浜名湖の玄関口——弁天島・今切口・舞阪は浜名湖釣りの聖地と言っても過言ではありません。今切口(浜名湖と遠州灘をつなぐ唯一の出口)は強い潮流が常に走り、大型シーバス・チヌ・タコが集まる浜名湖最高のルアーポイント。弁天島海浜公園はファミリー釣りの定番スポット。舞阪漁港は遊漁船の出発点として知られます。このページでは浜名湖南部(弁天島・今切口・舞阪)エリアの釣りスポットを、アクセス情報・駐車場・ターゲット魚種・季節別釣況・注意事項とともに完全解説します。
浜名湖南部エリアの地理的特徴
浜名湖は静岡県浜松市に位置する汽水湖(海水と淡水が混じる)です。湖の南部・今切口(いまぎりぐち)が唯一の海との接続部分で、ここから潮の出入りが起きます。
- 今切口:浜名湖と遠州灘の唯一の接点。幅約200mの狭い水路に潮流が集中する。これが浜名湖最高のシーバスポイントである理由
- 弁天島:今切口の東側(浜名湖側)に位置する小さな島(現在は陸続き)。海浜公園・弁天島温泉・駅がある観光スポットでもある
- 舞阪:今切口の西側。舞阪漁港があり、地元漁師・遊漁船の拠点
- 新居弁天:さらに西(愛知県との境近く)。新居弁天海釣公園(有料釣り場)がある
スポット①:今切口(浜名湖最強の潮流ポイント)
場所・アクセス
- 住所:浜松市西区舞阪町弁天島 今切口周辺
- アクセス:東名浜松西ICから車で15分。弁天島駅(東海道本線)から徒歩10〜15分
- 駐車場:弁天島海浜公園の有料駐車場(500円/日)または近隣の無料スペース。早朝は広い駐車場も混雑するため注意
今切口の釣りポイント詳細
今切口には複数の釣りポイントがあります:
- 今切口東側護岸(弁天側):大潮・中潮の満潮前後が特に狙い目。シーバスが潮流に乗ってベイトを追いかける場面が多い。夜釣りは常夜灯周りが最高ポイント
- 今切口西側(舞阪側):潮流がやや弱め。チヌ・キビレのフカセ釣りに適している。干潮時の干潟際が狙い目
- 今切口橋梁周辺:橋の橋脚周り・橋下が人気ポイント。シェードになる橋下にシーバスが着くことが多い
今切口のターゲット魚種と釣り方
| 魚種 | 最盛期 | 釣り方 | 実績ルアー・仕掛け |
|---|---|---|---|
| シーバス(スズキ) | 通年(春秋が最盛) | ルアー(ミノー・バイブレーション) | ダイワ サーフェスウィング・シマノ エクスセンス系(12〜18cm) |
| クロダイ(チヌ) | 4〜6月(ノッコミ)・秋 | フカセ釣り・チニング(ルアー) | フカセ:0〜B号ウキ+オキアミ。チニング:クローワーム底引き |
| キビレ(キチヌ) | 5〜11月 | チニング・フカセ | チヌと同様。キビレはキビれた黄色い尾ひれが特徴 |
| タコ(マダコ) | 7〜9月 | タコエギ・タコジグ | タコエギ1.5〜2号(ピンク・オレンジ)底ずる引き |
| ハゼ | 6〜11月 | ちょい投げ | ハゼ仕掛け(2〜3本針)+イシゴカイ |
今切口の注意事項
- 潮流に注意:今切口は日本でも有数の強潮流ポイント。大潮の満潮・干潮時は潮流が最大5ノット(9km/h)を超えることがある。護岸から落水すると非常に危険。ライフジャケット着用を徹底すること
- 立入禁止区域:工事区間・漁業作業エリアへの立入禁止区域が一部ある。表示を守ること
- 駐車マナー:路肩や民家前への無断駐車が問題化している。必ず駐車場を利用すること
スポット②:弁天島海浜公園・弁天島護岸
場所・アクセス
- 場所:浜松市西区舞阪町弁天島3775番地付近
- アクセス:弁天島駅(東海道本線)から徒歩3〜5分
- 駐車場:弁天島海浜公園有料駐車場(無料時間帯あり・混雑時有料)
