曲げてはいけないロッドの角度を知ろう【ランディングの注意点】

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ロッドが折れやすい条件というのは確実に存在する。

一連の動作内でいえば、『投げる』『掛ける』『取り込む』時の3つ。

そして、最も折れやすい条件が重なるのが、”ウェーディング”になる。

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ウェーディングでロッドが折れやすい理由

取り込み時にフィッシュグリップを使うと、そうなりやすい。

──なぜそうなるのか?

手掴みできる位置に魚を寄せたい場合、ロッドをほぼ真上に上げないといけないため

この時、ロッドの中で最も弱いティップ”に負荷がかかりやすく、折れやすくなる。

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雑な図で説明するとこんな感じ。

この状態でちょっとでも暴れられると、魚の大きさを問わずに、あっさり「ポキッ」といきます。

ちなみに、このような負荷の掛かり方で折れないロッドは、この世に存在しないといってもいいでしょう。

折れることを防ぐために、どうしたらいいのだろう。

”ランディングネット”を使ったり、持っている腕を後ろにひいてラインを掴んだりするのが、対処法としては正しい。

「”先調子”ならこれを防げるのではないか?」──違います。

「”胴調子”なら耐えれるのではないか?」──先調子よりも折れやすいです。

ロッドは”正しい使い方”をしている限り、折れない(折れにくい)物です

正しい角度は対象物との”三角形”を意識しよう

手っ取り早く図で説明するとこんな感じ──

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ファストテーパー(先調子)のロッドは中間部分、スローテーパー(胴調子)のロッドは根本部分、それぞれに力を掛ける設計です。

ロッドの角度と、魚を繋ぐラインが90度前後になるのが、最大負荷に耐えるベストの位置

魚が手元に来るにつれて水平にしないといけないから、取り込む際にロッドを立てて、「ポキッ」といった人は多いのではないでしょうか。

もしこの位置(90度)からズレるとどうなるか──

A.ロッドを上げすぎた場合(45度未満)には、細い部分に負荷がかかり、ティップ付近が折れやすくなる。

B.ロッドを下げすぎた場合(130度以上)には、根本に負荷がかかりロッドは折れにくいが、ラインに負荷がかかるため結束部から切れやすくなる。

[A]の状況は、ロッドの曲がりを見ようと格好つけた時に陥りやすい。

[B]の状況は、大物に持っていかれる時に陥りやすい。

特に[A]は、ランディング時に起こりやすい状況

サーフなどでの”ずり上げ”でも同じことで、この角度を維持せずに上げようとすると、ラインが切れるかロッドが折れるかしやすい。

「曲がり」を愉しむならスローテーパー(胴調子)にするべき

胴調子のメリットは、全体がバネになるため魚の力を吸収しやすく、やり取りが楽しめる点。

先調子はアタリを取るのに優れているが、胴調子ほどやり取りに余裕が生まれるアイテムじゃあない。

究極の胴調子は”磯竿”と”船竿”に軍配があがる。

接合ブランクスのルアーロッドで「美しい」といっているようでは、磯釣り師に鼻で笑われることになる。

魚を掛けた後のロッドの扱い方が特に巧いと思うのが、村田基氏と高橋哲也氏。

参考動画

#128 国境を越えてつながる釣り交遊 台湾の離島で磯釣り|SHIMANO TV

#019 気軽に楽しむビッグトラウト ! エリアフィッシングの魅力|SHIMANO TV

魚を掛けた後に、ロッドの角度がほぼ一定になるようにしていることが、わかると思います。

胴調子は先調子に比べると、持ち上げて曲げるのに若干の余裕がある。なので先調子よりも”曲がり”を見ることができる。

遠浅サーフみたいな魚との高低差が生まれない場所ほど、持ち上げる必要があるので、見た目としては格好いい。

──それゆえに、(やり取りの際に)結構疲れやすいです。

ま、結局はどちらも一長一短てことですね。

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