釣りに使う針(フック)は消耗品。
釣行回数が多い人ほど出費が嵩みやすい。単価が安いのを選ぶ選択もあるけど品質が心配……。
『土肥富(どひとみ)』は釣り針製造の老舗メーカー。
国産フックで品質も安定! おまけに安いからオススメ!
土肥富のフックは強度も質も安心の日本生産!
AmazonとかECサイトで「トレブルフック 格安」と検索すると……。出るわ出るわ中華っぽい製品が。
確かに安さは魅力。……でもすぐ錆びたり曲がったり、品質のせいで憂いを食らうユーザーの声も多い。人はすべからく”安くて良い物”を求めたい、でもなかなかECサイトで見つかりません。
トレブルフックだけじゃなく、釣り針全般に関しては、安くてまとめ買いが可能な良いトコがあるんですよ。
土肥富は釣針製造の老舗。創業はなんと明治25年!
釣り針製造で100年企業は強くないですか?
フックは安いし種類の豊富さも魅力!
土肥富はECサイトでの販売もしていますが、自社サイトでも販売しています。
ちなみに3500円以上のお買い上げで送料無料です。
例をあげると、4号のトレブルフックでフッ素コーティングありだと、10本で税込み495円。10セットで100本でも4950円!
フックを買う際には、号数だけで選ぶ人もいれば、大きさや形状を知らないと不安な人もいるでしょう。
土肥富の商品ページは、1本当たりの重量も記載されているし、現物の大きさがわかるように、実メジャーをあてた写真も掲載しています。これならパッケージだけで知れない情報まで知ることができます。これはありがたいですね。
価格は釣具屋で販売している、有名メーカーより2割は安いかな。
「8個1パックは面倒だ。俺は100本欲しい!」なんて人は、土肥富でまとめ買いするほうが得ですね。
1釣行ごとにフック交換する方がフッキング率も上がる?!
魚の口は硬い。アングラーが想像している以上に硬い。だって頭は骨の塊です。
理想のフッキングは、魚のアゴや口の付け根に刺さること。そこは頭部でも柔らかい部分であり、貫通するのも容易い箇所です。でも毎回必ずそこに刺さる保証はありません。もっと確実にするなら、フックを口に入れたあと、どこでもいいから貫通する鋭さが必要です。
まぁ……理想の位置以外に刺すことは、コンクリに穴を空けるようなもの。
新品のフックで鋭い物は、先端を爪に置いてズリ落ちないのが基本。先端が細いほど貫通力も増しますが、フッキングの位置次第ですぐ丸まってしまいます。丸まれば貫通しづらくなります。すると……フッキングミスが多発することも。
それは道具のせいではなく、アングラーの意識不足でもあります。
一流が1釣行ごとに交換するのは、些末なミスを減らすため。フックシャープナーを常に携行するのは、「絶対フッキングさせるんだ」の表れ。
フックシャープナーは、交換のコストを抑えたい人は持つべきです。
1バイト1キャッチを確実にするためには、フックの鋭さを毎回チェックすることが重要ですね。
【終わりに】フックを砥ぐ勢にも優しい世界を
フックを砥ぐのが好きな人も多いと思います。
今はステンレスなりコーティングされた物が多いので、削る(砥ぐ)行為はぶっちゃけ、サビの原因になりやすい。
高純度の鉄であればこそ、砥ぐ価値は高まります。サビても削ればいいだけですしね。
フックを砥ぐ作業は、精神を研ぐ時間としている人もいるでしょう。研ぎ澄まされたフックで、今日掛けれなかったアイツをぶっさしてやるぜ! ──みたいなノリでいいと思います。
ちなみに交換しまくるのは日本独自みたいですよ。
毎回交換もいいですけど、資源を大切にする心は忘れないように。鉄製品だからきちんと分別に出して、リサイクル後にまた遊びましょう!