「せっかく釣ったのに、さばけない…」を今日で卒業しよう
浜名湖や遠州灘で釣りを始めると、いつか必ずぶつかる壁があります。それが「釣った魚を自分でさばく」というステップです。
「締め方や持ち帰り方はわかったけど、家に帰ってからどうすれば…?」「YouTube を見てもプロの手さばきが速すぎてついていけない」——そんな声を、浜名湖の釣り場でも本当によく聞きます。
でも安心してください。魚をさばく技術は、正しい順序と道具さえ押さえれば、誰でもできるようになります。最初はぎこちなくて当然。3匹もさばけば手が覚え始めます。
この記事では、浜名湖・遠州灘で初心者がよく釣るアジ・キス・ハゼ・サバ・小型クロダイなどを想定し、うろこ取りから三枚おろしまでの全工程を「まったく魚を触ったことがない人」でもわかるレベルで解説します。
魚をさばく前に揃えておきたい道具一式
プロの料理人のような高級道具は不要です。最低限これだけあれば、釣った魚を安全かつ衛生的にさばけます。
必須アイテム5つ
| 道具 | 用途 | おすすめ製品・目安価格 |
|---|---|---|
| 出刃包丁(でばぼうちょう) | 頭を落とす・骨を断つ | 貝印 関孫六 銀寿 出刃 150mm(約2,500円) |
| 刺身包丁 or ペティナイフ | 身を薄く切る・皮を引く | 最初はペティナイフ(150mm前後)でOK(約1,500円) |
| うろこ取り | うろこを効率よく剥がす | ステンレス製うろこ取り(約500円)。ペットボトルのフタでも代用可 |
| まな板 | 作業台 | プラスチック製(木製は乾燥が手間)。魚用に1枚専用を用意 |
| キッチンペーパー | 水気を拭く・滑り防止 | ロールタイプを多めに |
あると便利なアイテム
- 骨抜き(ほねぬき):中骨(ちゅうこつ)を1本ずつ抜く。刺身にするなら必須(約500円)
- 新聞紙:作業台の下に敷くと後片付けが劇的にラクになる
- ビニール手袋:魚のにおいが手に付くのが苦手な方に
- ボウル+ザル:さばいた身を一時的に置く・水洗いに使う
- 包丁研ぎ器(シャープナー):切れ味が落ちた包丁は危険。京セラのロールシャープナー(約1,500円)が手軽
予算の目安:出刃包丁+うろこ取り+まな板+キッチンペーパーで約4,000〜5,000円。100均でもうろこ取りやまな板は手に入るので、最初は2,000円程度からスタートできます。
包丁選びのワンポイント
初心者がやりがちな失敗は「万能包丁(三徳包丁)1本でなんとかしようとする」こと。三徳包丁は刃が薄く、魚の頭や太い骨を断つと刃こぼれします。出刃包丁は刃が厚く、骨ごと押し切る設計です。最初に1本だけ買うなら150mm(5寸)の出刃が万能サイズ。アジからクロダイ(30cm台)まで対応できます。
さばく前の下準備——衛生と安全を最優先に
作業環境を整える
- シンクの近くにまな板を置く。水洗いの工程が多いため、水場から離れると効率が落ちます
- まな板の下に濡れ布巾を敷く。滑り防止として非常に重要。魚は滑りやすいので、まな板が動くと包丁が逸れて危険です
- 新聞紙をまな板の横に広げる。内臓・頭・うろこなどをここに落として、作業後に新聞紙ごと丸めて捨てると後片付けが格段に楽です
- ゴミ袋を手の届く位置にセット。ビニール袋の口を開けた状態でシンク脇に置いておきましょう
魚の状態を確認する
クーラーボックスから出した魚は、さばく前に以下をチェックしてください。
- 体表のぬめり:新鮮な魚はぬめりがある。乾燥してパサパサしていたら鮮度が落ちているサイン
- 目の透明度:目が澄んでいれば新鮮、白く濁っていると鮮度低下
- エラの色:鮮やかな赤色が新鮮。茶色や灰色は時間が経っている証拠
- におい:磯の香りや海の香りはOK。アンモニア臭がしたら刺身は避け、加熱調理にしましょう
