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泳がせ釣り(飲ませ釣り)とは?
泳がせ釣りとは、アジ・イワシ・サバなどの小魚(生きエサ)を針に付けて泳がせ、それを捕食する大型魚を狙う釣り方です。「飲ませ釣り」とも呼ばれ、ヒラメ・ブリ・ハマチ・スズキ・マゴチなど大型の魚が狙えることから、多くのアングラーに愛されています。遠州灘・浜名湖エリアでも大型魚が狙える最強の釣法の一つです。
泳がせ釣りで狙える魚(遠州灘・浜名湖)
| ターゲット | シーズン | 特徴 |
|---|---|---|
| ヒラメ | 秋〜冬(10〜2月) | 砂底で待ち伏せ。底付近でエサを泳がせる。 |
| ブリ・ハマチ・イナダ | 秋(9〜11月) | 回遊魚。中層〜表層で猛追してくる。 |
| スズキ(シーバス) | 通年(春・秋がピーク) | 河川・港湾・サーフ全般で狙える。 |
| マゴチ | 春〜夏(5〜9月) | 砂底にべったり。ヒラメより浅場を好む。 |
| カンパチ | 夏〜秋(7〜11月) | 青物最強クラス。引きが抜群。 |
| タチウオ | 夏〜秋(8〜11月) | アジを横切らせるように誘う。 |
仕掛けの種類と選び方
1. ウキ泳がせ仕掛け(サーフ・堤防)
大きめの電気ウキまたは棒ウキを使い、生きエサを任意の深さで泳がせます。アタリはウキが横走りしたり沈んだりすることで分かります。遠州灘サーフでヒラメを狙う際の定番スタイルです。
- ウキ:10〜15号の電気ウキまたは棒ウキ
- オモリ:3〜5号のナス型またはゴム通しオモリ
- ハリス:フロロカーボン4〜6号、60〜100cm
- 針:チヌ針4〜6号 または丸セイゴ16〜18号
2. 落とし込み泳がせ(堤防・テトラ)
ウキを使わず、オモリを付けた仕掛けを底付近まで落とし込む方法。ヒラメ・マゴチ・ロックフィッシュに有効。堤防の際や根の近くで効果的です。
3. 胴突き泳がせ仕掛け
幹糸に枝スを複数出す胴突き型。複数ターゲットを同時に狙え、底から中層まで幅広く探れます。ブリなど回遊魚がいる時に特に有効。
生きエサの確保と付け方
生きエサの種類と入手方法
| エサ | 入手方法 | 適したターゲット |
|---|---|---|
| アジ(10〜20cm) | サビキ釣りで確保 | ヒラメ・ブリ・スズキ・タチウオ |
| イワシ(カタクチ・マイワシ) | サビキ・投げサビキで確保 | ブリ・カンパチ・スズキ |
| ウグイ・コイ(淡水) | 川で釣って確保 | スズキ(河川狙い時) |
| キス・ハゼ | 投げ釣りで確保 | マゴチ・ヒラメ(河口・サーフ) |
エサの付け方
- 鼻掛け:鼻の穴に針を通す。最もスタンダードで魚が弱りにくい。
- 背掛け:背びれの前あたりに針を刺す。泳ぎが安定し遠投に向く。
- 口掛け:下顎から上顎へ針を通す。流れの強い場所でも外れにくい。
- 尾ひれ掛け:尾ひれの付け根に針を掛ける。底付近を泳がせたい時に有効。
タックル選び
| 項目 | 推奨スペック |
|---|---|
| ロッド | 磯竿3〜4号 4.5〜5.3m、または投げ竿・シーバスロッド10ft前後 |
| リール | スピニング4000〜5000番(ドラグ力5kg以上) |
| メインライン | ナイロン6号 またはPEライン2〜3号 |
| リーダー | フロロカーボン30〜40lb(8〜10号) |
アワセのコツと取り込み
泳がせ釣りの最大のポイントは「アワセのタイミング」です。魚がエサを噛んだだけでは針に掛からないため、ある程度走らせてしっかり飲み込ませることが重要です。
- ヒラメ・マゴチ:「一気にラインが走ったら5秒待ってからアワセ」が定番。「ヒラメ40秒」という言葉もあるが、最近は早アワセが有効とも言われる。
- ブリ・カンパチ:一気に走るので即アワセでOK。口が硬いのでしっかり合わせる。
- タチウオ:エサを尾から食うため、走り始めてから10〜20秒待ってアワセる。
遠州灘・浜名湖でのポイント
- 遠州灘サーフ(新居〜白須賀):秋のヒラメが有名。砂底エリアでエサを底付近に漂わせる。
- 舞阪港・弁天島周辺:スズキの泳がせが実績高い。夜釣りにも対応。
- 浜名湖口(今切口):秋の回遊魚(ブリ・カンパチ系)の泳がせに最適。
- 御前崎沖(船釣り):オフショアでの泳がせは大型青物が狙える。
まとめ
泳がせ釣りは、仕掛けがシンプルで始めやすいにもかかわらず、大物が狙える夢のある釣り方です。まずはサビキでアジを確保し、そのまま泳がせ釣りに移行するのが最も手軽な始め方。遠州灘・浜名湖エリアでは秋に特に大型魚が回遊するので、ぜひチャレンジしてみてください!


