指で押さえる)しながら仕掛けを落とす。フリーフォールにすると絡まる場合があるため最初はゆっくり
- タナ取り:カウンターで水深を確認しながら指定のタナまで落とす。「底+○m」の指定に従う
- アタリ確認:アタリが来たら「少し送り込んで」から「大きく合わせる」。電動モードで巻き上げ開始
- 電動巻き取り:スピードを中速に設定して巻き上げ。魚が暴れる時はスピードを落とす。水面近くで最後は手巻きに切り替えることも
電動リールのメンテナンス
- 塩水に注意:海水は電気系統に大敵。釣行後は真水で軽く洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る。コネクター部分への水の侵入を防ぐ
- コードの収納:電源コードは毎回ていねいに丸めて収納。コードが折れ曲がると断線の原因に
- ドラグ調整:釣行前にドラグのテスト。ファイト中に急に出てしまう場合は釣行前に調整
- 年1回のオーバーホール:メーカーへ定期オーバーホール(5,000〜8,000円)を依頼すると長く使える。電気系統の専門修理が必要なため自分でバラさない
電動リールと船釣りのセットアップ例
| 釣り物 | 電動リール | ロッド | PE号数 |
|---|---|---|---|
| カツオ・コマセ | 500〜1000番 | コマセ専用2.7m | PE3号・200m |
| マダイ・タイラバ | 1000番 | タイラバ2m | PE0.8〜1号・300m |
| ヤリイカ | 1000〜2000番 | スッテロッド2m | PE3号・300m |
| カワハギ | 手巻きでも可・150番 | カワハギ1.7〜2m | PE1〜1.5号・150m |
まとめ|電動リールで深場釣りの楽しさを解放
電動リールは「深場釣りの敷居を大きく下げる」画期的な道具です。御前崎沖の120mでマダイを釣り上げる達成感、100mのヤリイカが一荷で上がる爽快感は、電動リールなしには味わえません。釣りを長く続けるなら一台は持っておきたい電動リール。まずはレンタルで試してから購入を検討するのもおすすめです。



