秋葉ダム湖・天竜川龍山エリアの釣りポイント完全ガイド2026|浜松市天竜区の中山間フィールドでアユ・アマゴ・ブラックバス・ヘラブナを狙うポイント別攻略と駐車場・アクセス情報

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秋葉ダム湖・天竜川龍山エリアの釣りポイント完全ガイド2026|浜松市天竜区の中山間フィールドでアユ・アマゴ・ブラックバス・ヘラブナを狙うポイント別攻略と駐車場・アクセス情報

秋葉ダム湖・龍山エリアとは?浜松市街地から60分の中山間フィールド

浜名湖や遠州灘サーフの釣りに飽きたわけじゃない。でも、たまには山に囲まれた静かなフィールドで竿を振りたくなる——そんな浜松アングラーに全力でおすすめしたいのが、天竜区の秋葉ダム湖(秋葉湖)と、その上下流に広がる龍山エリアの釣り場だ。

浜松市中心部から国道152号を北上して約60分。船明ダムのさらに上流に位置する秋葉ダムは、1958年(昭和33年)に完成した天竜川本流の重力式コンクリートダムで、ダム湖の全長は約6km。両岸を急峻な山が囲む渓谷型のリザーバーだ。春のアマゴ解禁から夏のアユ、秋のバス、冬のヘラブナ・ワカサギまで、四季を通じてターゲットが途切れない。しかも佐久間ダム湖ほど遠くなく、船明ダム下流域ほど人が多くない。まさに浜松近郊の「ちょうどいい秘境」なのだ。

この記事では、秋葉ダム湖本体とその上下流の天竜川龍山エリアについて、ポイント別の攻略法・アクセス・駐車場・周辺施設・安全情報までを完全網羅する。初めて行く人でも迷わないよう、具体的なランドマークと座標レベルの情報を盛り込んだので、ぜひブックマークしてフィールドに持ち出してほしい。

アクセス方法と基本情報

車でのアクセス(推奨)

このエリアは公共交通機関でのアクセスが限られるため、車が事実上の必須だ。主要ルートは以下の通り。

出発地ルート所要時間(目安)距離
浜松駅周辺国道152号(秋葉街道)を北上 → 二俣経由 → 船明ダム通過 → 秋葉ダム約60〜70分約45km
新東名 浜松浜北ICIC降りて国道152号を北上 → 二俣経由約40〜50分約30km
新東名 森掛川IC県道58号→国道473号→国道152号約50分約35km

注意点:国道152号は二俣から先、片側1車線のワインディングロードになる。特に秋葉トンネル前後はカーブがきついので、釣り道具を積んだ状態でのスピードの出しすぎに注意。冬季は路面凍結の可能性があるため、12月〜2月はスタッドレスタイヤを推奨する。

駐車場情報

  • 秋葉ダム管理所前駐車場:無料、約15台。ダム直下の釣りならここが最寄り。トイレあり。
  • 秋葉ダム左岸(龍山側)駐車スペース:ダム堤体を渡った先の路肩に5〜6台分の非公式スペース。湖畔へのアクセスが良い。
  • 龍山森林公園駐車場:無料、約20台。ダム湖上流部を狙うならここが起点になる。
  • 秋葉神社下社参拝者駐車場:無料、約30台。ダム下流の天竜川本流を狙う場合に便利。釣り専用ではないので参拝者優先を忘れずに。
  • 龍山B&G海洋センター周辺:無料、数台分。ダム湖中流部(瀬尻エリア)に最寄り。

周辺施設

  • コンビニ:最寄りは二俣市街のセブンイレブン天竜二俣店(ダムから約20km南)。龍山エリアにはコンビニがないため、食料・飲料は必ず事前に購入しておくこと。
  • トイレ:秋葉ダム管理所、龍山森林公園、秋葉神社下社に公衆トイレあり。それ以外のポイントでは携帯トイレを持参したい。
  • 自動販売機:ダム管理所前と龍山集落内に数台あるが、品切れしていることもある。
  • 緊急時:最寄りの医療機関は天竜区役所付近の天竜病院(ダムから約25km)。携帯電話はダム周辺では通じるが、湖畔の谷間に降りると圏外になるエリアがある。ドコモが最も電波が入りやすい

