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夜エギング(ナイトエギング)の魅力
「エギング」というとデイゲーム(昼間の釣り)のイメージが強いが、実は夜の常夜灯下のエギング(夜エギング・ナイトエギング)も極めて効果的な釣法だ。アオリイカ・コウイカは夜行性が強く、常夜灯の光に集まる小魚を狙って活発に捕食活動を行う。
浜名湖・遠州灘の港湾エリアには常夜灯のある堤防が多く、夜エギングの好フィールドだ。日中の激戦からオフシフトして、ゆったり静かにイカを狙える夜エギングは、釣り人にとって魅力的なスタイルだ。良型アオリイカ(500g〜1.5kg)の連発釣果も期待できる。
夜エギングのシーズン
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 春(3〜5月) | アオリイカ・コウイカ産卵期。良型〜大型(1〜2kg)が浅場接近 |
| 初夏(6〜7月) | 新子(小型アオリ)が増える。数釣りシーズン |
| 夏(8〜9月) | 水温高すぎでイカが深場へ。夜の釣果は厳しい |
| 秋(9〜11月) | 新子〜中型アオリの最盛期。300〜800gの良型が連発 |
| 冬(12〜2月) | 水温低下で深場へ。岸からの夜エギングは厳しい |
夜エギングのタックル
ロッド
- 長さ:8〜8.6ft(標準的なエギングロッドでOK)
- パワー:M(ミディアム)。3〜3.5号のエギを快適に操れる
- ティップ:チューブラーティップ(張りがあり操作性◎)
リール・ライン
- スピニングリール 2500〜3000番
- PE0.6〜0.8号 + フロロリーダー2〜2.5号 1m
- 夜は視認性のいいPE(白・チャート系)が便利
エギ(夜エギング向け)
- サイズ:3.0〜3.5号(標準的なエギング)
- タイプ:ベーシック沈降速度(3.5秒/m前後)が定番
- カラー:
- 夜光(グロー)系:暗いエリアで目立たせる
- レッド・ピンク:常夜灯下のシルエット重視
- ブルー・パープル:澄み潮の夜光
- ナイトベイトカラー(金・銀ホロ):常夜灯の光を反射
夜エギングの基本テクニック
ポイントの選び方
夜エギングのキモは「常夜灯の明暗境目」を狙うこと。明るいエリアの小魚を狙ってイカが暗い側に潜んでいる。
- 常夜灯の真下より、明と暗の境目を狙う
- 潮目(流れの境目)にエギを通す
- テトラ・岩礁の影をチェック
夜のエギアクション(デイとの違い)
- シャクリは控えめに:日中のような激しいダート系シャクリは不要。1〜2段の弱めシャクリ
- ステイ(止め)を長くする:日中より長めのステイ(5〜10秒)でイカに食わせる時間を与える
- ボトムフォール重視:着底させて、底からゆっくり引く。コウイカ狙いに特に有効
- ナチュラルドリフト:流れに乗せて漂わせる。スレた魚に効く
アタリの取り方
- 「グッ」と重みが増す感覚(イカが乗った)
- ラインがふわっと動く(イカがエギに触った)
- 視認性のいいPEラインの動きを夜光ライトで確認
- 違和感を感じたらすぐ合わせる
夜エギングが釣れる時間帯
| 時間帯 | 状況 |
|---|---|
| 夕マズメ(17〜19時) | イカの活性UP。日中から夜への切り替え時 |
| 日没〜21時 | 常夜灯下のゴールデンタイム。最も連発しやすい |
| 22時〜深夜 | 活性は徐々に落ちるが大型ヒットあり |
| 朝マズメ(4〜6時) | 夜から朝への切り替え時。再度活性UP |
遠州灘・浜名湖の夜エギングおすすめポイント
- 新居漁港・新居弁天:浜名湖南部の常夜灯多数。秋の数釣りに
- 舞阪漁港:港内の常夜灯下が好ポイント。コウイカも混じる
- 御前崎港:遠州灘外洋寄り。春の大型アオリイカ実績
- 福田港:磐田市の地元密着型ポイント
- 瀬戸エリア(浜名湖):護岸・テトラ際でコウイカ・アオリイカ
夜エギングの装備(安全対策)
- ヘッドライト:両手が空くLEDヘッドライト必須。エギの色変え・ライン作業に
- ライフジャケット:夜は転落リスクUP。必ず装着
- スパイクシューズ:濡れたテトラ・堤防の滑り対策
- イカジメ用ピック:釣り上げたイカを即座に締めるための道具
- 大型ジップ袋・クーラー:墨対策+鮮度キープ
- ヘッドライト用予備バッテリー:電池切れ対策
夜エギングのコツ・上達ポイント
- 静かに釣る:夜は音が響きやすい。静かに集中して釣る
- カラーローテーション:3投連続でアタリがなければカラー変更
- サイズダウンも有効:3.5号で反応がなければ3号、2.5号と試す
- 水温チェック:水温18〜22℃が活性ピーク
- 潮の動きを意識:満潮〜引き潮、干潮〜上げ潮の動き始めが最高
釣ったイカの持ち帰り方
- 釣り上げたら即座にイカジメ(目と目の間に専用ピックを刺す)
- 大量の墨を吐くため、ジップ袋に入れて密閉してクーラーへ
- クーラーボックスに氷と一緒に入れて鮮度キープ
- 持ち帰り後、24時間以内に調理 or 冷凍保存
まとめ:夜エギングは「静かに大型を狙える上級者の釣り」
夜エギングは、日中の混雑を避けて静かにアオリイカ・コウイカを狙える魅力的な釣法だ。常夜灯下の明暗境目を狙う、ステイを長く取る、夜光カラーを使うなどのコツを掴めば、誰でも良型イカと出会える。今シーズン、ぜひ夜エギングに挑戦してみよう。



