大黒海づり施設ガイド2026|遠投カゴは混雑で制限・11月7時開場・料金と行き方

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大黒海づり施設ガイド2026|遠投カゴは混雑で制限・11月7時開場・料金と行き方

結論1:竿を出せるのは施設の桟橋の中だけです。横浜市港湾局の案内は大黒ふ頭について「大黒ふ頭内には、港湾関係者以外立ち入り禁止の場所がありますので、途中のバス停では降車しないようご注意ください。」と明記しています。入場については、指定管理者が土日祝日・繁忙期に「朝8時までに入場できる方」の予約を受け付けており、公式サイトの案内も「土、日、祝日は大変込み合います。ご来場をお考えのお客さまは、ご予約されることをお勧めします。」と案内しています(いずれも2026年9月時点)。

結論2:つり料1回券は大人900円・中学生450円・小学生300円(横浜市港湾局)。営業時間は4月〜10月が6時〜19時、11月からは7時〜17時に変わります。定休日は施設点検日(奇数月の第3火曜日)と年末年始12月31日〜1月1日。貸し竿は竿・リールのセットで2,000円または2,500円(保証金1,000円を含む・2026年4月1日改定/施設公式のお知らせ)。駐車場は指定管理者の施設内マップに「収容台数200台。福祉車両専用駐車スペース5台」とありますが、駐車料金の記載は公式ページで確認できませんでした。トイレは同じ施設内マップの管理棟の説明に「トイレ2箇所、車椅子対応トイレ2箇所」と記載があります。

結論3:この秋に狙う魚は、施設公式の「大物賞」の対象魚から逆算できます。指定管理者のお知らせ「9月の大物賞」(2026年8月20日付)が対象魚に挙げているのは、アジ35cm〜・クロダイ50cm〜・コショウダイ40cm〜・シマダイ30cm〜・タチウオ110cm〜・マゴチ50cm〜です。公式の釣果情報(2026年9月10日掲載)にも「そろそろクロダイの好シーズンを迎えます。」と書かれています。そのうえで、遠投カゴを振れるかどうかはその日の入場者数で決まります。見学者を含む入場者が180名を超えると、遠投カゴという釣法が禁止になるのではなく、オーバースローでの投入ができなくなり、アンダースロー投入のみに限られます(オーバースローが認められるのは「普通の投げ釣り」だけです)。スタッフが150名を下回ったことを確認した時点で解除されます。遠投カゴを本命にするなら、混みにくい平日を選ぶか、開場直後に入って人数が増える前に振っておく組み立てが現実的です。

大黒海づり施設は、横浜市が設置し、横浜市の指定管理者が運営している海づり施設です(施設の公式サイトの名称は「横浜フィッシングピアーズ」)。横浜港の3施設(本牧・大黒・磯子)のうち、公式のルールに「遠投カゴ」という釣法を名指しで書いている唯一の施設で、そのぶん、行く前に読んでおかないと現地で組み立てが崩れる施設でもあります。

この記事は、2026年9月時点の公開情報をもとに、横浜市港湾局の公式ページ(料金・営業時間・営業日・バス案内)と、指定管理者の公式ページ(入場条件・釣り方制限・禁止事項・貸し竿・予約)を分けて整理したものです。どの記述がどちらの公式によるものかを、本文中に都度書いています。

Contents

大黒海づり施設の全体像|「遠投カゴを名指しでルール化した」唯一の施設

先に結論を言うと、大黒の特徴は釣果ではなくルールの書き方にあります。遠投カゴという釣法を公式ルールの本文に書き、しかも制限がかかる人数と解除される人数まで公開している施設は、横浜の3施設では大黒だけです。

所在地は神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭20、電話は045-506-3539(横浜市港湾局・指定管理者とも同一表記)。運営は二層構造になっていて、料金・営業時間・営業日・バス案内は設置者である横浜市港湾局の公式ページ、入場条件・釣り方制限・禁止事項・貸し竿・予約は指定管理者の公式ページが出所です。この2つは同じ施設について書きながら細部が完全に一致しているわけではないため、本記事では出所を混ぜずに書き分けます。

