三浦半島の釣りスポット完全ガイド|城ヶ島・三崎港・剱崎など厳選10ポイントを徹底解説

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三浦半島の釣りスポット完全ガイド|城ヶ島・三崎港・剱崎など厳選10ポイントを徹底解説

三浦半島は、神奈川県の南端に位置する日本屈指の海釣りフィールドです。東側は東京湾、西側は相模湾・太平洋という異なる海域に接し、さらに半島先端の城ヶ島周辺では黒潮の支流が流れ込むため、一年を通じてバラエティ豊かな魚種が集まります。東京・横浜から日帰り圏内でありながら、磯・堤防・地磯・砂浜と釣り場の形態も多様で、首都圏在住のアングラーにとって最高のホームグラウンドといえる場所です。

クロダイ・メジナ・ワラサ・タチウオ・アオリイカ・ヒラスズキと、ターゲットは枚挙にいとまがありません。城ヶ島磯の迫力ある地磯から三崎港の使いやすい堤防釣り、剱崎の透明度抜群の磯場まで、初心者からベテランまで満足できるポイントが揃っています。本記事では、実際に釣れる場所・釣れる時期・具体的な釣り方を余すところなく解説します。この記事を読めば、初めて三浦半島を訪れる方でも迷わず釣りを楽しめるはずです。

項目内容
エリア神奈川県三浦市・横須賀市・三浦郡葉山町
東京からのアクセス(電車)品川駅→京急本線・三崎口駅(約70分)。三崎口駅からバスまたはタクシーで各ポイントへ
横浜からのアクセス(電車)横浜駅→京急本線・三崎口駅(約50分)
車でのアクセス横横道路・衣笠IC または 馬堀海岸ICから三崎方面へ約30〜40分。首都高経由だと横浜から約60分
主なコンビニセブンイレブン三崎口駅前店・ローソン三浦三崎店・ファミリーマート三崎港店など。各ポイント近くにあり餌も購入可能
主な釣具店上州屋三浦三崎店・マリンベース剱崎・フィッシング相模屋横須賀店など
トイレ城ヶ島公園・三崎港魚市場前・宮川港・各漁港内に公衆トイレあり
有料駐車場城ヶ島(500円〜700円/回)・三崎港周辺(200円〜500円/時間)・剱崎灯台下(無料スペースあり)
遊漁船三崎港・城ヶ島港・宮川港から多数出船。ウィリー五目・タコ・ビシアジなど豊富

三浦半島の地形・海洋環境

三浦半島の釣り場を理解するうえで最も重要なのが、東京湾と相模湾という二つの海域が交わる地理的条件です。半島東岸(観音崎〜横須賀側)は東京湾に面し、湾内特有の暖かく栄養豊富な水が流れ込みます。タチウオ・アジ・サビキ釣りなど、ファミリーフィッシングや手軽な堤防釣りに適したポイントが多いのがこのエリアの特徴です。

一方、半島西岸(葉山〜城ヶ島)は相模湾・太平洋に面し、黒潮の支流(黒潮暖流の分枝)が直接流れ込みます。この影響で水温は年間を通じて安定して高く(夏場は26〜28℃、冬場でも15〜17℃)、大型のメジナやクロダイ、アオリイカ、ワラサ・ヒラマサなどの青物まで回遊してきます。剱崎から城ヶ島にかけての磯は、黒潮が直接当たることで「潮通し」が非常に良く、磯釣りの聖地として全国から釣り師が集まります。

底質は場所によって大きく異なります。城ヶ島周辺は関東ローム層の岩礁帯が発達しており、フジツボ・カラス貝・ムラサキウニが豊富。メジナやクロダイの絶好のエサ場となっています。水深は磯の先端で5〜15m、堤防先端部で8〜20mとなり、春先にはホウボウ・カレイ、夏にはイサキ・アオリイカ、秋にはワラサ・ショゴ(カンパチ若魚)が接岸します。また、城ヶ島の「タテイワ」や「馬の背」などの地磯は、水深が10m以上ある急深な地形で、上潮と下潮がぶつかるポイントでは潮目が発生し、大型のグレ(メジナ)が浮いてきます。