浜名湖で釣ったハゼやキスなど小型魚は、釣り場で氷締め(こおりじめ)しているケースが多いと思います。帰宅後、水道水でさっと体表を洗い流してからさばき始めましょう。
基本工程① うろこ取り
魚をさばく最初のステップがうろこ取りです。うろこが残ったまま包丁を入れると、身にうろこが混入して食感が悪くなります。
手順(所要時間:1匹あたり1〜2分)
- 魚の尾をしっかり押さえる。左手(利き手と逆)で尾の付け根をつかみ、まな板に固定します。滑る場合はキッチンペーパーを当ててつかむと安定します
- 尾から頭に向かってうろこ取りを動かす。うろこは頭側に向かって生えているため、尾→頭の方向にこすると効率よく剥がれます
- 背びれ(せびれ)の周辺・腹側・頭の付け根を丁寧に。ここはうろこが残りやすいポイントです
- 両面のうろこを取ったら、流水で洗い流す。手で触ってザラザラ感がなくなればOK
魚種別のコツ
- アジ:うろこは細かいが少なめ。ただし尾の付け根に「ぜいご」(硬い棘状のうろこの列)がある。これは包丁で削ぎ取ります(後述)
- キス:うろこが非常に小さく柔らかい。包丁の背(みね)で軽くこするだけで取れます
- クロダイ・キビレ:うろこが硬くて飛び散りやすい。シンクの中で作業するか、大きなビニール袋の中で作業すると飛散を防げます
- ハゼ:うろこが小さく、ぬめりが強い。塩を振ってからこするとぬめりが取れてうろこも取りやすくなります
裏ワザ:ペットボトルのキャップ(ギザギザ面)を使うと、小型魚のうろこが簡単に取れます。専用道具がないときに覚えておくと便利です。
基本工程② 頭を落とす・内臓を取る
うろこを取ったら、次は頭落としと内臓(ワタ)の除去です。ここが初心者にとって最大の心理的ハードルですが、手順通りやれば難しくありません。
頭の落とし方
- 胸びれ(むなびれ)の後ろに包丁を当てる。魚を右向き(頭が右)に置き、胸びれのすぐ後ろ、斜めに包丁を入れます。角度は頭側に約30度傾けると、身を無駄なく残せます
- 片面の身を中骨まで切る。出刃包丁の刃元(あごの部分)を使い、ぐっと押し込みます。力任せに叩くのではなく、包丁の重さを利用して押し切るイメージです
- 魚をひっくり返して反対側も同じように切る
- 中骨を断つ。両面に切り込みが入ったら、包丁の刃元で中骨を「パキッ」と断ちます。小型魚(20cm以下)なら一気に切れます
内臓の取り出し方
- 頭を落とした切り口から内臓が見える。包丁の先端、または指を使って内臓を引き出します
- 腹を肛門(こうもん)まで切り開く。腹側に包丁の先端を浅く入れ、肛門の手前まで切ります。深く入れすぎると内臓を傷つけて苦い胆汁(たんじゅう)が身に付くので、刃先5mm程度の深さで
- 内臓をすべて取り出す。指でかき出し、新聞紙の上に落とします
- 中骨に沿った血合い(ちあい)を洗い流す。背骨に沿って赤黒い血の塊が付いています。包丁の先端で血合いの膜に切れ目を入れ、流水と古歯ブラシでこすり取ります。ここが残ると生臭さの原因になります
- 腹腔内を流水できれいに洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
小型魚(ハゼ・キス)の場合:つぼ抜き
15cm以下の小型魚は、頭を落とさずに内臓を取る「つぼ抜き」という方法が便利です。
- 割り箸を2本、魚の口からエラの隙間を通して腹の中に差し込む
- 割り箸で内臓を挟むようにしてねじり、ゆっくり引き抜く
- 内臓がエラごと「ずるっ」と出てくる
浜名湖で数釣りしたハゼやキスを天ぷらにする場合、この方法だと頭付きのまま調理できて見栄えも良くなります。慣れれば1匹10秒ほどでできるようになります。
基本工程③ 三枚おろし
いよいよ魚さばきの花形、三枚おろしです。「中骨を挟んで身が2枚+骨が1枚=合計3枚」になるから三枚おろしと呼びます。刺身・フライ・ムニエルなど、ほとんどの料理の基本となる技術です。
手順(アジ20cm程度を想定・所要時間:3〜5分)
