三重県の南部、尾鷲市・熊野市・南伊勢町・紀伊長島を結ぶ紀伊半島東岸は、日本で最も多彩な魚種が楽しめる釣りの聖地の一つだ。年間降水量が日本一(4000mm超)の多雨地帯であり、複雑なリアス式海岸が発達し、黒潮の影響を受ける外洋の清澄な海水が年中届く。その結果、熱帯・亜熱帯系の魚から冷水系の魚まで驚くほど多彩なラインナップがこの海域に集まる。
尾鷲沖ではカツオ・キハダマグロの一本釣りが盛んであり、紀伊長島や南伊勢の磯ではグレ(メジナ)・イサキ・マダイが年間を通じて狙える。熊野市の沿岸では秋にカンパチ・ヒラマサが回遊し、地元の渡船で磯に渡ればタックルが限界まで引かれる興奮を味わえる。名古屋から車で約2時間30分、大阪から約2時間とアクセスも決して悪くない。週末に気軽に訪れて「これほどの魚が釣れるのか」と驚かされる、そんな釣り場が三重南部だ。
三重南部エリアの海の特徴
黒潮がもたらす豊かな海洋環境
紀伊半島の南側は日本最大の暖流「黒潮(日本海流)」が接近する地点の一つだ。黒潮は太平洋を北上し、紀伊半島の先端(潮岬)を回り込んで、その分流が熊野灘・尾鷲沖に流れ込む。この暖かく栄養豊富な海水が、亜熱帯系のカツオ・キメジ・ソウダガツオ・カンパチを岸近くまで引き寄せる。
一方、紀伊半島の山々から流れ込む河川水は栄養塩を豊富に含み、沿岸の生産力を高める。これによりグレ・イサキ・マダイが通年安定して生息できる。水温は夏に27〜28℃、冬でも12〜15℃前後を維持し、関東沿岸より3〜5℃高い。魚の活性が通年高く、特に冬のグレ釣りは「寒グレ」と呼ばれる最高品質の型物が狙える時期として全国から釣り師が集まる。
リアス式海岸がつくる多様な釣り場
三重南部はリアス式海岸が発達しており、複雑に入り組んだ湾内に穏やかな内湾と外洋に面した荒磯が混在する。内湾部(南伊勢・紀伊長島港の入り江)は潮通しが穏やかで、ウキフカセ・ちなみ釣り(底釣り)・エサ釣りに向く。外洋に面した磯(尾鷲市九鬼・矢ノ川峠下の磯、熊野市の磯)は波が高く潮流が速く、大型グレ・イシダイ・ヒラマサが潜む。
主要釣りスポット紹介(8か所)
主要スポット基本情報一覧
| スポット名 | エリア | 釣り場タイプ | 主なターゲット | 難易度 | 名古屋からの所要時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 紀伊長島港(きいながしま) | 北部(紀北町) | 港湾・堤防 | アジ・グレ・チヌ・アオリイカ | 初〜中級 | 約2時間 |
| 古和浦・東長島 | 南伊勢町 | 湾内・磯・渡船 | グレ・マダイ・イサキ | 中〜上級 | 約2時間20分 |
| 尾鷲港・夢古道の湯前 | 尾鷲市中心部 | 港湾・堤防 | アジ・サバ・チヌ・タチウオ | 初〜中級 | 約2時間30分 |
| 九鬼(くき)磯 | 尾鷲市九鬼 | 磯・渡船 | グレ・ブダイ・カンパチ・ハマチ | 上級 | 約2時間45分 |
| 梶賀(かじか)港 | 尾鷲市梶賀 | 漁港・磯 | グレ・カワハギ・チヌ・イサキ | 中〜上級 | 約2時間50分 |
| 賀田湾(かだわん) | 尾鷲市賀田 | 湾内・釣り台 | マダイ・イサキ・アコウ | 中級 | 約3時間 |
| 楯ヶ崎(たてがさき) | 熊野市甫母町 | 磯・渡船 | グレ・イシダイ・ヒラマサ | 上級 | 約3時間15分 |
| 遊木漁港・遊木の磯 | 熊野市遊木 | 漁港・磯 | グレ・チヌ・カサゴ・アオリイカ | 中級 | 約3時間20分 |
紀伊長島港(きいながしまこう)|アクセス最良の入門向けエリア
