ミートテックは防寒対策に役立つのだろうか?

ミートテックは防寒対策に役立つのだろうか?

「ミートテック」とは、贅肉(脂肪)を某肌着になぞらえた天然素材の防寒装備のこと。

健康診断で”纏いし者”に認定される方はいると思いますが、贅肉が多いほど冬に強いのは本当なのだろうか?

デブの防寒着!寒くなるとバズる「ミートテック」に効果はあるのか?

寒くなると「俺ミートテック着てるから寒くないぜ!と、アピールする人が増えます。

肥満の基準は「BMI値」で決められており、BMI25から上は総じて肥満とされています。ちなみに計算式は「(身長m*2)÷体重(kg)」です。こちらのサイトで簡単に知ることができます。

BMIと適正体重
身長と体重から肥満度を示すBMIと適正体重を計算します。

かくいう私も”纏いし者”に含まれますが、冬にミートテックが役立った記憶がありません。

そんな経緯から、科学の視点からミートテックの実力を調べてみよう、と思い立ちました。

皮下脂肪は防寒の役に立ちますん

脂肪には2種類あります。

  1. 目に見えてデブな「皮下脂肪」
  2. 血液検査で露呈するデブの「内臓脂肪」

ちなみに健康を害しやすいのは(2)。メタボ検査はこれを見ています。

脂肪は邪魔と思われがちですが、貯蓄可能な活動エネルギー源であるため、極限状態でこそ役にたちます。

運動などで体内エネルギーが消費されると、脂肪は予備として燃焼されます。これがダイエットの仕組みであり、食べなくてもしばらく活動を続けれる理由。

何もしない状態で脂肪が燃焼されることはほぼないし、燃焼してこそ熱エネルギーを発するから、防寒目的のミートテックは幻想であり、プラシーボみたいなものなんです。

──それなら脂肪を燃焼させればよくない?

寒さで震えるのは筋肉が脂肪を燃やして体温を上げたいから

ダイエットで脂肪を落とすには、王道の2ルートがあります。

  • 食事制限と基礎代謝で貯蓄された脂肪を崩す
  • 運動で筋肉を動かして脂肪を燃焼させる

短時間で効率的に脂肪を落とすには、それを燃やす筋肉量を増やせばいい。そうすることで基礎代謝が向上、ボーっとしていても燃焼するカロリーが増えます。

寒い時に「ブルルッ」と体が震えることがありますよね?

これは瞬時に体を動かすことで脂肪を燃焼し、体温を上げて活動低下を防ぐ働きがあります。動物の体ってふしぎ!

太りにくい人に「よく喋る人」「ムダに大きく動く人」が多いのは、普段の生活が脂肪を燃やしやすいのかもしれません。もちろん太りにくい遺伝もあります。

太りやすいのは、デスクワークメインの仕事だったり、インドアで活動的じゃない人。日常の運動量が少ないため、太りやすくなってしまうわけです。

太ってる人が冬でも汗をかく理由

太っている人が汗をかきやすいのは、自らの脂肪が断熱材の役割をしており、体内の熱がこもりやすいから。

夏場に汗をかきやすい豚さんは、ミートテックの効果があるといえます。もちろんそれだけが理由じゃなく、代謝が良すぎても同じことが起こります。

あと疲れやすい理由は、すごく単純な話で、自重に対しての筋肉量が少ないから。なので筋トレすることで改善するかもしれません。

ほどよい皮下脂肪とそこそこの筋肉があってこそミートテックは本物になる!

……というわけで、ミートテックもあながち嘘ではない!と、わかりました。

考え方によっては、「冬の釣りは立っているだけで痩せる!」とポジティブに捉えることも。ガタガタ震えればガンガン脂肪を燃やていくため、ダイエット効果があるかも……。

ただし! 体温が低下すると基礎代謝も落ちるため燃焼効率は落ちます

ミートテックを落として、マッスルを目指したいなら、縄跳びがおすすめです。狭い場所でもできるし、全身を鍛えることができるからね。