竿を出せるのは施設の中だけ|横浜市は「ふ頭・防波堤はつり禁止」と案内

横浜市港湾局の案内は「海づり施設を除き ふ頭・防波堤はつり禁止です。」としています。京浜エリア全体でどこが釣り可能な公式エリアなのかという総論は、横浜・川崎の海釣り施設完全ガイド2026|本牧・大黒・磯子・東扇島の料金と狙える魚にまとめてありますので、施設の比較から入りたい方はそちらをご覧ください。本記事は大黒1か所の運用に絞ります。

そのうえで強調しておきたいのは、大黒は「施設の外で竿を出す」という選択肢が存在しない釣り場だということです。ふ頭内に港湾関係者以外が立ち入れない区域があるため、施設の外の岸壁や護岸を釣り座として紹介することは本記事では一切しません。管理型の釣り場そのものが初めてという方は、海釣り公園とは——初めての方でも安心の管理型釣り場で基本的な流れをつかんでおくと当日が楽になります。

遠投カゴをオーバースローで振れる日と振れない日|180名と150名の条件分岐

この章が本記事の中心です。大黒では、その日の入場者数によって使える投入方法が切り替わります。判断材料は人数であって、天候でも曜日でもありません。

公式ルールの本文(指定管理者)

指定管理者の「ご利用の注意点・ルール」には、次のように書かれています(2026年9月時点)。

見学者を含め入場者が180名を超えた場合、釣り方制限になります。/ルアー、エギ、テンヤ、遠投カゴ、投げサビキ、飛ばし浮き、浮きフカセなど、『普通の投げ釣り、普通のサビキ釣り、落とし込み釣り』以外の釣り方は、アンダースローでの投入のみとし、オーバースローは『普通の投げ釣り』のみとします。/尚、施設スタッフが釣り場のご利用状況を確認し、150名を下回った時点で釣り方制限を解除致します。

読み解くポイントは3つあります。第一に、カウントに見学者が含まれること。釣り人だけの数ではないので、家族連れの見学が増える休日は、体感より早く180名に届きます。第二に、制限がかかっても遠投カゴが禁止になるわけではなく、投入方法がアンダースローに限定されるという書き方であること。第三に、オーバースローが許されるのは「普通の投げ釣り」だけと、投法まで線引きされていることです。

解除の条件が公開されている、という意味

大黒がほかと違うのは、制限の解除条件まで数字で書いてある点です。150名を下回ったとスタッフが確認した時点で解除、と明記されています。裏を返せば、180名を超えてから150名を割るまでのあいだは、こちらからできることが何もないということでもあります。制限中に「そろそろ解除では」と自己判断でオーバースローに戻すのは論外で、判断はスタッフが行います。不明な点はスタッフに問い合わせるよう公式も案内しています。

したがって、遠投カゴを本命に据える人の実務的な組み立ては次のようになります。混雑しにくい日を選ぶ、開場直後に入って人数が増える前に振っておく、そして制限がかかった場合に切り替えられる手(普通の投げ釣り、普通のサビキ釣り、落とし込み釣り)をあらかじめ用意しておく。この3点です。なお、公式サイトのトップには施設内の混雑がライブ表示され、2026年9月時点では「◯◯/250名」という形で当日の人数が確認できます。出発前に見ておくと、その日にオーバースローでの投入が続けられそうかの当たりがつきます。

投入コマセは明文で禁止|カゴに詰めるのと撒くのは別

もう一点、遠投カゴを持ち込む人が必ず押さえるべき禁止事項があります。指定管理者の禁止事項には「投入コマセ(エサを海に撒くこと)。ダンゴ状のエサ等を海中に投げ込む行為。」と書かれています。公式が禁じているのは「エサを海に撒くこと」であり、この文言の範囲を超えて、どこまでが可でどこからが不可かを本記事が独自に線引きすることはしません。手やヒシャクでコマセを撒く行為が対象であることは文面から明らかですが、判断に迷う仕掛けや使い方については、現地でスタッフに確認してください。

あわせて、禁止事項には「オキアミを付け餌以外(コマセに混ぜる等)で使用する行為。」が挙げられており、その横に「【※ 2019年4月より一時的に解禁中】」という注記が付いています。「一時的」と書かれている以上、この扱いは将来変わり得ます。現在の可否は、来場前に電話(045-506-3539)か現地で確認するのが確実です。