潮流は三浦半島先端部でとくに複雑です。東京湾の出入りに伴う流れと相模湾からの流れがぶつかるため、剱崎〜城ヶ島間では「反流(逆流)」が発生し、潮が効いている時間帯が長い反面、仕掛けの取り回しに技術を要する場面もあります。初心者はまず潮の流れが緩やかな三崎港・宮川港の堤防から始めるのがベストです。

三浦半島で釣れる魚種年間カレンダー

魚種1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
メジナ(グレ)
クロダイ(チヌ)
アオリイカ××
ワラサ・イナダ(青物)×××
タチウオ××××
カワハギ
アジ・サバ(サビキ)
イサキ××××××
ヒラスズキ×××

◎:最盛期(高確率) ○:好調期(狙える) △:可能だが難しい ×:ほぼ釣れない

場所別おすすめ釣りポイント詳細

城ヶ島(じょうがしま)磯・城ヶ島港

城ヶ島は三浦半島先端に位置する離島で、本州とは城ヶ島大橋(通行無料)で結ばれています。島の南側には「馬の背洞門」周辺の荒々しい地磯が広がり、北側には城ヶ島港の整備された堤防があります。この二面性が城ヶ島を首都圏随一の釣り場にしている最大の理由です。

城ヶ島西磯(第1磯・第2磯)は、南側の駐車場(有料500円)から10〜15分歩いたところにある本格的な地磯で、メジナ・クロダイの一級ポイントです。水深は手前で5m、沖に向かって急激に10〜15mまで落ちており、潮通しも抜群。冬のメジナは30〜45cmクラスが主体で、年無し(50cm超のクロダイ)も毎年複数本出ています。フカセ釣りが基本で、コマセにはオキアミ+チヌグル(集魚材)の配合がベスト。ハリスは1.7〜2号、ウキは1号棒ウキを基準にしてください。

ただし、西磯は波が高い日は非常に危険です。波高1.5m以上の日は磯に立ち入らないことが鉄則。特に冬場は急に大波が来ることがあるため、ライフジャケット着用と単独釣行の回避を強くすすめます。

城ヶ島東磯(タテイワ方面)は、相模湾と東京湾の流れがぶつかる地点に近く、秋のワラサ・カツオの回遊が有名です。9〜11月のナブラ(青物が小魚を追い回す現象)が立ちやすく、ジグ単やポッパーへの反応が非常によい。タックルはPEライン1.5〜2号にショックリーダー30〜40lb、メタルジグ40〜60gが基本。ヒラスズキも冬〜春にかけて実績が高く、12〜3月のうねりが入る日にシンキングミノー(130〜160mm)を使ったサーフェスゲームで50cm超がヒットします。

城ヶ島港(北側護岸)は、フェリー乗り場裏の堤防で足場もよく初心者でも安心です。サビキ釣りでアジ・サバ・ウルメイワシが釣れ、夜釣りではタチウオ(7〜10月)が好調になります。ただし港内は漁業者の作業が多いため、邪魔にならないよう漁船の往来には十分な注意が必要です。

三崎港(みさきこう)

三崎港はマグロ漁業で有名な神奈川県内最大規模の漁港で、港内には複数の釣りポイントがあります。特に人気なのが北条湾(ほうじょうわん)護岸で、護岸沿いに整備された釣りエリアとして地元釣り師に親しまれています。

北条湾護岸は全長約500m以上のコンクリート護岸で、車を横付けして釣りができる場所もあり、ファミリーフィッシングに最適。春〜秋にかけてサビキ釣りでカタクチイワシ・アジ・サバが大量に釣れることで知られており、春のカタクチイワシの群れが接岸すると岸壁で「入れ食い」状態になることも珍しくありません。また、夏〜秋にかけてはサビキに混じってメバル・カサゴ・ウミタナゴが釣れます。

