野生のイノシシが海から突然あらわれた!
情報量が多い衝撃ニュース
釣り中に海からイノシシが上がってきたらどうする?
長崎県のアングラーは戦う道を選んだらしい──。オイオイオイ、勝ってるわアイツ。
- 釣り中に海からイノシシが登場する(!?)
- 襲われたので抵抗する(??)
- 格闘の末、イノシシを海中で窒息死させる(!?!?)
- 勝利したのは50代の釣り人(!)
- 怪我は負ったが命に別状なし(ヒーロー感ある)
”釣り人がイノシシに襲われた”
この衝撃的なニュースは多くのメディアが取り上げており、タイトルの内容も各社で違うのが興味深い。あるがままに「釣り人がイノシシに襲われた」だけもあるし、「イノシシに襲われたが返り討ちに」とか、「イノシシに襲われ大けが」など、伝え方の工夫が見られます。
中でも一番詳しい内容は、こちらの記事かもしれない。
イノシシと格闘している釣り人を見て、冷静に110番できる人間でありたい。伝え方によっては、警察が「それはギャグでいってるのか?」といわれそう。人のトラブルにカメラを向ける前に、安全確保のための手段を取れる心構えをしておきたいものです。
イノシシから逃げることはできるのか?
イノシシの全力は100m走の世界記録を凌ぐ足の速さ。カメラ目線でゴールをしたウサイン・ボルトよりも速く、一般人どころか、人間が足で逃げることは不可能です。
重量級の生物が時速40km前後で突っ込んでくるんだから、まともに直撃したら腹に穴が空きかねないですよ。牙もあるので陸上格闘も不利です。格闘マンガでよく熊と戦っていますが、猪との記憶はない。もしかして、イノシシは最強の生物なのではないだろうか。
瀬戸内海では度々、泳ぐイノシシが目撃されています。陸上で走るよりも遅いですが、泳ぎも達者なことは確か。
陸上よりも遅いから、海で出会ったら泳いで逃げるのもアリかもしれない。でもライジャケを着ていると動きづらいため、追いつかれて、特に理由もない暴力を受けるかもしれない。これらの情報から考えると、イノシシがこちらに向かってきた場合は、ワンパンかましてビビらせるくらいしか道がないのかもしれない。
──てことは、長崎の釣り人がとった行動は、その場でできうる最良の洗濯だったのかもしれない。
海中にイノシシを窒息するまで抑えこめる釣り人って、一体どんなグラップラーなんだ……。マグロを止めるくらい困難じゃないか?
ぼたん鍋が食べたくなってきた
愛知県の新城市には、一年中イノシシ料理を楽しめる「三河猪屋(みかわししや)」があります。
以前は浜松市でも、北区や天竜区に店はそこそこありました。今は総合的なジビエ料理店として、ぽつぽつ点在している感じ。三河猪屋はしし料理専門ですから、何時いっても食べることのできる安心感があります。長野ならもっと選択肢は増えますね。
店に行くのが難しいのであれば、ネットで狙うのもいかがでしょう。
新鮮な肉なら、火鍋で滋養をかねつつ味わってみたい。