堤防釣り入門完全ガイド|初心者が最初に釣りを楽しむための道具・場所・釣り方を徹底解説

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堤防釣り入門完全ガイド|初心者が最初に釣りを楽しむための道具・場所・釣り方を徹底解説

「釣りをやってみたいけど、何をどう準備すればいいかわからない」「難しそうで失敗しそうで怖い」——そんな不安を感じていませんか?実は、堤防釣りは日本で最も手軽に楽しめる釣りスタイルのひとつで、道具さえ揃えれば当日から魚を釣ることができます。足場は平らで転落リスクが低く、アクセスしやすい場所が多く、魚影も豊富。全国どこにいても近くに堤防があり、アジ・サバ・イワシ・カサゴ・メバルなど初心者でも釣りやすい魚が狙えます。この記事では、堤防釣りの基礎知識から道具の選び方、実際の釣り方の手順、よくある失敗とその対策まで、初めての方が「読み終えたら今週末にでも釣りに行ける」レベルで徹底解説します。

釣りには独自の用語がたくさんあります。最初は難しく感じるかもしれませんが、主な用語を理解しておくと道具選びや釣り場での会話がスムーズになります。以下の表で基本用語を確認しておきましょう。

用語意味初心者へのポイント
仕掛け(しかけ)針・錘・ウキなどを組み合わせた釣りセットセット済みの市販仕掛けを使うと簡単
錘(おもり)仕掛けを沈めるための重り。号数で表す堤防釣りは3〜5号が基本
ウキ水面に浮かせてアタリを知らせる浮き円錐ウキ・棒ウキが代表的
アタリ魚が餌に食いついたサインウキが沈む・ロッドが震えるなど
合わせ(アワセ)アタリに対してロッドを引き、針を刺す動作遅すぎると逃げられる。素早くが基本
棚(たな)魚がいる水深のこと魚によって棚が異なる。変化させて探る
コマセ魚を寄せるための撒き餌アミエビや配合餌が定番
サビキ釣りコマセで魚を寄せて複数の疑似針で釣る方法アジ・サバ・イワシに最適。初心者向け
ちょい投げ軽い仕掛けを少し遠くに投げる釣り方キス・ハゼ・カレイが狙える
ライン釣り糸のことナイロン・フロロ・PEの3種が主流
ロッド釣り竿のこと長さは2〜5mが堤防釣りの標準
リールラインを巻き取る道具スピニングリールが初心者向け

堤防釣りの主なスタイル

釣りスタイル対象魚難易度費用目安
サビキ釣りアジ・サバ・イワシ★☆☆(初心者向け)1,000〜3,000円/回
ちょい投げキス・ハゼ・カレイ★★☆(やや簡単)1,000〜2,000円/回
ウキ釣りメバル・チヌ・グレ★★☆(やや簡単)1,500〜3,000円/回
胴突き釣りカサゴ・メバル・アイナメ★★☆(やや簡単)1,000〜2,000円/回
ルアー釣りシーバス・青物・メバル★★★(中級向け)2,000〜5,000円/回
Contents
  1. 堤防釣りの主なスタイル
  2. なぜ堤防釣りが初心者に最適なのか——足場・安全・道具選びの理由
    1. 足場が良いから集中できる
    2. 安全管理がしやすい
    3. 道具選びの幅が広い
    4. 魚種が豊富で釣れやすい
  3. 必要な道具一覧と予算別の揃え方
    1. 最低限必要な道具リスト
    2. 予算別の道具の揃え方
  4. 実践ガイド——準備から魚の取り込みまでのステップ
    1. ステップ1:事前準備(釣り場に行く前)
    2. ステップ2:釣り場に到着したらまず観察
    3. ステップ3:仕掛けをセットする
    4. ステップ4:仕掛けを投入する
    5. ステップ5:アタリを待つ・見つける
    6. ステップ6:合わせる(フッキング)
    7. ステップ7:魚を取り込む
  5. 初心者がやりがちな失敗パターンと対策
  6. 初心者向け釣り場の選び方と全国の有名スポット
    1. 初心者向き釣り場の5つの条件
    2. 全国の初心者向け有名堤防スポット
  7. 基本をマスターしたら——中級釣りへの次のステップ
    1. 次に挑戦したい釣りスタイル
    2. スキルアップのためにやること
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 釣りに年齢制限はありますか?
    2. Q2. 釣り免許(遊漁免許)は必要ですか?
    3. Q3. 釣りに最適な時間帯はいつですか?
    4. Q4. 餌はどこで買えますか?
    5. Q5. 釣った魚はどう持ち帰ればよいですか?
    6. Q6. 一人で釣りに行っても大丈夫ですか?
    7. Q7. 釣り場のゴミはどうすればいいですか?
    8. Q8. 雨の日に釣りに行っても大丈夫ですか?
    9. Q9. 道具のメンテナンスはどうすればいいですか?
    10. Q10. 隣の釣り人との距離はどれくらい取ればよいですか?
  9. まとめ——今週末、堤防釣りに出かけよう

