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釣り糸(ライン)の結び方完全ガイド|クリンチノット・パロマーノット・FGノット等15種の結び方と強度
釣りの結び方(ノット)はライン・ルアー・フックの接続に欠かせない基本技術です。結び方が弱ければ大物が掛かった時にラインブレイクし、悔しい思いをすることになります。本記事では釣りで使う頻度の高い結び方を、初心者向けの基本から上級者向けの専門ノットまで15種を解説します。
ノット(結び方)の基本
- 摩擦熱への注意:結ぶ前に結び目を唾液で濡らす。乾いたまま締めると摩擦熱でラインが弱る
- 締め込み:ゆっくり・均等に締める。一気に引くとライン素材が傷む
- 余り糸のカット:短く(1mm程度)切り残す。切りすぎると抜けやすい
- 強度テスト:結んだ後に引っ張って確認する習慣をつける
基本ノット(ルアー・フックの接続)
クリンチノット(最も基本的な結び方)
- 用途:ルアー・スナップ・フックのアイとラインを接続
- 強度:ナイロン・フロロで70〜80%程度。PE使用不可(すっぽ抜ける)
- 手順:アイにラインを通す→5〜7回巻く→先端をアイ近くのループに通す→締める
- 特徴:最も一般的で覚えやすい。結び目がコンパクト
パロマーノット(最強レベルの定番)
- 用途:フック・ルアー・スナップとの接続。PEラインにも対応
- 強度:95〜100%と高強度。ライン素材を問わない
- 手順:二つ折りにしてアイに通す→オーバーハンドノット(結び目1つ)→ルアーをループに通す→締める
- 特徴:最も強い結び方の一つ。ラインが太い時はやや結びにくい
ユニノット
- 用途:ルアー・フック・サルカンの接続。汎用性が高い
- 強度:80〜90%。PEにも対応
- 手順:アイに通す→本線に沿って5〜7回巻く→先端をループに通す→締める
- 特徴:クリンチより強く、慣れれば素早く結べる
PEライン × リーダー接続ノット
FGノット(最高強度・最細ノット)
- 用途:PEラインとフロロ・ナイロンリーダーの接続(メインに使うノット)
- 強度:95〜99%と最高クラス
- 特徴:ノット径が細くガイドの抜けが良い。習得に時間がかかるが一度覚えると最強
- 手順(概要):PEをリーダーに30〜40回交互に編み込む→ハーフヒッチで仕上げ→余り糸をカット
- 難易度:★★★★☆(初心者には難しいが絶対マスターすべきノット)
電車結び(簡単・入門向け)
- 用途:PE×リーダー接続の入門版
- 強度:70〜80%(FGより低いが結びやすい)
- 手順:PEとリーダーを並べて、それぞれ5回ずつユニノットを作る→両端を引いて締める
- 難易度:★★☆☆☆(最初はこれから始めると良い)
SFノット(Speed + Finishing Knot)
- 用途:PE×リーダー接続。FGとほぼ同強度でやや結びやすい
- 強度:90〜95%
- 難易度:★★★☆☆(FGが難しい人への代替として人気)
釣り針・仕掛け系ノット
外掛け結び(フック・エサ釣りの基本)
- 用途:フック・釣り針のハリス(仕掛け糸)への接続
- 手順:ハリスの端を針に沿わせ→6〜7回巻く→先端を輪に通す→締める
- 特徴:ルアー釣りより投げ・フカセ釣りで使う基本ノット
内掛け結び
- 外掛けより強度高い:外掛けと同じ見た目だが巻き方が逆で強度アップ
- 難易度:★★★☆☆
釣りスタイル別 推奨ノット一覧
| 釣りスタイル | ライン接続 | リーダー接続 | 推奨ノット |
|---|---|---|---|
| ショアジギング | PE1〜2号 + フロロリーダー | FGノット | ルアー:パロマーorクリンチ |
| シーバス | PE0.8〜1号 + フロロリーダー | FGノット | ルアー:パロマー |
| エギング | PE0.6〜0.8号 + フロロリーダー | FGノットorSF | エギ:クリンチorユニ |
| 投げ釣り | ナイロン直結 | 不要 | フック:内掛け結び |
| フカセ釣り | ナイロン + フロロハリス | 直結(クリンチ) | ハリ:外掛けor内掛け |
| サビキ釣り | ナイロン直結 | 不要 | サビキ仕掛け直接接続 |
まとめ
釣りの結び方で最初に覚えるべきは「クリンチノット(またはユニノット)」と「電車結び」の2種類です。その後、PEラインを使い始めたら必ず「FGノット」をマスターしてください。FGノットは習得が難しいですが、一度覚えると大物を逃すことが格段に減ります。結び方の練習は家でもできるので、釣行前に必ず繰り返し練習しましょう。