紀伊長島港は三重南部への釣行で最初に訪れる人が多い入門に最適な港だ。国道42号沿いにあり、近鉄・JR紀伊長島駅からも徒歩圏内のためアクセスが非常によい。港内は広大で、外側の堤防先端に向かうほど水深が増し、魚種も豊富になる。
主要ターゲットはアジ・サバで、6〜10月の夜にサビキ釣りをすると入れ食いになることもある。グレは港内の磯際・テトラ周辺でウキフカセ釣りで狙う。チヌ(クロダイ)は落とし込み釣りまたはフカセ釣りで通年狙えるが、乗っ込みシーズンの春(3〜5月)が最大型が出やすい。秋にはアオリイカもエギングで狙え、600g〜1kgクラスが堤防まわりに接岸する。
近くに「道の駅 海山(みやま)」があり、トイレ・飲料水・食事が揃う。釣具店は「かじかや」が紀伊長島駅前に位置し、地元情報・餌・仕掛けを入手できる。
古和浦(こわうら)・南伊勢エリア|グレ・マダイ狙いの中級者天国
南伊勢町の古和浦・東長島エリアは、複雑に入り組んだリアス式の湾内に多数の磯が点在し、渡船を利用した一級磯釣りが楽しめる。地元の渡船「大漁丸」「東清丸」などが朝5〜6時に出船し、半島先端の磯や離れ磯に降ろしてくれる。
グレは10月〜3月に30〜45cmクラスが安定して釣れ、型の良さで知られる。コマセはオキアミ3kgに集魚剤(マルキューV9、グレパワーなど)2袋をブレンド。タックルはフカセ竿1.5〜1.75号、道糸2〜2.5号フロロ、グレ鈎6〜7号が標準。マダイは50cmを超える良型が4〜6月・10〜11月に底釣りまたはウキ釣りで狙える。
尾鷲港・夢古道の湯前堤防|都市型港で手軽に多魚種
尾鷲市中心部にある尾鷲港は、大型の漁港に隣接した釣りスポットだ。市営の無料駐車場があり、トイレも整備されているため家族連れにも安心。港内の常夜灯が夜通し点灯しており、夜のアジ・サバのサビキ釣りが非常によく釣れる。秋にはタチウオも常夜灯周辺に回遊してきて、ウキ釣りまたはルアー(メタルジグ・ワインド)で狙える。
尾鷲市には老舗の釣具店「宮脇釣具店」「尾鷲フィッシング」があり、地元情報を教えてもらいながら用品を揃えられる。近くの「夢古道の湯」(温泉施設)で釣行後の疲れを癒せるのも嬉しいポイントだ(大人700円、不定休)。
九鬼(くき)の磯|カンパチ・ハマチが飛び出す豪快な磯場
尾鷲市九鬼(くき)は険しい山と海に挟まれた漁村で、その沖に広がる磯は三重南部でも屈指の魚影を誇る。渡船「九鬼丸」が対応しており、朝6〜7時に出船。外洋に面した磯は波が高く(特に南西風の時は注意)、上級者向けのポイントだ。
グレは年間を通じて40〜50cmクラスが期待でき、寒グレシーズン(12〜2月)は「口太グレ」50cm超の可能性も十分ある。ハリ・道糸は通常のフカセより一段太めにしておくと安心。秋(9〜11月)にはカンパチ・ハマチが磯際を回遊し、メタルジグ30〜60gまたはポッパーで豪快なヒットが楽しめる。磯シューズ(フェルトソール)必須。落水時のために必ずライフジャケットを着用する。
賀田湾(かだわん)|穏やかな湾内でマダイ・イサキを狙う
賀田湾は尾鷲市南部にある静かな入り江で、養殖生け簀が並ぶ穏やかな釣り場だ。水深が深く(湾内でも10〜25m)、底質は砂泥〜岩礁混じりのため、マダイ・イサキ・アコウ(キジハタ)・カサゴが豊富に生息する。遊漁船「賀田丸」が半日・1日乗合で出船している。
マダイはテンヤ(2〜8号)でのひとつテンヤ釣りが人気で、春の「乗っ込みマダイ」シーズン(4〜6月)は50〜70cmの良型が狙える。イサキは夏(6〜8月)がベストシーズンで、コマセ釣り(天秤仕掛け)で30〜35cmの食べごろサイズが連発することもある。
楯ヶ崎(たてがさき)周辺磯|イシダイ・ヒラマサの超一級ポイント
