広島県大竹市の阿多田島(あたたじま)沖に筏を浮かべる「広島 海上釣り堀 海遊」は、小方港からフェリーで約35分の完全予約制の海上釣り堀です。料金は男女・年齢で分かれ、行きは小方港9:30発のフェリーに乗る段取りが決まっています。この記事では、施設公式の「料金案内・営業案内」「初めてのお客様へ」「ルール・注意事項」「海遊Q&A」「アクセス」「釣果情報」と、フェリー運航者の阿多田島汽船、大竹市の公式案内をもとに、2026年10月時点の公開情報で「いくらかかるか・いつ行けるか・どう行くか・何を持つか」を時刻順に整理します。
結論1:海遊で竿を出せるのは筏の生け簀の中だけです。施設公式は筏の外での「外釣り」を禁止し、小方港・阿多田港で魚を捌かないよう求めています(海上保安署から連絡があったとの告知)。予約は電話で受け付ける完全予約制で、毎週水曜が休業日(祝日は除く)。平日3名・土日祝5名の予約に満たない日と、台風・強風で危険と判断された日は営業中止です。2026年10月29日(木)は臨時休業、10月30日(金)は12周年お客様感謝祭で満員御礼と告知されています。
結論2:乗り合いは大人男性13,000円・大人女性/中学生10,000円・子供(小学生まで、保護者同伴)7,500円。貸竿1,500円、ライフジャケット貸出200円で、筏には簡易水洗トイレがあります。フェリーは片道 大人(中学生以上)710円・小人(小学生)360円。車は小方港内の無料駐車場(運航者の案内で約35台。土日祝は満車の可能性があり、満車時は大竹市役所が臨時駐車場)に停め、9:30発の便に乗ります。弁当の販売はなく島に店もないため、昼食は必ず持参してください。持ち込む仕掛けは竿4m以内・1人1本・1本針・ハリス3号以上で、撒き餌・疑似餌・ルアー・サビキは使用禁止です。帰りは阿多田港15:50発のフェリーで、小方港に16:25に着きます。
結論3:2026年10月1〜12日の公式釣果情報では、掲載8日のすべてにタイとシマアジ、6日にハマチが載り、ヒラマサ・ヒラメ・カンパチ・ブリも混じっています。只今の放流魚はタイ・ハマチ・ブリ・シマアジ・ヒラマサ。生き餌は12時から(活きエビ・青虫は午前から可)なので、午前は練り餌などでタイ・シマアジ、午後は生き餌で青物という組み立てが基本と考えられます。前年11月の釣果情報でも、掲載22日のうちタイは22日、ヒラマサは21日に載っていました。
海遊の基本情報と予約|完全予約制・水曜休業・最少人数
海遊は予約を電話で受け付ける完全予約制で、毎週水曜(祝日は除く)が休業日です。水曜は予約の電話受付も行っていないため、予約の電話は水曜以外の9:00〜18:00にかけます。
| 項目 | 内容(2026年10月時点の施設公式) |
|---|---|
| 施設名 | 広島 海上釣り堀 海遊 |
| 所在地 | 広島県大竹市阿多田171(阿多田島) |
| 予約・問い合わせ | 080-5628-4447(受付 月曜〜日曜 9:00〜18:00、水曜は受付なし) |
| 予約方法 | 電話で受け付ける完全予約制(公式は「電話で予約をお願いします。完全予約制です。」と案内)。公式サイトの予約状況(○空きあり・△空きわずか・×空きなし)はリアルタイムではないため、確実な空きは電話で確認 |
| 休業日 | 毎週水曜日(祝日は除く) |
| 営業中止 | 台風・強風など海象・気象で危険と判断した場合/平日は3名以上、土日祝は5名以上の集客がない場合 |
| 釣り場 | 12m×12mの生け簀を組んだ筏。足場は1.8m。網替え後の網の深さは1・2番筏が9m、3〜5番筏が10.5m |
| 設備 | 簡易水洗トイレ完備 |
| 通常日の釣り時間 | 10:45頃開始〜15:00終了(小方港9:30発のフェリーで渡る流れ) |
予約の電話で決めておくこと
予約の電話では、人数・乗り合いか貸切か・竿を何本使うか(2名で1本を共有するか)を伝えられるようにしておくと話が早く済みます。乗り合いは平日3名・土日祝5名という最少人数があり、予約が集まらない日は営業中止になるため、少人数で行く場合ほど早めに空き状況を電話で確かめておくのが確実です。生き餌の小アジを使いたい場合は、予約とは別に「予約日前日の15時以降」に販売の有無を電話で確認する決まりです(生き餌購入の予約は受け付けていません)。木曜に予約した場合は、前日が受付のない水曜にあたります。生き餌の確認方法は、予約の電話のときに聞いておくと確実です。