遊漁券・ルールと漁協情報

秋葉ダム湖および天竜川龍山エリアでアユ・アマゴ・イワナなどの漁業権対象魚種を狙う場合、天竜川漁業協同組合の遊漁券が必要だ。

券種対象魚種料金(2026年目安)
年券(アユ)アユ8,000〜9,000円
日券(アユ)アユ2,500〜3,000円
年券(雑魚)アマゴ・イワナ・ウグイ・オイカワ等3,000〜4,000円
日券(雑魚)同上800〜1,000円

購入場所:二俣市街の釣具店(フィッシングショップ天竜など)、龍山地区の取扱店(要事前確認)、またはオンラインで事前購入可能(フィッシュパス対応)。現地購入は場所が限られるため、事前購入を強く推奨する。

注意すべきルール:

  • アマゴ・イワナの解禁期間:例年3月1日〜9月30日
  • アユの解禁期間:例年6月上旬〜(友釣り)、7月〜(毛バリ・コロガシ)
  • ブラックバス・ブルーギルは遊漁券不要だが、外来生物法によりリリースは自粛が求められている(静岡県条例でのリリース禁止規定はないが、漁協はリリース自粛を要請)
  • ヘラブナ・コイも遊漁券不要のエリアが多いが、念のため漁協に確認を
  • ダム直下の放流口付近は立入禁止区域があるので、看板に従うこと

ポイント別攻略①:秋葉ダム直下〜ダム下流域

ダム直下の大淵(アマゴ・ニジマス・ウグイ)

秋葉ダムの放流口直下には、長年の水流で掘られた大きな淵が形成されている。ダムからの放水が常に冷たい底層水を供給するため、真夏でも水温が低く、アマゴやニジマスのストック量が多い。これがこのポイント最大の魅力だ。

ダム管理所前の駐車場から徒歩約5分で河原に降りられる。右岸側(管理所側)から入渓するのが一般的。ただし、ダム放水時は水位が急激に上昇するため、サイレンが鳴ったら即座に河原から上がること。これは命に関わる鉄則だ。

おすすめの釣り方:

  • ルアー:5〜7cmのミノー(スミス AR-Sスピナー 3.5g、ダイワ シルバークリークミノー 50S)を淵の流れ込みにアップクロスでキャスト。ダム放水の白泡が落ち着く淵尻が好ポイント。
  • エサ釣り:ブドウ虫・キジ(ミミズ)の脈釣り。オモリ2B〜3Bで底層をトレースする。
  • フライ:#14〜#16のカディスパターンが安定。夏場の夕マズメはイブニングライズが期待できる。

秋葉神社下〜横川地区(アユ・オイカワ)

ダムから約2km下流、秋葉神社下社の前を流れるエリアは天竜川本流でも屈指のアユポイントとして知られる。川幅が広がり、適度な瀬と淵が交互に現れる典型的なアユ場だ。

6月の解禁直後は放流アユが中心だが、7月中旬以降になると遡上アユと海産アユが混じり、サイズが18〜22cmにアップする。特に秋葉神社下の「神社前の瀬」は、大石がゴロゴロと転がる好瀬で、友釣りのメッカ。トーナメンターも練習に訪れるほどだ。

友釣りのコツ:このエリアの石は苔の付きが良く、アユの追いが強い。オトリは上流側の瀬肩から送り込み、石裏のヨレを丁寧に通すのが鉄板。竿はがまかつ「がま鮎 ファインスペシャルIV」やダイワ「銀影競技 A」クラスの9m硬中硬〜硬がマッチする。水中糸はメタル0.05〜0.07号が標準。

ポイント別攻略②:秋葉ダム湖(リザーバー本体)

ダム堤体付近・上流100m圏(ブラックバス・ヘラブナ)

ダム堤体のすぐ上流は水深が最も深く(15〜20m)、ダム湖の中でも独特の地形変化がある。左岸側(龍山側)には岩盤が湖面にせり出すポイントがあり、その際(きわ)にバスが付く。