遠投カゴそのもののタックル・仕掛け・コマセの詰め方・タナの取り方は、遠投カゴ釣り入門完全ガイド2026|コマセカゴ+ウキで遠くのポイントから釣る基本タックル・仕掛け・釣り方で詳しく解説していますので、釣法の基礎はそちらに譲ります(同記事は浜名湖・遠州灘の釣り場を例にしていますが、遠投カゴという釣法そのものの組み立ては共通です)。本記事はあくまで「大黒でそれをどう振るか」の判断材料に徹します。

入場と予約|土日祝は「朝8時までに入場できる方」の受付がある

結論から言うと、大黒には予約の仕組みがありますが、公式の書き方は「必須」ではなく「お勧め」です。ただし休日は枠が埋まることがあります。

予約の受付条件(指定管理者)

指定管理者の予約ページには、次のように書かれています(2026年9月時点)。

土日祝日、繁忙期に朝8時までに入場できる方の予約を受け付けています。/ネットは1週間前の6時から、お電話での予約は1週間前の午前9時から13時まで受付。締め切りは前日の13時までです。/※アプリでは1アカウント4人まで お電話では2人までお取りできます。

お知らせ欄にも「■予約は1週間前の6時~ネット予約開始 1週間前の9時~電話予約開始 ※ネット1アカウントで4名まで、電話での予約は1回で2名までとなっています。」(2026年8月20日付)と同じ内容が掲載されています。予約ページには休日ごとの空き状況(ネット/電話それぞれの空・満)が更新日時つきで掲示されているので、土日祝に行くなら出発前に必ず確認してください。

また、予約アプリについては「予約アプリのご利用時、『日付変更』でご予約をされますと、システムの仕様上、入場順番が遅くなりますのでご注意下さい。」(2025年10月5日付お知らせ)という注意が出ています。日程を変えるときは、変更ではなく取り直しのほうが入場順で不利になりにくい、という運用上の癖です。

入場の条件と人数制限

指定管理者の「ご入場について」から、当日の可否に関わる条件を抜き出すと次のとおりです。施設の利用には釣り券または見学券が必要で、見学券では釣りができません。子どもの付き添いで大人が同伴・引率する場合は大人の釣り料金になります。10歳未満の子どもだけでの利用はできず、16歳未満の子どもだけでの利用は18時までです。ペット同伴での入場はできません(介助犬・盲導犬は除く)。気象状況により釣り場閉鎖や避難勧告をする場合があります。そして入場者数が250人に達した場合は入場が制限されます

ここで注意したいのが数字の役割の違いです。250人は入場そのものを止めるライン、180名/150名は釣法を切り替えるラインで、別の基準です。混雑ライブ表示の分母が250名なのは、前者に対応しています。初めての海釣り公園・海釣り施設の選び方2026|手ぶら度・レンタル・柵・料金で失敗しない基準でも触れているとおり、管理施設は「入れるか」と「やりたい釣りができるか」が別問題になりがちで、大黒はその典型です。

料金・営業時間・定休日|11月から7時開場・17時閉場に変わる

この章の答えを先に書くと、料金は大人900円、営業時間は11月から朝が1時間遅く・夕方が2時間早くなり、定休日は奇数月の第3火曜日です。

料金(横浜市港湾局)

横浜市港湾局の公式ページによる大黒の料金は、個人のつり料1回券が大人900円・中学生450円・小学生300円、見学料1回券が大人100円・中学生と小学生が50円です。20人以上の団体はつり料1回券が大人450円・中学生220円・小学生150円に下がります。回数券は5枚・10枚・20枚の設定があり、指定管理者の料金表では有効期間が発行日から1年間と案内されています(いずれも2026年9月時点)。

時期別の時間(横浜市港湾局+指定管理者)

つり時間は横浜市港湾局の公式が出所、貸し竿と売店の時刻は指定管理者の公式が出所です。大黒は貸し竿の締切時刻が本牧・磯子と異なるので、レンタル前提で行く方はこの表の中段を見てください。

時期つり時間(横浜市港湾局)貸し竿 最終受付/返却(指定管理者)売店(指定管理者)
4月〜10月6:00〜19:0015:30/17:30午前6時〜午後6時
11月〜2月7:00〜17:0013:30/15:30午前7時〜午後4時
3月7:00〜17:00(※下記の注記を参照)14:00/16:30平日 午前6時〜午後4時30分/土日 午前6時〜午後5時