- トイレ:公園内に常設トイレあり(季節営業)
弁天島護岸の特徴
弁天島護岸は浜名湖を向いた(内湾側)の護岸で、足場が良くファミリーでも釣りしやすい環境です。
- 水深:護岸前は水深1〜3m程度の浅め
- 底質:砂泥底。ハゼの好む環境
- 常夜灯:夜になると護岸の灯りがポイントになる。シーバス・メバルが常夜灯周りに集まる
弁天島でのターゲットと時期
- ハゼ(6〜11月):ちょい投げ。干潟際が特にポイント。朝〜昼間でも釣れる
- アジ・サバ(4〜10月):サビキ釣り。夕マズメ〜夜に群れが回遊する。豆アジ〜20cmクラス
- シーバス(通年):夜の常夜灯周りでミノー・シンキングペンシル
- カレイ(11〜4月):投げ釣り。冬〜春にかけてマコガレイ・イシガレイが釣れる
- チヌ(4〜11月):フカセ・チニング。干潟際の底
スポット③:新居弁天海釣公園(有料管理釣り場)
基本情報
- 場所:湖西市新居町新居3775(浜名湖西岸・国道1号バイパス近く)
- アクセス:新居弁天駅(東海道本線)から徒歩5〜10分
- 入場料:600円(中学生以下無料・年によって変動あり)
- 営業時間:7:00〜17:00(繁忙期・夏季は延長あり)
- 設備:トイレ・売店・竿レンタル・仕掛け販売あり
新居弁天海釣公園の特徴
新居弁天海釣公園は有料だが管理が行き届いており、足場・手すりが整備されてファミリー・初心者に最適な釣り場です。
- 岸壁形式の釣り場。水深が3〜5mあり、落とし込みにも対応
- サビキ釣りでアジ・サバが数釣れる(特に春〜秋)
- シーバス・チヌもルアー・フカセで狙える
- カレイ・アイナメの投げ釣りも可能
スポット④:舞阪漁港(遊漁船の拠点・釣り文化の中心地)
舞阪漁港は浜名湖・遠州灘の釣りの中心地です。遊漁船の拠点として、地元の漁師文化と釣り文化が交わる場所でもあります。
- 遊漁船の利用:タイラバ・マダイ狙い・シロギス・カレイ等の各種遊漁船が出港。1日乗船8,000〜12,000円前後
- 舞阪漁港前の護岸:タコ・シーバス・チヌが釣れる。地元釣り人の間では穴場ポイントとして知られる
- 舞阪漁港の朝市:毎年ゴールデンウィーク期間中に「舞阪港まぐろフェスタ」等の水産イベントが開催される
南部エリア周辺の釣具店情報
- 上州屋 浜松弁天島店:弁天島駅から車で5分。地元の釣り情報が充実。エサ・仕掛け・ルアーが揃う
- フィッシュランド 浜松南店:各種タックルが充実。スタッフが毎日釣果情報を更新
- 中谷釣具店(舞阪漁港近く):地元漁師・遊漁船との繋がりが深い老舗釣具店。生きたエサ(イワシ・シャコ)が購入できる
2026年の浜名湖南部エリア最新情報
2026年春〜夏の浜名湖南部の釣り状況:
- 今切口のシーバス:2月下旬から活発化。3月〜5月の春シーズンにランカー(80cm超)の実績が多数
- 弁天島のハゼ:6月から例年より早めに釣れ始めており、7月の本格シーズンに向けて期待大
- 今切口のタコ:6月下旬から護岸周辺で確認。7月の最盛期に向けて増加中
- アジ回遊:4月中旬から新居弁天海釣公園に20〜25cmの中型アジが回遊。夕マズメに特に入れ食い状態の日も
まとめ:浜名湖南部は「一日中釣りを楽しめる」エリア
弁天島・今切口・舞阪・新居弁天の南部エリアは、ファミリーフィッシングから大物狙いまで全てのニーズを満たす釣りの聖地です。朝はサーフでヒラメ・シーバスのショアジギング、昼は弁天島でハゼ・アジのサビキ、夕方は今切口でチヌのフカセ、夜は常夜灯周りでシーバスのナイトゲーム——この「一日リレー釣行」こそが浜名湖南部釣りの醍醐味です。
季節と潮回り(大潮・中潮)を意識して釣行計画を立て、浜名湖南部の豊かな漁場を最大限に楽しんでください。



