目標を設定する大切さを「デカイ魚を釣りたい!」場合で説いてみる

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人生に「目標=夢」を設定するのは大事です。

それは魚釣りにもいえることで、「魚を釣ってみたい」と決めるだけでも可。

初詣で何らかの”願掛け”をするでしょう。仮にそれが「デカイ魚を釣ってみたい!」と設定したとします。

叶えるために何が必要で、何を学べばいいか──。

それを考える大切さを書いてみたいと思います。

例えば「デカイ魚を釣りたい!」を目標にすると

俗にいう「ランカーサイズ」だけを狙う目標を立てるとしましょう。

簡単にいうと「限界まで成長した魚」なわけですが、大半が5~10年スパンでの成長が必要です。

魚は産卵こそ多いものの、成長する過程で他の魚に食べられたり、人に掬われたりして、理論的な寿命を全うすることが難しい。おまけにあらゆる危険を乗り越えた経験を持つので、手がとどく範囲で捕まえることも難しくなります。

ようは「それだけを狙い、釣るのはすごく難しい(小並感)」わけです。

生物学としても魚の最大成長は未知の領域であり、サイズを追求するのは「終わりなき挑戦」みたいなもの。

一生楽しむ趣味なら釣りを──」てのは、そういう背景もあるからでしょう。

では段階を踏むように、デカイ魚を釣るためにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

デカイ魚が居る場所を探す

まずは釣りに出かける必要があります。行かなきゃ魚を釣ることもできません。

次いでデカイ魚が居る場所を探す必要もあります。

それは誰しもが知りたい情報でしょうけど、特定するのはわりと簡単です。

過去にデカイ魚が釣れた場所だけを通い続ければいいだけ。

これは確率よりも統計の問題で、魚に本能や習性がある以上、何らかの自然変化が彼らの行動を決めています。

人間は季節でそれを感じますが、彼らにとっては水温であり、潮汐や光ですね。

沿岸に魚が寄りやすく、釣りやすい産卵時期とは、釣り人からすれば「季節」と思われています。けれど、季節で変化するのって何でしょう。

それは気温であり、「水温」です。

魚は通年同じ場所に居続けることもなく、どちらかといえば「適正な水温を求めて動いていく」のが正しい認識。だから季節によって釣れる場所も変化する。

大型になるほど運動量が減る魚もいるから、一日にエサを食べるタイミングも固定されていきます。これが「マヅメ」の概念でもある。

なので、それらをまとめると「釣れやすいタイミング」ってのは、既に出回りすぎているほどです。

過去に釣れた実績があるのなら、デカイ魚がそこに来る理由があるってわけ。

それが潮通しだったり、ちょうどいい隠れ家があったり、時期によってエサが豊富だとか、色々な要素が絡む。

ただし毎回釣れるなんてオイシイ話があるわけもなく、通い続ける人ほど、出会う確率が上がるのも当然なことです。

デカイ魚を釣るための知識と道具

過去にまとめたことがありますが、シーバスやヒラメでいえば、最大でも10kg程です。

ただし「これだけを釣りたい!」って話になると、日本全国で自分のルアーやエサが届く範囲にソイツが確実に存在することが必要です。

それが叶い針にかかったとして、次に待ち受けるのは「釣りあげるための技術」です。

ルアーのメインラインによく使われるPEライン。 この太さを選ぶ方法を知りたい人が多いようですが……雑誌やブログなどは、対象魚別に「この太さにしないとダメ!」って紹介するパターンが多い。 選ぶ太さの基準はすごく簡単、「釣りたい魚の...

魚釣りの道具で一番脆いのは「」で、次に「竿」です。

10kgを釣りたいのであれば、それに耐えうる道具が必要。……釣り竿にお金をかけるのが、まあ最も効果は高いかと。

リールにはドラグという「ある一定の負荷がかかると糸を送り出す」機能が備わっており、これが糸と竿を守る役割を果たします。

大物用リールで力押しってのも手段のひとつですが、それに耐えうる糸と竿は相対して高価になってしまいます。

……となると、必要とされる知識(テクニック)が必然と浮かぶでしょう。

糸が切れず竿も折れないドラグ設定」と、その上で「デカイ魚に逃げられないやりとりの仕方」です。

デカイ魚に対応するロッドの動かし方として、重要なのは魚の進行方向を制御すること

魚は危険を察知すると一方方向へと泳ぎ出します。これは船と似たようなもので、急な方向転換をするには停止してから小回りするか、速度を維持したまま大回りするかになります。