4月〜10月については、指定管理者のお知らせ(2026年5月20日付)に「4月~10月は6時から19時の営業となります。※最終入場は18時まで」「駐車場、管理棟は5時に開放致します。」と補足があります。閉場時刻とは別に最終入場が18時に切られている点、そして駐車場と管理棟は開場の1時間前から開いている点は、朝イチ入場を狙う人には効く情報です。

3月の時間についての注記:横浜市港湾局の公式ページは大黒の営業時間を「11月〜3月 7:00〜17:00」としていますが、指定管理者の施設案内は「4月〜10月 午前6時〜午後7時/11月〜2月 午前7時〜午後5時/3月 午前6時〜午後6時」と記載しており、3月の扱いだけが両公式で食い違っています。11月〜2月については両者とも7時〜17時で一致しているため、この秋から冬にかけて行く分には影響しません。3月に行かれる方は、どちらか一方を信じずに来場前に施設へ確認してください。本記事は両論を併記するに留めます。

定休日(指定管理者)

指定管理者の施設案内には、定休日として「■施設点検日(奇数月第3火曜日)」「■年末・年始(12/31〜1/1)」「※荒天の場合は臨時閉園することがあります。」と明記されています。2026年9月2日付のお知らせでも「大黒海づり施設の定休日は奇数の月の第3火曜日です。」と念押しされています。

これを2026年の後半に当てはめると、9月は15日(火)、11月は17日(火)が該当します。10月と12月は偶数月なので点検休は設定されていません。ただし荒天による臨時閉園はこの規則とは別に発生しますし、運用は変わり得ますので、来場前には必ず公式サイトのお知らせを確認してください。横浜市港湾局側の記載も「営業日:毎日」「年末年始[12月31日〜1月1日]、及び施設点検日は休業日」で、点検日が休みである点は一致しています。

貸し竿と売店|2026年4月に料金改定・11月〜2月は13時半で締まる

手ぶらで行く前提の方は、この章の締切時刻を先に確認してください。特に11月から2月は、最終貸出受付が13時30分と早く切られます。

貸し竿は管理棟内の売店で竿とリールのセットを有料で借りる方式で、餌・仕掛けなどは別途購入が必要です。指定管理者の「貸し竿・売店」ページ本体には金額が載っておらず「詳細は売店にお問い合わせください」となっていますが、大黒のお知らせ欄(【売店からのお知らせ】2026年3月28日付)には金額が掲載されています。原文は次のとおりです。

【貸竿料金改定のお知らせ】/4月1日より貸竿の料金が改定となります。/・仕掛け、エサを持っていない方 竿・リールのセット 1本¥2,000円/・仕掛け、エサを持っている方 竿・リールのセット 1本¥2,500円/※保証金¥1,000円が含まれます。/詳しくは売店にてお尋ね下さい。

公式の表記をそのまま引用しています。区分の意味や、この改定後にさらに変更があったかどうかまでは公式ページから読み取れませんので、最終的な金額と条件は売店で確認してください。なお本牧・磯子は貸し竿の料金体系が大黒と異なりますので、他施設の金額を持ち込んで考えないほうが安全です。

受付・返却の時刻は前掲の表のとおりで、4月〜10月が最終受付15:30・返却17:30、11月〜2月が最終受付13:30・返却15:30、3月が最終受付14:00・返却16:30です。11月以降にレンタルで行く場合、昼過ぎに到着した時点でもう借りられない可能性があることを意識しておいてください。売店の営業時間も11月〜2月は午前7時〜午後4時と短くなります。

秋の大黒へ自分で持っていく4点|竿とリールは売店の貸し竿がある

大人用ライフジャケット(固型式)

無料貸出の記載は大黒の公式に無い(本牧のみ)。交換部品の要らない固型式を

遠投カゴ(天秤付き)

180名超でも遠投カゴは禁止でなく、投入がアンダースローに限られるだけ

サビキ仕掛け(予備)

制限中も続けられる「普通のサビキ釣り」。切り替えの手として1袋持つ

フタ付きの小物ケース

桟橋は網目状。針やオモリを落とさないようフタの閉まる物を選ぶ

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行き方|バスは「途中のバス停で降りない」が最重要

この章の答えは単純です。バスで行くなら「大黒海づり公園」まで乗り通してください。手前で降りてはいけません。

途中下車が危険な理由(横浜市港湾局)

