秋は穏やかな気候が続き、アングラーの活性も高まる季節。
サーフはヒラメの盛期にあたりますが、チャンスをいかに逃さないかがポイント。
メジャークラフトから、秋のサーフゲームに向いている「2本のルアー」が登場したぞ!
遠距離のジグパラジェットと近距離の浜王【MajorCraft】
どの魚種もハイシーズンはスレとの戦いです。
意外と見落としがちなのは、他人の投げているルアーにスレる感覚。人気ルアーがそうですね。よく釣れると話題になると、10人中7人が装着していることも。
この時にライバルを出し抜くコツは、あえてメソッドを外すこと。それか最新のルアーを使うこと。
メジャークラフトは新ルアーの新陳代謝が激しく、毎度混雑する時期に新作を発売してくれます。最新をイチ早く使うのも、ライバルに差をつけるコツです。
発売されたのは、遠距離を攻めるメタルジグの「ジグパラジェット」と、近距離を攻めるジグヘッドワームの「浜王」の2つ。
【ジグパラジェット】スレたヒラメを狙いつつ青物も勝ち取りたい
ジグパラジェットはスリムタイプのメタルジグ。ウェイトは「20/30/40g」の3種で、ショアジギングの王道セレクト。
後方重心でスリムタイプだから、飛距離は当然ながらめちゃ飛びます。公式HPの説明文でも、”とにかく軽く飛ばしたい”と、さりげなく煽っています。
ジグパラジェットの利点は、細身で魚に警戒心を与えすぎないこと。
周りがスピン○ームやダニ○ルをどっぱどぱ投げている状況だと、同系のルアーへの反応は薄くなりやすい。
人気ルアーがあるタイプに集中している時こそ、真逆を選ぶことが釣果に繋がります。
メタルジグは広範囲の探りが大きなアドバンテージ。
秋は大型青物の回遊も期待できるため、飛ぶメタルジグを1つは忍ばせておきましょう。
【浜王ヒラメセット】遠距離厨の死角となる波打ち際を攻めろ!
サーフルアーは「飛距離至上主義」な所があるけど、冷静に考えて欲しい……。
100m先にフラットはいると、断言できますか?
盛期のヒラメは、けっこう波打ち際まで寄っています。
飛距離重視で遠くばかりに投げていると、足元のヒラメを逃しがち。
そこを的確に釣り上げる役目が、「浜王」のようなジグヘッドワームの役目。
ワーミングは飛距離がネックですが、盛期のヒラメは岸から50m以内によく居て、その範囲内のブレイクが狙い所。
近距離を攻めるに適しているルアーは、バイブレーションとジグヘッドワーム。一応ミノーでも探れないことはないけど、ストップを入れるには不利です。
周りがメタルジグやミノーをかっ飛ばしているようなら、マヅメが過ぎた後にチャンスが巡ってきます。足元がお留守なアングラー達のポイントで、釣りきれなかった魚をごっつぁんしましょう。
近距離戦なら21gで十分です。
1本のセット品でも750円だから試供品みたいな値段だな……。
メタルジグとワームで近距離と遠距離をフォローしあえるよくばりセット!
遠距離を攻めるジグパラジェット。
近距離を逃さない浜王。
この2つがあわさることで、サーフで魚を釣るアプローチに困ることはまずないでしょう。どちらも単価は安めなので、カラーを増やしてもお財布に優しめ。
ルアーなんて、見た目が似てれば性能もほぼ同じ。
選ぶ理由が「あれより安いやん」でいいじゃないか。
紹介したルアーの詳しい情報は公式ページでどうぞ。
http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/10802