大抵の魚は沖へ逃げようとするので、釣り人側からすれば”引く”わけですが、それを静止させようと竿を立てても、力の真っ向勝負では道具が負ける確率のほうが高いのです。

ほとんどの人はこれで糸を切られたり、針が曲がったりして逃げられているのではないかと。

デカイ魚をいなすテクニック

簡単にいえば、魚に引っ張られている状態で竿を右へ倒すと魚は左へぐるーっと周ります。竿を左へ倒せば右へ周り、立てれば魚は底へ向かっていきます。

日中なら糸を見ていれば魚の進行方向はわかりやすく、進行方向と逆に竿を寝かせれば済む話。頭を反転させたらこっちも逆に──て感じ。

やりとりも楽ですが、何も見えない夜間はそうもいきません。

そこで生きるのが「経験」です。これを養うには管理釣り場が手っ取り早い。

感覚的にいえば、魚がかかったら竿を右に左にと動かして、狭い範囲でも魚をジグザクに泳がせて疲れさせ、落ち着いてきたら立てながら寄せてくる──だけの話。

慣れると竿にかかる負荷で頭がどっちに向いているかわかるので、夜間はその経験が必ず役に立ちます。

磯場など急深だったり障害物が多い場合では、自分に向けて直線に寄せるほうが、石で切られるリスクが少なくなります。

遠浅のサーフなら、竿を右へ左へ倒しつつリールを巻くだけで寄せれます。

船上ならとにかく浮かせる(引っ張る)必要があるので、魚が引っ張る力に対して曲がりを90度に保つのがいいです。

小物のやりとりで竿の曲がりを見ながら、これらを体感しつつ目を瞑ってでも魚の動きがわかるようであれば、大物でもやりとりに困ることはないでしょう。

曲がりを見るってことは、竿の限界を見極める要素にもなるし、「これ以上いったら折れるかも?」の状態での負荷を体感しておくと、ドラグを手元で弄りつつやりとりする余裕も生まれます。

ようは「習うより慣れろ!」て話です(直球)。

魚をバラしたところで判断する下手くそポイント

糸が切られたのなら、切れた場所を必ず確認すること。

結び目であれば結束の仕方が悪いことが多い。針のちょい上で切られたのなら、口で切れた可能性が高いですが、それは竿を真上に立てすぎて糸が魚に密着しているせいでもあります。まあそれを含めて強度不足もある。

道糸で切れたのなら、道中で根ズレをしていた確認不足と、リールの接触部分に竿のガイドが傷ついてないかを疑うこと。

そもそも竿の曲がりが臨界を超える前にドラグを出す設定をすれば、そう糸を切られることはないです。竿のしなりは緩衝材みたいなものです。

針(フック)が曲げられたのなら、口を貫通しておらず針先が引っかかっていただけってのを疑うこと。ようはアワセの力加減が弱かったわけです。

デカイ魚になるほど口が大きくなり、中に針が入る確率はあがりますが、相対して口の周りも硬くなっていきます。

また飲み込まれる可能性も高くなるので、顎の部分に針をかけるために引っ張る必要もあるから、当然ながら最初のアワセは力強くやったほうが外れることは少なくなります。

結び方が悪いのも曲がる要素ですが、針を根本から曲げようとするのと、先から曲げようとするの、どちらが軽い力で曲がるでしょうか。

曲がりの深い所に力がかかっている場合は、そうそう曲げられるものじゃないです。

あとはドラグきつすぎで、元々の強度を上回ってしまっているかです。

これらは道具の性能でもなんとかなる案件です。

けれども、扱う側がある程度の知識を持たないと、折れたり切れたり壊れたりするのが道具ってもんです。

正しい扱いをしていれば、そうそう壊れるものじゃありません

デカイ魚を釣るための三箇条

1.デカイ魚が居る場所をあぶり出す

2.デカイ魚でもやりとりに余裕が出るようにする

3.釣りに行く(大前提)

この3つがあれば、大勢決まるでしょう。

デカイ魚が釣れやすい条件(タイミング)ってのは存在するので、(1)の知識は必要です。けれど、行けなければどうしようもありません。

デカイ魚でも耐える道具を用意しても、やりとりが下手くそではどうしようもありませんし、小さい魚しか居ないところでは持ち腐れです。

それらの知識や技術を身に付けていても、釣りに行かなければ魚に出会うこともありません。

まとめると、デカイ魚を釣るために必要なことは、「魚釣りにおいての総決算」みたいに、持ちうる技術と知識を総動員するものですね。

またそれを目指すためには、ある程度の下積みがあるほうが有利ともわかることでしょう。

デカイ魚だけを釣りたいのであれば、「釣れた!」っていう誰かのデータでも集めておくといいです。

先もいったように魚は習性で動くので、「水温があがると浅い所にいて、さがると深いところにいく」のも蓄積されたデータから導かれたものであるから

数ある「狙うべきポイント」で説明されているように、魚が居やすい場所は釣り人達の統計から導かれたようなものです。

「楽して稼ぐ」のは世間からすれば悪しきことと思われがちです。でもそうなるよう努力した結果であって、誰しもポンッとなれるもんじゃありません。

目標をそこに立て、至るための道を自ら切り開いたからこそ、楽して稼ぐシステムが後からついてきたってだけの話。

「デカイ魚だけを釣りたい!」って考えも同じこと。そうなるための道標はいくらでも用意されています。

──が、段階を踏んで地道にいくか、飛び越えて満足するかは個人次第です。

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