アンリパのルアー「エフリードシリーズ」だけでサーフヒラメを釣るには?【インプレ】

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アングラーには一つの想いがあるはず。お気に入り(信頼)のメーカーだけで釣りたい、と。

サーフルアーにおいて、その願いを叶える可能性があるのは、アンリパ(パームス)の「F-LEAD(エフリード)シリーズ」でしょう。

サーフルアーでは先駆ですし、ヒラメ用ルアーは浅瀬から深場まで満遍なく使える物が揃っている。

はる@釣行中
はる@釣行中

おかげで季節ごとに使う種類と、レンジ攻略の説明がしやすいので、まとめてみました。

アンリパ「エフリードシリーズ」の大雑把な使い道

パームスのエフリードシリーズは、サーフのフラット狙いに特化しているルアーです。

それ用にしては種類が豊富で、全て揃えるとオールシーズンのフラット攻略で、特に困ることは無くなるくらいです。これは「願いが叶う」といっても過言じゃあない。

まずはエフリードを冠する6種類を紹介。リンク先は全て公式HPです。

エフリード90Sサーフヒラメ専用HSミノーの金字塔。マヅメに投げてアタリがなければ「今日ダメっぽい」と決めつけてもいい。
エフリード92SRHSながらシャローモデルとよくわからんスペック。干潮時の沖瀬を狙い撃つのに向いている。
エフリードバイブ115樹脂タイプのバイブレーションにおいて最大に近い。冬季に関東地域のコノシロパターンで猛威をふるう。
エフリードギラバイブ53サイズのわりにシルエットが”目立つ”バイブ。近場の駆け上がりに残されたフラットを引きずりだす系。
エフリードジョインテッド135Sリップ有り無しの2モデル。競合が多いけど、波がある外洋だとあまり使う場面がない件。
エフリードメタルセンターフックにリアフラッシャーもついた目立ちたがりのメタルジグ。荒天時やドン深にどうぞ。

(S:シンキング SR:シャロー HS:ヘビーシンキング)

それぞれのルアーは、「どのレンジが得意で、どこを攻めるに向いているのか?」について深堀りしていきましょう。

エフリード90S|活性高めのマヅメタイム攻略で最良の選択

エフリード90Sはシンキングモデル。ウェイトは26gと比較的軽め、HSよりも浅いレンジを得意としており、使いやすいのは「水深1~4m」で遠浅サーフに向いている。

基本は巻いて止めるの繰り返し「ストップ&ゴー」で十分釣れます。大きめのリップがボディをぶりぶり動かし、ミノーの利点をフルに活かした設計。ボトムをずるのではなく、50cmほど上のレンジをキープさせることを意識して、フラットの頭上を駆け抜けるイメージで巻きましょう。

リップ付きミノーの利点は、レンジキープのしやすさです。

エフリード90Sは早巻きでも下のレンジを維持するため、活性が高めのマヅメ時に向いています。シンペンを投げてトロトロ1回回収するまでに、2回は別のラインを攻めることが出来るから、時間効率はミノーの方がいい。

はる@釣行中
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だからチャンスを逃しにくい!

エフリード92SR|干潮時かサラシ多めのサーフで使いたいモデル

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エフリード92SRは潜行レンジが浅いシャローモデルです。シンキングなのでボトムに着けることもできますが、得意とするのは「30cm~2m以内」くらい。

「サーフ向けにシャローモデルなんて要るの?」と思うかもしれません。これじゃないと攻めきれないポイントも多数あります

シャローモデルの利点は、ゆっくり巻いても浮き上がりにくいこと。これが有効になるのは、干潮時に露出する馬の背だったり、離岸流に乗せて漂わせたり、河川の出口や障害物周りとか底に着けたくない場合など──。90Sは不得意だけど、92SRなら攻めることのできるポイントはあります。

シャローモデルはリップがあるため、シンペンよりも浮き上がりにくい特性があります。巻き抵抗もわかりやすいため、それが苦手な初心者向け。

はる@釣行中
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フラットよりもシーバスが釣れます(!?)。