なぜ堤防釣りが初心者に最適なのか——足場・安全・道具選びの理由

「初心者には堤防釣りがおすすめ」とよく言われますが、なぜそうなのでしょうか?その理由を「足場・安全・道具選び」の3つの観点からきちんと解説します。理由を理解することで、自信を持って釣りを始められます。

足場が良いから集中できる

磯釣りや川の渓流釣りと違い、堤防は基本的にコンクリートで舗装された平らな足場の上で釣りをします。これが初心者にとって非常に大きなメリットです。足元が不安定だと、釣りに集中できないばかりか転倒・落水のリスクが高まります。堤防であれば両足でしっかり立てるため、竿操作・仕掛けのセット・魚の取り込みといった一連の動作に全神経を集中できます。

また、荷物の置き場所にも困りません。磯では荷物を置く平らなスペースが限られますが、堤防なら道具箱・クーラーボックス・バッグなどを足元に広げながら釣りができます。これは初心者が道具を管理する上で非常に助かります。

安全管理がしやすい

堤防の多くには転落防止の柵(フェンス・手すり)が設置されています。また水面までの距離があるため、万一足を滑らせても即座に海に落ちるリスクが磯に比べて低い場所が多くあります。ただし、釣りに夢中になると注意力が散漫になりますので、ライフジャケット(救命胴衣)の着用は大人・子どもに関わらず必須です。

特に小さな子どもを連れて釣りをする場合、堤防なら目が届きやすく安心感が大きいです。消波ブロック(テトラポッド)の上は危険ですので、初心者のうちは必ず平らな堤防上で釣りをしてください。天候急変時も、荷物をまとめて退避しやすい構造になっています。

道具選びの幅が広い

堤防釣りは釣り方の選択肢が豊富です。サビキ釣り・ちょい投げ・ウキ釣り・胴突き釣りなど、同じ堤防でも複数の釣法を試せます。初心者は万能型のセットロッド(汎用磯竿または万能竿)を1本持っておけば、ほとんどの釣法に対応できます。

なぜ汎用竿を推奨するかというと、最初から用途別の専用竿を揃えようとすると費用がかかり過ぎるからです。まず汎用竿1本で釣りを体験し、自分の好きなスタイルが決まってから専用道具を揃えるのが合理的な進め方です。リールもスピニングリールであれば、サビキからちょい投げまで幅広く対応できます。

魚種が豊富で釣れやすい

堤防はアジ・サバ・イワシ・カサゴ・メバル・キス・ハゼ・チヌなど多彩な魚が集まります。特にサビキ釣りでのアジは初心者でも数釣りしやすく、最初の「釣れた!」という感動を味わいやすいです。魚の引き(ファイト)を体験することで釣りの楽しさを実感し、次第に釣りにのめり込んでいきます。この「初釣果」の体験が継続のモチベーションになるため、まず釣れやすい魚を狙えるサビキ釣りから始めることを強くお勧めします。

必要な道具一覧と予算別の揃え方

「道具を揃えるのに何万円もかかるのでは?」と思っている方も安心してください。堤防釣りは比較的安い費用で始められます。以下の表で必要な道具と予算別の揃え方を確認してください。