バス釣り攻略:

  • 春(3〜5月):スポーニング期。水温12℃を超えるとシャローに差してくる。左岸の岩盤沿いにネコリグ(ゲーリーヤマモト カットテール 4インチ + 1/32ozネイルシンカー)をフォールさせるのが定番。
  • 夏(6〜8月):バスはディープに落ちる。ダウンショットリグ(レインズ スワンプミニ 3インチ)で10〜15mラインのブレイクをじっくり攻める。
  • 秋(9〜11月):ベイトフィッシュ(オイカワ・ウグイの稚魚)を追ってバスが中層〜表層で活発になる。シャッド系プラグ(ラッキークラフト ビーフリーズ 65SP)の早巻きが爆発することがある。
  • 冬(12〜2月):釣れないわけではないが、厳しい。メタルバイブ(ジャッカル TN60)で深場をリフト&フォールが数少ない手段。

ヘラブナ攻略:堤体付近は水深があるため、15〜18尺の長竿で底釣りがメイン。両ダンゴ(マルキュー「凄麩」+「バラケマッハ」ブレンド)で寄せてから、しっかりナジんだアタリを取る。型は30〜35cmの良型が多く、40cm超の尺半も時折出る。最盛期は4〜5月と10〜11月。冬場は食い渋りが厳しいが、グルテンセットの底釣りで粘れば拾える。

ダム湖中流部・瀬尻〜横吹エリア(バス・コイ・ウグイ)

ダム湖の中ほど、龍山B&G海洋センター付近は流入河川(横吹沢など)の合流点があり、ベイトフィッシュが溜まりやすい。特に梅雨時期の増水後、濁りが入り始めるタイミングで小魚が流入河川から押し出されてくると、バスのフィーディングが活発になる。

このエリアは岸からのアクセスが難しい場所が多い。湖面に降りるには急斜面を下る必要があるため、フェルトソールのウェーディングシューズと、急斜面用のロープ(10m程度)を持参したい。無理は禁物だ。

なお、秋葉ダム湖にはレンタルボートサービスは基本的にない。フローターやカヤックの持ち込みは黙認されている状態だが、ダム管理者の放流スケジュールによっては危険なため、電源開発株式会社の秋葉発電所に問い合わせてから出艇すること。

ダム湖上流部・白倉川合流点(アマゴ・イワナ・ウグイ)

秋葉ダム湖の最上流部、白倉川が天竜川本流に合流するポイントは、ダム湖のバックウォーター(湛水域の末端)にあたる。ここは上流から流れてくる清流と、ダム湖の止水が混じり合うエリアで、渓流魚とダム湖の魚が共存する独特のフィールドだ。

白倉川合流点の右岸には砂利河原が広がっており、入渓しやすい。3月の解禁直後、白倉川から落ちてきたアマゴがバックウォーターの緩流帯に溜まっていることがある。サイズは20〜25cmと渓流にしては良型で、ダム湖の豊富なエサで太っているためコンディションも抜群だ。

おすすめの釣り方:

  • 5cmクラスのヘビーシンキングミノー(スミス D-コンタクト 50)を合流点の流心脇にキャスト
  • 着水後2〜3秒のフォールで底付近まで沈め、トゥイッチ3回→ポーズ1秒のリズムで誘う
  • バックウォーター特有の緩い流れに馴染ませるため、ラインはナイロン4lbがトラブルが少ない

ポイント別攻略③:龍山地区の天竜川本流・支流

龍山大橋〜瀬尻の瀬(アユ・オイカワ)

秋葉ダム上流、龍山大橋付近はダムの影響を受けにくい天然河川に近い流れが残る区間だ。特に「瀬尻の瀬」と地元で呼ばれるポイントは、幅50mほどの開けた瀬が100m以上続き、アユの友釣り師には天国のようなフィールドだ。

