浜松から東名高速で約1時間45分——静岡市清水区の清水港・三保松原エリアは、遠州灘とは全く異なる駿河湾の豊かな釣りフィールドです。世界文化遺産「富士山」を背景に竿を出せる圧倒的なロケーション、黒潮の恩恵を受けた豊富な魚種、そして近年注目のショアジギング・サーフゲームの好フィールドとして全国から釣り人が訪れます。
本記事では、浜松在住のアングラーが清水港・三保エリアに遠征するためのポイント解説・ターゲット情報・日帰り〜1泊2日の行程プラン・宿泊情報を、浜松丸が2026年版として完全ガイドします。
Contents
1. 清水港・三保エリアの概要
エリアのポテンシャル
- 駿河湾の影響:水深2500mを超える日本最深の湾。深海魚から青物まで多様な魚種が集まる
- 黒潮の流入:御前崎沖から駿河湾に入る黒潮の影響で、水温が高く魚種が豊富
- 世界遺産の絶景:三保松原から見る富士山(世界文化遺産「富士山」の構成資産)
- 多彩なフィールド:防波堤・サーフ・磯(真崎灯台周辺)・河口(巴川)と様々なスタイルに対応
浜松からのアクセス
| ルート | 距離 | 所要時間 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| 東名浜松IC→清水IC(高速) | 約90km | 約60〜70分 | 片道約1,900円 |
| 国道1号(下道) | 約95km | 約120〜150分 | ガソリン代のみ |
| 第二東名(新東名)経由 | 約100km | 約65〜75分 | 片道約2,100円 |
早朝5時の朝マズメに現地入りするなら、浜松を3時〜3時半出発がベスト。深夜出発なら下道(国道1号)で行くのも選択肢。
2. 主要釣りポイント解説
三保海岸(サーフ)
- 場所:三保半島の東岸(駿河湾側)、約8kmの砂浜
- 特徴:波静かな砂浜サーフ。富士山を正面に見ながら釣りができる絶景ポイント
- ターゲット:ヒラメ・マゴチ・シロギス・青物(ワカシ・ショゴ・シイラ)
- シーズン:ヒラメは4〜11月、青物は6〜9月、キスは5〜8月
- おすすめルアー:30〜40gメタルジグ(青物)・30gヘビーシンキングミノー(ヒラメ)
- 駐車場:三保松原駐車場(無料・普通車約200台)
折戸湾護岸
- 場所:三保半島の西岸(折戸湾内側)、消波ブロック・護岸が続く
- 特徴:波が穏やかで足場がよく、初心者・ファミリーにも適した安全なポイント
- ターゲット:クロダイ・キビレ・メバル・カサゴ・アジ・シーバス
- 有効な釣り方:ヘチ釣り(落とし込み)・アジング・サビキ(ファミリー向け)・チニング
- 時間帯:夜の常夜灯周りでアジ・メバルが好調
- 駐車場:近くの市営駐車場利用(有料・1日500円程度)
三保灯台・真崎海岸(半島先端)
- 場所:三保半島最先端付近の磯・護岸
- 特徴:駿河湾の外洋に面した一級ポイント。青物の回遊が多い
- ターゲット:ワカシ・ハマチ・ソウダガツオ・シイラ(夏)・ヒラスズキ(荒れた時)
- 有効な釣り方:ショアジギング(30〜60g)・カゴ釣り
- 注意:外洋に面し波が高い。波高1.5m以上の日は危険。磯シューズ必須
清水港(第一・第二船溜り周辺)
- 場所:清水港内の一般釣り可能エリア
- 特徴:大型船が停泊する大規模港。立入禁止エリアが多いため事前確認必須
- ターゲット:アジ・クロダイ・シーバス・カサゴ・コウイカ(春秋)
- 有効な釣り方:アジング・サビキ・フカセ・エギング
- アクセス:清水IC降りてすぐ。港内の釣り可能な公園・岸壁を事前に地元情報で確認する
巴川河口(草薙エリア)
- 場所:清水市街地を流れる巴川の河口部
- 特徴:都市型河川のシーバスゲーム。橋脚・明暗部に大型シーバスが居着く
- ターゲット:シーバス(コンスタントに50〜80cm)・クロダイ・キビレ
