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浜松市浜北区・天竜川中流域とは——「浜松市街地から30分の身近な川釣り場」
天竜川(てんりゅうがわ)は長野県から静岡県を貫く全長213kmの大河だ。静岡県内では浜松市の北部(旧浜北市・旧浜北区)を流れ、市街地の東側を南下して遠州灘に注ぐ。浜松市浜北区を流れる天竜川中流域は、浜松駅から車で30分程度の距離にありながら、自然豊かな川岸で釣りが楽しめる市民の身近な釣り場だ。
河口〜下流(磐田市・浜松市南区)と異なり、浜北区の中流域は淡水の比率が高く、コイ・フナ・ウナギ・オイカワ・アユといった川魚が豊富。また、潮の影響が及ぶ範囲ではシーバスが遡上してくることもある。
浜北区・天竜川中流域の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市浜北区(天竜川中流・浜北大橋〜西鹿島橋周辺) |
| アクセス | 遠州鉄道「浜北駅」から徒歩約15分。浜松市内から車で30〜40分。東名浜松ICから約25分 |
| 駐車場 | 天竜川河川敷・護岸沿いに路肩駐車可能なスペースあり。浜北橋公園に無料駐車場あり |
| 足場 | コンクリート護岸・河川敷(草地)・砂浜部分。護岸は比較的平坦で初心者向け |
| トイレ | 周辺に公衆トイレ少ない。釣行前に周辺コンビニで済ませる推奨 |
| 特徴 | 淡水域が中心。コイ・フナ・ウナギ・アユ(漁協管理あり)・オイカワが狙える |
天竜川中流域の主な釣りポイント
1. 浜北大橋周辺——シーバス遡上ポイント
浜北大橋(国道152号・浜北大橋)周辺は、天竜川の潮の影響が及ぶ最上流部に近いエリアだ。春(3〜6月)には産卵のため遡上するシーバスが橋脚周辺・深場に集まる。橋の常夜灯が点灯する夜間は特に活性が上がる。
- 釣れる魚:シーバス★★★☆☆(春〜初夏)、コイ★★★☆☆(通年)、ウナギ★★★★☆(夏夜)
- 釣り方:シーバスゲーム(ミノー・シンキングペンシル)、コイ(練り餌・パン)、ウナギ(ドバミミズの夜釣り)
- ベスト時間帯:シーバスは夜〜夜明け。ウナギは日没後〜深夜
2. 天竜川河川敷(浜北区内)——コイ・フナの穏やかな川釣り
浜北区内の天竜川河川敷は、護岸から緩やかに深くなる淡水ポイントだ。流れが穏やかな場所にコイ・フナが定着している。春・秋はコイのウキ釣りを楽しむ地元のベテランが多い。
- 釣れる魚:コイ★★★★☆(春・秋が最盛期)、フナ★★★★☆(通年)、オイカワ★★★☆☆(夏)
- 釣り方:コイ(ウキ釣り・練り餌・コーン)、フナ(ウキ釣り・ミミズ)、オイカワ(ミャク釣り・小さいウキ)
- 特徴:穏やかな釣りができる。ファミリー・子どもの入門釣りにも最適
3. 西鹿島橋周辺——ウナギ狙いの夜釣りポイント
西鹿島橋から上流の天竜川は、ウナギ(鰻)の好漁場として知られている。夏(6〜8月)の夜間にドバミミズ・アジの切り身を使ったぶっこみ釣りで大型ウナギが狙える。
- 釣れる魚:ウナギ★★★★★(6〜9月夜)、ナマズ★★★☆☆(夏夜)
- 釣り方:ぶっこみ釣り(ドバミミズ・アジ切り身・ニオイの強いエサ)
- 注意:天竜川はアユ・テナガエビの漁業権が設定されている区間あり。漁協の遊漁規則を確認してから釣る
天竜川中流域の魚種別シーズンカレンダー
| 魚種 | 1〜3月 | 4〜6月 | 7〜9月 | 10〜12月 |
|---|---|---|---|---|
| コイ | △ | ◎ | ○ | ◎ |
| フナ | △ | ◎ | ○ | ◎ |
| ウナギ | × | △ | ◎ | × |
| シーバス | × | ◎ | ○ | △ |
| オイカワ | × | ○ | ◎ | △ |
| ナマズ | × | △ | ◎ | × |
天竜川での釣りの注意事項
- 漁業権の確認:天竜川中流域にはアユ・アマゴ(サツキマス)・テナガエビの漁業権が設定されている区間がある。天竜漁業協同組合の遊漁証を購入してから釣りをする
- 増水・出水に注意:台風・大雨後は天竜川が急激に増水する。河川敷・護岸先端への接近は大雨後数日は避ける
- ライフジャケット着用:河川での釣りもライフジャケット(フローティングベスト)着用推奨
- 河川敷のゴミ問題:天竜川の河川敷は地域住民の憩いの場。ゴミは必ず持ち帰ること
まとめ:浜北区天竜川は「浜松アングラーの身近な川釣り場」
浜松市浜北区の天竜川中流域は、海釣りとは一味違う「のんびりした川釣り」が楽しめる身近なフィールドだ。コイ・フナのウキ釣りから夏夜のウナギ釣り、春のシーバス遡上まで、四季を通じて様々な楽しみ方がある。遠州灘・浜名湖に出かけない日の釣りとして、ぜひ浜北区の天竜川に足を運んでみよう。



