河川と湖沼に向いたウェーダーの選び方

 

淡水でウェーダーを使うポイントといえば、渓流を含む河川、湖沼のフローターに、陸っぱりで立ち込みするためなど。

つっこむほど選択肢は出るのでキリがないですが、”そこしか使えない”オンリーワンは浮かびにくい。

 

なので淡水ポイント毎に選ぶコツを添えて、ある程度まとめてみました。

 

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淡水ウェーダーは戦うポイントで機動性・保温性の優先度を選ぶべき

 

淡水の釣りポイントをざっくり分けると、河川か湖沼になります。

まず河川カテゴリの「渓流」の特徴は、魚との距離が近いこと。魚を探すために川を登ったり降りたりするので、動きやすさ(機動性)が重要。

湖沼は規模によるけれど、渓流に比べれば魚との距離が遠くなること。なので少しでも近づくために、行けるとこまで入水したりするわけです。浸かることが前提だから、体温を奪われない(保温性)ことが重要です。

 

ウェーダーの丈はどう選ぶ&安全のための注意点

 

ウェーダーの丈はだいたい3種類、「ヒップ(腰下)」「チェスト(腰上)」「チェストハイ(胸まで)」など。

丈は浸かる水深を考慮して選ぶわけですが、「初めてで深さなんてわかるわけないだろ」と思う方もいるでしょうし、重要なことをいっておきます。

 

流れる川でウェーダー履いて腰まで浸かったら、子供大人問わずに転んで流されるから。

 

未経験者が想像するより、流れる水の抵抗はおどろくほど強い。

ウェーダーは内部に空気が入っているので浮力もあるし、ぶかぶかなら抵抗を強くしてしまう。川のおそろしさを軽視することは、自分の命を捨てに行くようなもの。

 

ようこそ、渓流釣りの世界へ! | vol.14

 

「本流釣り」や「鮎釣り」で激流に半身浸かっている方もいますが、あれはウェットスーツタイプの専用タイツを履いているおかげです。ウェーダーで真似すると溺れます。

水の抵抗を極限まで減らすなら、真っ裸になるか、ぴちぴちタイツにするか、骨だけになるしかないです。

 

ウェーダーを違う釣りで汎用する考え方

 

というわけで……河川など水が流れる状況下において、ウェーダーで浸かることはミジンコほど考えちゃいけません。

干潟のウェーディングは、海でも流れにくい場所で浸かりますが、船の曳き波に煽られて転倒するケースも少なくないかと。小さな波でも侮ってはいけません。

ウェーダーは安全装備ではなく、濡れたくないための”防水装備”です。ここを違えないでいただきたい

 

ウェーダーは淡水用と海水用で明確に分かれているわけでもなく、「ここで使いやすいようにちょっと調整したよ!」──が”モデルの違い”。

「サーフ専用設計」と謳っている製品もありますけど、湖で浸かるのに使えますから。

 

淡水と海水のウェーダーで違いが現れやすいのは「靴底」です。

苔生した石で踏ん張る必要のある河川はフェルト底が多い。砂利や砂を歩くことが多い湖とサーフではラジアル底が多くなる。スパイク底は岩しか歩けない状況下、とかね。

一通りの説明はしたので、ウェーダーの選び方をまとめましょう。

 

河川で使うウェーダーの選び方

 

魚を探して動き回る渓流だと、川に入ることも少ないので「ヒップ」でも十分。

ヒップタイプはズボンのベルトにウェーダーのベルトを繋げるので、それがないと装着できない。なにより見た目がダサイし腰への負担がそれなり……って問題がある。利点はその逆で、装着は楽なのと夏は涼しいところ。

”無難”を選ぶならナイロン製。値段も手頃なのでこれからって人にも勧めやすいし、長持ちしやすいメリットがある。

 

 

おまけに「オールシーズン楽しみたい!」という、わがままソウルを叶えるのなら、丈は「チェスト」を選びたい。

うっそうとした渓流だと、木の枝がザクザク刺さってくるので、ゴムやネオプレンだと頻繁に穴が空きます。外傷に強いしコスパもいいのがナイロンです。

 

湖沼で使うウェーダーの選び方

 

陸から限界まで浸かるにしろ、フローターで浮くにしろ、どちらも半身は浸かる想定が必要です。てことは「チェストハイ」一択ですね。

腰から上を浸かる際の注意点ですが、内部の空気でウェーダー全体が浮く感覚があるので、それに慣れないうちは転ばないように気をつけましょう。

なので上半身はフローティングベスト、下半身はウェーダーのセットが、身を守る安全対策として最低条件です。

 

 

浸かれるウェーダーかつ、歩きやすさと部分的な耐久を考慮すると、mazumeの製品がコストでもオススメ。

保温性があるので、水に浸からなくても、冬は防寒装備としても使えます。

 

汎用性で選ぶ淡水のおすすめなウェーダー

 

汎用性ならストッキングタイプを選ぶといい。

利点はポイントの状況にあわせて靴を選べるところ。苔ヤバイならフェルト底に、湖を歩くならラジアルでもスニーカーでもいい。「スパイクないとヤバイから」といわれたらスパイクの靴だけ買う選択もできる。

値段が少し張りつつ、靴下部分が劣化で浸水しやすいところが欠点です。

 

 

ストッキングタイプはフィット感が重要なので、自身のサイズをきっちり把握すること。

試着できればベストですけど、「◯~◯cm」表示なら下の数字に自分のサイズを合わせたほうがいい。全裸でウェーダーを履くことがないはずだから、サイズは少し余裕を。

 

ウェーダーは保管方法が命

 

これをいったら「無理ゲーでは?」と思うでしょうけど、ウェーダーは曲げるほど素材が劣化します。

特にネオプレンは”折り畳む”感じで保管すると、折り目から浸水することもあります。素材で最も強いのはナイロンで、かなりテキトーな保管でもブーツから先に音をあげます。

保管は吊り下げるか、マネキンに履いてもらうかがベストで、長持ちのコツ。室内物干し竿があると便利。

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海釣りがメインで、たまに淡水もやります。2018年は身近な浜名湖で、ポイントを転々と釣り歩いてマッピングしたい所存。
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