仲間と会話しながら釣りを楽しんでいる方は多いと思います。
座って待つ釣りならそれも楽ですけど、攻める釣りのルアーメン達は、横に並んで会話するのは危ない。
なら離れていても会話できる方法はないのだろうか。
現代は通信インフラが発達しており、常時通信・常時会話が簡単になりました。
全国どこでも、電波さえ入れば、数人でも常時会話できる方法があります。
そう、スマートフォンがあればね。
釣りが終わってダベるなら釣りの最中にダベればいいじゃない
釣りポイントや釣具店で、釣り談義に花を咲かせている人たちをよく見かけます。
おしゃべり好きなら、最中だと会話はもっと弾むだろうし、わざわざたむろする必要もないのでは?
「今アタった!」などをリアルタイムで会話できれば、釣りの楽しみ方も変わるのではないだろうか。
無線通話のパイオニアはバイクのツーリング
バイクはエンジン音に排気音が会話の邪魔するし、ヘルメットもかぶるので、近づいて大声で会話をする必要がありました。
そこを改善したのが無線インカムです。
この仕組みは、小型のトランシーバーをそれぞれが持って会話する感じ。
同時に「通信可能距離」があるデメリットも。
このまま釣りへ導入することも可能ですけど、離れすぎるとアウトなので、横に並んで会話しないと意味がないことに。
無線といっても、付かず離れずの会話でしか使用できないわけです。
そこでスマホアプリとヘッドセットを使い、全国の釣り友と会話する方法を提案します。
データ通信を使い全国のどこにいても常時会話をする方法
※最低限必要なモノ
「スマートフォン」「Bluetoothヘッドセット」
スマートフォンは持っていても、ヘッドセットを持っている人は少ないかと。
「どんな物?」といわれればこんな物です。
ワイヤレスヘッドセットは、「Bluetooth(無線規格)」でスマートフォンとペアリングをほぼ自動で行ってくれます。
それが何かわからないのなら、「ちょっとは本体設定・機能を知ろうとして?」といいたい。
無事接続できたら次の段階。
アプリの設定をしつつ、釣り友を勧誘しましょう。
SkypeかLINEで「グループチャット」をする
SkypeとLINEはデータ通信によって通話と対話ができるアプリケーション。
同じアプリを通してなら、複数人での同時会話ができます。
デメリットはデータ通信量が発生すること、同じアプリじゃないと意味がないこと。
- Skypeのグループチャット設定方法
- LINEのグループチャット設定方法
これでアプリ内のグループにいる人達であれば、常時会話をすることが可能となります。
データ通信してると月ごとの通信制限にかかりやすくなるんじゃ?
スマートフォンのデータ通信は月間転送量に制限があります。
それを利用した会話だと、「数GBを一気に消費してしまうのでは?」と不安に感じるでしょう。
そんなことありません。
LINE通話は約5分間で1.5MBなので、2時間を通話したとしても36MBです。
1GBは1000MBのため、週2で2時間通話をしたとしても300MBを超えるか? ってところ。
実は携帯電話で会話する通話料より割安です。
防水を兼ねるならランニング用を
片耳タイプは防水タイプがあまり存在せず、雨や湿気で即お陀仏になる物が多い(経験済)。
私は普段付けているのが片耳タイプの「Jabra BOOST」で、ランニング時にはこういうのを使っています。
耳に差し込むカナルタイプは音質もよく、環境音のカットも兼ねるので、海辺で使うにはもってこい。
イヤホン側で音楽アプリのコントロールもできるので便利。
汗をかくランニング中でも、雨の中で使っても問題ありませんでした。
コードが邪魔なのは仕方ないので目をつぶりましょう。
【まとめ】離れた複数の友達と同時通話するためには?
スマートフォンを持っているなら、『Skype』『LINE』のアプリを使って全国の釣友と会話できます。
付属のイヤホンでも構わないので、無理して新しく買う必要もありません。
あっ、通話する友人は自分で探しましょう。
ヘッドセットで会話する姿は、受け入れられることが少ないようです。
携帯端末は持って耳に近づけないと会話できない──という先入観が根付いているのではないですかね。
ハンズフリーのイヤホンを使えば、釣りをしながら常時仲間内で会話できるようになりますよ。