2026年10月末〜年末の告知
施設公式の釣果情報(10月12日掲載)では「10月29日(木)は誠に勝手ながら臨時休業」と告知されています。公式トップによると、翌10月30日(金)は12周年お客様感謝祭で、釣り時間は10:45〜14:30、生き餌の使用は禁止、釣り座は当日のくじ引きで決め、すでに満員御礼です。10月28日は定休日の水曜にあたるため、2026年10月時点の告知では、10月28〜30日の3日間は通常の乗り合いで入れる日がありません。
年末については「年末は休まず営業します」と告知されており、2026年10月時点では12月29日(火)と30日(水)が満員御礼でした。ほかの日の空きは日々変わるため、電話で確認してください。年末の貸切料金は「1台14万〜」です。年明けの営業日は2026年10月時点では告知がなく、前シーズンは1月1〜3日と5〜7日を臨時休業としていたため、正月前後に行く場合は電話で確認してください。
キャンセルと営業中止の連絡
Q&Aでは、キャンセルは前日までで、当日キャンセルができるのは悪天候の場合のみとされています。雨の日も基本的に営業しますが、台風・強風などで危険と判断した場合は出港と釣り堀の営業を中止し、その連絡は前日または当日の早朝までに施設から入ります。
料金はいくらか|男女別の乗り合い料金・貸切・レンタル・フェリー代
いちばん多い「乗り合いで1人1本」の場合、大人男性13,000円・大人女性/中学生10,000円・子供(小学生まで)7,500円で、これに往復のフェリー代と、貸竿・エサ・氷などの実費が加わります。男女で料金が分かれるのは海遊の公式区分どおりです。
| 区分 | 料金 | 公式の注記 |
|---|---|---|
| 乗り合い 大人 男性 | 13,000円 | |
| 乗り合い 大人 女性・中学生 | 10,000円 | |
| 乗り合い 子供(小学生まで) | 7,500円 | 保護者同伴 |
| 貸切(平日・日・祝) | 120,000円〜 | 下限の表示 |
| 貸切(GW・お盆・年末) | 140,000円〜 | 年末の貸切は「1台14万〜」と告知 |
| BBQ筏 | 5,000円 | Q&Aでは貸切の場合の案内。BBQコンロは無料貸出、網・炭・食材は持参、事前予約が必要。乗り合いで使えるかは電話で確認 |
| 貸し釣り竿 | 1,500円 | 破損・紛失(海中落下)は3,000円の弁償 |
| ライフジャケット | 200円(貸出) | 手動膨張式。膨張させた場合はガス交換代2,000円 |
| 針(4本入り) | 500円 | 2026年5月15日からの価格 |
| クッションおもり(1本) | 300円 | 同上 |
| エサ(生ミック・マダイイエロー) | 700円 | 同上 |
| 氷(バケツ1杯) | 200円 | |
| 発泡スチロール箱 | 大700円・小500円 | 氷は別 |
| ドリンク | 200円 | |
| スカリ・タモ | 無料貸出 | タモは筏1基につき4本を共同使用。持参も可 |
| ナス型おもり+ウキ(12号〜)セット | 100円(レンタル) | 生き餌を使うときの仕掛け用 |
| 魚の捌き | 2026年10月まで:青物1匹500円・その他1匹400円 2026年11月から:3枚おろし・2枚おろし 青物600円・その他500円/ウロコ・内臓取り 青物500円・その他400円 | 公式が10月22日に11月からの料金改定を告知。10月中は方式を問わず同額 |
乗り合いの3区分は、令和8年(2026年)2月2日からの料金改定の告知で税込と明記されています。針・エサ・発泡スチロール箱・クッションおもりは「仕入れ価格の高騰」を理由に令和8年5月15日から改定された価格です。このほかのレンタル品・販売品は公式トップに画像で掲載されているため、細かな品目は予約時に確認してください。
竿1本を2人で使う場合の料金
