豊洲の初競りは3億円のマグロが話題になりました。
それからしばらくして、鹿児島県のとある海岸で、キハダマグロを素手で捕まえた中学生が現れた。
もしかして2019年はマグロざんまいな年なのかい?
マグロと素手で戦う将来有望な中学生ハンター
今回のニュースは“素手で格闘“した経緯が面白すぎる。
浅瀬だったこともあり、2人は「確保」を決意。近くに道具が見当たらなかったため、パンチとキックでマグロに立ち向かった。マグロは当然、暴れたが、しばらくすると、弱ってきたため、海岸にあったロープをマグロの尻尾に巻きつけて陸揚げした。この間、約1時間。
捕獲するためにはまず弱らせないと。モンハンもそうできてる(真理)。
浅瀬で暴れる物体をマグロと認識してから、彼らのハンター魂に火がついたのだろう。
武器がないなら頼りは己の拳のみ。2人がかりでパンチとキックを繰り出し、「ここしかねぇ!(カットイン)」とたまたまあったロープで捕獲……!
そこに至るまで1時間ほど。──ガノトトスの素手しばりかな?
赤木名海岸はこんなところ
海岸名で検索してみたら、奄美大島の海岸なんですね。
小魚を追いかけるのに夢中になりすぎて迷い込んだのか、それとも別の要素があったのか。
理由を知るのはマグロさんしかいない。
時期によってはGTのシャローゲームとかやれそう。
発見即食の運命にあるマグロさん
クジラやイルカやウミガメなどが座礁すると、住民総出で救出作戦とかありますね。
マグロさんは浅瀬に迷い込んだが最後。どうやら「発見=ご馳走」の認識らしい。
……奄美大島や種子島でわりと大きな地震があったのに、それ関連で迷い込んだとは言及もされず”見敵即食!”で礎となったキハダ様。これがイルカだったなら「すわ地震の影響か!?」と騒がれているんだろうなぁと。
おそらく人により、海洋生物は「生き物」と「食べ物」に見える境界線があるのではないかと。
クジラとマグロは水族館で一緒に泳いでいると、「すごい!」か「うまそう!」みたいな感想に二分されるでしょうし、価値観や思想の違いって面白いですね。