三崎港外側堤防(表堤防)は、港口に向かって伸びる堤防で、潮通しがよく、青物・アオリイカ・カワハギなどが狙えます。特に秋(9〜11月)はワラサ・ハマチの回遊が期待でき、ジギングやカゴ釣りで豪快なファイトが楽しめます。エギングではアオリイカの実績が高く、5〜6月と10〜11月が特にシーズン。エギのサイズは3〜3.5号、カラーはナチュラル系(オレンジ・ピンク)がよく効きます。

空振りしやすい条件:三崎港は週末・連休に非常に混雑します。人気ポイント(北条湾護岸の角周辺)は朝4時には場所取りが始まることも。また、港内は定期的に清掃船や作業船が通過するため、引っかかり根掛かりが多い時間帯もあります。東寄りの強風が吹く日は港内でも波が立ち、仕掛けが流されて釣りにくくなります。

剱崎(つるぎざき)磯

剱崎は三浦半島南東部に突き出た岬で、灯台下に広がる磯が有名な一級釣り場です。相模湾からの黒潮系の水と東京湾の水がぶつかるエリアに近く、透明度が高く(夏場でも水中見通し10m以上)、海中の様子を観察しながら釣りができます。

剱崎磯(灯台下の磯)は、駐車場(無料)から5分ほど歩いた磯場で、フカセ釣りのメジナ・クロダイが最大の的です。城ヶ島の西磯に比べてやや穏やかな地形で、初めての磯釣りにも比較的向いています。ただし、波高2m以上の日は立ち入り禁止になることもあるため、事前に気象・波情報を確認してから向かいましょう。

剱崎磯のポイントは大きく分けて3箇所。「一番岩」は灯台下のすぐ磯で、手前5m・沖8〜12mの水深があり、コマセをたっぷり効かせた浮きフカセで35〜42cmクラスのメジナがよく釣れます。「二番岩」は少し南にある磯で、根の張り出しが複雑で大型のクロダイが潜んでいます。「三番岩」は最も沖側で足場がやや悪いが、春〜夏にイサキの群れが入ることがあります。剱崎沖では船釣りでのマダイ・ウィリー五目(アジ・イサキ・ホウボウ)が有名で、地元の遊漁船が複数出船しています。

宮川港(みやがわこう)

宮川港は三浦半島の相模湾側に面した小さな漁港で、港内は比較的穏やかで初心者・ファミリーに向いています。宮川港堤防は外向き・内向き双方から釣りができ、駐車スペースも広め(無料)。足場は平坦なコンクリートで、夜釣りでも安全に釣りができます。

4〜6月のアオリイカエギングのメッカとして知られており、春のアオリイカは800g〜1.5kgクラスが港内に産卵のために接岸してきます。藻場(アマモ)が港奥に広がっており、産卵するアオリイカを狙う際は藻場周辺に2.5〜3号のエギを丁寧にキャストします。秋(10〜11月)は新子アオリイカ(1〜3杯)の数釣りも楽しめます。また、夏〜秋はカワハギ・ベラ・ウミタナゴがよく釣れ、エサ釣りの入門にも最適。

盗人狩り(ぬすっとがり)磯

盗人狩りは三浦半島の南岸に位置する断崖絶壁の磯地帯で、アクセスが少々難しいぶん人が少なく、大型のクロダイ・メジナが残っています。三崎口駅からバスで「盗人狩り」バス停下車、徒歩15分で磯へ到達します。駐車場は周辺に小さなスペースがありますが、週末は満車になることも。

断崖の下に広がる磯は変化に富んだ地形で、岩の隙間・水道・ワンドが複数あります。とくに盗人狩り水道は、潮が動く時間帯に両側から潮が集まり「ヨレ」が発生するため、メジナの大型が浮いてくるポイント。コマセを効かせながら5〜6mのウキ下でフカセると、秋冬に40cm超のメジナ(口太・尾長混じり)が釣れます。立地の険しさから初心者だけでの釣行は避けてください。