最低限必要な道具リスト

道具役割価格帯初心者推奨
竿(ロッド)仕掛けを投げ・魚を引き寄せる1,500〜5,000円万能磯竿3号4.5m または汎用セット竿
リールラインを巻き取る2,000〜6,000円スピニングリール2000〜2500番
ライン(釣り糸)竿とリールをつなぐ300〜1,000円ナイロン2〜3号150m巻き
仕掛けセット針・錘・ウキのセット200〜600円/袋サビキ仕掛け または ちょい投げ仕掛け
コマセ(撒き餌)魚を寄せる300〜600円アミエビ冷凍ブロック または チューブ式
針に付けて魚を誘う200〜500円アオイソメ(ちょい投げ)またはコマセ流用
ライフジャケット転落時の救命2,000〜8,000円胸当て型自動膨張式が便利
バケツ海水汲み・魚の一時保管500〜1,500円ロープ付き折りたたみバケツ
フィッシュグリップまたはタオル魚を安全に掴む500〜2,000円初心者はタオルでも可
クーラーボックス(または保冷バッグ)釣った魚を持ち帰る1,500〜10,000円最初は保冷バッグ+氷で代用可

予算別の道具の揃え方

予算揃え方対応できる釣り
5,000円竿・リール一体のセット品(ダイソー竿+100均リールは不可、釣具店の格安セットを選ぶ)+サビキ仕掛け+コマセのみサビキ釣り(アジ・サバ・イワシ)
1万円万能竿3〜4m(シマノ・ダイワ入門モデル)+スピニングリール2000番+ライン+仕掛け各種サビキ+ちょい投げ+ウキ釣り
3万円専用竿(磯竿または万能磯竿)+中級スピニングリール+各種仕掛け+ライフジャケット+クーラーボックス全スタイル対応・長期使用可

まず1〜2万円で道具を揃え、釣りにハマったら少しずつグレードアップしていくスタイルが最もコストパフォーマンスに優れています。道具の購入先は、シマノ・ダイワ・メジャークラフトなどの製品を扱う地元の釣具店(釣りエサ店)またはAmazon・楽天などの通販が便利です。

実践ガイド——準備から魚の取り込みまでのステップ

ここからは実際に堤防で釣りをする手順を、ステップごとに詳しく解説します。初めての方でも再現できるよう、丁寧に説明します。

ステップ1:事前準備(釣り場に行く前)

釣りに行く前日までに次のことを準備してください。まず天気予報を確認します。風速5m/s以上の強風や雷雨の予報が出ている日は釣りを避けましょう。釣りは天候に大きく左右されますし、安全上の問題もあります。次に潮汐(ちょうせき)情報を確認します。「釣り 潮見表 ○○(地名)」で検索すると満潮・干潮の時刻がわかります。一般的に、満潮前後の「上げ潮」と「下げ始め」が最も魚の活性が高く釣れやすいタイミングです。

道具が一通り揃っているか確認します。竿・リール・ライン・仕掛け・餌・コマセ・バケツ・ライフジャケット・タオルは必須です。また、偏光サングラスは水面の反射を抑えて手元が見やすくなるため、できれば用意してください。服装は動きやすく濡れても良いものを選びます。帽子・日焼け止めも欠かせません。

ステップ2:釣り場に到着したらまず観察

釣り場に着いたら、いきなり竿を出すのではなく、5〜10分ほど周囲を観察してください。他の釣り人の様子を見て、どこでどんな魚が釣れているか確認します。常連の方に「今日は何が釣れていますか?」と声をかけると、快く情報を教えてくれることが多いです。魚がいる場所(ポイント)を事前に把握してから竿を出すと、釣果が大きく変わります。

また、足元の安全を確認します。消波ブロック(テトラポッド)が近くにある場合は、そちらには近づかないようにしてください。海面への距離が遠いほど安全です。釣り場の規則(禁止区域・有料駐車場など)も確認しましょう。

ステップ3:仕掛けをセットする

サビキ釣りを例に、仕掛けのセット方法を解説します。まずリールにラインが正しく巻かれているか確認します。リールのベール(弧状の金属棒)を起こしてラインを引き出し、竿のガイド(輪)に通していきます。竿先のガイドまでラインを通したら、市販のサビキ仕掛けの上端にある輪(サルカン)にラインを結びます。結び方は「ユニノット」が簡単で強いのでおすすめです。

サビキ仕掛けの下端に錘またはコマセカゴを取り付けます。コマセカゴはアミエビなどのコマセを入れるカゴで、サビキには欠かせません。コマセカゴにアミエビを詰めたら、仕掛けの完成です。ウキ釣りの場合はウキをウキ止めで固定し、棚(水深)を調整してから仕掛けを落とします。