Q&Aによると、大人でも子供でも2名で竿を1本使う場合は「1人分の料金(高い方)」で、竿1本に3名以上は不可です。たとえば大人男性と小学生の親子で1本を使えば13,000円、大人女性と小学生なら10,000円で済みます。交代で竿を持つ前提になるため、子供が飽きやすい年齢なら1本を共有し、2人とも本気で狙うなら2本にする、という決め方がしやすいと考えられます。
貸切料金と土曜日の扱い
貸切は料金表で「平日・日・祝」と「GW期間・お盆期間・年末期間」の2区分になっており、土曜日の区分は料金表に明記がありません。土曜に貸切を考えている場合は、金額を電話で確認してから人数で割り勘を組むのが確実です。また坊主保障(1匹も釣れなかった人にタイ1匹)は、Q&Aで「貸し切りの場合はありません」とされています。
1日の総額の試算(公式価格の合計)
公式の料金を合計した目安です。生き餌(小アジ)の価格は公式に記載が見当たらないため含めていません。捌きや発泡スチロール箱を使う場合はその分が加わります。
| ケース | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 手ぶらの大人男性1人 | 乗り合い13,000円+貸竿1,500円+針500円+クッションおもり300円+エサ700円+氷200円+ライフジャケット200円+フェリー往復1,420円 | 17,820円 |
| 竿・仕掛け・ライフジャケット持参の大人女性1人 | 乗り合い10,000円+エサ700円+氷200円+フェリー往復1,420円 | 12,320円 |
| 大人男性と小学生の親子で竿1本を共有(貸竿と大人用ライフジャケットを借り、子供用ライフジャケットは持参) | 乗り合い13,000円+貸竿1,500円+針500円+クッションおもり300円+エサ700円+氷200円+ライフジャケット200円+フェリー往復(大人1,420円+小人720円) | 18,540円 |
静岡周辺の施設を例にした管理釣り場(釣り堀)入門完全ガイドでは、海上釣り堀をレンタル利用した1日の目安を約14,300円と試算していますが、海遊は乗り合い料金(大人男性13,000円)がこの試算の乗船料11,000円より2,000円高く、さらにフェリーの往復運賃1,420円が加わるため、手ぶらの大人男性ではこの試算より3,500円ほど高くなります。
フェリー9:30便から始まる1日の流れ
行きは小方港9:30発のフェリーに「必ず」乗り、帰りは阿多田港15:50発で小方港16:25着、というのが施設公式の標準の流れです。時刻は運航者(阿多田島汽船)公式の平常ダイヤと一致しています。
| 時刻 | 流れ | 押さえておくこと |
|---|---|---|
| 9:30 | 小方港(広島県大竹市晴海2-2)からフェリーに乗る | 公式は「必ずこの時間に乗ってください」と案内。昼食を用意しておく |
| 10:05 | 阿多田港に到着し、海遊のスタッフに受付 | 受付は港で行う |
| 10:15頃 | スタッフの指示で渡船に乗船 | 筏まで約2〜3分。ライフジャケットを着用 |
| 10:45頃 | 釣り開始 | スタッフが開始の合図を出すまで準備して待つ |
| 12:00 | 生き餌の使用開始 | 午前中は生き餌禁止(活きエビ・青虫は午前中から使用可) |
| 12:00頃 | スタッフが筏ごとに捌きの注文を取りに回る | 希望者は声をかける |
| 13:30頃 | スタッフが集金に回る | 料金を支払う |
| 14:30 | 釣った魚を順番に締めてもらう | |
| 15:00 | 釣り終了 | 1匹も釣れなかった人はタイ1匹を持ち帰れる |
| 15:20 | 筏から阿多田港へ渡船で移動 | |
| 15:50 | 阿多田港からフェリーに乗る | |
| 16:25 | 小方港に到着 |
フェリーの時刻と運賃
阿多田島汽船の公式「時刻・運賃表」(2026年10月時点)の平常ダイヤは次のとおりで、所要は約35分です。正月は一部の便が運休する別の正月ダイヤになります。
| 便 | 阿多田発 → 小方着 | 小方発 → 阿多田着 |
|---|---|---|
| 1便 | 6:00 → 6:35 | 6:45 → 7:20 |
| 2便 | 7:30 → 8:05 | 9:30 → 10:05 |
| 3便 | 12:30 → 13:05 | 14:40 → 15:15 |
