巻き上がる潮風、塩まみれになる世界

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台風9号が「日本めっちゃよかったー」と台風10号に告げたせいで、連続で異例の北部上陸劇となりそうな本日。

上陸先に選ばれるとね、あらゆる物が塩まみれになるんすよ……。

東北上陸(予定)は統計初ということで、何度も直撃を経験した浜松民が経験談をいうよ!

風が強い日の海釣りはご用心

先日の釣りログでは書いてないけれど、この日の帰り際に、とても困った事態が2人を襲っていた。

 

外に出てる道具がめっちゃ塩まみれやん……?

 

使わずに立てておいたルアーロッドなんか、表面に塩の結晶ができている。

服もいい感じに塩漬けで、あらゆる物に塩味が追加されている感じで、「ミネラル補給は舐めとるだけ!」と熱中症対策も万全である。

”アカナメ”も「うわっ!こいつ塩っ辛!」と唾を吐かれそう。

 

家に帰ってすぐタックルは水洗い、クーラーとタックルボックスも水洗いして、ベストは日中かな──

と、片付けに時間を食ってしまった。

原因は「波しぶき+強風」による潮風

当日は東寄りの強風(計測で平均10m)が常に吹いていた。しかし、風の向きはそれほど関係はない。

釣り場の今切口は外洋に面しており、台風で波が高くなった遠州灘は波しぶきが霧状になって空中散布を続けている。

これは「潮煙」と呼ばれ、海沿いの塩害に関わってくる。

 

風速8mともなると浜名湖でも波立つので、風下で釣りをしていれば今回みたいな目に会います。

この日は反対の”舞阪側から砂が飛んでくるレベル”だったので、今思えば「よく釣りをしていたな」という感じ。

これと同じことが台風ではよくあります。

台風は海水を巻き上げて増幅する

「海上にあるんだから当然だろ?」と感じる人はそれで正解です。

積乱雲も水蒸気が上昇気流によって集められてできるし、台風のメカニズムも同様。

台風は常に渦を巻いて海面を波立たせ、それを水蒸気として吸収するため、非常に多くの”海水”を含んでいます。

 

直接上陸した台風が過ぎ去るとですね、車の窓やらボディに”塩の結晶”が浮かぶんですよ。

これが外にある物全てに降りかかるわけで、植物や建物は「塩害」に悩まされます。

今回の台風10号は東北の米所に直撃する予定なのもあり、今まであまり想定していなかった塩害による被害が出るんじゃないかなーと。

直接上陸した台風が過ぎ去った後はいろいろ水洗いしましょう

外に置いてある物は、一通り水洗いしたほうが無難。

自転車やバイクなどは「カバーをかけてるからおk」ではなく、空気が塩気をはらんでいるから油断大敵。車も下回りまで洗車したほうがいいです。

家の窓サッシや扉など、金属製の物も拭いておくとなおよし。

 

あとは強風対策として、家の窓は全て閉めきってください。

竜巻もそうですけど、強風が室内に入り込むと内圧があれして「屋根がポーン!」とかなります。

ようするに、飛来した物でガラスが割れたりすると家屋の倒壊に繋がるので、雨戸でガッチリガードはしておきましょう。

 

……気仙沼の米がどうなるかが心配だなぁ。

”いつもの台風”と同じ気でいると、沿岸部の人は慢心がすぎるので、日中に対策はしておきましょうね。

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