松輪江奈港(まつわえなこう)

松輪江奈港は三浦半島南東部の小漁港で、港内の堤防からクロダイ・カワハギ・アジが狙えます。近くに海水浴場もあるため夏場は観光客が多くなりますが、早朝(夜明け前〜6時台)は釣り師が多く集まる人気スポット。堤防先端は潮通しがよく、春〜秋にはアオリイカも好調です。駐車場あり(無料)、トイレも漁港内に設置されています。

走水(はしりみず)護岸・馬堀海岸

横須賀市の走水・馬堀海岸エリアは東京湾側のポイントで、タチウオ・アジ・サビキ釣りのメッカです。走水護岸は浦賀水道に面しており、湾内最大の潮流(最大3〜4ノット)が通る場所。タチウオ(7〜11月)のテンヤ釣りや、秋のワカシ(ブリ若魚)ショアジギングが特に有名です。馬堀海岸はリーフ状の地形が続く釣り場で、カレイ・ハゼ・シロギスの投げ釣りに向いています。電車でのアクセスが良好(京急馬堀海岸駅から徒歩10分)なため、遠方からも来やすいポイントです。

観音崎(かんのんざき)周辺

観音崎は浦賀水道の出口に近い岬で、東京湾フェリーの航路とも重なります。磯・砂浜・砂礫帯と多様な地形があり、磯でのフカセ釣り、砂浜での投げ釣り(シロギス・カレイ)、夜の電気ウキでのメバル釣りなど多彩な釣りが楽しめます。観音崎公園の駐車場(有料)から磯へ徒歩でアクセス可能。タコ釣りの名所でもあり、6〜9月のタコエギ(オクトパッシング)では1〜2kgのマダコが釣れます。

釣り方・タックル詳細

フカセ釣り(メジナ・クロダイ)

三浦半島で最もポピュラーな釣り方がフカセ釣りです。磯・堤防どちらでも有効で、コマセ(オキアミ+集魚材)を使いながら仕掛けを自然に流すウキ釣りです。

磯フカセ(メジナ専門)のタックルは次の通りです。ロッドは磯竿1.5〜1.75号の5.3m(ダイワ「メガディス」またはシマノ「ラディックス」など)。リールはレバーブレーキ付きの3000番クラス(シマノ「BB-X テクニウム」など)。ラインはフロートタイプのナイロン2号を使い、ウキ止めなしの全遊動仕掛けが三浦の潮速対応に効果的。ハリスはフロロカーボン1.5〜2号を1.5〜2m、ハリはグレバリ5〜7号。コマセは「オキアミ3kg+チヌグル1袋+グレパン半袋」が定番配合。城ヶ島・剱崎では水温が高い分グレの活性も高いため、コマセを多く打って浮かせる「上ウキ・浮かせ釣り」が効果的です。

クロダイのフカセでは、ハリスを太め(2〜2.5号)にし、底狙いを基本にします。三崎港の外堤防や北条湾護岸先端では、チヌバリ3〜4号に練りエサ(イシゴカイ+オキアミ混合)が有効。春の乗っ込み(3〜5月)はクロダイが産卵のために浅場に入るため、1〜2ヒロ(1.5〜3m)の浅いタナで大型が出ます。

エギング(アオリイカ)

三浦半島はエギングのパラダイスで、春(4〜6月)と秋(9〜11月)の2シーズンが楽しめます。ロッドは8.6〜9フィートのエギングロッド(ダイワ「エメラルダス」またはシマノ「セフィア」など)。リールは2500〜3000番のスピニング。ラインはPE0.6〜0.8号にフロロカーボンリーダー2〜2.5号を1.5〜2m。エギのサイズは春の親イカ狙いは3.5〜4号、秋の新子は2.5〜3号。カラーは基本はケイムラ(紫外線発光)系で、水色がよい日はナチュラル、曇り・濁りの日はオレンジ・ピンクの強めカラーに切り替えます。

