この先1か月のざっくり天気予報が更新され、2019年の夏は例年より低めのひんやりスタートになりそう。
令和最初の台風がいきなり列島に近づいたり、鹿児島で記録的大雨が起こったりと、今年も一筋縄じゃない気象模様です。一体なにが起きるのか、誰にも予測できません。涼しいのはいいことだけど家計に響いてくるから、たまには”平年並”のまま1年が過ぎて欲しいものです。
夏本番は平年より遅れるかも
気象庁が発表した「1か月予報」の要点をしぼると、8月まで涼しい状態が続く予想です。
平年より気温が低くなるのは日照時間が少ない影響。
太平洋高気圧のやる気が薄く、アジア大陸からの高気圧が頑張りすぎているため、晴れにくい状況です。そのため太平洋上に前線が常に停滞している状況。なので漁師にとって、いやらしい気象が続くことになります。
梅雨が明けてから夏スタートはいつもと変わらず
7月の後半までは梅雨空が続き、8月にさしかかる所でようやく晴天が続くようになる感じ。
梅雨明けは”平年”で7月半ば(中部地方)くらい。今年は全国的に梅雨入りが遅いし、太平洋高気圧がまだ弱いため、明けるのは7月の後半になりそうですね。
明けの前後には、寒暖の差が激しい前線が列島に停滞しやすいので、長い大雨に注意は必要です。西日本で水害が多いのは、活発な前線が直接流れ込みやすいせいです。季節の変わり目は雷雨が定番なのはそういうこと。
低温が続くと農水産物に影響がでやすい
日照時間が少ない状態が続き、雨も多くなるため、路地野菜の値段があがる可能性もあります。海が荒れることが多かったり、低水温で来るはずの魚が来なかったりすると、水産物にも影響が出ます。
年々猛暑が当たり前になっていく中、低温が続くのは人間にとって過ごしやすいわけですけど、食生活への影響はかなり大きくなります。
それは魚釣りにも波及し、内湾の水温が上がりにくいなら、トップで出せるほど水温が上がらないかもだし、雨が多ければ増水で渓流はそれどころじゃなくなるし、外洋はうねりが抜けずマーライオンが続出したり……。悪天候にいいことはありません。
2019年もやんばい異常気象が目立つ
先月フランスで45.9℃の記録的暑さが話題になりました。乾燥気味で気温のわりに涼しく感じる気候がウリのヨーロッパですが、45℃はさすがに人間の限界を超越しているため、死者も続出する自体に。
暑いのがデフォのインドでも、熱波による死者が100人を超えています。
温暖化による異常気象は世界が解決すべき問題であり、大阪G20でも議題にはなりましたが、経済の話題ばかりで、その議論を取り上げることはほぼありませんでした。海洋プラ問題でフィッシングのカテゴリに、なんらかの影響はあるんじゃないかと予想していましたが、まだ詳しく決めきれていないようですね。
いやはや、来年のオリンピックはどんな暑さになることやら。
天気といえば、ちょうど2週間後に「天気の子」が公開です
出演者によると、「賛否が分かれるだろう作品」とのコメントがあるが、創作って賛否あってナンボやろといわざるをえない。……そんなことよりノースリーブはえっちすぎない?
「君の名は。」で知名度がヤバイことになったので、公開1ヶ月近くは満席が続きそうだなぁと。翌週の昼間にいくつもりです。カレーを食べに行くついでに。