カツオ・ソウダガツオは遠州灘を代表する青物のひとつ。秋から初冬にかけて大規模な回遊が見られ、ショアジギング・カゴ釣りで爆発的な釣果が期待できます。刺身・タタキ・角煮・なまり節と料理バリエーションも豊富。カツオ族の生態・釣り方・食べ方を完全解説。
Contents
カツオ族の種類と特徴
マガツオ(本ガツオ)
- 体長:50〜100cm(遠州灘では50〜70cmが多い)
- 特徴:背中に青みがかった縦縞。腹部に縦に走る黒線が特徴
- 旬:春(上りガツオ)・秋(戻りガツオ)の年2回
- 味:春は淡白、秋は脂がのって濃厚。戻りガツオが旨みのピーク
ソウダガツオ(マルソウダ・ヒラソウダ)
- 体長:30〜50cm(マガツオより小型)
- 特徴:背中に波状の紋様。マガツオより細長い体型
- 旬:9〜11月(遠州灘では秋に大量回遊)
- 味:血合いが多く鮮度落ちが早い。なまり節・角煮に最適
遠州灘でのカツオ・ソウダガツオの釣り方
ショアジギング(遠州灘サーフ)
- 時期:9〜11月(10月が最盛期。ナブラが立つ日は入れ食い)
- ポイント:舞阪堤・弁天島沖・竜洋サーフ
- タックル:ショアジギングロッド MH〜H 10ft / スピニング5000番 / PE1.5〜2号
- ルアー:メタルジグ30〜60g(イワシカラー・コットンキャンディ・ゼブラグロー)
- コツ:ナブラ・鳥山を発見したら即キャスト。高速巻きが基本。遠距離でもスキッピングで狙う
カゴ釣り(弁天島・新居弁天堤防)
- タックル:磯竿4〜5号 5.3m / 大型スピニング4000〜5000番
- 仕掛け:カゴ天秤 + 幹糸4号 + 枝ス2〜3号 / カツオ針(3本仕掛け)
- コマセ:アミエビ + 集魚剤(V9等)
- コツ:群れが入ったら手返し重視で連続キャスト。コマセを切らさない
曳き釣り(船・ルアー)
- 釣り方:ルアー(メタルジグ・弓角)を船で曳く。高速回遊の群れを追う
- おすすめ遊漁船:舞阪港・浜名湖出船の遊漁船でカツオ便あり
カツオ・ソウダガツオの料理
カツオのタタキ(定番)
- カツオを3枚おろしにして皮目をバーナー(またはフライパン)で炙る
- 氷水に落として素早く冷やし、1cm幅の切りつけにする
- ポン酢 + 薬味(ニンニク・生姜・ネギ・ミョウガ・大葉)で食べる
- 釣り立てのタタキは市販品とは別格の旨さ
カツオの刺身
- 鮮度抜群なら刺身が最高。醤油 + 生姜がシンプルで美味
- 血合いを丁寧に取り除いて臭みをなくすのがポイント
ソウダガツオのなまり節
- ソウダガツオを3枚おろし→背節・腹節に分ける
- 塩水(3〜5%)に30分漬けて臭みを取る
- 沸騰した湯で20〜30分茹でる(なまり節の完成)
- 生節として食べるか、だし取りに使うとスーパーの倍の旨みが出る
カツオ角煮(土佐の郷土料理)
- カツオの切り身を酒・醤油・みりん・砂糖・生姜で煮詰める
- 圧力鍋で15分かけると骨まで食べられる絶品になる
- 保存食として2〜3日冷蔵保存可能。お弁当・おにぎりの具にも
カツオの保存と血抜き
| 処理 | 方法・ポイント |
|---|---|
| 血抜き | 釣り上げたらすぐに尾の付け根を切り、海水に入れて血抜き。血合いの臭みが全然違う |
| 氷締め | 血抜き後にクーラーボックスの氷で急速冷却。鮮度が命の魚なので必須 |
| 冷蔵保存 | 処理済みで1〜2日。内臓を除去して空気を抜いた袋で保存 |
| 冷凍保存 | 刺身用は真空パック推奨。なまり節は3ヶ月保存可能 |
まとめ
カツオ・ソウダガツオは遠州灘秋の風物詩。ショアジギングでナブラに当たれば爆釣の快感が味わえます。釣ったその日にタタキや刺身で食べる喜びは格別。鮮度管理さえしっかりすれば、食卓でも最高の魚になります!