| 4便 | 15:50 → 16:25 | 17:15 → 17:50 |
| 5便 | 18:00 → 18:35 | 18:45 → 19:20 |
普通運賃(2019年10月1日改定)は片道で大人(中学生以上)710円・小人(小学生)360円です。1歳以上で小学校に就学していない子供は、大人1人の同伴につき1人まで無料です。乗船券はフェリー「悠風」の船内に設置された券売機で買い、運航者のQ&Aでは現金のみの扱いとされています。施設の料金区分では中学生は「大人 女性・中学生」の10,000円ですが、フェリーでは中学生から大人運賃になる点も覚えておくと計算がずれません。
途中で帰りたいとき
Q&Aでは「12:30の船で帰ることは可能ですが、料金は変わりません」とされています。阿多田港12:30発の便は小方港に13:05に着くため、子供連れで半日だけ楽しみたい場合の選択肢になりますが、釣り料金は1日分と同じです。
夏の火曜早便は9月で終了
釣果情報では、暑さ対策として令和8年7月〜9月の毎週火曜に、小方港6:45発・12:00納竿・阿多田港12:30発の早便営業が告知されていました。9月29日の釣果情報で「夏の早便営業は今日で終了」と告知されているため、10月以降の火曜も通常の9:30便で予定を組み、予約時に時刻を確認してください。
小方港への行き方と駐車場
車なら、施設公式のアクセス案内では山陽自動車道の大竹ICから小方港まで約5分で、港内の無料駐車場に停めます。電車ならJR山陽本線の玖波駅か大竹駅から、小方港に停まる路線バスを使います。
車で行く場合と駐車場
施設公式トップは「駐車の際は必ず小方港内の無料駐車場へ」と案内し、小方港の向かい側にある月極駐車場には停められないと明記しています。土日祝は満車になる可能性があり、満車の場合は大竹市役所が臨時駐車場です。運航者のQ&Aでは、小方港の無料駐車場は約35台分とされています。9:30の便に乗り遅れると釣りができないため、土日祝は満車も想定して時間に余裕を持って着くのが安全です。運航者の案内では、広島ICから大竹ICまでは山陽自動車道で約35分です。
なお運航者の「小方港マップ」によると、小方港の待合所は建物の表示が「大竹港旅客待合所」になっていますが、これが小方港の待合所で、阿多田島汽船の事務所もこの建物に入っています。初めての人は表示の名前で迷わないようにしてください。
電車・バスで行く場合
運航者の案内では、JR山陽本線の最寄り駅は広島方面からが玖波駅、岩国方面からが大竹駅です。岩国駅から大竹駅までは約7分、広島駅からはおよそ40分です。大竹市公式と運航者は、JR大竹駅・玖波駅からの「こいこいバス」が小方港に停まると案内しています(施設公式の表記は「おおたけ幹線バス」)。運航者の「小方港マップ」は、バス停を待合所の裏の道路沿い(大竹駅方面)と斜め向かいの山側(玖波駅方面)と案内しています。ただし大竹市の「こいこいバス」のページ(2026年9月30日更新)によると、広島県の小方橋架け替え工事のため、令和7年4月14日から令和9年3月頃まで小方橋が通行止めになる予定です。このためこいこいバスのルートと時刻表が変わっており、「小方橋バス停は、港側の停留所のみの使用」とされています。乗り降りする停留所と、9:30の便に間に合う時刻は、大竹市の最新のこいこいバス時刻表で確かめてください。
島には店がない
運航者のQ&Aでは、阿多田島には「コンビニ、飲食店などのお店は一切ございません」とされています。海遊でも弁当の販売はないため、昼食・飲み物・常備薬などは小方港に向かう前にそろえておきます。海遊ではドリンク(200円)と氷(バケツ1杯200円)が買えます。広島県内で堤防や磯の釣り場もあわせて検討している場合は、宮島口〜大野浦など広島西部も扱った広島・岡山の釣りスポット|瀬戸内海・呉・鞆の浦のおすすめ釣り場が参考になります。堤防や磯と比べると、海遊は足場の整った筏で放流魚を狙いたい人向けの選択肢です。
ルールと持ち物|竿4m以内・1本針・ハリス3号以上
海遊で使えるのは「1人1本・針1本・長さ4m以内の竿」で、撒き餌・疑似餌・ルアー・サビキは使用禁止、ハリスは3号以上です。ルールを守れない場合は即刻退場になることがあると明記されています。
