浜松から東へ約90分——静岡県御前崎市は、遠州灘と駿河湾が交わる「釣り師の聖地」として全国に知られています。御前崎港の大堤防、地磯、サーフ、そして御前崎沖への渡船と、多様な釣りスタイルが半径10km圏内にギュッと凝縮。1泊2日の釣り遠征で、日帰りでは絶対に味わえない「朝マズメ×夕マズメ×夜釣り」の黄金トリプルチャンスを攻略できます。
本記事では、浜松在住のアングラーが御前崎エリアに1泊2日で遠征するための完全スケジュール・ポイント解説・宿泊施設・食事情報まで、2026年版の実践ガイドをお届けします。
Contents
1. 御前崎エリアのフィールド概要
釣り場のカテゴリ
| フィールド | ターゲット | 特徴 |
|---|---|---|
| 御前崎港(大堤防) | アジ・クロダイ・マダイ・青物 | 全長600m超の大堤防。常夜灯あり |
| 御前崎地磯(ウバメ磯) | ヒラスズキ・クロダイ・イシダイ | 荒磯。サラシが出る条件で爆発 |
| 大浜海岸(磯) | ヒラスズキ・メジナ・イシダイ | 御前崎西岸の荒磯エリア |
| 相良〜大東サーフ | ヒラメ・マゴチ・シロギス | 御前崎東部の広大なサーフ |
| 御前崎沖(渡船) | マダイ・ブリ・クロダイ(沖磯) | 渡船で行く離れ磯。上級者向け |
2. 1泊2日の黄金スケジュール(5〜6月想定)
1日目(土曜日)
| 時刻 | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 05:00 | 浜松出発 | 東名浜松IC→相良牧之原IC(約60分) |
| 06:00〜09:00 | 相良〜大東サーフの朝マズメ | ヒラメ・マゴチ狙いのサーフゲーム。夜明けから3時間が勝負 |
| 09:30〜12:00 | 御前崎港の堤防釣り(昼の部) | アジング・クロダイのフカセ。港内のサビキもOK |
| 12:00〜13:30 | 昼食・休憩 | 「おさかな丁寧」「まぐろ丼」など地元食堂で新鮮な刺身定食 |
| 13:30〜17:00 | 大浜海岸の地磯(午後の部) | フカセ釣りでクロダイ・メジナ。条件が合えばヒラスズキも |
| 17:00〜19:00 | チェックイン・夕食 | 御前崎の宿や相良の旅館にチェックイン |
| 19:00〜22:00 | 御前崎港の夜釣り | 常夜灯下でアジング・タチウオ(夏季)。メバルも狙える |
2日目(日曜日)
| 時刻 | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 04:00 | 起床・準備 | 2日目の朝マズメは本命の地磯へ |
| 04:30〜08:00 | 御前崎地磯の朝マズメ | 最高のゴールデンタイム。ヒラスズキ・大型クロダイ狙い |
| 08:00〜10:00 | 御前崎港の堤防(朝の部) | 帰り前のアジング・サビキ。お土産釣り |
| 10:00〜11:30 | 片付け・清掃・チェックアウト | 海水で汚れたタックルを水洗い |
| 11:30〜13:00 | 昼食 | 浜松に戻る途中でうなぎ(掛川・浜松)または海鮮 |
| 13:00〜14:00 | 浜松到着・片付け | タックルメンテ・釣果の下処理 |
3. ポイント別詳細攻略
御前崎港(大堤防)の攻略ポイント
- 外側テトラ帯(先端方向):クロダイ・メジナのフカセ、底物狙い
- 内側中央部:アジング・メバリングの常夜灯ポイント
- 堤防先端:青物のショアジギング・カゴ釣り
- 注意:先端部は立入禁止区域あり。現地の標示に従うこと
御前崎地磯のポイント解説
- ウバメ磯エリア:荒磯の代表的な地磯。サラシが強い条件(風速4〜8m、波高1〜2m)が最適
- 磯へのアクセス:御前崎マリンパーク駐車場から徒歩15〜20分。磯靴必須
- 安全基準:波高2.5m以上の日は絶対入磯禁止
- 狙い方:サラシの端部にルアーを通す。ヒラスズキは「白い泡の中から食ってくる」
相良〜大東サーフの狙い目
- ベストエントリーポイント:大東漁港近くの「大東海岸」(駐車場あり)
- 払い出しの探し方:波の間に「暗い筋(離岸流)」が見えたらそのそばが狙い目
- 適水温(5月〜6月):ヒラメ水温18〜22℃。5月の御前崎沖は水温が高い
4. 宿泊施設ガイド
釣り師向けおすすめ宿
| 施設名 | エリア | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 御前崎グランドホテル | 御前崎市 | 港まで徒歩5分。早朝出発OK。駐車場広い | 6,000円〜/泊 |
| 民宿・漁師宿(御前崎) | 御前崎市 | 釣り客歓迎。魚の保管冷蔵庫あり。地元情報入手可 | 5,000円〜/泊 |
| 相良温泉旅館各所 | 牧之原市 | 温泉で釣り疲れを癒せる。遠征の疲労回復に最適 | 8,000円〜/泊 |
| 道の駅「風のマルシェ御前崎」仮眠 | 御前崎市 | 車中泊可。早朝からすぐ釣りに行ける(設備は限定的) | 無料 |
5. 御前崎遠征の準備チェックリスト
持ち物
- 磯用:磯靴(スパイク or フェルトスパイク)・ライフジャケット・磯グローブ
- サーフ用:ウェーダー(股下まで入る想定)・サーフシューズ
- 釣果保管:大型クーラーボックス(50L以上)・氷(スーパーで購入)
- 宿泊:着替え・タオル・洗面用具
- 安全:携帯電話フル充電・予備バッテリー・救急セット
事前確認
- 潮汐表(御前崎の干満時刻確認)
- 天気予報・波高予報(波高2m以上は磯中止判断)
- 地元釣具店の釣果情報(現地情報が一番正確)
6. 御前崎周辺の食事・観光スポット
食事
- 海鮮食堂「なぶら市場」:御前崎港すぐ。マグロ・駿河湾の地魚が新鮮
- 「丸善商店」のまぐろ丼:地元で有名な海鮮丼。昼前に売り切れることも
- 掛川の老舗うなぎ店:帰り道に浜松名物うなぎで締める
観光(釣り以外)
- 御前崎灯台:日本最古の洋式灯台の一つ。海を見渡せる絶景スポット
- 相良の温泉:釣りの疲れを天然温泉で回復
- 静波サーフビレッジ:海沿いのカフェ・マリン施設。非釣りメンバーも楽しめる
まとめ——御前崎遠征は浜松アングラーの「年1の大イベント」
浜松から90分でアクセスできる御前崎エリアは、磯・堤防・サーフ・沖釣りが凝縮した「釣り師のテーマパーク」。1泊2日の遠征で計4回のマズメを経験できるのは、日帰りでは絶対に得られない価値です。
2026年の浜松アングラーには、「御前崎遠征」を年に一度の大イベントとしてぜひカレンダーに入れてみてください。新しい釣り仲間との思い出作りにも最適です。
※宿泊施設・食事処の情報は2026年5月時点の情報です。事前に予約・営業確認をしてください。磯釣りは必ずライフジャケット着用・単独釣行を避けてください。



