御前崎沖の中深場に、今秋もアマダイ(甘鯛)の好シーズンが到来しています。例年9月中旬から11月にかけてが最盛期となる御前崎沖の中深場(水深60〜100m)では、2026年も型物アマダイの釣果報告が相次いでいます。報知兵衛が最新情報をまとめてお届けします。
御前崎沖アマダイ2026年秋——最新釣果動向
9〜10月の釣果概況
- 水温動向:2026年夏の高水温が長引き、9月上旬は27〜28℃と高め。9月中旬以降に急低下し、25℃台→23℃台へ。アマダイの活性が急上昇している
- 釣果サイズ:30〜45cm主体。50cm超の「大アマダイ」の釣果も散発的に報告
- 主要水深:60〜80mが好調。秋が深まるにつれ90〜100mにシフトする傾向
- 御前崎港出船の遊漁船:平均クーラー釣果は3〜7枚(胴の間〜右舷)。トップ釣り師では10枚超の釣果も
注目の釣果ポイント(御前崎沖の地形)
アマダイは砂泥底に穴を掘って生息する魚。御前崎沖では以下のエリアが実績が高い:
- 御前崎沖南西方向の砂泥底:水深65〜80m。白っぽい砂泥底が続くフラットなエリア
- 御前崎〜伊豆方面の傾斜帯:水深80〜100mの斜面部。大型が潜む
- 駿河湾口の中深場:黒潮の影響を強く受けるエリア。秋〜冬の大型アマダイの宝庫
アマダイ釣り——釣り方別攻略法
釣り方①:テンヤ釣り(伝統的・最高釣果)
御前崎沖の中深場アマダイといえば、地元ベテランが愛用するテンヤ釣りが基本。底ダチを取ってゆっくり誘うのが王道です。
| 項目 | 推奨スペック |
|---|---|
| ロッド | アマダイテンヤ専用竿・胴調子 2.1〜2.4m |
| リール | 電動リール(ダイワ シーボーグ200J等)または両軸リール |
| テンヤ重さ | 60〜100号(水深60〜100mに対応) |
| エサ | 白エビ(アカエビ)・オキアミ。船宿で購入可 |
テンヤ誘いのキモ:着底後、50cm〜1mゆっくりリフトしてそのままゆっくり落とす。「フワフワ」とした自然な動きが正解。大きくシャクりすぎると逆効果。
釣り方②:SLJ(スーパーライトジギング)での攻略
近年急速に普及したSLJ(スーパーライトジギング)でのアマダイ狙いも注目されています。
- ジグ重さ:60〜100g(水深に合わせて選択)
- ジグ形状:フォール重視のスロー系ジグ。タングステン製が沈みやすく有利
- アクション:底ダチ→ゆっくりスロースライドフォール→回収の繰り返し
- カラー:ゴールド・オレンジ系が実績高い。朝夕はケイムラ(紫外線発光)も有効
- 副産物:SLJでアマダイを狙っていると、レンコダイ(ハナダイ)・イトヨリ・カサゴ・ハタ類も混じって面白い
釣り方③:タイラバ(御前崎沖で実績増加中)
タイラバでのアマダイ釣果も増えています。底付近をゆっくり一定速で巻くタイラバのアクションがアマダイのスイッチを入れることがある。
- タイラバ重さ:80〜120g(水深・潮流に応じて)
- ネクタイカラー:オレンジ・レッド・ゴールドが定番
- 巻き速度:非常にゆっくり(毎秒30cm以下のスロー巻き)
御前崎沖アマダイ遊漁船情報
主要船宿と出船情報(2026年秋シーズン)
| 船宿名 | 出船港 | 料金目安 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 御前崎港の複数の遊漁船 | 御前崎港 | 12,000〜18,000円(エサ・氷込み) | 各船宿HPまたは電話 |
| 焼津・小川港の遊漁船 | 焼津港・小川港 | 13,000〜20,000円 | 各船宿HPまたは電話 |
予約のポイント:秋のアマダイシーズンは人気が集中するため、週末の予約は1〜2週間前に埋まることも。平日出船を狙うか早めの予約を。
釣行前の確認事項
- 天気・海況チェック:御前崎沖は台風・低気圧通過後に時化が長引くことがある。出船前日に必ず船宿に確認
- 道具の貸し出し:多くの船宿がタックル・テンヤの貸し出しあり。初めての場合は相談を
- エサの現地購入:白エビ・オキアミは船宿で用意してくれることが多い(事前確認推奨)
アマダイの食べ方——秋の味覚を最高に楽しむ
アマダイは「高級魚」として料理店でも珍重される食材。釣りで手に入ったら最高の食べ方で楽しみたい。
- 松笠焼き(ウロコごと焼く):アマダイ最高の食べ方。ウロコを取らずに皮目を高温でパリパリに焼く。ウロコがサクサクした食感になり絶品
- 刺身・昆布締め:新鮮なアマダイは淡白で上品な味。昆布締めにすると旨みが凝縮
- 塩焼き:シンプルに塩を振って焼くだけでご馳走
- アラ汁・潮汁:アマダイのアラから出る出汁は透き通った上品な旨み。料亭の味が自宅で楽しめる
- 西京焼き:白みそに漬け込んで焼く。2〜3日漬けると旨みが増す
アマダイ釣りのシーズンカレンダー(御前崎沖)
| 月 | 釣果 | 備考 |
|---|---|---|
| 9月 | ○(シーズン入り) | 水温低下とともに活性上昇。中旬〜下旬が本格化 |
| 10月 | ◎(最盛期) | 型物・数釣りともに最高シーズン。遠征価値最大 |
| 11月 | ◎(最盛期継続) | 水温低下で大型が深場に集中。50cm超の記録も |
| 12月〜2月 | △(低調期) | 越冬で深場に沈む。水深100m超が必要になることも |
| 3〜5月 | ○(春の釣果) | 産卵前後で動きが活発になる個体も |
| 6〜8月 | △〜○ | 高水温で低調。秋シーズンを待つ時期 |
まとめ——「御前崎沖アマダイは今が旬。秋の遠征先として最有力」
2026年秋の御前崎沖アマダイは、水温低下とともに絶好調のシーズンに突入しています。遠州灘サーフや浜名湖とは異なる「中深場の高級魚狙い」という新鮮な体験ができる御前崎沖へ、ぜひ秋の遠征を計画してみてください。
船宿の最新釣果情報はSNS(X・Instagram)や各船宿のWebサイトで毎日更新されています。タックルの準備と早めの予約を忘れずに。
※本記事の釣果情報は2026年秋シーズン初期のものです。海況・水温・魚の動向により実際の釣果は大きく異なります。出船前は必ず各船宿に最新情報を確認してください。御前崎沖は外洋のため、天候悪化時の出船中止が頻繁にあります。安全を最優先してください。