熊野市甫母町の楯ヶ崎は国指定天然記念物にも指定された断崖絶壁の景勝地であり、その周辺磯は三重南部でも最高難度・最高魚影の釣り場として知られる。渡船でしかアクセスできない離れ磯がほとんどで、「地磯の女王」ともいわれるイシダイのポイントとして全国から石物師(いしものし)が訪れる。
イシダイは大型(60cm以上)も期待でき、仕掛けはウニ・サザエのエサを使った「石物釣り」専用タックル(イシダイ竿5.4m・道糸8〜12号PE・ステン糸仕掛け)が必要。ヒラマサはショアジギング(メタルジグ60〜100g)で朝夕の潮が動く時間帯を集中して攻める。超上級者向けの釣り場のため、単独釣行は避け、渡船のガイドに従うこと。
グレ(メジナ)釣りの聖地として
三重南部のグレが全国屈指といわれる理由
グレ(メジナ)釣り師の間で「三重のグレは別格」といわれる理由がある。黒潮の影響で水温が安定し、磯の地形が複雑なため魚が溜まりやすい。さらに地元の渡船業者が長年にわたって磯の管理を行い、乱獲を防いできたことで大型個体が多く残っている。
「口太グレ」(メジナ)は30〜45cmが標準サイズで、型物狙いなら50cm超も現実的なターゲットだ。「尾長グレ」(クロメジナ)は40〜55cmクラスが梶賀・九鬼の沖磯で秋〜冬に回遊し、パワーファイトを楽しめる。尾長グレはウキ下を深め(3〜5ヒロ)に設定し、流れに乗せてコマセと同調させる「全層釣法」または「沈め釣り」が有効だ。
グレ釣り仕掛け・タックル詳細
| アイテム | 口太グレ(標準) | 尾長グレ(大型狙い) | 推奨製品例 |
|---|---|---|---|
| 竿(ロッド) | 磯竿1〜1.5号 5.3m | 磯竿2〜3号 5.3m | シマノ ベイシスBG、ダイワ インプレッサ |
| リール | LBリール2500番 | LBリール3000番 | シマノ BBX テクニウム、ダイワ トーナメントISO |
| 道糸 | フロロカーボン1.5〜2号 | フロロカーボン2.5〜3号 | クレハ シーガー グランドマックスFX |
| ウキ | 棒ウキ・円すいウキ0〜2B | 沈め釣り用B〜2B | 釣研 TGピース、キザクラ IDR |
| 鈎(ハリ) | グレ鈎5〜7号 | グレ鈎7〜9号(太軸) | がまかつ グレ(茶)、オーナー 沖グレ |
| エサ(さしエサ) | オキアミ(生)Lサイズ | オキアミ(生)2L〜3Lサイズ | − |
| コマセ(撒きエサ) | オキアミ3kg+集魚剤2袋 | オキアミ6kg+集魚剤3袋 | マルキュー V9、グレパワーV9SP |
遊漁船・渡船情報と予約のポイント
三重南部の渡船・遊漁船の選び方
三重南部の磯釣りは渡船を使うことが前提となるポイントが多い。渡船代は一人3000〜5000円が相場で、早朝4〜6時出船・16時以降帰港が一般的なスタイル。初めての釣行では「どの磯が初心者向けか」「今の時期に何が釣れているか」を乗船前に渡船店に確認すると、適切なポイントに入れてもらえる。
予約は前日までに電話で行うのがマナー。当日のキャンセルは渡船店にとって大きな損失となるため、行けなくなった場合は必ず前日中に連絡する。荒天時は出船中止になる場合もあるため、前日夕方に天気を確認して渡船店に問い合わせるとよい。
主要渡船・遊漁船リスト
| 船名 | エリア | 対応釣り | 渡船代の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 大漁丸(南伊勢) | 南伊勢町古和浦 | 磯グレ・マダイ | 3500〜4000円/人 | 朝5時出船。要前日予約 |
