とあるフロロラインのレビューで「コスパ最強!」と☆5つな人がいた。
何事もまずは疑ってかかるゲスい私は、それが真実なのか嘘なのか気になったので、他社の安めなラインとの”80m当たりのコスト”を比べてみました。
記事のまとめ
フロロラインのコスパ徹底比較!最強はナチュラムオリジナル!
今回、11社のフロロラインを80m当たりのコストで比較しました。
結果
- コスパ最強:ナチュラムオリジナル純日本製フロロカーボン(80m当たり220円)
- 2位:シーガー フロロマイスター(80m当たり227円)
- 3位:バーサタイルデザインⅡフロロ(80m当たり237円)
ナチュラムオリジナルが圧倒的なコスパ!
ナチュラムオリジナル純日本製フロロカーボンは、600m巻きで1,650円という破格の値段で、80m当たり220円という驚異的なコスパを実現しています。
コスパ最強らしいシーガーの「フロロマイスター」
消耗品の商品レビューで「コスパ最強!」をよく見かけませんか?
魚釣りカテゴリで代表的なのは「ライン(釣り糸)」ですね。よくコスパ論争が行われています。
今回見かけたコスパ最強らしいラインは、シーガーの「フロロマイスター」という商品。
320m巻きで価格は1018円(Amazon)。うん、確かに安い──。
でも他に安いラインはあるよね。これが”最強”を名乗るのは、尚早ではないだろうか?
そんな考えから、安めのフロロライン11種(メーカー別)を比べてみました。
売れ筋と値段から選別した主要メーカー11種のフロロラインのコスパを比べてみた
調べたのは、シーガーのフロロマイスターを筆頭に、「バリバス」「ダイワ」「ナチュラム」「サンライン」「ヤマトヨテグス」「東レ」「ジーセブン」「ザルツ」「ジャッカル」「YGKよつあみ」など11社の製品。
売れ筋はAmazonとナチュラムの商品表示を利用し、なるべく安い価格帯から抽出。参考価格は”販売価格”としています。だって値引きされていない方が珍しいでしょう?
ちなみに「80m/コスト」に設定した理由は、リール直巻きキャスティングゲームで使う長さが大体80mだから。
ラインの強度を「10lb」に統一したのも同じ理由ですね。太さを変えると価格が変わるから、もあります。
使用したスプレッドシートはこちらから。
ガチのコスパ最強フロロラインはナチュラム製品だった!
計算した結果──80m当たり250円を切るラインは3つありました。
- 80m当たり227円: フロロマイスター
- 80m当たり220円: オリジナル純日本製フロロカーボン
- 80m当たり237円: バーサタイルデザインⅡフロロ
中でも最強だったのは
コレ、600m巻きで1,650円は確かに安い。リーダーに消費しているだけなら数年いけそう。
東レのラインが鬼高いのは、リーダーorハリス以外のフロロが見当たらなかったので、かろうじて掬い上げたのがコレしかなかったからです。
まあ5割引きしても高いけどな!
他は500円前後/80mくらいに落ち着いていますね。この辺が”よく見る価格帯”だと思います。質を求めると、ジャッカルとダイワみたいに跳ね上がる感じ。
コスパ優先にフロロラインを選びたい人は、以下を選べば間違いないぞ!
ネットで釣具を買う場合、プライム会員だからAmazonで買うことが多いのですが、ナチュラムもなかなか侮れない存在ですね。アウトドア・フィッシングに強いだけあります。
ナチュラムで配送料を無料にするには、会員登録しつつ6,500円以上の買い物をするか、送料無料を選ぶかになります。でも全国一律550円だから、ECサイトでは利用しやすいですね。