| 項目 | 海遊のルール(施設公式) | 準備で気をつけること |
|---|---|---|
| 竿 | 1人1本、長さ4m以内。竿1本に対して2名まで | 持参の竿は4m以内を選ぶ |
| 針 | 1本 | 2本針や枝ス付きの仕掛けは使わない |
| ハリス | 3号以上 | 釣果情報(9月28日)では青物狙いに5号以上を推奨 |
| 禁止の釣法・エサ | 撒き餌・疑似餌・ルアー・サビキ | コマセ(撒き餌)は持ち込まない |
| 生き餌 | 12時から使用開始(活きエビ・青虫は午前中から可) | 生きアジは前日15時以降に電話で販売の有無を確認。予約は不可 |
| 釣り座 | 移動は原則禁止 | どうしてもの場合は周りの了承を得てスタッフに申し出る |
| 取り込み | 釣った魚は基本的に自分でタモですくい、スカリに入れる | タモは筏ごとに共同使用。持参も可 |
| 青物が掛かったとき | 周りの人は竿を上げて待つ。おまつりは先に掛けた人が優先 | 自分の仕掛けをすぐ上げられるようにしておく |
海上釣り堀の一般論として、入門記事では「竿は1人1〜2本までが一般的」「タモ入れはスタッフがすくってくれる施設が多い」と紹介していますが、海遊は1人1本で、取り込みも基本は自分で行う施設です。ルールは施設ごとに違うため、この記事の内容も含めて当日のスタッフの説明を優先してください。
竿4m以内と網の深さ9m・10.5mの関係
Q&Aの目安は「はじめは底から50cm辺り」です。網の深さが9mの筏なら水面から8.5m前後、10.5mの筏なら10m前後が最初のウキ下の出発点になる計算で、4m以内の竿でこの深さを探るには、ウキ止め糸を使う遊動ウキ仕掛けが前提になると考えられます。網の深さは筏によって違い、Q&Aも「スタッフに確認してくださいね」としているため、当日どの筏に入るかと深さを受付で確かめてからウキ下を決めます。釣果情報(2026年9月4日)には、午後にシマアジが底から2〜3m辺りでも当たったという記録もあり、反応がなければタナを変えるのが公式の勧めです。
手ぶらで行く場合と道具を持参する場合
Q&Aは、用意するものとして釣り竿・針・ハリス・クッションおもり・ウキなどの仕掛け、エサ、針外し、クーラーボックス、タオル、軍手、昼食を挙げ、有料の貸竿もあるので「手ぶらでも大丈夫」としています。手ぶらなら貸竿(1,500円)に、現地で針・クッションおもり・エサを買い足す形になり、持ってくるのは昼食・クーラーボックス・タオル・軍手程度で済みます。道具を持参する場合は、4m以内の竿、ハリス3号以上(青物まで狙うなら5号以上)、1本針の仕掛け、ウキとクッションおもりをそろえます。海上釣堀用のクッションはオモリを内蔵し、ウキの浮力とオモリの号数で選ぶ仕組みなので、選び方はクッションゴムの太さ・長さ早見表2026の【早見表3】にある海上釣堀クッションの行と、その直後の解説が参考になります。
エサについてQ&Aは、生ミック・マダイイエローなどの練り餌、ササミ、青虫、冷凍イワシ・キビナゴなどの魚、エビ、活餌を挙げ、「その日によって好むエサも違うので、色々な種類のエサを持って来られると良いかも」としています。料金表に載っているエサは生ミック・マダイイエロー(700円)で、ほかに生き餌(小アジ)の販売があります。ササミやキビナゴなどを試したい場合は持参します。
生き餌を使う場合の注意
公式の告知では、販売している生き餌(小アジ)のサイズが大きくなっており、おまつり防止と網から抜けないように「おもりは5号以上をお勧め」としています。大きいおもりやウキがない場合のために、ナス型おもりとウキ(12号〜)のセットを100円でレンタルできます。生き餌はバケツでの受け渡しで、バケツのままでは弱るため、少量ずつ買うか、エアーポンプや水汲みバケツ(バッカン)を持参するよう勧めています。
2026年秋(10〜11月)に狙える魚とエサ・タナ
10月の海遊はタイとシマアジが中心で、ヒラマサの入荷・放流が始まったことで、午後の生き餌で青物を狙う楽しみも加わっています。下の表は、施設公式の釣果情報で各魚が載った日数を数えたもので、釣果を保証するものではありません。