- 有効な釣り方:ドリフトミノー・バイブレーション・フリーリグ(チニング)
- ベストタイム:夜の満潮前後2時間
3. 日帰り遠征プラン(浜松発)
| 時刻 | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 03:30 | 浜松出発 | 東名浜松IC→清水IC(70分) |
| 04:45〜08:00 | 三保灯台周辺の朝マズメ | ショアジギング。青物・ヒラスズキ狙い |
| 08:00〜10:30 | 三保海岸サーフゲーム | ヒラメ・マゴチ。ルアーをジグヘッドワームに切替 |
| 10:30〜12:00 | 折戸湾護岸(軽釣り) | アジング・サビキでお土産確保 |
| 12:00〜13:00 | 昼食 | 清水のまぐろ料理・地魚定食(河岸の市 清水) |
| 13:00〜16:30 | 午後の清水港・折戸湾 | エギング(コウイカ)・チニング |
| 17:00 | 浜松帰着 | 東名利用で18時前に浜松着 |
4. 1泊2日プラン
1日目
- 05:00〜09:00 三保灯台周辺 朝マズメ(青物)
- 09:00〜12:00 三保海岸 ヒラメ・キスゲーム
- 14:00〜16:00 折戸湾 チニング・アジング
- チェックイン・夕食(まぐろ・地魚料理)
- 19:00〜22:00 巴川河口 シーバスナイトゲーム
2日目
- 04:30〜08:00 三保海岸 第2朝マズメ(ヒラメ)
- 08:00〜10:00 折戸湾 アジング・お土産サビキ
- 10:00〜12:00 清水観光(河岸の市・エスパルスドリームプラザ)
- 昼食後 浜松へ帰路
5. 宿泊・食事情報
釣り師向け宿泊施設
| 施設名 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 清水・三保エリアのビジネスホテル各所 | 港まで車5〜10分。早朝出発に便利。素泊まりで動きやすい | 5,000〜8,000円/泊 |
| 三保半島内の民宿 | 釣り人歓迎の宿も。釣果保冷対応可能な宿もある(要確認) | 7,000〜12,000円/泊(1泊2食) |
| 道の駅「清水マリンパーク」近辺 | 車中泊可能なエリアあり。早朝から三保へ即移動できる | 無料〜 |
おすすめ食事スポット
- 河岸の市(清水):まぐろの市場・食堂。まぐろ丼・刺身盛り合わせが名物。11時〜14時が混雑のピーク
- エスパルスドリームプラザ:清水港近くのショッピング施設内に海鮮レストラン多数
- 清水区内の回転寿司:駿河湾の新鮮ネタが安価に楽しめる
6. 清水・三保エリア遠征の注意事項
- 立入禁止エリアの確認:清水港内は広大で立入禁止の岸壁が多い。地元釣具店や静岡市の情報を事前確認
- 波・風の確認:三保灯台先端は外洋に面し、風速5m以上は注意。波高予報を必ずチェック
- 駐車場の混雑:週末の三保松原駐車場は観光客で満車になることも。6時前の早朝到着が必須
- 遊漁規制:一部エリアで漁業権設定あり。漁港内・漁船近くでの釣りは避ける
まとめ——「富士山を見ながら釣る」唯一無二の体験
清水港・三保松原エリアは、遠州灘とはまた異なる「駿河湾の豊かさ」を体感できる特別なフィールドです。富士山を正面に三保海岸でヒラメを狙い、夜は清水の街でまぐろ料理を食べ、翌朝は巴川でシーバスを狙う——この充実感は他では味わえません。
浜松からの車1時間45分という手頃なアクセス距離を活かし、2026年の夏〜秋シーズン、ぜひ清水・三保への遠征を計画してみてください。御前崎とはまた違う「静岡釣り」の魅力が待っています。
※立入禁止エリア・駐車場・宿泊施設の情報は2026年5月時点です。現地の最新情報・清水港の釣り可能エリアは事前に地元釣具店や静岡市HPで確認してください。