横浜市港湾局の公式ページは、大黒へのアクセス案内の最後に次の一文を置いています。

大黒ふ頭内には、港湾関係者以外立ち入り禁止の場所がありますので、途中のバス停では降車しないようご注意ください。

横浜の3施設のうち、この警告が付いているのは大黒だけです。大黒ふ頭は、横浜市港湾局が「港湾関係者以外立ち入り禁止の場所がある」と明記しているふ頭です。「海が見えたから、ここで降りて歩こう」という判断が、そのまま立入禁止区域への進入になり得るということです。降車停留所は「大黒海づり公園」で、そこまで乗り通すのが唯一の正解です。

バス系統と乗り場(2つの公式で表記が分かれています)

系統番号と降車停留所については、両公式の記載が一致しています。横浜駅から市営バス109系統(大黒海づり公園経由)、JR鶴見駅から市営バス17系統(同経由)で、いずれも「大黒海づり公園」下車です。

一方で横浜駅側の乗り場は、2つの公式で表記が分かれています。横浜市港湾局の公式ページは「横浜駅西口から市営バス(大黒海づり公園経由・109系統)」、指定管理者の施設案内は「横浜市営バス109系統 横浜駅東口発」と書いています。本記事ではどちらが正しいかを断定しません。横浜駅は東西でバスターミナルが分かれているため、当日は駅のバス案内表示か横浜市交通局の案内で109系統の乗り場を確認してから並んでください。系統番号(109)と降車停留所(大黒海づり公園)を間違えなければ、乗り場さえ確認できれば迷いません。

なお、本牧海づり施設へ向かう26系統は大黒とはまったく別の路線です(横浜市港湾局の公式では本牧は「横浜駅東口または桜木町から市営バス(26系統)」で「海づり桟橋」下車)。

車で行く場合と駐車場

指定管理者の施設案内による自家用車のルートは、国道15号線「大黒町入口」経由、首都高速湾岸線「大黒ふ頭出口」を降りる、国道357号線(ベイブリッジ下部)経由の3つです。

駐車場については、指定管理者の施設内マップに「収容台数200台。福祉車両専用駐車スペース5台となっています。」と記載があり、公式サイトの混雑ライブ表示も「◯◯/200台」という形で同じ枠を示しています(2026年9月時点)。前述のとおり、4月〜10月は駐車場と管理棟が5時に開放されます。ただし駐車料金については、横浜市港湾局の公式ページにも指定管理者の公式ページにも記載を見つけられませんでした。二次情報には金額の目安が出回っていますが、一次資料で裏が取れていないため、本記事では金額を書きません。料金は来場前に施設(045-506-3539)へ確認してください。なお同じ施設内マップでは、釣り施設に併設された大黒緑地公園に「【現在工事のため閉鎖中】」と記載されています(2026年9月時点)。海づり施設そのものは営業中ですが、公園の散策を合わせて考えている方は事前に確認してください。

秋に行くなら|時間の組み替えと、当日までに決めておくこと

この章の答えは、「10月までと11月からでは、一日の設計が別物になる」ということです。

11月の時間変更で竿を出せる時間が3時間短くなる

10月までのつり時間は6時〜19時で13時間、11月からは7時〜17時で10時間です(横浜市港湾局)。開場が1時間遅くなり、閉場が2時間早くなるので、竿を出せる時間は3時間短くなります。加えて指定管理者の公式ページによれば、11月からは貸し竿の最終受付が13時30分、売店の営業も午後4時までと、どちらも早く締まります。まずめの時間帯を狙いたい方は、釣行日の日の出・日の入りの時刻を確認し、この開場・閉場の時刻と重なるかどうかを事前に突き合わせてください。

そして遠投カゴを本命にするなら、ここに180名/150名の条件分岐が重なります。開場直後は入場者が少ないため、制限がかかる前の時間帯をどう使うかが一日の成否を分けます。混雑ライブ表示を出発前に見て、平日を選べるなら平日を選ぶ。これが大黒という施設に対する、いちばん素直な答えです。

公式が対象魚として挙げている魚と、秋の時期の手がかり

大黒には釣期カレンダーのような公式資料は見当たりませんが、指定管理者が毎月出している「大物賞」のお知らせが、その月に施設が対象としている魚を名指ししています。2026年8月20日付の「9月の大物賞」の原文は次のとおりです(2026年9月時点)。