宮川港・城ヶ島港・松輪江奈港では底に藻場(アマモ・ホンダワラ)があるため、エギを底まで沈めすぎると根掛かりします。カウントダウンで水深を把握し、「着底する1〜2秒前に糸を張る」テクニックで藻場でのロストを防いでください。

ショアジギング・ルアーフィッシング(青物・タチウオ)

秋(9〜11月)の城ヶ島東磯・剱崎磯では、ワラサ・ハマチ・カツオの回遊に合わせたショアジギングが熱くなります。ロッドはMH〜Hクラスの10〜11フィートショアジギングロッド。リールは4000〜5000番のスピニング(ダイワ「キャスティズム」またはシマノ「ツインパワーSW」など)。ラインはPE1.5〜2号にフロロリーダー40〜50lb(6〜7号)を5m。メタルジグは40〜80gのコアなシルエットのもの(マズメ「ジグパラ」など)が基本で、アクションはワンピッチジャーク→フリーフォールを繰り返します。

タチウオはテンヤ釣りとルアー(タチウオワインド)の両方で狙えます。走水護岸・三崎港・城ヶ島北護岸では夏〜秋の夕マズメ〜夜間にかけてドラゴンサイズ(指4〜5本幅)が実績高め。テンヤはムツバリ17〜20号にサンマの切り身を巻いたものを使います。ルアーはタチウオ専用ワーム(ダイワ「月下美人タチウオワインド」など)で高速ワインドが有効。

投げ釣り(シロギス・カレイ)

三浦半島の砂浜エリア(馬堀海岸・長井海岸・剱崎付近の砂浜)では、投げ釣りでシロギス・カレイが狙えます。ロッドは投げ竿3.9〜4.5m(30号オモリ対応)。天秤仕掛け(テキサスリグ)に2本〜3本バリを付け、エサはイシゴカイ(石ゴカイ/ジャリメ)が基本。シロギスは6〜9月が最盛期で、遠投(80〜120m)よりも近投〜中距離(30〜60m)でヒットすることが多いです。カレイは冬〜春(11〜4月)に実績があり、ヘッドランドや消波ブロック際など「変化のある地形」が近くにある場所を選びます。

季節別攻略

季節主なターゲットおすすめポイント釣り方・タックル注意点
春(3〜5月)クロダイ(乗っ込み)・メジナ・アオリイカ(春イカ)・ヒラスズキ城ヶ島西磯・宮川港・剱崎磯フカセ釣り(浅ダナ狙い)・エギング3.5〜4号春イカ(産卵前の大型)は外道多数。波の上昇に注意
夏(6〜8月)アジ・イサキ・タチウオ(走り)・カワハギ・ショゴ(カンパチ若魚)三崎港・走水護岸・城ヶ島港護岸サビキ・ライトジギング・テンヤ熱中症対策必須。港内のファミリー釣りは混雑しやすい
秋(9〜11月)ワラサ・タチウオ・アオリイカ(秋)・カワハギ・メジナ城ヶ島東磯・三崎港外堤防・剱崎磯ショアジギング・エギング・フカセ青物シーズンで最も賑わう時期。早起き必須
冬(12〜2月)メジナ(寒グレ)・クロダイ・ヒラスズキ・カサゴ城ヶ島西磯・盗人狩り磯・剱崎磯フカセ釣り(沖ウキ・全遊動)・ルアー(ヒラスズキ)寒グレが最大になる時期。強風・波には十分注意

初めて三浦半島に行く人へのアドバイス

行き方と駐車場の使い方

三浦半島へのアクセスは、車と電車の両方が使えます。車の場合、横浜横須賀道路(横横道路)の衣笠ICまたは馬堀海岸ICを使い、三崎方面へ国道134号・県道27号を南下します。週末の朝5〜7時台は城ヶ島方面への道が混雑するため、前日の夜か早朝4時前に出発するのがベストです。城ヶ島の駐車場は島内に3〜4か所あり(1回500〜700円)、城ヶ島公園の第1駐車場が磯への最寄りとなります。三崎港は港周辺に複数の有料駐車場(200〜500円/時間)がありますが、土日は朝から埋まることが多いため早めに到着しましょう。