| 九鬼丸 | 尾鷲市九鬼 | 磯グレ・青物ジギング | 4000〜5000円/人 | 外洋ポイント・上級者向け |
| 梶賀渡船 | 尾鷲市梶賀 | 磯グレ・イサキ | 3500〜4500円/人 | 初中級者向けのポイントも多い |
| 賀田遊漁船 | 尾鷲市賀田 | マダイ・イサキ(船) | 7000〜10000円/人 | 湾内の穏やかな釣り。初心者歓迎 |
| 熊野沖遊漁船 | 熊野市・三木里 | カツオ・キハダ・青物 | 10000〜15000円/人 | 7〜10月の夏秋限定が多い |
アクセスと周辺施設情報
名古屋・大阪からのアクセス方法
三重南部へのアクセスは基本的に車が必須だ。電車でも紀伊長島駅・尾鷲駅まではJR紀勢本線が通っているが、本数が少なく釣り場まで徒歩移動が難しい。釣行は車でのアクセスを前提に計画する。
- 名古屋方面から:名古屋高速→伊勢自動車道→紀勢自動車道(勢和多気IC)→国道42号で紀伊長島・尾鷲へ。紀伊長島ICまで約90分、尾鷲ICまで約120〜130分。なお紀勢自動車道は尾鷲北ICまで開通しており、以降は一般道(国道42号)を使う。
- 大阪・京都方面から:阪神高速→第二阪奈→名阪国道(天理IC)→伊勢自動車道→紀勢自動車道または大阪から近畿自動車道→国道42号(紀伊半島一周)のルートが選択肢。尾鷲まで約120〜140分。
- 浜松・東海方面から:東名高速→豊川IC→国道151号→飯田方面→国道42号(遠回りのため名古屋経由が有利)または東名→伊勢湾フェリー(鳥羽港)→鳥羽港から国道42号が選択肢。
釣行前に確認したい周辺サービス
三重南部の釣り場は山間部・漁村が多く、コンビニや飲食店が少ないエリアもある。釣行前日までに以下を準備・確認しておくと安心だ。
- 釣具店:「宮脇釣具店(尾鷲)」「かじかや(紀伊長島)」「南伊勢フィッシング(南伊勢)」が三重南部の主要釣具店。オキアミ・コマセ・仕掛けを前日に購入しておくこと。
- コンビニ:尾鷲市内にローソン・セブンイレブンがあるが、漁村・港のそばにはコンビニがないケースが多い。飲み物・食料は尾鷲市内または道の駅で調達を。
- 温泉・宿泊:「夢古道の湯(尾鷲市)」は釣行後に立ち寄れる温泉施設で人気。尾鷲市内のビジネスホテル・釣り宿も複数ある。前泊・後泊で2日間の釣行プランにすると余裕ある釣りが楽しめる。
- 道の駅:「道の駅 海山(紀北町)」「道の駅 きいながしま港市(紀北町)」「道の駅 奥伊勢おおだい」が休憩・食事に利用できる。
釣り場のルール・マナーと地元への配慮
三重南部で守るべきルールとマナー
三重南部は地元の漁業者と釣り人が長年共存してきたエリアだ。トラブルを避け、今後も良好な釣り環境を維持するために以下のルールを必ず守ること。
- 漁港内への無断立入禁止:漁港の岸壁・作業エリアは漁業関係者専用の場合がある。入口に立入禁止の表示がある場所には絶対に入らない。
- ゴミは必ず持ち帰る:三重南部では釣り人のゴミが原因で釣り禁止になった場所が実際にある。オキアミパック・コマセ・仕掛けの廃棄は絶対に禁止。持参したゴミ袋に入れて全量持ち帰る。
- 駐車場所に注意:漁港の作業スペースや私有地への駐車は厳禁。地元から指定された駐車場・釣り人用スペースを使う。
- 禁止区域の確認:養殖生け簀の近く、漁港施設内は釣り禁止のケースが多い。事前に渡船店または自治体の釣り情報で確認する。
- 騒音・早朝マナー:早朝出発の際、民家が近い港での大声・車のドアの強開けは厳禁。地元住民への配慮を忘れずに。
FAQ:三重県南部の釣りについてよくある疑問
Q: 三重南部の釣りは初心者でも楽しめますか?