- 腹側から切り込みを入れる
- 頭を落とした魚を、腹を手前にして置く
- 包丁の先端を腹側の切り口に当て、中骨に沿って尾に向かって浅く切り進める
- 最初は「ガイドライン」を引くつもりで、皮一枚を切る程度の浅さでOK
- 2回目、3回目で少しずつ深く切り、中骨に刃が当たる感触を確認する
- 背側から切り込みを入れる
- 魚の背を手前に向け直す(または魚の向きを変える)
- 背びれのすぐ上に包丁を入れ、同様に中骨に沿って尾に向かって切り進める
- 腹側と同じく、浅い切り込みから徐々に深くするのがコツ
- 身を中骨から切り離す
- 腹側・背側の両方から切り込みが入った状態で、尾の付け根に包丁を入れる
- 包丁を寝かせて(まな板と平行に近い角度で)、中骨の上を滑らせるように頭側に向かって一気に切り進める
- 「パリパリ」と小骨が切れる音がすれば、中骨の上を正しく走っている証拠
- これで片身が外れる=1枚目
- 魚をひっくり返して反対側も同様に
- 手順1〜3を反対の面で繰り返す
- これで身2枚+中骨1枚=三枚おろし完成
三枚おろしで初心者がやりがちな失敗と対策
| 失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 骨に身が大量に残る | 包丁が中骨から離れてしまっている | 刃を中骨に密着させ、骨の「コリコリ」という感触をキープする |
| 身がボロボロになる | 包丁を前後に何度もゴシゴシ動かしている | 「引き切り」を意識。手前に引く一方向で切る |
| 皮が途中で切れる | 包丁の角度が立ちすぎている | 包丁を寝かせ、皮を引っ張りながら刃を滑らせる |
| 腹骨(ろっこつ)の処理がわからない | —— | 次の工程で解説します |
腹骨(ろっこつ)のすき取り
三枚におろした身には、腹側に腹骨がV字型に残っています。これを取り除く工程を「腹骨をすく」と言います。
- 身の腹側を手前にして置く
- 腹骨の端(上側)に包丁の刃を当て、骨に沿って薄く削ぐように切り進める
- 多少身が付いてもOK。最初は「骨を残さない」ことを優先してください
- すき取った腹骨部分は捨てずに、味噌汁のダシや骨せんべいに使えます
アジの「ぜいご」の取り方
アジ特有の処理として、尾の付け根にあるぜいご(硬い棘状のうろこの列)を取り除く必要があります。
- 尾の付け根のぜいごの端に包丁を当てる
- 包丁を寝かせ、頭方向に向かって薄く削ぎ取る
- 左右両面のぜいごを取る
ぜいごの処理はうろこ取りの前にやるか、三枚おろしの前にやるか、手順はどちらでも構いません。浜名湖のサビキで大量にアジが釣れた日は、先にすべてのアジのぜいごとうろこを一気に処理してから、三枚おろしに入ると効率的です。
基本工程④ 皮引き・骨抜き
刺身にする場合は、さらに皮引きと骨抜きの工程が必要です。フライや煮付けなら皮付きのままでOKなので、この工程はスキップできます。
皮引きの手順
- 身を皮目を下にして置く。尾側の端の皮を少しめくり、指でつまめる程度に皮と身の間に包丁を入れる
- 皮を左手でしっかり引っ張りながら、包丁をまな板に押し付けるようにして、頭側に向かって刃を滑らせる
- ポイントは「包丁を動かすのではなく、皮を引っ張る」こと。包丁はまな板に密着させたまま固定するイメージです
- 皮を引っ張る手が滑る場合は、キッチンペーパーやふきんで皮をつかむとグリップが効きます
中骨の骨抜き
三枚におろした身の中央ライン(血合いの部分)には、中骨(ちゅうこつ/ピンボーン)が1列に並んでいます。
- 指先で身の表面をなぞり、骨の位置を確認する(頭側に多い)
- 骨抜き(毛抜き型のピンセット)で、骨が生えている方向(頭側)に向かって1本ずつ引き抜く
- 逆方向に抜くと身が裂けるので注意
- アジ(20cm)で片身あたり10〜15本程度