電車でのアクセスは京急線が便利です。品川・横浜から三崎口駅(京急本線の終点)まで直通で行けます。三崎口駅から城ヶ島・三崎港へはバスが出ており(三崎口駅前バス停から城ヶ島まで約15分)、公共交通機関でも十分に釣りを楽しめます。釣具や仕掛けは自宅から持参するか、三崎口駅近くの上州屋三浦三崎店で購入可能です。

初心者・初訪問者の釣り場選び

初めて三浦半島に来る場合は、まず三崎港北条湾護岸または宮川港から始めることをおすすめします。足場がよく、トイレも近く、万が一の際に助けを呼びやすい環境です。ここでサビキ釣りを練習しながら三浦の潮の感覚をつかみ、次回から城ヶ島・剱崎磯へステップアップするのが理想的な流れです。

磯への初挑戦は、必ずベテランの同行者と一緒に行くか、事前にその日の波予報(波高1.0m以下が目安)を確認してからにしてください。「気象庁 波浪予報」や「釣り専用気象サービス(タイドグラフBIなど)」を活用することで、事前に潮時・風向き・波高を確認できます。

必携の道具・準備

  • ライフジャケット:磯釣りでは絶対に着用。タイプは膨張式(自動膨張+手動)が動きやすくおすすめ
  • 磯靴(フェルトスパイク):城ヶ島・剱崎の磯は濡れると非常に滑ります。スポーツサンダルや長靴での磯立ち入りは禁物
  • 偏光サングラス:水中の地形・海藻・魚影が見えるので非常に重要。UVカット率99%以上のものを選ぶ
  • 熱中症・日焼け対策(夏):海上での紫外線は強烈。帽子・アームカバー・塩分補給タブレットを忘れずに
  • 防寒対策(冬):磯の体感温度は陸地より5℃以上低くなることも。防風・防水のウェア必須
  • クーラーボックス:釣れた魚の鮮度を保つため、海水氷(塩水に氷を溶かしたもの)で保管
  • ゴミ袋:エサのパック・仕掛けの袋・道糸の切れ端は必ず持ち帰る

マナー・ルール・安全注意

三浦半島の釣り場は公共の漁港・磯を共用しているため、以下のマナーは絶対に守ってください。漁船の出入りの邪魔をしない(船が通る際は仕掛けを上げる)、釣り場でのゴミは全て持ち帰る(エサのコマセ等も海岸には流さない)、先行者への声掛けと挨拶、禁止区域への立ち入り禁止(城ヶ島の一部磯は立入禁止区域あり)。磯での「ハカマ(磯の境界線)を侵さない」文化も根付いており、他の釣り師の仕掛けの流れを阻害するような位置取りは避けてください。

安全面では、磯釣りで最大の危険は「波」です。気象庁のウェーブ予報で波高1.5m以上の場合は磯への立ち入りを控えることが基本。万が一、波に飲み込まれた場合の初動対応(浮いて待つ・岸壁から遠ざかる方向へ泳がない)も事前に学んでおきましょう。釣り仲間同士での声掛け・定期的な位置確認も安全を高めます。

周辺情報(釣具店・食事・温泉)

近くの釣具店

  • 上州屋 三浦三崎店:三崎口駅からすぐ。オキアミ・アミコマセ・仕掛け各種が充実。朝4時ごろから開店(シーズン中)
  • マリンベース剱崎:剱崎近くの釣具店兼釣果情報発信スポット。地元の最新釣果が聞ける
  • フィッシング相模屋 横須賀店:横須賀市内。タックル・ルアー類が豊富でネット価格に近い値段設定
  • ポイント 横須賀久里浜店:ファミリーフィッシング向けの仕掛け・サビキセットが充実

