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アオリイカ料理完全レシピ|刺身・バター炒め・煮物・天ぷら・イカ墨パスタの本格作り方
アオリイカは「イカの王様」と称される高級食材です。釣ったばかりの新鮮なアオリイカは、スーパーで購入できるものとは別次元の甘み・食感があります。本記事では、締め・下処理の方法から、刺身・バター炒め・煮物・天ぷら・イカ墨パスタまで、アオリイカの美味しさを最大限に引き出すレシピを完全解説します。
アオリイカの締め方・下処理(鮮度保持が命)
締め方(釣り場で即実施)
- ケイムラ締め:目の後ろに専用ピックを刺して神経を即断。体が白くなったら成功
- なぜ締めるか:イカは死後急速に黒ずみ食感が落ちる。釣ったらすぐ締めることで最高の鮮度を保つ
- 冷やし込み:締め後は氷塩水(海水+氷)に入れて急冷。内側に水が入らないよう注意
下処理(帰宅後)
- 外套膜(胴)の端を持って内臓・目玉ごと引き抜く
- 軟骨(透明な細長い板)を取り出す
- 墨袋を破らないように注意しながら内臓を処理(墨パスタ用は墨袋を別に保存)
- 皮は2層構造。外皮・内皮の両方を剥くと口当たりが格段に良くなる
- 流水でよく洗い、水分をキッチンペーパーで拭き取る
レシピ1:アオリイカの刺身(王道・シンプル最高)
新鮮なアオリイカは刺身が最高。釣りたてのアオリイカは市販品の5倍は甘い。
材料:アオリイカ1杯・わさび・醤油・大葉
- 下処理済みの胴を開いて平らに広げ、内側の薄皮を剥く
- 繊維に対して直角(横方向)に5〜7mm幅で薄く切る(繊維を断ち切ることで柔らかくなる)
- 大葉の上に盛り付け、わさび・醤油でいただく
- ゲソ(足)は湯引きして醤油・生姜で食べるか、炒め物に使用
⭐ コツ:そぎ切りにすると食感がさらに柔らかく。薄切りが口溶けの決め手
レシピ2:アオリイカのバター醤油炒め
材料:アオリイカ1杯・バター20g・醤油大さじ2・酒大さじ1・ニンニク1片・ネギ適量
- イカの胴を2〜3cm幅の輪切りに。ゲソも食べやすく切る
- フライパンを強火で熱し、バターを溶かす
- ニンニク薄切りを入れて香りを出す(30秒)
- イカを入れて強火で1〜2分素早く炒める(炒めすぎると固くなる)
- 酒・醤油を回しかけてフランベ。ネギをトッピングして完成
⭐ コツ:イカは加熱しすぎると固くなる。強火で短時間が黄金ルール。焦がしバターの香りが最高
レシピ3:アオリイカと里芋の煮物(和食の定番)
材料:アオリイカ1杯・里芋4〜5個・醤油3・みりん3・砂糖1・酒3・出汁200ml・生姜
- 里芋は皮を剥いて下茹で(5分)してぬめりを取る
- イカの胴は輪切り。ゲソは食べやすく切る
- 鍋に出汁・調味料を入れて沸騰後、里芋を入れて中火で8分
- 里芋が柔らかくなったらイカを加えて2〜3分煮る(イカは短時間が鉄則)
- 生姜を加えて火を止め、余熱で味を馴染ませる
レシピ4:アオリイカの天ぷら
材料:アオリイカ1杯・天ぷら粉100g・冷水130ml・塩・天つゆ
- イカの胴を1〜1.5cm幅の輪切りにして、身の表面に切り込みを入れる(反り返り防止)
- 天ぷら粉を冷水でさっくり混ぜる(ダマが残るくらいで良い。混ぜすぎない)
- 180℃の油でイカを1〜2分揚げる。泡が減ったら引き上げる
- 塩・天つゆでいただく
⭐ コツ:冷水を使って衣を薄く保つ。イカは薄衣でサクサクに仕上げる
レシピ5:イカ墨パスタ(本格イタリアン)
材料:アオリイカ1杯(墨袋を別取り)・スパゲッティ160g・オリーブオイル・ニンニク・玉ねぎ・白ワイン・塩コショウ
- 墨袋を破って墨を取り出しておく(1〜2杯分で十分な量)
- パスタを茹で始める(表示時間より1分早めに引き上げ)
- フライパンにオリーブオイル・ニンニク・玉ねぎを入れて炒める
- イカを加えて炒め、白ワインで臭みを飛ばす
- 墨を加えて全体を混ぜ、塩・コショウで調味
- パスタを加えてフライパンで和える。パスタの茹で汁で濃度調整
アオリイカの保存方法
- 冷蔵:下処理後、キッチンペーパーで包んでラップ。2〜3日以内に食べ切る
- 冷凍:胴と足を分けてラップで包み冷凍保存。1〜2ヶ月OK。刺身用は解凍後すぐに食べる
- 干物(一夜干し):塩水(3%)に1時間浸けてから干す。半乾燥状態が最もジューシー
まとめ
アオリイカは適切な締め・下処理をするだけで、市販品とは全く異なる別格の美味しさが楽しめます。刺身・バター炒め・天ぷら・煮物・イカ墨パスタと多彩な料理に対応できる食材です。遠州灘・御前崎でのエギングで釣り上げたアオリイカを、最高の一皿に仕上げてください。



