アジ・サバ・青物の料理完全レシピ集|遠州灘で釣れた回遊魚を最高の刺身・アジフライ・〆サバで堪能

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アジ・サバ・青物の料理完全レシピ集|遠州灘で釣れた回遊魚を最高の刺身・アジフライ・〆サバで堪能

遠州灘・浜名湖周辺では、夏から秋にかけてアジ・サバ・ソウダガツオ・ブリなどの回遊魚が接岸します。釣りたての青物・回遊魚は鮮度が命。スーパーで買う刺身とは比べ物にならない旨さがあります。本記事では遠州灘で釣れた代表的な回遊魚の料理法を、捌き方から調理レシピまで完全解説します。

回遊魚別・料理メニュー一覧

魚種おすすめ料理保存期間
アジ(マアジ)刺身・アジフライ・南蛮漬け・干物当日〜翌日春〜秋
サバ(マサバ)〆サバ・味噌煮・塩焼き・竜田揚げ当日(傷みやすい)秋〜冬
ソウダガツオタタキ・なめろう・角煮当日夏〜秋
ワカシ・イナダ(ブリ若魚)刺身・照り焼き・竜田揚げ当日〜翌日夏〜秋
ブリ(大型)刺身・ブリしゃぶ・照り焼き・鰤大根1〜2日冬(寒ブリ)
シイラ刺身・ムニエル・カルパッチョ当日

アジの捌き方と料理(最も汎用性の高い回遊魚)

  • アジの特徴:ゼイゴ(側線に沿った硬い鱗列)があるのが特徴。三枚おろし前に尾から頭方向へゼイゴをそぎ取ることが必須。身は柔らかく脂が適度に乗り、刺身から揚げ物まで幅広く使える
  • 基本的な捌き方
    1. 尾から頭方向にゼイゴをそぎ取る(包丁で逆なでにして取る)
    2. ウロコを引く(比較的簡単。向こう側のゼイゴも忘れず)
    3. 頭を斜めに落とす(エラごと)
    4. 腹を開いて内臓を取り除く
    5. 三枚おろし(背骨に沿って包丁を入れ、身を外す)
    6. 腹骨をすき取り、中骨を骨抜きで抜いて完成

アジの刺身(最もシンプルで最高の食べ方)

  • 薄造り・ぶつ切り:釣りたてのアジは透明感があり、旨味・甘みが抜群。生姜醤油・ネギ醤油で食べると絶品。わさび醤油はもちろんOK
  • なめろう:アジの刺身身をまな板の上で叩き、味噌・生姜・ネギ・大葉を加えてさらに叩く。まとまってきたら完成。山葵醤油でなく味噌ベースの旨みが特徴。磯料理として有名
  • さんが焼き:なめろうをアジの骨・皮(かまど焼き型)に乗せてフライパンで焼いたもの。千葉・南房総の郷土料理だが、釣りたてアジを使うと格別

アジフライ(定番・人気No.1)

  • 材料(4人分):アジ(中型)4尾・塩コショウ・小麦粉・卵・パン粉・揚げ油
  • 作り方
    1. アジを三枚おろしにする(背開きでも可。背開きの方がフライには食べやすい)
    2. 塩コショウで下味をつける
    3. 小麦粉→溶き卵→パン粉の順につける
    4. 180℃の油で3〜4分揚げる(黄金色になったら完成)
    5. ソース・タルタルソース・レモンで食べる
  • ポイント:揚げたてを食べること。時間が経つとせっかくのサクサク感が失われる。ソースはウスターソースが定番だが、自家製タルタルソース(ゆで卵・マヨネーズ・玉ねぎのみじん切り・ピクルス)も絶品

アジの南蛮漬け(作り置きに最適)

  • 材料(4人分):アジ(小〜中型)8〜10尾・玉ねぎ1個・ニンジン半本・ピーマン2個・酢150ml・砂糖大さじ4・醤油大さじ3・みりん大さじ2・赤唐辛子1本
  • 作り方:アジに片栗粉をまぶして170℃でカラリと揚げる。野菜を薄切りにして南蛮酢(酢・砂糖・醤油・みりん・唐辛子を合わせたもの)に漬ける。揚げたアジをそのまま南蛮酢の中に漬け込む。30分〜1時間で食べられるが、翌日が最も美味しい
  • 冷蔵保存で3日以上持つ:大量に釣れた時の保存食として最強。揚げたてより漬けた翌日の方が旨味が染み込んで美味しくなる

〆サバ(サバの定番料理)

