「飛び過ぎダニエル」は、名前に恥じず飛距離が優秀です。
飛びすぎに感じる飛距離……
そこに、釣れる要素をちょっと足すだけで、遠州サーフで覇権を取っちゃいました。
簡単にフラットを狙うなら、まずはコイツからでいいんじゃないかな……。
“”この記事のまとめ””
「飛び過ぎダニエル」は、名前の通り優れた飛距離を誇る鉄板バイブです。飛距離はメタルジグと同等以上で、フラット狙いやシーバス、青物狙いにも適しています。その飛距離の秘密は後方重心設計と空気抵抗の少なさで、風の強い日でもキャストが容易です。使い方はシンプルで、ただ巻くだけでアクションが得られるため、初心者でも簡単に釣果を上げることができます。ウェイトは14g、20g、30g、40gの4種類があり、季節や狙う魚に応じて選ぶことが可能です。特に、サーフでは20gと30gが汎用性が高くおすすめです。カラーでは『ゴールドレインボー』が人気です。
飛び過ぎダニエルは釣れすぎダニエル
「飛びすぎダニエル」は鉄板バイブに分類されます。
飛距離はメタルジグと同等かそれ以上。
一般的なサーフのフラット向けタックルを使えば、90m前後は余裕で飛びます。
でも、ただ飛ばすだけならメタルジグにもできる。
なぜ飛びすぎダニエルはそれ以上の釣果を得ているのか……。
答えは簡単、ジグよりもスイム中のアピールが強いからです。
ジグで釣れるアクションをさせるには、ある程度のテクニックが必要です。でも飛びすぎダニエルは、ただ巻くだけでアクションしてくれます。だから簡単なんですね。
そして発売後、すぐ遠州サーフの筆頭ルアーになりました。
飛びすぎダニエルはなぜ飛ぶのか?(哲学)
飛びすぎダニエルが飛びすぎる秘訣は後方重心にあります。
後方重心はキャスト時に遠心力をフルに活かせるため、射出スピードを稼ぎやすく、ロケットのようにかっ飛びます。
オマケに、鉄板バイブの特権でもある「空気抵抗が少ない」ことも武器になり、メタルジグと遜色ない飛距離が期待できます。
空気抵抗が少ないってことは、風にも強いことになります。
サーフはオールシーズンで風に悩まされます。太平洋側は春~夏にかけては、向かい風になりやすい傾向があります。
ここで真価を発揮するのが、空気抵抗の少ない”飛ぶルアー”ですよ。
飛びすぎダニエルはなぜ人気が出たのか?使い方
売れた理由は簡単、名前負けしない飛距離と釣果の実績が高かったこと。
遠州サーフで猛威を奮ったのは愛知県エリアから。
愛知県エリアは、秋から冬にかけてのワラサ&シーバスが熱いので、もともと鉄板バイブがよく使われています。飛びすぎダニエルはそこにコミットしたわけですね。
使い方も簡単で、投げてボトムに落として巻いてくるだけでいい。その簡単さから万人が平等に結果をだせたから、鉄板ルアーになったのでしょう。
使い方は、
フラット狙いならボトム付近。シーバスと青物なら上のレンジを通すため、速く巻けばいいだけ。
飛びすぎダニエルの武器は、リトリーブ速度だけで狙いたい魚をスナイプできる簡単さにもあります。
飛び過ぎダニエルのおすすめ選びドコロ・人気カラー
ダニエルくんは人気ルアーになって、ウェイトの種類が無駄に増えました。
「14・20・30・40g」の4種類が存在し、更に小型なライトゲーム向けも登場して世界観が広がりすぎています。ウェイトに合わせた使いドコロを決められないアングラーは、余計悩んでしまうのではないでしょうか。
これをシーズンごとで”サーフで使うなら”を前提に分類するとこんな感じ──
- 春:20gで水面下と底をカバー
- 夏:14gで港湾ゲーム、30gでコチ狙い
- 秋:30or40gで晩夏から初冬まで
- 冬:20gで底をスローに攻めつつナブラに対応
サーフだけなら20gと30gがあればどこでも対応できます。20gはレンジを上気味にしたいシーバスに青物用。30gはボトム狙いのフラット用。重量で区別するのがベスト。
オススメは20g。
まずはお試しから──でも、一生使えちゃうバランスの良さ。
人気カラーは『ゴールドレインボー』