ルアーのシングルフック化はバチ抜けにオススメ

多毛類が産卵のため、砂から這い出て海中をにょろにょろする「バチ抜け」と呼ばれる現象。

冬のシーバスメソッドでは定番で、それを模したルアーも存在します。

 

この時期はやる気も薄いしエサも小さいため、食いが浅くバラシやすい。

それを防ぐに小さいフックは効果的。

大きいトレブルよりも、口にすんなり入るシングルフックを選ぶと幸せになれます。

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バチパターンはフックを小さくしたほうがいい

バチパターンのルアーは、多毛類(ゴカイ等)に合わせて細長い物が多い。

トレブルフックだと大きすぎる傾向があり、アクションを阻害することもあるし、魚の口に入りにくかったりする。

食いを良くするには、ルアーを小さくすればいいわけだけど、フックも小さくしないと意味がない。

 

ですが、小さくするほどバレやすくなるジレンマを備えています。

大型相手じゃ耐久が不安など、デメリットが目立ちますが、シングルフックはそれ専用に作られた物なら、なんの問題もありません。

細いルアーのフックが小さい理由

ルアーが小さくなるとフックも相対して小さくなりやすい。

これはフックが本体になるべく絡まないための設定だから。

 

フックが糸や本体に絡むだけで、不良品扱いされかねないのがハードルアー。

細身(1cm程度)になるほどフックは小さくなり、トレブルフックは特に「強度」と「魚を取る能力」が落ちていきます。

大きすぎてもダメ、小さすぎてもダメ……。なのでフックは種類が多いわけです。

 

 

テイルスラップ」の標準フックは、そこに転がっている小さい物。

標準は”絡みにくさ”を優先し、バランス(使いやすさ)よく考えられている。けれど「これはせいぜい20cm以下のフッコサイズ向けじゃねぇの?」と。

水草パターンでも負けないin焼津
午後からは雨も止むという予報なのに、釣りに行くまで降り続いた雨。 ま、まあ20時も”午後”だし?(納得)

シーバス狙いによく行く場所の平均サイズは40cm前後。

場所柄ドラグを出し辛く、無理やり浮かす必要があるので、「このフックじゃ曲がる可能性のほうが高いだろう」と思いませんか?

トレブルフックはもともとバラしやすい

トレブルフックは構造上、小型化するほど魚が外れやすくなります。ましてや口が大きなシーバス相手は顕著です。

魚をかけてから重要なのは針の”ふところ”の深さ。

それはルアーのフックだと「ゲイブ」と呼ばれています。トレブルフックはこれがどうしても小さくなるので、バラしやすい構造なんです。

 

それに対し、バラしにくい特性を特化しているのがシングルフックです。

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バチルアーの嗜みであるシングルフック化のススメと選び方

「バラしにくいのはわかった。じゃあどの大きさがいいんだ?」

その答えとしては、対象魚の口の大きさを考えることが大事

シーバスは40cmくらいでも、口を開けば10cm以上は開きます。指先程度のトレブルフックでは、飲み込むならともかく、どこかに引っかかることも難しい。

 

ルアー対象魚は総じて口が大きく、中型以上が釣れやすい。

先にいったように、フックの大きさは本体とのバランスも考えなくてはいけない。

 

「じゃあそのバランスの分かりやすい判断の仕方は?」

それは「お互いが絡まない程度の大きさ」「ルアー本体からはみ出すぎない大きさ」が基準です。

 

 

画像の「レイジースリム(上)」と「テイルスラップ(下)」は、このサイズのフックでもお互いが絡まないようにしてます。

もう2サイズあげると、お互いが当たって絡みやすくなるし、本体にひっかかったりします。

微調整はスプリットリングを小さくしたり、大きくすることでも可能。でもリングを大きくするほど遊びが多くなるし、絡みやすくなってしまいます。

メーカー標準を疑いはじめてから中級

フックは小さいほど口に入りやすくなる。その代わり大型になるほど外れやすい。

大きければ大型にも対応できるが、中小型が釣れにくくなる。

 

標準でつけられているフックは、ルアーのコンセプト(使用目的・開発意図・対象魚)を基に作られています。

それと、購入するアングラーが腕に関係なくストレスを感じない程度のバランス。浮力も考慮してフックのサイズは選ばれていたりします。

簡単にいえば、釣具店で購入して「さっそく使うかい?」ができるのが標準フックですね。

シングルフックをつける場合の注意点

どんなルアーでも、シングルフックに交換するだけなら簡単。

でもバランスを考慮すると、選び方は少し慎重にならざるをえません。

装着する際に注意することは、フロントアイに針先を向けることです(リアはどっちでもいい)。

 

針先がそれと逆になると、泳いでる最中、本体にルアーに絡みやすくなります。

針先がボディに埋もれる感じになるため、咥えても引っ掛かりにくくもなります。丸呑みされれば別だけど……。

トレブルフックに向きが存在するのと同様、シングルも付け方も気をつけてください。

 

個人的にオススメなのはがまかつのフック。耐久もあって錆びにくい。

バチを食べているシーバスは、口を開けっ放しで泳げばいいだけなので、エサ(ルアー)を噛むことが少ない。これがショートバイトの理由。

この時期はリアフックを小さくするのが有効で、シングルフックにするとかかる確率は少し下がりますが、貫通さえすればほぼ外れません

 

でも最終的には好みの問題です。

ルアーを噛む時期ならトレブルが有利だし、引っ掛かる箇所が多い分、アタリに即反応できるなら魚を得られる確率が上がるのもトレブルが有利です。

フックをつけたルアーを正面から見てみれば、その理由がわかるかと思います。

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