ここのアユは天竜川本流の中でも追いが強いことで定評がある。石の大きさがこぶし大〜人頭大と適度で、アユが縄張りを持ちやすい。解禁直後こそ放流魚がメインだが、7月後半からは天然遡上のシャープな魚体が混じり始め、引き抜きの楽しさが格段に上がる。

駐車は龍山大橋の左岸たもとに3〜4台分のスペースがある。橋の上流側・下流側どちらにもエントリー可能だ。

白倉川(渓流釣り・アマゴ)

天竜川の支流・白倉川は、龍山エリアで最もアクセスしやすい渓流だ。県道285号沿いに川が流れており、要所要所で路肩に車を停めて入渓できる。

白倉川のアマゴは朱点が鮮やかで体高がある美しい個体が多い。渓相は小滝と落ち込みが連続するポケットウォーター型で、一つ一つの淵を丁寧に攻める釣りになる。

入渓ポイントと特徴:

ポイント名アクセス渓相難易度
白倉川下流部(合流点〜白倉橋)県道285号沿い、路肩駐車開けた瀬と淵の連続、川幅5〜8m★★☆(初〜中級)
白倉川中流部(白倉橋〜大栗集落)林道沿い、歩行10分小滝と落ち込み、川幅3〜5m★★★(中級)
白倉川上流部(大栗集落より上)林道終点から沢登り源流域、イワナ混じり、川幅1〜3m★★★★(上級)

下流部は初心者でもエントリーしやすく、解禁直後の放流アマゴが狙いやすい。中流部以上は足場が悪くなるが、その分スレていない天然アマゴに出会える確率が上がる。上流部は完全な沢登り装備が必要で、単独行は避けること。

横吹沢・小横吹沢(源流イワナ)

龍山エリアの知る人ぞ知るイワナの穴場が横吹沢だ。秋葉ダム湖の中流部に流入する小さな沢で、入渓点から30分ほど遡行するとイワナの領域に入る。

ここのイワナは在来系のヤマトイワナの血が残っているとされ、体側の白い斑点が大きく朱点がないのが特徴。20cmを超えれば大物の部類だが、手つかずの源流で出会う野生のイワナの美しさは格別だ。

タックル:渓流竿3.6〜4.5m(テンカラなら3.3m)。沢が細いのでルアーロッドは取り回しが悪い。エサ釣りならブドウ虫、テンカラなら#12の逆さ毛バリが万能だ。

注意:横吹沢はヒルが多い。4月〜10月はヤマビル対策(塩水スプレー、忌避剤、ゲイター着用)を必ず行うこと。また、増水時は一切入渓しないこと。

季節別・ターゲット別カレンダー

水温目安メインターゲットサブターゲットおすすめポイント
1〜2月5〜8℃ヘラブナ(底釣り)コイダム堤体付近
3月8〜11℃アマゴ(解禁)ニジマス・ウグイダム直下・白倉川下流
4〜5月12〜16℃アマゴ・ヘラブナバス(プリスポーン)白倉川中流・ダム堤体付近
6月17〜20℃アユ(解禁)アマゴ・バス秋葉神社下・龍山大橋
7〜8月20〜24℃アユ(最盛期)バス・オイカワ瀬尻の瀬・龍山大橋
9月20〜22℃アユ(落ちアユ)・アマゴバス(秋パターン)バックウォーター・ダム湖中流
10〜11月14〜18℃ヘラブナ・バスウグイ・コイダム堤体付近・中流部
12月8〜12℃ヘラブナニジマス(ダム下流)ダム堤体付近・ダム直下

安全情報と注意事項

ダム放水に関する最重要警告

秋葉ダムは電源開発株式会社が管理する発電用ダムで、発電需要に応じて予告なく放水量が変わることがある。放水時にはサイレンが鳴るが、谷間にいると聞こえにくい場合がある。

  • ダム直下で釣りをする場合は、常に水位の変化に注意し、少しでも水嵩が増えたら即座に退避すること
  • ダム湖でフローター・カヤックを使用する場合、放水による水位低下で座礁する危険がある
  • 大雨の翌日〜2日後は放水量が増えるため、ダム直下および本流での釣りは控える
  • 電源開発のWebサイトまたは電話(浜松事務所)で当日の放流予定を確認してから入渓すること