時短ワザ:中骨が気にならない料理(なめろう・タタキなど)では骨抜きを省略し、包丁で細かく叩くことで骨ごと処理できます。浜名湖で大量にアジが釣れた日は、半分を刺身(骨抜きあり)、半分をなめろう(骨抜き省略)にすると効率的です。
浜名湖でよく釣れる魚種別さばき方のコツ
ここまでの基本工程をベースに、浜名湖・遠州灘で初心者がよく釣る魚ごとのポイントを整理します。
マアジ(20〜25cm)
- 最も練習に適した魚。サビキ釣りで数が釣れるため、何匹も練習できる
- ぜいごの処理を忘れずに
- 鮮度が良ければ刺身・たたき・なめろう。時間が経っていればフライ・南蛮漬けに
- 浜名湖の弁天島〜新居堤防あたりのサビキで6〜10月に安定して釣れるので、まずはアジで三枚おろしの腕を磨きましょう
シロギス(15〜20cm)
- 身が薄くて柔らかいため、三枚おろしの難易度はやや高め
- 天ぷら・フライにするなら「背開き(せびらき)」がおすすめ。背中側から包丁を入れ、腹側の皮一枚を残して開く方法
- 浜名湖今切口や舞阪サーフでのちょい投げで5〜9月に数釣りできる
- 小型(15cm以下)はつぼ抜きして丸ごと天ぷらが最高
マハゼ(12〜18cm)
- 浜名湖を代表する初心者ターゲット。秋(9〜11月)が最盛期
- 小型はつぼ抜き→丸ごと天ぷらが定番
- 15cm以上の良型は三枚おろしにして刺身にもできる。意外と美味い
- ぬめりが強いので、塩もみしてから水洗いするとさばきやすくなる
マサバ・ゴマサバ(25〜35cm)
- 身が柔らかく崩れやすいため、よく切れる包丁が必須
- 足が速い(鮮度劣化が早い)ので、釣り場で締めて氷水に入れておくことが最重要
- 三枚おろし後、腹骨をすいて、酢締め(しめさば)にするのが安全で美味
- 遠州灘のサーフや新居堤防で秋〜冬に回遊してくる
クロダイ・キビレ(25〜35cm)
- うろこが硬くて大きい。うろこ取りの工程に時間がかかる
- 頭が大きく骨が太いので、出刃包丁が本領を発揮する魚。三徳包丁では厳しい
- 身がしっかりしているので、三枚おろしの練習としても◎
- 浜名湖はキビレの魚影が全国トップクラス。チニング(ルアー釣り)で年中狙えるので、練習素材に困りません
さばいた後の処理——美味しく食べるための最後のひと手間
身の保存方法
| 食べ方 | 保存方法 | 日持ちの目安 |
|---|---|---|
| 刺身で食べる | キッチンペーパーで包み、ラップして冷蔵庫のチルド室 | 当日〜翌日 |
| 加熱調理 | 同上(チルド室) | 2〜3日 |
| 冷凍保存 | 1切れずつラップで包み、ジップロックに入れて冷凍 | 2〜3週間(家庭用冷凍庫) |
ポイント:冷凍する場合は、身の表面の水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取ってからラップすること。水気が残ると霜がつき、解凍時に食感が大きく劣化します。
アラ(頭・骨)の活用
捨てがちなアラ(頭・中骨・腹骨)ですが、美味しいダシが取れます。
- アラ汁:頭と中骨に熱湯をかけて臭みを取り(湯引き/霜降り)、水から煮て味噌を溶くだけ。最高のご馳走です
- 骨せんべい:中骨を低温(160度)でじっくり素揚げ。ビールのおつまみに最適
- ダシ取り用に冷凍:すぐに使わない場合はジップロックに入れて冷凍。煮物やラーメンのダシに
後片付けのコツ
- 内臓・頭は新聞紙で包んでビニール袋に入れ、口を縛って捨てる。ゴミ出し日まで日がある場合は冷凍庫で凍らせておくとにおいが出ません
- まな板は塩と食器用洗剤でしっかり洗い、熱湯をかけて消毒。魚を扱った後の衛生管理は重要です
- シンクの排水口にうろこが詰まりやすいので、三角コーナーのネットは細かめのものを使いましょう
- 手のにおいが気になる場合は、ステンレスの石鹸(100均で売っています)やレモン汁で手をこするときれいに取れます
よくある質問(FAQ)