■9月の対象魚/アジ35cm〜/クロダイ50cm〜/コショウダイ40cm〜/シマダイ30cm〜/タチウオ110cm〜/マゴチ50cm〜/対象魚を釣った方は管理棟までお持ち込みください。/1日無料券を進呈いたします

対象魚は月ごとに更新されますので、10月・11月に行く方はその月のお知らせを出発前に確認してください。あわせて、2026年1月10日付のお知らせで公表された2025年度の年間大物賞には、ルアーシーバス・餌釣りスズキ・クロダイ・メバル・シロギス・マゴチ・アジ・タチウオ・シマダイ・メジナ・アイナメ・カワハギ・タコの各部門があり、その他魚種としてキジハタ・コショウダイ・ヒラメ・マダイが挙がっています。イナダ・ワラサといった青物の部門は、2026年9月時点で公表されている大物賞の一覧には見当たりません(釣れないという意味ではなく、公式が部門として掲げていないという意味です)。秋の本命を青物1本に絞って大黒を選ぶかどうかは、この点を踏まえて判断してください。タチウオは月間・年間ともに対象魚に入っています。

時期の手がかりは、指定管理者が日次で公開している釣果情報の本文にもあります。2026年9月10日の掲載では、内側先端の落とし込み釣りで上がったクロダイ(39cm)に添えて「そろそろクロダイの好シーズンを迎えます。落とし込み釣り、カゴ釣りで専門に狙ってみてください。」と書かれ、9月8日の掲載では、ケーソンの落とし込み釣りで上がったメジナ(29cm)に添えて「夏を通して釣れ続いているメジナですが、これから更にハイシーズンを迎えます。」と書かれています。秋に狙いを絞るなら、この2魚種は施設側が自ら時期を名指ししている対象です。

直近の日々の報告も同じページで読めます。たとえば2026年9月11日の掲載では、内側中央付近のサビキ釣りでアジ・カタクチイワシ・サッパ、外側では餌(イワイソメ)でカサゴ21cmという報告が上がっていました。ただしこれはあくまでその日の報告であり、特定の魚が釣れることを約束するものではありません。本記事では釣期カレンダーのような形での魚種の断定は行いません。狙いを絞りたい場合は、出発前に公式の釣果情報で直近の傾向を確認するのが確実です。

禁止事項とマナー(指定管理者)

釣り方制限と投入コマセ以外にも、当日に効く禁止事項があります。3本以上の釣糸を垂らす行為(未就学の子どもと同伴の場合は子どもと合わせて釣糸2本まで)、酒類の持込みと飲酒行為、バーベキューやコンロ・バーナー・花火など火気の使用、定められた喫煙場所以外での喫煙(管理棟内は全面禁煙)、カラス貝の採取など施設内でのエサ取り行為、渡桟橋でのアンダースロー以外の投げ釣り、手すりや柵に登ったり桟橋の下に降りる行為などです。渡桟橋は投法が終日アンダースローに限定される点に注意してください。

また、施設内での撮影(写真・動画)は事前の許可申請が必要で、SNSへの掲載も同様に事前申込みが必要と案内されています。桟橋は網目状になっているため、小物を落とさないよう注意する旨も公式のマナー欄に書かれています。

安全装備と規制の確認について

指定管理者の施設内マップは釣り場について「全長200m幅17m、非常はしご10基、浮き輪40個、手すりの高さ110cm」「全面に高めの手すりがありますので安心です。」と説明しています。とはいえ管理された施設であっても海の上であることに変わりはなく、安全装備は自分で用意するのが基本です。選び方はライフジャケット(救命胴衣)おすすめ10選2026|釣り用自動膨張式・固定式・ゲームベスト型の選び方と安全性完全比較にまとめてあります。

最後に重要な注意です。本記事は2026年9月時点の公開情報に基づいています。立入禁止・釣り禁止・車両規制・入場方法・定員・料金・営業時間の判断は、現地の表示と、自治体・港湾管理者・施設公式の最新情報が最優先です。特に入場方法(土日祝の予約の扱い)と定員の運用、駐車場の料金は変更される可能性がありますので、来場前に大黒海づり施設(045-506-3539)へ直接確認してください。本記事の記載と現地の案内が異なる場合は、必ず現地の案内に従ってください。

出典・参考(2026年9月時点)

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