山間部特有のリスク

  • クマ:龍山エリアはツキノワグマの生息域。熊鈴の携帯は必須。早朝・夕方は特に注意。2025年〜2026年は天竜区での目撃情報が増加傾向にある。
  • マムシ・ヤマカガシ:河原の石の間や草むらに潜んでいる。長靴またはウェーディングシューズ着用で足元を守ること。
  • ヤマビル:白倉川・横吹沢などの支流で4〜10月に多発。塩を持参し、付着したら塩をかけて除去する。
  • 落石:湖畔や渓谷の切り立った崖下は落石リスクがある。ヘルメット着用が望ましい(特に源流遡行時)。
  • 携帯電波:ドコモは龍山集落周辺で概ね通じるが、谷間に入ると圏外になる。au・ソフトバンクは龍山地区の大部分で圏外。単独釣行の場合は必ず家族や仲間に行き先を伝えてから入渓すること。

ゴミ問題とマナー

龍山エリアは人口減少が進む過疎地域で、清掃ボランティアの人手も限られている。ゴミは必ず持ち帰り、釣り場の環境を守ろう。ラインの切れ端、ワームの破片、タバコの吸い殻は特に回収を徹底してほしい。地元住民との良好な関係が、このフィールドを守る最大の武器だ。

龍山エリアの隠れた魅力——釣りの前後に楽しむ

秋葉神社下社参拝

釣りの安全祈願に、秋葉神社下社への参拝はいかがだろう。火防(ひぶせ)の神として有名だが、山の安全を守る神でもある。渓流に入る前に手を合わせれば、気持ちも引き締まる。参拝後に境内の杉の巨木を見上げるだけでも、日常から離れた時間を味わえる。

龍山の秘境茶と蕎麦

龍山地区は標高300〜500mの山間にある茶畑の産地でもある。龍山茶は生産量が少なく市場にほとんど出回らないが、地元の直売所で購入できることがある。また、龍山森林公園のイベント時には手打ち蕎麦が振る舞われることも。釣行前に「道の駅 くんま水車の里」(やや北だが寄り道圏内)で五平餅とジビエを楽しむのもおすすめだ。

紅葉シーズンの絶景釣行

10月下旬〜11月中旬、秋葉ダム湖畔はモミジ・ケヤキ・イチョウの紅葉で燃えるような色彩に包まれる。湖面に映る紅葉を眺めながらヘラブナの底釣り——これは浜名湖では絶対に味わえない贅沢だ。平日なら貸し切り状態で楽しめることも多い。

まとめ:秋葉ダム湖・龍山エリアは浜松アングラーの「裏庭」

浜名湖や遠州灘サーフが浜松釣りの「表舞台」だとすれば、秋葉ダム湖・龍山エリアは間違いなく「裏庭」だ。渓流のアマゴ、ダム湖のバスとヘラブナ、本流のアユ——ターゲットの多彩さでは浜名湖にも引けを取らない。

何より、山と水に囲まれた静けさの中で竿を振れるのが最大の魅力だ。隣の釣り人との距離を気にしなくていい。遠州灘の風に悩まされることもない。自分のペースで、自分の釣りに没頭できる。

初めて行くなら、まずは秋葉ダム管理所前の駐車場を起点に、ダム直下の大淵でルアーかエサ釣りを試してみてほしい。水の冷たさとアマゴの美しさに、きっとリピーターになるはずだ。渓流に慣れてきたら白倉川の中流部へ、アユの腕に覚えがあるなら秋葉神社下の瀬へ——このエリアには、釣り人の成長に合わせてステップアップできるフィールドが揃っている。

ただし、ダム放水・クマ・ヒル・圏外エリアなど、山間部特有のリスクは浜名湖釣りの比ではない。入念な準備と、撤退する勇気を忘れずに。安全あっての釣りだ。

次の休日、国道152号を北へ走ってみよう。二俣を過ぎ、船明ダムを越え、山が深くなってきた頃——秋葉ダム湖の静かな湖面が、あなたを待っている。

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