エフリードバイブ115|ビッグベイトパターン向けで冬に実績が高いルアー

100mmを超える鉄板バイブは多いけど、エフリードバイブ115は樹脂タイプ。ほどほどの浮力があってただ巻きがやりやすく、波動も大人しいから魚がスレにくいメリットも。

ベイトがビッグになる冬季の実績が高く、サーフや湾内にボートゲームなど、コノシロパターンの最終兵器として名高いルアーです。その時期は釣具店から姿を消したり、ECサイトでも希少になることも珍しくない。あと、なぜか関東のサーフで人気

エフリードバイブは、”よく沈むミノー”の感覚で使えます。

はる@釣行中
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小細工なしのただ巻きでOK! レンジ次第で釣れる魚が変わります。

エフリードギラバイブ53|波打ち際を攻めるかヒイラギパターンで使うか…

サーフは「飛距離が重要」と口うるさいほどいわれます。ところが回収寸前の波打ち際で「ガボッ」と食ってくることも。飛距離至上主義になったせいで、足元(波打ち際)の対策がお留守なアングラーも多いです。

エフリードギラバイブ53はヒイラギを模したルアーで、紹介するシリーズの中では最小クラスになります。

小さく軽めなので飛距離は期待できません。でも近距離のボトムを探るに適している性能。産卵期のハイシーズンは、ベイトの有無で波打ち際まで寄ってくるため、30m以内の範囲をくまなく釣り上げたいときに向いています。

はる@釣行中
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夏場は干潟シーバスで使うのもアリ。

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エフリードジョインテッド135S|流れのドリフトを極めれば最高の相棒に

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エフリードジョインテッド135Sは、名の通り可動域があるジョイントルアー。通常よりも自然なベイトの動きに近づけるのと、小さな刺激でもアピールが可能なのが利点です。

かなり使い所が限られる弱点こそあるが、ルアーを流れに乗せてじっくり攻めたい時に向いています

無機質なルアーにスレた時に強く、散々荒らされたマヅメ後に使うと効果的。ジグもだめ、ミノーもだめ、バイブもだめ──。じゃあ後は……? こんな時に使ってもらいたい。あとはベタ凪で食い気が皆無そうな時とか、離岸流や払い出しをじっくり攻めたい時に向いています。

ボトムずる引きでも大きく動くため、マゴチを狙うには最適かも。

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エフリードメタル|もっとも自由度の高いルアー

エフリードメタルはメタルジグです。ウェイトは30・40gの2種類。センターフックがあるただ巻き推奨ジグで、リアのフェザーフックがアピールを手助けしてくれます。

アクションは弱めのジグが多いですが、これは巻くだけでウォブリングしてくれるので、ただ巻きするだけで十分釣れます。ヒラメ狙いなら、底から60cm前後浮かせるように巻きましょう。マゴチ狙いならストップ&ゴー主体に、たまに小細工を入れるだけでOK!

メタルジグは最大飛距離の範囲内なら、どのレンジも探ることが出来るのが利点です。

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【まとめ】季節ごとに向いているエフリードシリーズ

ここまでエフリードシリーズ(計6種類)の紹介をしました。最後は『時期(シーズン)で「コレ!」絞るなら』で締めます。

季節高 ←  (優先度)  → 低
[90S][バイブ115][92SR][ギラバイブ]
90S][メタル][92SR][ギラバイブ]
[90S][ギラバイブ][メタル][バイブ115]
[バイブ115][92SR][ジョインテッド135][90S]

「90S・メタル」を最低限用意していれば、どこのサーフでも困ることはまずないでしょう。ポイントによっては「92SR」があると便利で、時期によって「バイブ115・ジョインテッド135」が必要になるかも? ──かな。

ぶっちゃけ、魚さえ居ればルアーはなんでもいい。

それでも釣れないのは何故か。魚の捕食範囲にルアーが届いていない、または見つけてくれないが原因です。人間の待ち合わせだって、近づかないと本人だって解らない場合があるでしょ? 魚がエサを食べるのも同じことです。エサがエサとして見えないと食べません

幸いにもフラットは底に居る魚ですから、どのレンジが有効かは判明しています。

はる@釣行中
はる@釣行中

そこをキッチリ通して反応が無ければ「次!」と切り替えて、サクサク攻めていくのが効果的です。

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