浸かるか歩くかで選ぶ海のウェーダー

 

海の釣りでウェーダーを使うとなれば、だんぜん陸っぱりが多くなる。

その中で「特に」なら、ウェーディングとサーフ。あとは船上だったり、潮干狩りだったり──。意外と少ないなと感じます。

 

経験上で「こういうの選ぶといいよ」なまとめになります。

 

 

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海のウェーダーは夏と冬で分ければ大体OK

 

☑ ウェーディングは”浸かる”から丈を長くしたい。あまり動かないし冷たい水から体温を守りたい。

☑ サーフは歩き回るから、動きやすくなるべく暑くならないほうがいい。

 

選ぶ考え方はこんな感じ。こうして大雑把に選べても、問題はここから。

”自分に合った”ウェーダーとはなんぞや?」を考えてみましょう。

 

あくまでウェーダーは防水装備

 

「安全のためにウェーダーを」と注意しているのを見ますけど、何のための安全なのだろうか。

防水の付加(おまけ)で、クラゲから身を守ってくれる程度です。無い場合、船上なら濡れるだけですし、海に浸かったなら後でかゆくなるだけ。

カツオノエボシ対策にはまだ役立ちますが、エイを代表する”鋭い毒針”に対してはノーガードです。オコゼやゴンズイなどもそれに該当しますし、棘が立った状態で踏むのは、釘を打ち付けているようなもの。

 

 

外的な危険要因がない自信がありつつ、何が起きても自己責任で収めてくれるなら、着用しなくてもいいとは思っています。

夏のサーフでも私は必ず履きます。でも履いてない人のほうが多いんだよなぁ。(パンツは履いてる)

そのほうが快適なのはわかる。けれど、日焼け対策しないといけないし、足を洗わないといけないから、履かないより時間と手間がかかると実感したので履くようにしています。

 

浸かる釣りに向いたウェーダーの考え方

 

ウェーディングは釣りの最中、ほぼずっと水に浸かるので、夏は涼しく冬は地獄

暑い時期は「ナイロン」か「透湿(ゴアテックス)」で十分。寒い時期は「ネオプレンorタイタニウム」がほぼ必須になる。

でも浸かる釣りにおいて、他にない特別な外的要因があります。

 

それが水圧。

とはいえ体が潰れるわけじゃなく、ウェーダーのサイズに余裕がありすぎると、部分的にピッタリしてくるので、結構気持ち悪いんですよね。大きめだと歩きづらくもなります。

 

 

最優先で選ぶのは「靴のサイズ」。こればっかりは入らないとどうしようもないし、できれば1cmの余裕を持ちたい。

冬は靴下を上乗せする「インナーソックス」があるので、これが入る余裕があるとオールシーズンで戦いやすくなります。

でも水温15度以下はネオプレンを推奨します。(10度以下はナイロンよりマシ程度)

 

エイの棘はエイガードしか防げない

 

ウェーディングで友達になりやすいアカエイは、尾の付け根に鋭い毒針があります。

これが釘の代わりになるレベルの硬さと鋭さで、完全に防ぐとなれば鋼鉄の盾が必要なくらい。アイスホッケーのキーパーみたいな装備にすれば安全かもしれません。

 

鋭い物に滅法弱い素材のウェーダーは、エイの棘対策に「エイガード」が存在します。ただし高い。

アカエイを含む水中生物の大半は臆病なので、一時的な音や光で驚かし、どこかへ行っていただく方法もあります。高ルーメンのライトが効果的らしいですが、照らすと小魚でも逃げるよねっていう。

あとは深さを確認するついでの棒で、海底を突っつきながら進むとかね。

まあ他の魚も逃げる副作用があるわけですけど、時間が経てばまた警戒は解けるので、ケガして釣りができなくなるより、まずは安全を優先しましょう。

 

歩き回る釣りに向いているウェーダーの選び方

 

靴底はラジアルがいい。平らなフェルトは滑りやすいのと、掃除がダルいです。

歩きやすさでは靴を選べる「ストッキングタイプ」。浸かる釣りでもないため、丈は「チェスト」ならなんでもいいくらい。

単純にいうと、「ブーツ一体型レインコート(下)」で十分なのがサーフのウェーダーです。

 

メーカーから「サーフ専用」と銘打っているウェーダーがありますけど、だいたい先のポイントを抑えている程度です。ウェーディングに使うのは向いていません。

 

 

サーフルアーでは必須みたいになっていますが、じゃあ投げ釣りでキスを狙っている人は?

別に海岸線ギリギリに立たなくてもルアーは飛ぶし、わざわざ波をかぶりにいくのはドMに見えます。

 

サーフは濡れないため&クラゲガードと割り切る

 

個人の考えとしては、何が起きても自己責任ならば、短パンでもいいと思います。

でもリスクを減らすなら履くべきかと。

 

 

例えば、暑いからって素足で波打ち際にいたとします。

夏はクラゲの季節で、外洋に面している砂浜にはカツオノエボシなど、毒を持つクラゲが多く漂着してきやすい。

で、エボシくんの触手は数メートルあるから、それだけ波に揉まれてる可能性があるわけですよ。

波に紛れた触手に触れてしまったり、海藻だろうと踏んだらそれだったり──。

 

素足でいるってことは、そういうリスクもあると頭に入れておきましょう。

これらは小さくて柔らかい針を持つので、ウェーダーを履いていればほぼ大丈夫。でも毒クラゲが触れた箇所に肌が触れるとアウトです。(針が残るため)

 

チェストとチェストハイを使い分けるのがオススメ

 

チェストハイは脇下までガードするので、夏は暑く冬は防寒代わりにできます。

チェストはそれより短いから、夏は(まだ)蒸れにくいので助かります。ただ半身浸かる状態のウェーディングだと、ちょっとの波で中に入るので注意。

 

意外とオールシーズン安定して使えるウェーダーは存在しません。

なので夏と冬で2種使い分けるのが妥当。それかウェーディングとサーフで分けるか。

 

夏と冬どちらにしろ、”我慢”を強いられるので、よくやる釣りを優先するのが一番。

ウェーディングとサーフ、どちらか一方しかやらないのであれば1種でいいだろうし、釣れやすい季節でどちらもやるのであれば、2種欲しくなるでしょう。

そうした便利さを追求するたび、釣り道具は増えてゆくものです。

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海釣りがメインで、たまに淡水もやります。2018年は身近な浜名湖で、ポイントを転々と釣り歩いてマッピングしたい所存。

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