キャッチ&リリース(C&R)は釣った魚を生きたまま海・川に戻す釣り方です。資源保護・型の良い魚の再利用など様々な意義があります。魚を傷めずにリリースするための正しい方法を解説します。
キャッチ&リリースの目的
- 資源保護: 小型・未成熟な魚を逃がして資源の維持に貢献
- スポーツフィッシング: 魚を食べることよりも釣り自体を楽しむスタイル
- 大型魚の育成: 大型の親魚を逃がして次世代の繁殖を守る
- 遊漁規則の遵守: サイズ制限・禁漁期の魚を逃がすことも重要なC&R
魚を傷めないリリースの手順
- 素早く取り込む: ファイト時間が長いほど魚が消耗する
- 水中でフックを外す: 可能な限り魚を水から上げずに針を外す
- 乾いた手で触らない: 粘液(ぬめり)を守るため、手を濡らしてから持つ
- 最小限の時間で写真撮影: 10〜20秒以内に収める
- 優しく水に戻す: 水中で魚を支え、自力で泳ぎ出すまで待つ
フックの外し方
バーブレスフック(カエシなし)の使用
カエシのないフックを使うと、針が簡単に外れて魚へのダメージを最小化できます。フライフィッシング・渓流釣りではバーブレスが推奨されています。
フォーセップ・針外しの活用
フォーセップ(長いペンチ型器具)を使うと、深く刺さった針も素早く外せます。針外し器も市販されています(500〜2,000円)。
C&Rに向かない状況
- 魚が大量出血している場合(生存率が低い)
- 深場から急浮上した魚(浮き袋のバロトラウマ)
- 長時間のファイトで完全に消耗した魚
上記の状況では持ち帰りを選択して無駄にしないことも重要です。
C&Rに関する法律・ルール
静岡県では一部河川でリリース義務が定められています(アマゴの禁漁期間など)。遊漁証の規則を事前に確認しましょう。外来種(ブラックバス等)は法律でリリースが禁止されています。
まとめ
正しいC&Rの実践は魚のためだけでなく、釣りという文化を次世代に繋げるためにも重要です。傷めないリリース技術を身につけて、資源保護に貢献しましょう。



