飛ばないルアーを遠投する方法:プロが教えるキャスティングテクニック

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サーフルアーでは「飛ぶルアー(ミノー)」が好まれますが、世の中には「(飛びそうだけど)飛ばないルアー」もあります。その代名詞クラスのルアーがJUMPRIZEの「ロウディー」です。

はる@釣行中
はる@釣行中

これは”遠くに投げるコツ”があります。

それさえ押さえれば、サイレントアサシンのような”飛ぶルアー”に迫るほど飛ばすことも出来ます。

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””この記事のまとめ””

この記事では、飛距離を稼げない「飛ばないルアー」をうまく飛ばす方法について詳しく解説しています。特にJUMPRIZEの「ロウディー」を例に取り上げ、適切なキャスティング技術を使えば、「サイレントアサシン」などの飛距離に迫ることができると述べています。

飛ばないルアーを遠くに飛ばすための重要なポイントは、射出速度(スイングスピード)と強いスイングに耐えるタックル(ロッド)です。ロッドの反発力をフルに活かすために、硬めのロッド(MやMH以上)を使用し、スイングスピードを上げることが推奨されています。また、キャスティングの際にはテコの原理を意識し、反対の手を素早く引くことがスイングスピードを速めるコツとなります。

理想的なロッドは、硬さだけでなく素材やガイドの糸抜けなど、トータルバランスが重要です。シーバスロッドでは「M~H」、サーフやショアジギング向けでは「MH以上」が推奨され、高価なロッドほど高反発の素材を使用しており、スイングスピードに応えやすい特徴があります。おすすめのロッドとしては、シマノの「ディアルーナ」やジャンプライズの「オールウェイク」が挙げられています。

また、遠投においては、長いロッドが有利ですが、長すぎるとバランスが悪くなり、使いにくくなるため、身長の2倍までの長さが使いやすいとされています。

飛ばないルアーを無理やり飛ばすテクニック

ルアーをなるべく遠くに飛ばすために重要なのはふたつ。

  1. 射出速度(スイングスピード)
  2. 強いスイングに耐えるタックル(ロッド)
はる@釣行中
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これはボールをなるべく遠くに投げるコツと同じこと。

例えば50m先に投げたいのなら、高く放り投げる方法と、めっちゃ速く投げて重力に逆らう方法があります。ルアーもそれと違いません。

ただしロッドは弾力があるため、スイングを速くしても閾値が存在します。わかりやすくいえば”折れる”こと。となれば──力任せのスイングに耐えるロッドは何か。それは「硬めのロッド」ですね。

硬めのロッドなら力強いスイングにも耐えますし、曲げるほど反発力も増します。クラスで言えば「MかMH」以上の硬さがおすすめ。30g以上を扱う前提なら、大半がM以上モデルのはずです。

飛ばないルアーを飛ばすキャスティングテクニックとは?

キャスティングテクを文字で説明するのは面倒なので、まずは動画をご覧ください。

はる@釣行中
はる@釣行中

わりと「パワーでなんとでもなるだろ」と考える方も居ると思います。

それはロッドが曲がらない前提ならの話。

キャスティングはロッドの反発力によって射出します。動画でもロッドは曲がっているでしょう? スイングかルアーの重量で曲げるほど反発力が増すため、その力が大きくなるほどルアーは遠くに飛びます。

なので「ルアーをなるべく遠くに飛ばすキャスティングテクニック」をまとめると──

  • スイングでロッドを曲げて反発力をフルに活かす
  • ルアーを重くして反発力を引き出す
  • スイングスピードを上げるには、テコの原理を意識すること

キャスティングは投球と違い、ロッドの性能をフルに活かすのがコツ。腰の回転はさほど重要ではなく、リールを持つ手を天秤の中心と思い、テコの原理を意識するのが重要。キャスト時に反対の手を素早く引くことがスイングスピードを速めるコツです。

あとはおいしいリリースポイントで、上手く指からラインを離すだけですね。

はる@釣行中
はる@釣行中

理想はロッドが真っ直ぐになる直前。

早いスイングに応えてくれる性能のロッドとは?

単純に硬いほどいいわけでもなく、素材も重要です。ガイドの糸抜けも大事ですし、キャスティングに適したトータルバランスを重視しましょう。

シーバスロッドなら「M~H」。サーフやショアジギング向けなら「MH以上」が推奨。高価なほど高反発の素材を使用しているので、自然とスイングスピードに応えるロッドになりやすい。

わりと安めでオススメなのは、シマノの「ディアルーナ」ですかね。

スパイラルXが搭載されているロッドなら大体当てはまります。ハイエンドだけどなるべく安く良いものを……! という贅沢な要望に答えるのなら、ジャンプライズの「オールウェイク」かな。

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これならショアキャスティングで困ることはまずありません。そういうキャストを前提に設計しているため、中級者でもピーキーに感じることはあるでしょう。

遠投するにはロッドが長い方が有利って本当?

ロッドが長いとリリースポイントが高くなるし、遠心力の作用も増大するため、短い物よりは有利になります。ただし、長すぎるのもデメリットになります。

遠投前提のショアキャスティングだと10ft以上(約3m)のロッドが多いですが、身長が低かったり、非力だと、バランスがどうしても悪くなります。長ければ長いほどいいってわけでもなく、難なく振り回せるタックルをチョイスするのが最善。重すぎるタックルは疲れやすいし、長時間の釣りをするのも苦痛になってしまいます。

個人的には身長の2倍までが使いやすい長さかな、と思います。

【オマケ】飛ぶルアーの定義とは?

「飛ぶルアー」はどんな物かと言われると、あまり力を入れずにアングラーの想像を超える飛距離を実現するルアーといえます。簡単にいえば、重心移動システムがすごいルアーのこと。

代表格はSHIMANOの「サイレントアサシン」。重心移動「AR-C」で90mmサイズながら80m近くの飛距離を実現! 多くのメーカーが後を追うものの、これよりスマートな物は登場していませんね。

サイレントアサシンが何故「飛ぶルアー」として認識されたのか?

それは「どんなタックルにも応えるサイズと重量だったから」です。99mmで14gですからね。あらゆるジャンルのタックルに適応しつつ、旧来よりも飛ぶものだから、そりゃあ”飛ぶ!”と感じるでしょうよ。

逆に飛ばないルアーってどんな物?

これはジャンプライズの「ロウディー」が代表格。

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ただ「コツ」がいるだけで、決して飛ばないわけじゃないんですよ。慣れればサイレントアサシン並に飛ばすことは出来ます。

これは独自のアクションとアピール重視のため、ルアーの横幅が広いことが要因。飛距離を稼ぐ空力を考えてないため、ルアーが距離を稼ぐ役割をしていないから、重心移動と同じ感じで投げると飛びません。

遠くに投げるコツは、スイングスピードを上げることと、キャスト時にブレないこと。

そのためキャスティングが本当に上手い人なら、ロウディーを使っても「皆が言うほど飛ばなくないじゃないか」と感じるでしょう。

テクニック

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