食事処

三崎港周辺はマグロ関連グルメが充実しています。釣りの後に立ち寄りたいのが「まぐろ丼の名店」として有名な「魚処 海幸(うみさち)」や「味処 あらなみ」などの港周辺の食堂。マグロの中落ち丼(1200〜1500円)や定食メニューが堪能できます。城ヶ島内にも「城ヶ島フィッシャーマンズビレッジ」に飲食店が複数あり、釣りの合間や終了後に磯の風景を見ながら食事ができます。

温泉・入浴施設

釣りで疲れた体を癒すには、三浦海岸近くの天然温泉 海の湯 三浦海岸店または横須賀市内の湊湯(みなとゆ)が便利です。また、三崎口駅周辺のスーパー銭湯「横須賀スパ ラスカ」(車で約20分)も人気。釣り後の疲れを翌日に持ち越さないためにも、入浴施設の利用をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 三浦半島の釣りで初心者が最初に行くべき場所は?

A. 三崎港の北条湾護岸または宮川港が初心者に最適です。足場が安全でトイレも近く、サビキ釣りでアジ・サバ・イワシが狙えます。年間を通じて何かしら釣れるので、初めての海釣りエリアとして最適な場所です。釣り経験が積めてきたら、剱崎磯・城ヶ島磯へのステップアップを検討してください。

Q2. 城ヶ島磯は本当に危険ですか?

A. 波や天候次第です。波高1.5m以下・風速7m/s以下の日であれば、経験者の同行のもとで安全に釣りができます。波高2m以上・強風の日は熟練者でも危険なため立ち入りを控えてください。ライフジャケットと磯靴(フェルトスパイク)の着用は絶対条件です。初心者は最初から磯には立ち入らず、安全な堤防釣りから慣れていくことをおすすめします。

Q3. 三浦半島で一番釣れる時期はいつですか?

A. ターゲットによって異なりますが、年間を通じてバランスよく楽しめる季節は秋(9〜11月)です。青物・タチウオ・アオリイカ・カワハギ・メジナと多くのターゲットが同時に狙え、水温も安定しているため釣果が出やすい時期です。春(3〜5月)はクロダイの乗っ込みと春アオリイカのシーズンで大型が狙えます。

Q4. 車なしで行ける釣り場はありますか?

A. はい。京急線「三崎口駅」からバスで城ヶ島・三崎港・宮川港に行けます。荷物が多い場合はタクシーも利用可能(三崎口駅から城ヶ島まで約1000〜1200円)。電車釣行の場合は荷物を軽量化し、仕掛けは現地調達を活用するのがコツです。

Q5. 釣れた魚をその場でリリース(放流)してもいいですか?

A. 基本的に問題ありません。特にアオリイカのリリースは生態系保護に有効とされており、三浦半島では「釣った産卵中の親イカはリリース」という習慣が根付きつつあります。ただし、漁業権がある魚種(アワビ・サザエ等)の採取は漁業者との協議なく行ってはなりません。

まとめ:三浦半島は日帰り最高の海釣りパラダイス

三浦半島は、東京・横浜から最もアクセスしやすい本格海釣りフィールドです。城ヶ島・剱崎の磯では首都圏最高峰のメジナ・クロダイ釣りが楽しめ、三崎港・宮川港の堤防では初心者でも安心して釣りができます。黒潮の影響を受ける豊かな海では、一年を通じて多様な魚種が狙えます。

まず行くべきは三崎港北条湾護岸でのサビキ釣り(5〜10月)か、宮川港でのアオリイカエギング(春・秋)から始めるのがおすすめです。経験を積んだら、冬の城ヶ島西磯での本格的なフカセ釣りに挑戦してください。関東最高峰の「寒グレ(冬のメジナ)」が待っています。

今週末、三浦半島への釣行を計画してみてはいかがでしょうか。潮見表と波予報を確認し、釣具の準備を整えたら、首都圏最強の海釣りフィールドに繰り出しましょう。きっとこれまでで最高の釣果体験が待っています。

釣りスポット

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