| 魚 | 2026年10月1〜12日の釣果情報(掲載8日) | 2025年11月の釣果情報(掲載22日) | 公式のエサ・タナのメモ |
|---|---|---|---|
| タイ | 8日 | 22日 | 練り餌・ササミ・エビに反応(10月3日)。タナは底から50cm |
| シマアジ | 8日 | 13日 | 練り餌・エビ(10月3日) |
| ハマチ | 6日 | 7日(ほかにレモンハマチ2日) | 青物は生き餌・イワシに反応(10月1日) |
| ヒラマサ | 3日 | 21日 | 2026年10月に入荷・放流開始。10月9日は生き餌で釣れたと記載 |
| ヒラメ | 5日 | 0日 | 生き餌に反応(10月3日)。9月25日時点で放流は終了 |
| カンパチ・ブリ | 各1日 | 0日 | 放流魚の一覧にブリは掲載中 |
日数は釣果欄にその魚の名前が載った日を数えたもので、「ジャンボ」などの表記は同じ魚に含めています。放流魚は季節で入れ替わり、Q&Aではタイ・ブリ・ハマチ・ヒラマサ・カンパチ・シマアジ・サーモン・クロソイなどを放流するとしています。2026年10月時点の公式トップの「只今の放流魚」はタイ・ハマチ・ブリ・シマアジ・ヒラマサで、放流は1日2回です。
10月はタイ・シマアジを練り餌で
10月上旬の釣果情報では、グループ単位でタイが数十匹並ぶ日がある一方、少人数の組では数匹の日もあり、人数と筏の状況で差が出ています。エサの記載は練り餌・キビナゴ・エビ・ササミ・ホタテの貝柱・イカなどで、10月10日には「アタリがないときはこまめにエサを変えてみると良いかも」とあります。生き餌が使えない午前は、練り餌を基本にササミやエビへ替えながら、底から50cmのタナでタイ・シマアジを拾うのが公式の情報に沿った組み立てと考えられます。
青物は12時以降の生き餌が軸
ハマチ・ヒラマサ・ブリなどの青物は、10月1日に「生き餌・イワシに食いついてました」、9月20日に「青物は生き餌に反応が良い」と記録されています。一方で10月12日は「青物が姿を見せてくれるものの、食いついてくれない1日」とあり、毎日掛かるわけではありません。生き餌は12時からしか使えないため、午後に青物用の太めのハリス(公式推奨は5号以上)を用意しておき、時間で狙いを切り替える計画が立てやすいと考えられます。
11月に向けて
海遊は令和8年11月1日に12周年を迎えます。前年の釣果情報では、2025年11月25日掲載分で「毎年人気のレモンハマチ入荷&放流開始」が告知され、11月29日掲載分に今期第1号が釣れたと記されていました。2026年のレモンハマチの入荷は2026年10月時点では告知されていないため、釣果情報の入荷情報で確認してください。また前年11月18日の釣果情報には「筏の上は曇りや風の強い日は寒いです」とあり、11月は防寒着を1枚多めに持っていくのが無難です。
釣った魚の持ち帰り|捌きサービスと港で捌かないこと
海遊は釣り放題で、釣った魚はすべて持ち帰れます。ただし小方港・阿多田港で魚を捌くことは控えるよう公式が求めているため、捌くなら筏での捌きサービスを頼むか、自宅で処理します。
捌きサービスの使い方
公式トップでは「午前中に釣れたお魚を捌いて持って帰ることができます」と案内しており、12時頃にスタッフが筏ごとに注文を取りに回ります。料金は2026年10月時点では青物1匹500円、その他の魚1匹400円で、3枚おろし・2枚おろし・ウロコ内臓取りのどれでも同じ金額です。ただし公式トップと釣果情報(10月22日掲載)で「令和8年11月から」の料金改定が告知されており、11月以降は3枚おろし・2枚おろしが青物600円・その他の魚500円、ウロコ・内臓取りが青物500円・その他の魚400円になります。11月に行く場合は改定後の料金で見込んでください。14:30には釣った魚をスタッフが順番に締めてくれます。
港内で捌かない理由
施設公式の告知によると、海上保安署から「小方港内で魚を捌いて内臓などを捨てないでください」と連絡があり、取り締まりの対象となる可能性もあるそうです。帰りの港でクーラーを開けて下処理をする、ということはせず、捌きサービスか自宅での処理に回してください。
クーラーと氷の準備
