冬の釣りはすんごく寒い。じっと待つだけで地獄だし、カイロの温もりは「ないよりマシ」程度。
体温自体が下がってしまってはあったか服も意味がない……。
特に手は防寒対策が難しい。
でも今は電熱式のグローブが豊富ですから安心!
この記事のまとめ
冬の釣りは非常に寒く、特に手の防寒対策が難しいです。しかし、今は電熱式のグローブが豊富で、極寒でも指先まで暖かく保てます。ヒーターグローブは充電式とモバイルバッテリー式の2種類があります。モバイルバッテリータイプは長時間駆動が可能ですが、バッテリーの置き場に困ることがあります。一方、充電式は単体駆動が可能でかさばりにくいですが、熱量と駆動時間が短いのが欠点です。どちらを選ぶかは釣りスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
防水性がないため、ヒーターグローブは丸洗いできず、汚れやすいのが難点です。指先まで温めてくれるインナーグローブを選ぶのが望ましいです。
極寒でもヒーターグローブがあれば指先まであったかあったか
電気ストーブってありますよね? 電気で暖かくなるアレです。
消費電力は多いんですけど、電気があるだけで暖房になるのは強みです。
知っての通り、釣り場に都合よくコンセントはありません。
──ならバッテリーを持ち込めばいいのでは?
現在はモバイルバッテリーの容量と性能もアップし、安く手にはいるようになりました。これを利用した発熱型の「ヒーティングインナー」が防寒グッズとして脚光を浴びています。
電子レンジを使えるポータブル電源なんかもあるので、アウトドアで電気を使うのも簡単に!
ここではそれらの方法を紹介しています。
ヒーターグローブは充電式とモバイルバッテリーどっちがいいの?
「ヒーターグローブ」はバッテリーの電気で熱を発生させます。
そのため充電式か、モバイルバッテリー式の2タイプがあります。
モバイルバッテリーはコードを繋ぐ必要があるので、キャスティングの際に邪魔になることも。長すぎても収納に困るし、短くてもバッテリーの置き場に困ります。
充電式はそのデメリットが解消されますが、長時間の釣りに向いていません。
どちらを選ぶかは、自身の釣りスタイルと相談するといいでしょう。
長時間の待つ釣りなら、モバイルバッテリーが有利ですよね。マヅメ狙いだけなど短時間なら充電式で十分です。
タイプ別のおすすめヒーターグローブ
ヒーターグローブは充電式のほうが多く、手袋の中にはめる「インナーグローブ」は別途モバイルバッテリータイプが多いです。
マヅメを狙う短時間スタイルなら、防水かつ充電式が最上でしょう。
投げ釣りでじっくり待つ釣りなら、長時間駆動も可能なモバイルバッテリー式のインナーグローブがおすすめ。
充電式でも予備にモバイルバッテリーを用意しておけば、不意の電池切れにも対応できます。
外で電気を使えるのは便利ですが、バッテリーなど持ち物が増えるのが難点ですね。
ヒーターグローブの弱点は防水じゃないところ
電熱式の手袋は、モバイルバッテリーか内蔵充電式のふたつがあります。種類がヒーターグローブには、釣り用のグローブにはない弱点があります。
それは丸洗いできないところ。
水洗いしちゃうと、電熱線が使えなくなりますからね。そのため「防水」がない弱点があります。
魚に触れたりエサを付け替えたり、釣りに使うグローブは汚れやすい。でも洗えないので下手すれば、カビが生えまくりであの日嗅いだ雑巾の臭いに発展しかねません。
指先に電熱線が通っていない物もあるので注意。
手の甲だけでも十分マシですけど、指先は血流が届かず冷えやすいので、そこまで温めてくれるインナーグローブを選ぶようにしたい。
持ち運び可能なポータブル電源で冬の釣りを電力で乗り切れ!
リチウムイオン充電池も開発が進み、大容量かつ短時間充電が可能になっています。それは昨今のハイブリット車で体感している人も多いでしょう。
釣場で電気を使うには発電機が常識でしたが、今は静かでクリーンなポータブル電源が使えます。
技術の発達により、家電も普通に使えるようになり、堤防で電子レンジを使うことも、電気ストーブを使うこともできます。
国産ポータブル電源の「エナーボックス」は、小型かつ5kgと持ち運びもしやすくておすすめ。