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アオリイカのエギング完全攻略|春イカ・秋イカ・タックル・エギ選び・釣り場を徹底解説
アオリイカはエギングで狙う最高峰のターゲットで、春の大型(1〜3kg)と秋の数釣り(新子)という2つのシーズンで全国的な人気を誇ります。遠州灘・御前崎・浜名湖では年間を通じてエギングが楽しめ、「キロアップ」は釣り人の憧れです。エギング入門から上級者まで役立つ完全攻略ガイドです。
アオリイカの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 分類 | 頭足綱ツツイカ目アオリイカ科 |
| サイズ | 胴長10〜40cm。重量50g〜3kg超 |
| 生息域 | 岩礁帯・藻場・漁港。水温15〜25℃を好む |
| 春シーズン | 3〜6月。産卵前の大型(500g〜3kg)が狙える |
| 秋シーズン | 9〜11月。今年生まれの新子(50g〜300g)の数釣り |
| 食性 | 小魚・甲殻類・小型のイカ類を捕食 |
遠州灘・御前崎のエギングシーズン
| 月 | 状態 | エギサイズ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 3〜4月 | 春イカ開幕。藻場に大型が差し込む | 3.5〜4号 | 石間海岸・大浜テトラ |
| 5〜6月 | 春イカ最盛期。産卵行動で浅場に集まる | 3.5〜4号 | 地磯・藻場・テトラ |
| 7〜8月 | オフシーズン(水温高い) | — | — |
| 9〜10月 | 秋の新子シーズン開幕。数釣り可能 | 2〜3号 | 漁港・テトラ・サーフ際 |
| 11月 | 秋イカ終盤。型が上がる | 3〜3.5号 | テトラ・地磯 |
タックルセッティング
| 項目 | 春イカ用 | 秋イカ用 |
|---|---|---|
| ロッド | エギングロッド8.6〜9ft MH | エギングロッド7.6〜8.6ft ML〜M |
| リール | スピニング3000〜4000番HG | スピニング2500〜3000番 |
| ライン | PE0.8〜1号 + フロロリーダー2.5〜3号 | PE0.6〜0.8号 + フロロリーダー2〜2.5号 |
| エギ | 3.5〜4号(重さ重視・遠投可能) | 2〜3号(軽め・ナチュラルな動き) |
エギの選び方
エギのサイズ・重さ
- 2号(7g前後):秋の新子サイズ向け。漁港・浅場で使いやすい
- 2.5号(10g前後):秋〜冬の漁港エギング定番。使いやすいサイズ
- 3号(15g前後):春秋兼用。オールシーズン使えるスタンダード
- 3.5号(20g前後):春イカ・遠投に最適。飛距離と沈下速度のバランスが良い
- 4号(25g前後):春の大型・深場・風が強い日に使用
エギのカラー選択
- 朝マズメ・夕マズメ:ピンク・オレンジ・赤テープ(光量少ない時間帯にアピール)
- 昼間・澄み潮:ナチュラル(青・緑)・クリア系(透明感のある色)
- 夜・濁り潮:グロー(蛍光)・金テープ(明るく見える色)
- 基本の考え方:布部分=アピール度。テープ(下地)=光の反射具合
エギングの基本テクニック
シャクり(アクション)の種類
- ワンピッチジャーク:1回のリールひとかきに1回のシャクりを同時に行う。スタンダードなアクション
- ダブルジャーク:2連続でシャクる。エギが大きくダートしてイカを誘う
- スラックジャーク:ラインを少し緩めた状態でシャクる。エギが水平方向に跳ねる
フォール(沈め方)
- フリーフォール:ラインを出しながら沈める。エギが自然に沈む(遅い)。プレッシャーが高い場合に有効
- テンションフォール:ラインを張りながら沈める。エギが安定して沈む(速い)。アタリが取りやすい
- イカはフォール中に食う:シャクった後の沈下中にイカが抱く。フォール時間をしっかり取る
アタリの取り方
- ラインがスーッと走る:フォール中にラインが横に走るのはアタリ。即合わせ
- ラインがフケる(弛む):エギを抱いたイカが上昇してラインが弛む。即合わせ
- 穂先に重みが乗る:テンションフォール中に重さを感じたらアタリ
- 合わせ方:鋭く大きく合わせる。強く引っ張るとカンナ(針)がイカの身を切るので注意
ポイント選びと攻め方
春イカのポイント(大型狙い)
- 藻場(アマモ・ホンダワラ):産卵場になる。藻の際・上・周辺を狙う
- 地磯・テトラ:岩礁帯の際。大型が潜む
- 水深:3〜8mのシャローを好む産卵期。中層から底を丁寧に探る
秋イカのポイント(数釣り)
- 漁港の常夜灯下:夜はプランクトンが集まり、小魚→新子イカが集まる
- テトラ際・堤防基礎:身を隠しながら獲物を待つ新子の定位場所
- 表層から攻める:新子は浅い層にいることが多い。まずは2m前後から探る
まとめ
アオリイカのエギングは春の大型と秋の数釣りという2つの魅力を持つ釣りです。御前崎の石間地磯で春の大型キロアップを狙う興奮、秋の漁港で新子が連発する楽しさ—両方を体験することでエギングの奥深さが分かります。シャクり・フォール・アタリの感知を磨いて、アオリイカゲームを堪能してください。