A: はい、楽しめます。紀伊長島港や尾鷲港の堤防釣りは初心者でも安心してアジ・サバが狙えます。磯釣り(渡船を使う上級向けポイント)は上級者向けですが、賀田湾の遊漁船(マダイ・イサキ)は船長が丁寧に教えてくれるため中級者でも十分楽しめます。まずは堤防釣りから始め、慣れてきたら渡船・遊漁船へとステップアップするのがおすすめです。
Q: 三重南部で最もおすすめの季節はいつですか?
A: 春(4〜6月)と秋(10〜12月)が最もおすすめです。春は乗っ込みマダイ・チヌが大型を狙いやすく、秋はグレ・青物(カンパチ・ハマチ)が最高潮を迎えます。夏(7〜9月)はカツオ・イサキ・アジが最盛期で、船釣りならこの時期が最も賑やかです。冬(12〜2月)は「寒グレ」シーズンで、型物グレを求めて全国から釣り師が集まります。
Q: 渡船の予約はどうすればよいですか?
A: 各渡船店に電話で前日(遅くとも2日前)に予約を入れるのが基本です。初めての場合は「どの磯が初心者向けか」「今の時期に何が釣れているか」を遠慮なく聞いてみましょう。ほとんどの渡船店の船長は親切に教えてくれます。荒天時は出船中止になるため、前日夕方に確認の電話を入れることをおすすめします。
Q: グレ釣りを始めたいのですが、最初に揃えるタックルは何ですか?
A: 磯竿1〜1.5号5.3m(シマノ・ダイワの入門モデルで1万〜2万円)、LBリール2500番(シマノ BB-X ラリッサまたはダイワ 月下美人 MX が3000〜5000円)、フロロカーボン道糸2号、棒ウキB号(釣研 大征黒など)、グレ鈎6号がスターターセットです。コマセはオキアミ3kgにマルキューV9を1〜2袋混ぜる組み合わせが標準。合計で2〜4万円程度揃えられます。
Q: 三重南部への釣行で前泊したほうがよいですか?
A: 遠方(関東・名古屋西部)からの場合は前泊を強くおすすめします。渡船の出船は早朝4〜6時が多く、当日移動では間に合わないことがあります。尾鷲市内のビジネスホテル(1泊4000〜7000円)または釣り宿(1泊2食8000〜12000円)を事前予約しておくと余裕を持って釣行できます。釣り宿では情報交換もできて非常に心強いです。
まとめ|三重南部は「一度行ったら忘れられない」釣り場
三重県南部の尾鷲・熊野・南伊勢エリアは、黒潮がもたらす豊かな魚影、リアス式海岸がつくる複雑な地形、磯グレ・マダイ・青物と多彩なターゲットが揃う、まさに釣り人のパラダイスだ。初心者でも堤防釣りで十分楽しめるし、中上級者は渡船・遊漁船を使って一生の思い出になる大物と対峙できる。
まず最初は紀伊長島港または尾鷲港の堤防からスタートするのが最善の選択だ。地元の釣具店で情報を収集し、渡船店に連絡を取り、一歩一歩レベルアップしていけば、やがて「三重の磯でグレの50cmを釣り上げた」という至高の体験が待っているはずだ。名古屋からたった2時間30分——今週末の釣行先として、ぜひ検討してほしい。



