釣りをしていないが、釣りを題材とするブログを運営しているヤツが居るらしい……。
先週の土曜日、半年振りくらいの釣りに行きました。
浜インするのは1年振りくらいの懐古アングラーです。
やる気を失っていたメン、再び海岸に立つ
なんやかんやあって、半年近く釣りをしていませんでした。
世には「釣れるから行く」って人のほうが多いでしょうけど、私は「釣りがしたいから行く」ほうなので、状況が爆釣でも貧釣でも、したくなければ行くことがまずありません。
もともと生涯かけて魚を求めるほど”お熱”でもないですし、昨今のマナー問題にも疲れていました。
「それならやらなくてもよくね?」と。そう思ってしまってから、半年近くが過ぎていた。
周りに気を使うが、気を使われた記憶がほぼ無い浜でやるのは、再戦する場所として気は引けていました。
まあ足が遠のいた経緯としては、まだ気軽に行ける浜松沿岸の工事もありますが──。
そんなモノグサの臨界点を超えた経緯は、あることがキッカケです。
「買ったマゴチが自分の知る味より落ちていた」。……ようは、店で買う魚は思っていたよりマズイと(辛辣)
「自ら釣った」を考慮せずとも、鮮度というのは重要だと気づいたのがこの話。それなら検証してみようと考えたのが、再びやる気が出たキッカケです。
ちょうどマゴチは釣りシーズンでもありますしね。
あとは「つれづれダイアリー」のおかげでもあります。
作中の釣り場は、背景から「ここそこ」が特定できる程度に訪れていますが、”浜名湖の釣り”というカテゴリにおいては、まだまだ訪れていない、やっていない釣りは多々あります。
身近にありながら、訪れた回数が少ない浜名湖での釣りを、今までとは違うやり方で攻めてみたいとは考えています。
でもタコ釣りをすることはないです。偶然釣れたことはあるけど、わざわざ根掛かりしやすい釣りをするのはちょっと。
そんなわけで久々の釣りにホイホイついてきたのだ
たまたま浜で釣りをする友人についていき、「俺が知るマゴチの味はあんなもんじゃヌェ」を再確認するため、浜インすることに。
ブランクうんぬんよりも、色々と体が覚えているものだなと実感。久しぶりに履いたウェーダーからは、クモがのそりと現れました。
ずっと日陰に放置していたからね、ナメクジの巣になっててもおかしくないからね。
さて、遠州灘沿岸の”一部”で釣れているとは聞いていたものの、「それって年中いえることだよね?」とツッコミたい情報だが、週末もあってなるべく人が少なく探り歩ける場所を選びました。
「思っていたより釣り人がいる……」とはいえ、片手で数えれる人数。
久方振りのキャストもスムーズだったが、やってみて直感したのが「これは魚が居なさそうだ」ぞと。
釣れそうな雰囲気と釣れなさそうな雰囲気って、言葉では表せない直感めいた自身の決まりごとがある。
例年に比べれば水温も2,3度低いけれど、外見だけではわからない”魚が寄りにくい地形”は投げないとわからない。「これで波がもう少し大人しければ……」ていう状況。
過去にやった時より浅くなっているし、地形も変化しているので、こればかりは先立って「行く」と言われていたのに、「どこでも変わんねーよ(鼻ほじ)」だった慢心から下見をしなかったミスだなと。
結果として魚は現れませんでしたが、実釣からのネタはぽこぽこ浮かんだので、経験を反芻するより実際やる方がインスピレーションは沸くなぁと思いました。
やってみたいこともぼちぼちあるので、夏はアバンチュールな釣りライフを謳歌できれば、イイナ。