ステップ4:仕掛けを投入する

サビキ釣りは基本的に堤防の真下(足元)に仕掛けを落とすだけです。遠くに投げる必要はありません。リールのベールを起こし、ラインを人差し指に掛けた状態で、仕掛けをゆっくりと海面に降ろします。仕掛けが底まで到達したら少し巻き上げて、棚(魚のいる層)を探ります。底から1〜2m程度のところにサビキ仕掛けを保持するのが基本です。

ちょい投げの場合は、竿を後ろに引いてから前方に振り出し、仕掛けを10〜30m先に投げます。初めは遠くに飛ばそうとせず、5〜10mくらいの近距離に投げる練習から始めてください。仕掛けが着水したら、ラインのたるみを取りながら底に届くのを待ちます。

ステップ5:アタリを待つ・見つける

仕掛けを入れたら、じっくり待ちます。サビキ釣りではコマセカゴを上下に動かして(しゃくる)コマセを散らし、魚を仕掛けに誘い込みます。1分ごとに軽く竿を上下させながらコマセを出し続けます。ウキ釣りではウキを目で追います。ウキが水中に引き込まれたり横に走ったりしたらアタリのサインです。ちょい投げでは竿先(穂先)が小刻みに震えたり、大きく引き込まれたりしたらアタリです。

ステップ6:合わせる(フッキング)

アタリを感じたら、素早く竿を立てるように引き上げます。これを「合わせる(アワセ)」と言い、針を魚の口にしっかり刺す動作です。サビキ釣りは合わせ不要なことが多く、アタリがあったらそのままゆっくり巻き上げるだけで針が刺さります。ウキ釣りやちょい投げは、ウキが沈み切ったタイミングまたは穂先が強く引き込まれた瞬間に竿を鋭く立てます。

ステップ7:魚を取り込む

魚が針に刺さったら、ラインをたるませないようにリールを巻き続けます。魚が暴れたり引いたりしても慌てず、竿のしなりを使って魚の引きをいなします。強引に巻こうとするとラインが切れることがありますので、魚が引いているときは巻くのを止め、引きが弱まったときに巻くを繰り返します。堤防の足元まで寄せてきたら、そのまま抜き上げるか、大きな魚の場合はタモ網(ランディングネット)を使って取り込みます。

魚を手でつかむ際は、背ビレや胸ビレには鋭いトゲがある種類が多いので注意してください。タオルごしに掴む、またはフィッシュグリップを使うと安全です。

初心者がやりがちな失敗パターンと対策

失敗パターン原因対策
ラインがぐるぐる絡まる(バックラッシュ)キャスト時にラインを押さえていないスピニングリールの場合、ベールを起こしてキャスト後にすぐベールを戻す
竿先にラインが絡まるリールのラインが緩く巻かれているラインを張り気味にしっかりリールに巻き取る。絡んだら焦らず丁寧にほどく
魚が全く釣れない棚(水深)が合っていない、またはポイントが悪い棚を1m刻みで変えながら探る。周囲で釣れているポイントに移動する
アタリを逃す合わせのタイミングが遅い、または早いウキが完全に沈んだ瞬間に合わせる。慌てず、ウキの動きをよく見る
ラインが切れる強引に巻きすぎる、または竿が逆方向に曲がる魚が引いているときはリールを止めて竿のしなりに任せる
餌がすぐ取られる小さな魚(フグなど)に餌だけ食べられている餌を針にしっかり付け直す。フグが多い場所は移動を検討
仕掛けが根掛かりする底に仕掛けが引っかかる仕掛けが底に着いたら少し巻き上げて底から離す
道具を海に落とす竿立てや足元の管理が不十分竿は必ず竿立てかロープで固定する。貴重品は腰の高さより上に置かない
コマセが足りなくなる量を少なく見積もって購入半日釣行なら500g〜1kgのアミエビを用意。少なすぎると魚が寄らない
日焼け・熱中症になる防暑対策を怠る帽子・日焼け止め必須。夏は塩分水分を定期的に補給。炎天下は長時間避ける

