マグバイトの「ちりめんジグ」は、名前の通りにちりめんじゃこ並の小さなメタルジグ。
指先にちょこんと乗るくらい小さいのに、アピール抜群のブレードがついている。
……これはライトゲームで使わない手はないでしょ。
ちりめんジグの強みはマイクロジグにブレードがあること!
「ちりめんジグ」は指先にチョンと乗るほど小さなメタルジグ。
小さいだけのメタルジグなら他にもあります。でもちりめんジグは回転するブレード付き。ジグ単体ではどうしてもアピール不足になりやすいのを、ブレードの自由なフラッシングがアシストしてくれます。指乗りサイズにブレード付けるって、すごくない!?
ただ巻きでも釣れるし、もちろんライトタックル対応!
マイクロジグはライトゲームで定番のアイテムですね。ちりめんジグが他に勝っているのは、アピール度が高いところに、ただ巻きでも使えるところ。
マイクロジグは「チョン…チョン…」と、ちまちましたロッドアクションが要でした。
これがですね、実際やると──ウェイトが軽すぎてどこに居る(有る)かわからないし、我慢が足りないと大げさに動かして魚を散らすし……で、(釣りが)合わない人には本当に合いません。「小さなエビっぽい動きなんか真似できるか!」ってなります。
ちりめんジグはリアにブレードが付いており、これがレンジキープの手助けをしてくれるため、ただ巻きでも使えます。マイクロジグなのに巻くだけでいいジグは少ないですよ! プラグではありますけどね。
ちりめんジグを使うならフィネスタックルでも
ちりめんジグのウェイトは「1g、2g、3g」の3種類。
シーバスタックルには軽すぎるため、アジメバル用のライトタックルを使いましょう。管釣りのトラウト用でもいけますね。ベイトフィネスもアリですが……、共通するのは「UL(ウルトラライト)」のロッドが特に必要なこと。
ほどほどの性能に、値段以上の安さなら、シマノの「ルアーマチックS76UL」がおすすめ。
リールはスピニングなら3000番でも構いません。リールはあまり問題ではなく、ライン自体を細くしましょう。0.8号以下なら2gでもすんなり糸抜けします。
【ちりジグの使い所】サビキ釣りのおこぼれを拾おう!
堤防のサビキ釣りは、春から夏にかけてチャンスがあります。アジ・イワシ・サバが代表格で、ちりめんジグなら「アジとサバ」を狙うことができます。──イワシも光で食うけどね。
サビキはコマセを撒いて魚を寄せるため、近くに陣取って”群れのおこぼれ”を頂きましょう。なぁに、向こうは複数の針で漁をしているけど、こちらは1匹ずつちまちま一本釣りだ!
サバはいい感じで走ってくれるし、ロッドもぶるぶると楽しいですよ!