  • 注意:アニサキスに要注意:サバにはアニサキス(寄生虫)が寄生している可能性が高い。〆サバを作る場合は必ず「-20℃で24時間以上冷凍してから解凍」してアニサキスを死滅させること。または十分に加熱する。釣りたての生サバをそのまま〆サバにするのは危険
  • 材料(4人分):マサバ1尾(三枚おろし)・塩大さじ3・酢150ml・砂糖大さじ1
  • 作り方
    1. 三枚おろしにしたサバに塩をたっぷりまぶし、冷蔵庫で1〜2時間置く
    2. 塩を洗い流し、酢に30分〜1時間漬ける(好みの締め加減に)
    3. 皮を手でむく(皮と身の間がきれいにはがれる)
    4. 薄く切って盛り付け、生姜醤油・ショウガ・ミョウガで食べる

ソウダガツオのなめろう・タタキ(秋の回遊魚を堪能)

  • ソウダガツオとは:遠州灘の秋に大量接岸するカツオの仲間。マルソウダ・ヒラソウダの2種がいる。血合いが多く生臭みが強いため「食べにくい」とされるが、新鮮なものをすぐ処理すれば絶品
  • 血抜きが最重要:釣れたらすぐエラを切って海水に5分漬けて血抜き。内臓も即除去。この処理をしないと急激に生臭くなる
  • なめろう・タタキ:アジ同様になめろうにする。生姜・ニンニク・味噌・青ネギをたっぷり入れて叩くと臭みが消える。タタキ(皮目を炙り)にすると香ばしさが加わり食べやすい
  • 角煮・煮付け:脂が少ないので醤油・砂糖・みりん・酒の煮汁で甘辛く煮付けると美味しい。生臭みが飛んで子供でも食べやすい味になる

ワカシ・イナダ(ブリ若魚)の料理

  • 特徴:ブリの若魚(関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリの順に成長)。遠州灘では夏から秋に回遊。脂は薄いが身が締まっており、刺身にするとあっさりとした味わい
  • 刺身:皮を引いてぶつ切り。薬味(生姜・ネギ・大葉)と共に食べると臭みが消える。わさび醤油でも美味しいが、ポン酢も◎
  • 照り焼き:切り身に醤油・みりん・砂糖で作ったタレを絡めてフライパンで焼く。脂が少ないためカリッと焼けてご飯がすすむ一品になる
  • 竜田揚げ:下味(醤油・みりん・生姜)をつけて片栗粉で揚げる。青物特有の臭みが消えて食べやすく、お弁当のおかずにも最適

寒ブリの刺身・ブリしゃぶ(最高の青物料理)

  • 寒ブリとは:冬(12〜2月)に脂が乗りきった大型ブリ。御前崎沖では冬にブリが回遊することがあり、タイラバやジギングで大型が釣れることも。脂の乗りは最高レベル
  • 刺身:銀色の皮を引いて、柵取りして薄切り。口に入れた瞬間にとろける脂と旨味が格別。ポン酢+紅葉おろしが最高の組み合わせ
  • ブリしゃぶ:昆布だし(水1Lに昆布10cm)を沸かし、薄切りにしたブリをサッとくぐらせる。ポン酢・ゴマだれで食べる。脂が落ちすぎず、身がふわふわで絶品。〆はうどんか雑炊が定番
  • 鰤大根:ブリのカマ・中骨・腹身を使った煮物。米のとぎ汁で下茹でした大根と一緒に醤油・みりん・砂糖・酒で煮る。骨周りの脂が大根に染み込んで最高の一品に

干物・塩漬け(保存食として)

  • アジの干物:三枚におろして(または背開き)、塩水(塩分濃度3〜5%)に30〜60分漬ける。キッチンペーパーで水気を取り、干し網に入れて風通しの良い日陰で半日〜1日干す。グリルで焼けば絶品の干物が完成。市販品とは別格の旨さ
  • 味醂干し:みりん・醤油・砂糖を3:1:1で合わせたタレに30分漬けた後、干す。甘辛い味付けで子供にも人気。炙るとまた格別
  • 塩サバ(塩漬け):三枚おろしにして塩を全体にまぶし、ラップして冷蔵庫へ。翌日には塩サバの完成。塩焼きにすれば市販品より旨い

まとめ|回遊魚は鮮度が命・釣れたらすぐ処理を

アジ・サバ・青物などの回遊魚は、特に鮮度劣化が速い魚たちです。釣れたらすぐ血抜き・内臓除去を行い、クーラーボックスで適切に保管することで、家に帰っても最高の鮮度を保てます。遠州灘で釣れた青物の刺身・アジフライ・〆サバは、釣り人だけが手に入れられる究極のご馳走です。次回の釣行後は、ぜひ本記事のレシピで料理に挑戦してください。


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