Q. 包丁が怖いのですが、安全にさばくコツは?
A. 最も重要なのは「切れる包丁を使う」こと。意外に思えますが、切れない包丁のほうが力を入れすぎて滑り、ケガをしやすいです。また、魚を押さえる手の指は、第一関節を内側に丸めた「猫の手」にすること。爪がガードになって指を切りにくくなります。
Q. 内臓を出すのが気持ち悪い…どうすれば?
A. 最初は誰でもそうです。ビニール手袋をすると心理的ハードルがかなり下がります。また、内臓を見ないようにするのではなく、むしろ「どこに何があるか観察する」つもりで向き合うと、不思議と平気になっていきます。3匹目あたりから慣れてきますよ。
Q. 三枚おろしがうまくできません。練習方法は?
A. アジを5匹買って(または釣って)連続でさばくのが最善の練習法です。1匹目は失敗して当たり前。3匹目で感覚がつかめ、5匹目にはそこそこの形になります。スーパーの鮮魚コーナーで1匹100〜200円のアジを練習用に買うのもおすすめ。浜名湖でサビキ釣りをすればタダで練習素材が手に入ります。
Q. 刺身にしても大丈夫?寄生虫(アニサキス)が心配です
A. アニサキスは主にサバ・イカ・サンマなど、沖合の回遊魚の内臓に寄生しています。釣り場ですぐに内臓を除去し、身に移る前に処理すればリスクが大幅に下がります。心配な場合は-20℃で24時間以上冷凍するか、加熱調理(60℃以上で1分以上)で完全に死滅します。浜名湖のハゼやキスは比較的リスクが低いですが、サバは必ず目視チェックを行い、少しでも不安なら酢締めか加熱にしましょう。
Q. 何匹も釣れた日、効率よくさばく方法は?
A. 工程ごとにまとめて処理する「流れ作業方式」が効率的です。全魚のうろこ取り → 全魚の頭落とし・内臓除去 → 全魚の三枚おろし…という順番で進めると、包丁の持ち替えや手洗いの回数が減り、格段にスピードアップします。浜名湖のサビキで20匹のアジが釣れた日などに試してみてください。
まとめ——まずはアジ1匹からチャレンジしよう
魚のさばき方は、一度覚えてしまえば一生使えるスキルです。ここまでの内容を整理しておきましょう。
- うろこ取り:尾→頭方向にこする。ヒレ周りを丁寧に
- 頭落とし:胸びれの後ろに斜めに包丁。出刃の重さで押し切る
- 内臓除去:腹を開き、血合いまでしっかり洗う
- 三枚おろし:腹→背(または背→腹)の順に中骨に沿って切り込み、最後に骨から身を外す
- 皮引き・骨抜き:刺身にする場合のみ実施
必要な道具は出刃包丁とうろこ取りがあれば十分。予算2,000〜5,000円でスタートできます。
最初の1匹にはアジがベストです。浜名湖・弁天島周辺のサビキ釣りで手軽に釣れますし、サイズも程よく、三枚おろしの練習に最適。失敗しても、フライや南蛮漬けにすれば美味しく食べられるので、プレッシャーなく練習できます。
「釣る→さばく→食べる」。この一連の流れを自分でできるようになると、釣りの楽しさが何倍にも膨らみます。ぜひ今度の釣行で、新鮮な魚を持ち帰って、チャレンジしてみてください。大丈夫、誰でもできるようになります!