初心者向け釣り場の選び方と全国の有名スポット

「どこに行けばいいかわからない」というのも初心者の大きな悩みのひとつです。良い釣り場の条件と、全国の有名な初心者向け堤防をご紹介します。

初心者向き釣り場の5つの条件

  • 足場が平らで柵がある:消波ブロックや断崖がなく、平坦なコンクリート護岸であること。フェンスや手すりがあるとより安全です。
  • 駐車場とトイレが近い:長時間の釣りには必須。特に子ども連れや女性はトイレの有無を必ず事前確認してください。
  • 魚影が豊富:アジ・サバ・イワシなどの回遊魚が集まりやすい漁港や港湾部。地元の釣具店のスタッフに聞くか、釣果情報サイト(釣り天気・釣果.net など)で事前調査しましょう。
  • 釣り禁止区域でない:管理釣り場・立入禁止区域は必ず避けてください。釣り禁止看板があるエリアで釣りをすると警告・罰則の対象になることがあります。
  • アクセスしやすい:初心者のうちは荷物が多くなりがちです。駐車場から釣り場まで近い場所を選びましょう。

全国の初心者向け有名堤防スポット

エリアスポット名狙える魚特徴
北海道小樽港・石狩湾新港チカ・ニシン・ハチガラ広大な護岸。駐車場完備で家族連れ多数
東北気仙沼魚市場周辺・宮古港アジ・サバ・イシダイ漁港内で足場良好。地元釣具店のサポート充実
関東本牧海釣り施設(神奈川)・大磯港アジ・カサゴ・クロダイ有料施設で安全管理◎。ライフジャケット無料貸出
東海浜名湖(舘山寺港)・田原市伊良湖港クロダイ・キス・アジ穏やかな汽水湖と外海の両方が楽しめる
関西岸和田港・尼崎市立魚つり公園アジ・サバ・タコ管理された釣り公園。設備充実で初心者に最適
中国・四国尾道港・今治港アジ・メバル・チヌ瀬戸内海の穏やかな環境で釣りやすい
九州門司港・唐津港アジ・カサゴ・アオリイカ夜釣りも人気。駐車場・トイレ完備

釣り場を探すには「釣り天気」「釣果.net」「全国釣り場情報」などのWebサービスが便利です。地元の釣具店のスタッフに「初心者でも安全に釣れる堤防はどこですか?」と聞くのも非常に効果的です。釣具店のスタッフは最新の釣果情報を持っており、快く教えてくれます。

基本をマスターしたら——中級釣りへの次のステップ

堤防釣りの基本(サビキ釣り・ちょい投げ)ができるようになったら、次のステップに挑戦してみましょう。スキルアップの順序と方向性を以下にまとめます。

次に挑戦したい釣りスタイル

  • ウキ釣り(フカセ釣り):チヌ(クロダイ)やメジナ(グレ)を狙う本格的なウキ釣り。コマセワークと棚の調整が腕の見せどころ。道具はさほど増えませんが、繊細な技術が必要で奥が深いです。
  • 胴突き仕掛け:カサゴ・メバル・アイナメを狙う根魚釣り。仕掛けをテクトロ(横移動しながら引く)やリフト&フォール(上下させる)で誘います。夜釣りで特に釣果が上がります。
  • アジング・メバリング(ライトゲーム):ルアーでアジ・メバルを狙う。専用のライトタックルとジグヘッド+ワームを使います。1g以下の軽いルアーを操作する繊細さが楽しい。
  • エギング(アオリイカ):エギ(疑似餌)を使ってアオリイカを狙う。春と秋がシーズンで大型が狙えます。専用エギングロッドが必要ですが、一度ハマると病みつきになります。
  • サーフ釣り(投げ釣り):砂浜から遠投してキスやカレイを狙う。堤防とは異なる砂浜の環境で、ダイナミックなキャスティングが楽しめます。

スキルアップのためにやること

基本をマスターしたら、釣り専門誌(つり人・ルアーマガジン・SALT WORLD など)を読んで知識を広げましょう。YouTubeには初心者向けから上級者向けまで豊富な釣り動画があり、実際の釣り方・道具の使い方を映像で学べます。地元の釣りサークルまたは釣り教室(各地の漁協・釣具店が開催)に参加すると、同じ趣味の仲間ができて釣りの幅が一気に広がります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 釣りに年齢制限はありますか?

日本では海釣りに年齢制限はありません。ただし、未成年者は必ず大人と一緒に行き、ライフジャケットを必ず着用してください。子どもを連れた家族釣りは、柵のある公式の海釣り施設(管理釣り場)が最も安全です。

Q2. 釣り免許(遊漁免許)は必要ですか?

堤防・防波堤からの海釣り(遊漁)には免許は不要です。ただし、魚の種類によっては地域ごとの漁業規制があります(最小サイズや禁漁期間など)。アワビ・サザエなどの貝類・海藻類を採取する際は漁業権侵害にあたることがありますので注意が必要です。なお、釣った魚の個人消費は問題ありません。

Q3. 釣りに最適な時間帯はいつですか?

