寒い季節こそカレイのシーズン。冬の遠州灘・浜名湖では「マコガレイ」「イシガレイ」が産卵前の荒食いで大型が狙えます。じっくり待つ投げ釣りの醍醐味を存分に楽しみましょう。
Contents
遠州灘で狙えるカレイの種類
| 種類 | 特徴 | 釣れる時期 | 最大サイズ |
|---|---|---|---|
| マコガレイ(真子鰈) | 肉厚で最も美味しい。煮付けの王様 | 11月〜3月 | 45cm・1.5kg超 |
| イシガレイ(石鰈) | 皮目が硬い。身はしっかりした食感 | 10月〜3月 | 50cm以上の大型も |
| ムシガレイ(虫鰈) | 小型が多いが食味は良好 | 通年(冬が多い) | 30cm程度 |
| ヌマガレイ(沼鰈) | 浜名湖内でも釣れる | 秋〜冬 | 30〜40cm |
カレイ釣りのタックル
基本セッティング
- ロッド:投げ竿 4〜4.5m、錘負荷25〜35号(シマノ:ホリデースピン、ダイワ:リバティクラブサーフT)
- リール:投げ釣り専用スピニング 4000〜5000番(シマノ:スーパーエアロ、ダイワ:トーナメントサーフ)
- 道糸:PE 1〜1.5号 or ナイロン3〜4号
- 錘:25〜35号の遊動天秤(流れが強い遠州灘では重め推奨)
- ハリス:フロロカーボン2〜3号・50〜80cm
- 針:カレイ針12〜15号(吸い込みやすく大きめ推奨)
カレイ釣り専用仕掛けの作り方
2本針仕掛け(標準)
- 天秤に道糸を接続
- 幹糸:フロロ3号を40cm取り、先端にスナップ
- 枝ス(1本目):幹糸から15cm位置にチチワ結びで出す。フロロ2号20cm+針
- 枝ス(2本目):幹糸先端にフロロ2号30cm+針
- ラメや集魚板を針の上に通すと効果UP
カレイの最強エサ3選
| エサ | 効果 | 使い方 |
|---|---|---|
| アオイソメ(青虫) | 最も実績が高い。カレイの嗅覚を刺激 | 房掛け or 2〜3匹まとめ掛け |
| マムシ(太虫) | 大型カレイに特効。汁気が多く遠くまで匂いが届く | 頭から針を通して房掛け |
| 砂イカ(エサイカ) | 耐久性が高く遠投向き。動きは少ないが匂い系 | 短冊切りにして針に刺す |
遠州灘カレイの好ポイント
冬のおすすめポイント
- 御前崎の東側サーフ:水深があり大型カレイの実績地。遠投で70〜100m先を狙う
- 中田島砂丘南端:急深の地形でカレイが砂地に潜む
- 馬込川河口:川からの有機物で砂地にゴカイが多い。マコガレイの産卵場所
- 弁天島〜舞阪サーフ:浜名湖と外海の境界部で潮通しがよくカレイの回遊路
- 浜名湖東岸(細江・三ヶ日側):ヌマガレイ・マコガレイが湖内で越冬
カレイ投げ釣りの基本手順
- ポイント選定:波が穏やかな砂地。風向きを確認しキャスト方向を決める
- エサの付け方:アオイソメを3〜5匹、房掛け(垂らしを10cm残す)
- 遠投:60〜100m先を目標に投げ切る(距離が出るほど大型の可能性)
- 着底確認:ラインが弛んだら着底。竿をやや上向きに立てる
- 待つ:15〜20分に1回、ゆっくり引きずって移動させる(集魚効果)
- アタリ対応:竿先が何度かお辞儀→大きく引き込んだら合わせ
冬カレイの時合(チャンス)
- 朝マズメ:日の出前後1時間が最もアクティブ
- 満潮前後2時間:潮が動くタイミングでカレイが砂地を移動
- 大潮の日:潮の動きが大きく、エサを運ぶ流れが活性化
- 北風が落ち着いた後:波が静まった翌日は荒食いの機会
釣ったカレイの美味しい食べ方
マコガレイの煮付け
- カレイを有鱗のまま熱湯でさっと霜降り(表面の粘液を除去)
- 醤油3:みりん2:酒2:砂糖1:水3の割合で煮汁を作る
- カレイを入れて中火で15分、途中でアルミホイルで落し蓋
- 縁側(えんがわ)から食べるのが通のやり方
刺身(大型のみ)
40cm以上の大型マコガレイは刺身が絶品。身はコリコリとして甘みがあり、縁側のコラーゲン質な食感とのコントラストが最高です。釣ってから1〜2日「熟成」させるとさらに旨みが増します。
冬釣りの安全対策
- 防寒:気温5℃以下は防風フリース+防寒ウェア必着。体温低下に注意
- 足元:砂浜は意外と冷える。断熱性のあるブーツ(ウェーダーが理想)
- 波チェック:冬の遠州灘は急に波が高くなることがある。スマホで波高情報を確認
- 一人釣行の注意:必ず行き先を伝えてから出発する
冬のカレイ釣りは「忍耐力」が釣果を決める釣りです。寒い中でもアタリを待つじっくりとした時間の中に、大型カレイが食ってきたときの喜びが凝縮されています。真冬の遠州灘サーフで、ぜひ「寒の釣り」を体感してください。


