マトウダイは的(まと)のような大きな黒い斑紋が体側にある独特の形をした深海魚です。遠州灘沖の船釣りで釣れることがあり、フランス料理では「サン・ピエール」と呼ばれる高級食材として知られています。
マトウダイの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学名 | Zeus faber |
| 体長 | 30〜50cm(最大65cm) |
| 生息水深 | 50〜400m(中深場) |
| 旬の時期 | 冬〜春(12月〜4月) |
| 特徴 | 体側に大きな黒い眼状斑あり |
| 食味評価 | ★★★★★(超高級食材) |
遠州灘でのマトウダイ釣り
マトウダイは遠州灘沖の中深場(水深100〜300m)で釣れることがあります。主に船釣りのついでに釣れる「外道」として知られますが、その食味が素晴らしいため釣り人の間では「当たりの外道」として珍重されます。
- 御前崎沖:水深100〜200mでアカムツ・アカエソ狙いのついでに
- 遠州灘沖(水深150m以上):深場の胴突き仕掛けで混獲
- 釣り方:冷凍イカ・サバの切り身エサを使った胴突き仕掛け
- シーズン:冬〜春(寒い時期の深場釣りで遭遇しやすい)
マトウダイの食べ方・料理
フランスでは最高級の食材として扱われ、レストランでも高値で取引されます。白身でやわらかく、旨みが非常に強いのが特徴です。
- 刺身:上品な白身で甘みがある。薄造りが最高
- ムニエル:フランス料理の定番。バターソースとの相性が抜群
- ソテー:皮目をカリッと焼き上げオリーブオイルとハーブで
- アラ汁:頭・骨からの出汁が絶品。塩のみで味を決める潮汁スタイル
マトウダイの名前の由来
体側の大きな黒い模様が弓道の的(まと)に似ていることから「的鯛(マトウダイ)」と呼ばれます。英語では「John Dory」、フランス語では「Saint-Pierre(サン・ピエール)」と呼ばれ、欧州では非常に人気の高い食用魚です。