一般的に「朝マズメ(夜明けから日の出後1〜2時間)」と「夕マズメ(日没前後1〜2時間)」が最も魚の活性が高い時間帯です。日中は魚が深場に移動してしまうことも多く、釣果が落ちる場合があります。初心者の最初の釣行には、朝マズメを狙った早朝スタートをおすすめします。

Q4. 餌はどこで買えますか?

釣具店(エサ店)で購入できます。アオイソメは生き餌で、冷蔵保管が必要です。アミエビは冷凍ブロックとチューブ式があり、チューブ式は保管・使用ともに簡単で初心者向きです。Amazonや楽天でも購入できますが、釣行前日または当日朝に地元の釣具店で購入するのが鮮度的に最善です。

Q5. 釣った魚はどう持ち帰ればよいですか?

釣った魚は締めてからクーラーボックスに入れると鮮度が保てます。小型のアジ・サバなら氷を入れた海水(氷水)に直接入れると素早く冷えます。脳締め(アイスピックまたは専用ナイフで脳を一突き)→血抜き(エラを切って海水に数分浸ける)→クーラーボックスの手順が鮮度を最大限保つ方法です。

Q6. 一人で釣りに行っても大丈夫ですか?

大人であれば問題ありませんが、初心者のうちは経験者と一緒に行くことを強くお勧めします。初めて行く釣り場は勝手がわからないことが多く、経験者がいると安心感が大きく違います。一人で行く場合は必ず誰かに行き先と帰宅予定時刻を伝え、ライフジャケットを着用してください。

Q7. 釣り場のゴミはどうすればいいですか?

必ず持ち帰ってください。釣り場の多くは地域の漁業関係者が管理しており、ゴミのポイ捨てが問題となっています。ゴミが原因で釣り禁止になった堤防も全国に多数あります。コンビニ袋を複数持参して、釣り糸くず・コマセの袋・食べ物のゴミをまとめて自宅に持ち帰るのが釣り人としてのマナーです。

Q8. 雨の日に釣りに行っても大丈夫ですか?

小雨程度であれば釣れることも多く、むしろ雨で光量が落ちると魚の警戒心が薄れて釣れやすくなる場合もあります。ただし、雷を伴う雨は竿が避雷針になる危険性があるため絶対に中止してください。また、雨で足場が濡れてすべりやすくなるため、ノンスリップ底の長靴着用が必須です。

Q9. 道具のメンテナンスはどうすればいいですか?

海釣りでは塩水が道具に付着するため、釣行後は必ず真水で洗い流してください。竿・リール・仕掛けに塩が残るとサビや腐食の原因になります。リールは水洗い後にドラグを緩めた状態で乾燥させ、年に1〜2回オイルを注すと長持ちします。釣り糸(ライン)は一シーズンに1〜2回の交換が目安です。

Q10. 隣の釣り人との距離はどれくらい取ればよいですか?

最低でも3〜5m以上の間隔を空けるのがマナーです。特にちょい投げなど仕掛けを遠投する場合は、周囲の釣り人の仕掛けと絡まらないよう十分な間隔を取ってください。混雑している釣り場では無理に狭い場所に入らず、空きスポットを見つけてから釣りを始めましょう。

まとめ——今週末、堤防釣りに出かけよう

堤防釣りは「道具が安くてシンプル」「足場が良くて安全」「初心者でも魚が釣れやすい」という3拍子揃った最高の入門釣りスタイルです。この記事を読んで、釣りを始めるために必要な知識はほとんど揃ったはずです。

まず最初の一歩は、地元の釣具店に行って「サビキ釣り一式を揃えたい」と相談することです。予算1万円あれば竿・リール・ライン・仕掛け・コマセまで一通り揃います。次に潮見表で満潮前後の時間帯を確認し、近くの漁港の堤防へ出かけましょう。朝4〜7時の朝マズメなら、アジ・サバが足元のサビキで連発することも珍しくありません。

失敗を恐れる必要はありません。釣れなかった日も、自然の中で過ごすだけで心が休まります。だんだん釣れるようになるプロセス自体が楽しく、気がついたら毎週釣りに行くようになるはずです。さあ、今週末の天気と潮汐を確認して、地元の堤防へ出かけましょう!

初心者ガイド

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