TG(タングステン)を使うルアーは珍しくなくなり、ともなってメタルジグの超小型化が進んでいる。
ルアーは小さいほど釣れやすいが、重量がないと飛距離がのびない。
その弱点を補うのが、高比重のTG素材です。
紹介する「メタルショットTG」は、サイズと重量が豊富すぎるメタルジグ。
そこに新しく40gが追加されたので、外洋のマイクロベイト対策に役立つでしょう。
この記事のまとめ
「メタルショットTG」は、高比重素材のタングステン(TG)を使用した超小型メタルジグです。タングステン素材の特性を活かし、小さなサイズながらも十分な重量を持つため、飛距離を確保しながら釣りやすさを実現しています。特に、サイズが5gから40gまで幅広く、外洋のマイクロベイト対策にも適しており、小型ながら高い性能を誇ります。
「メタルショットTG」の特徴は、軽量かつ強度があり、魚がいる遠くのポイントにも届く点です。小型ルアーは釣れやすい反面、飛距離が出にくいというデメリットがありますが、タングステン素材を使用することでこの問題を解決しています。特に春から夏にかけて、ベイトフィッシュが小型化する季節には、小さくても重い「メタルショットTG」が威力を発揮します。
さらに、40gの新サイズ追加により、外洋キャスティングでも100m以上の飛距離を目指せるため、多くの釣り愛好者にとって魅力的な選択肢となっています。ゼブラカラーなど部分的な色のバリエーションもあり、視覚的にルアーを小さく見せる工夫がされています。
マイクロジギング向けでも最小クラスの「メタルショットTG」
「メタルショットTG」の重量は、最小で5gから最大は40gまでと幅広い。
おまけにフォルムは小さいのだから、
「メタルショットで釣れない魚はない!」といってもいいのではないでしょうか。
ソアレはメバリングやアジングなどの、ライトゲームブランドとして認知されている。
なのでショアキャスティングを主とする私は、そのルアーを選んで買うことはないし、陳列されている棚も見ない。
でも「小型で重いメタルジグ」は、外洋キャスティングにとって垂涎の品なのです。
ルアーは小さいほうが断然釣れやすいが……
ルアーは小型なほど釣れやすく、それに伴って魚種も増えます。
ですが、狙う魚を絞ることが難しくはなります。
ルアーは小さくするほど釣れやすいのは業界も承知。
なぜそれが当たり前にならないのかは、デメリットがあるから。
物体が小さくなるほど質量も小さくなるので、魚が居る場所まで届きにくくなってしまいます。
ただ小さくすればいい話でもなく、バランスが大事というわけ。
小さくて重い金属は、それなりに高くつきます。
最近はタングステン製品も「安いレベル」に達し、小型でも魚に曲げられない強度と、十分な重量の確保。
つまり、釣れる要素の両立が完全となりました。
そして「マイクロジギング」が生まれたわけです。
これ、48mmで35gあるんですよ。
現状では業界随一の小ささと重量(写真だと大きく見えやすいですが)。
これに飛距離で勝るのが、メタルショットTGです。
メタルショットTG32gもショアジギングでは最小クラス
春から夏にかけてはベイトも小型化するし、小さいルアーが効果を発揮するシーズン。
サーフルアーを含むショアジギングのカテゴリでは、100m先に届かせたい場面も多く、飛距離が最重要です。
タングステンのメタルジグは増えてますが、そのメリットを活かした製品は少なかった。
「従来と変わらないのに値段は高い、そりゃ売れないわー」の代表格が、同社のベルサーテかな。
これだけは何で作ったのか、よくわからない。
メタルショットTGは、サーフや船上ジギングなどの外洋で使うのなら、32g以上がおすすめ。
40gならキャスティングでも100mが視野に入る。
「8cm以上のルアーにまったく反応しない……」
なんて時に試してもらいたい。
外洋のマイクロベイトといえばイワシ。
その幼魚である「シラス」がメインとなるシーズンは多い。
↑このようなゼブラカラーは部分的な色で、
ルアーをより小さく見せることができるので、ベイトが小さいシーズンに役立ちます。
捕食タイプが主に食べるベイトは6~12cmが多い。
時期によっては稚魚が含まれるので、5cm以下が必要とされることもあります。
春の終わりから夏にかけては、ヒラメやシーバスでも、飛ぶマイクロジグが活躍するシーンは必ずあるはずです。