GW中、私のサイトに不思議な現象が起きていた。「ホゲる」を検索して訪れる人が増えていたのだ。
みんな釣れなかったんやねぇ……。
魚釣りは腕?いやいや情報戦ですよ!
魚釣りは腕(テクニック)至上主義なところがあります。いやいやいや、腕があっても魚が居ないと”魚釣り”が成立しないじゃない?
──知っての通り、日本近海の魚は減少し続けています。昭和のバブル期に釣りブームが訪れおり、その頃はから始めたじっさま達は、口を揃えてこう言うんだ……。
「昔はよく釣れたのになぁ」、そうだね~よかったね~昔はねぇ~。
魚が減った海でいかにして魚を探すか?
魚は釣られると、そこから1匹減ります。
これを理解できてない人がかなり多い。「海から無限に魚が湧くんじゃん?」と思っている人もいそう。そんなわけで、人気な釣り場ほど人が多くなり、”釣られる前に釣る戦法”でしか爆釣を経験しにくいわけ。だから夜明けから並ぶとか、横入りしてまでやるバカが後をたたないのです。
現在はGoogleMAPのおかげで、どこでも世界地図が見れるようになりました。日本の沿岸で地図にない場所はないほど。釣果情報もSNSなりネットの海に転がっています。しかし、誰でも見れる情報は人が集中しやすい。デマと同じことです。
釣り場にも人が集まりにくいポイントって、ありますよね? 意外と見落としている人が多いと思います。それは「そこまで行くのが面倒(無理)な所」です。
立入禁止区域で釣りをして、炎上しているアングラーをよく見かけます。人が立ち入れない場所だから、ポイントとして荒らされていないため、釣れる可能性は高くなりますね。でも法律違反なので、注意するまえに110へ通報してあげましょう。
駐車場から一番離れた場所とか、道が険しくて慣れた人しかいけないとか、そういう場所を意図的に狙うのがコツです。
ボウズだろうがホゲようが恥ずかしくなんてないぞ?
なんだかSNSなりブログを見ていると、「オレが釣る以上魚が釣れて当たり前。釣れないのは環境と道具が悪い!」みたいな風潮があります。もしかしてみんなプロなのかな?
私は趣味の範囲というか時間つぶし的なアレだし、釣れたらいいよね程度の考えです。だから”行ければ満足”するタイプ。結果はどちらでもブログは書けますしね。「失敗は成功の母」なんですよ。釣れなかったことを学ぶことに意味があります。
釣りに行かなければボウズにならないし、ホゲることもないぞ!(名案)