「つりキッチン」とは、釣魚を調理、もしくは買取してくれる店を探すことができるサービス。
魚を釣るのはめっちゃ上手い! けど料理は苦手……。
なんてアングラーに嬉しいのでは?
つりキッチンの可能性
アングラーの困りごとは、釣った魚を美味しく調理すること。
店側の困りごとは、宣伝する場を増やして客層を開拓すること。
つりキッチンでできることは、釣魚を持ち込んで調理してくれる店をウェブ上で探すこと。
仲の良い飲食店なら、釣魚を持ち込んで調理してくれる所もありますし、買い取ってくれる所もあります。
それはあくまで善意であり、誰にでもしてくれるわけじゃありません。もちろん有料だしね。こと「魚」に関しては、衛生観点から持ち込みは遠慮されがちでした。
料理が苦手な人は、せっかくの食材を台無しにするより、プロに任せたほうが良いと思うはず。
つりキッチンは「釣魚の持ち込み可」の店が前提で掲載されています。
全国から検索できるため、料理が苦手なアングラーにとって、救いとなるサービスに発展する期待があります。
つりキッチンは遠征釣行との相性がイイ!
遠征釣行で地味に困るのが、釣った魚をどうするか問題。
クーラーボックスを持っていくのも荷物になるし、数泊する予定の初日でガッツリ釣ると、保存の関係でどうしても鮮度が落ちてしまいます。
刺身にするなら、釣ったその日に食べたい……。調理器具もないし、どうすればいいんだ……。
それを解決してくれるのが「つりキッチン」の役割。
掲載店の中には、釣具レンタルをしている宿泊施設もあります。これなら手ぶらで遠征釣行ができるし、より美味しい魚を釣ろうってやる気も増しますね!
魚調理が苦手な人は積極的に利用するべき
つりキッチンに掲載されている店舗を見ると、やはり地方の海辺が目立ちます。
なので遠征釣行との親和性が高いと紹介したわけですが、もともと漁港が近かったり魚釣りが盛んな地域には、魚料理が有名な民宿の存在がつきものです。
スーパーなど量販店でいつでも買うことはできますが、輸送を経て届いた魚が「めちゃ新鮮」といえません。
本当にウマイ魚を食べたいなら、水揚げ直後か、自分で釣るのが確実!
つりキッチンのような「釣り+宿泊」をマッチングさせるサービスは、地域振興の要となる可能性もあります。
まだスタートしたばかりなので掲載店は少ないですが、伸びしろが未知数なので楽しみなサービスですね。アングラーにもっと流行れ……!