現地で用意できるのは氷(バケツ1杯200円)と発泡スチロール箱(大700円・小500円、氷別)で、Q&Aはクーラーボックスを持ち物に挙げています。釣果情報にはタイが数十匹にハマチやヒラマサが混じる日もあるため、グループなら人数分の釣果と氷が入る容量を見込んでおくのが安全と考えられます。1匹も釣れなかった場合は坊主保障としてタイ1匹を持ち帰れます(貸切は対象外)。
安全と規制|ライフジャケット・営業中止・禁止事項
渡船に乗るときのライフジャケット着用は施設のルールで必須で、200円で借りることもできます。なお、立入禁止・釣り禁止・車両規制の判断は、現地の表示と自治体・漁協・港湾管理者の最新の公式情報が最優先です。この記事は2026年10月時点の公開情報をまとめたもので、当日はスタッフと船長の指示に従ってください。
ライフジャケットは借りるか、桜マーク付きを持参
ルール・注意事項には「安全対策として渡船乗船時、ライフジャケットは必ず着用してください」とあります。公式トップによると、貸出は200円の手動膨張式で、膨張させた場合はガス交換代として2,000円がかかります。国土交通省の認可付き(桜マーク付き)のライフジャケットを持っている人は用意するよう求めています。小学生を連れて行く場合は、体重に合った子供用を持参しておくと安心で、選び方は子供のライフジャケットの選び方2026にまとめています。自分の膨張式を持っていく場合は、出発前にボンベとセンサー部の状態・期限をライフジャケットのボンベ交換2026の手順で確認しておくと確実です。
営業中止と欠航の確かめ方
大竹市公式の「阿多田島フェリー」のページ(2026年4月13日更新)は「天候等により、運航を休止する場合があります」としており、運航者は出航中止や天候急変時の帰港などは船長の判断に従うよう求めています。運航者のトップでは「本日の運航状況」を掲示し、2026年10月10日付で「通常運航です」と表示されていたほか、LINEで運航情報を配信しています。2026年10月時点で、施設・運航者の公式に災害による休業や運休の告知は見当たりませんでしたが、告知がないことは当日の運航を保証しません。施設の営業中止は前日または当日早朝に連絡が来るため、前日の夜までに電話がつながる状態にしておき、当日の朝は運航状況も確認してから出発してください。
そのほかの禁止事項と注意
- ペットの持ち込みは禁止
- 船でのお越しは禁止(自分の船で筏に乗り付けることはできない)
- 迷惑行為・暴力行為は禁止。刺青の方はお断り
- 筏の外での外釣りは禁止
- 下船は船が筏に着いてからスタッフの合図で行う(着く前の飛び降りは大変危険)
- 携帯電話・車の鍵・貴重品の海中落下は回収できない。椅子やパラソル、発泡スチロールは風で飛ばされるので、その上に貴重品を置かない
- 釣り座を離れるときは必ず竿を上げる(貸竿の水中落下・破損は3,000円の弁償)
- ゴミや余ったエサは設置のゴミ箱に分別して捨てるか持ち帰る。船には置いて帰らない
- 筏での転落・転倒・盗難に注意し、子供の安全に十分配慮する(盗難・紛失・損傷は施設が責任を負わない)
予約前によくある疑問
初心者・雨の日・支払い方法など、予約前に迷いやすい点を公式の記載から整理します。公式に記載がない点は電話で確認してください。
初心者や子供連れでも大丈夫か
Q&Aでは、希望すればスタッフが説明してくれ、貸竿も用意されているとしています。子供は小学生までが7,500円で、保護者の同伴をお願いしています。海上釣り堀の入門記事では一般的な目安として「小学校高学年以上」を挙げていますが、海遊の料金区分は小学生までの子供を対象に含めています。年齢よりも、筏の上で保護者がそばにいられるかで判断するのが現実的と考えられます。竿1本を親子で共有すれば料金は高い方の1人分になるため、まずは1本で様子を見る方法もあります。
見学だけでもよいか
Q&Aは「見学は出来ますか?」に「出来ます」と答えています。見学だけの場合の料金は明記されていないため、フェリー代と合わせて予約時に確認してください。
支払いにカードは使えるか
釣り料金は13:30頃にスタッフが筏を回って集金する流れです。クレジットカードや電子決済が使えるかは、施設公式に明記を確認できませんでした。フェリーの乗船券は船内券売機で現金のみの扱いなので、現金を多めに用意していくのが無難と考えられます。



